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景気が良くなっていない理由

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米国の景気が本格的に回復することがないと思われる理由はいくつかあるが、こいつは問題とも言える一つ。米国におけるガソリン消費量の推移であるが、急勾配で低下してきている。ガソリンは生活必需品であるが、米国人の活動範囲がかなり制限されていることがわかる。これで個人消費が上向くとは到底思えないが、数字上はまだ破綻は見られない。折れるときはポッキリ折れると見ています。

http://www.bullionbullscanada.com/us-commentary/26530-us-gasoline-consumption-plummets-by-nearly-75
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闇を抜けるのはいつか?

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ゴールドベアの期間としては過去最長レベルに近づく。そろそろ抜け出しても良い時期ではある。この調子だと最長になってしまいそうだが、このまま今年何も起こらないとも思えないところがある。

金利の不思議は続く

債券投資は本当に良好なのだろうか。米金利は上がらないというか、上げられないと思っている。だが、GSは雇用が回復してくれば金利の正常化は早いと言う。金利は本当に買われて下がっているのか?それとも低くコントロールされているのかで実態は変わってくる。現在の金利水準が何を語ろうとしているのかは極めて重要なのである。しかし、退屈だね。

市場取引低迷は長期化する

米金融大手は市場の取引低迷が長期化すると見ているようだ。投資家が手を引き始め市場のボリュームは低下したまま元に戻らない。投資家も理解し始めたようだ。インチキも度が過ぎるとバレてしまい引き始めてしまう。米金融大手も相手が少なくなればトレード収入は激減する。この状況は当分続く。

昨夜の下げは・・・

昨夜は久しぶりに大きく下げた。特に目に付く材料はなかったが、やはり最近の特徴であるロンドン時間であった。ロンドンは価格操作疑惑で調査が入っている場所である。目立つことはやりにくいはずだが、何がシロで何がクロなのかなんてわかりにくいものである。調査結果なんて関係ないのかもね。案外、手打ち式のようなものだったりもするかもしれない。

ロンドンフィックスの代わりが上海金​​取引所へ?

ロンドンフィックス

さて、潰れかけているロンドンフィックスの代わりの手段であるが、上海金​​取引所が狙っているんじゃないかという話。確かに上海近取引所(SGE)はペーパーゴールドは別にして物理的な金取引量は世界一である。資格は十分に持っていると言える。さあ、どうなるか?

http://www.commodityonline.com/news/gold-china-plans-an-alternative-to-london-fix-58899-3-58900.html

代替指標とは言うけれど

ゴールド値決めの不正の一件から代替指標の検討が起こりそうだが、そんなものあるのだろうか?COMEXの終値が採用されるなんてのはやめて欲しいよね。公正な取引を行うこと自体が難しい世の中になっているのかもしれない。特に金価格は好ましくないものを反映してしまう可能性があるため闇の部分が大きい。さて、どういう形に落ち着くのかは興味深いのではあるが・・・。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N65LQ76S972J01.html

去年が不正だったのであれば・・・

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去年の金価格の崩れが不正のためであったのならば本来は元の値に戻るべきである。なぜ戻りが悪いのか?当然、理由があるからである。何やら黒いものを連想してしまうが、現在も目に見えない何かにせき止められているようにも見えてしまう。だが、去年のようなことはないと言っても良さそうではある。

先週の金価格

5月    London   NY(COMEX)
19日   1302.00   1292.60
20日   1295.50   1294.30
21日   1287.25   1291.90
22日   1298.50   1293.70
23日   1291.50   1292.90

*多少の上げ下げはありましたが、基本的には1290ドルラインに釘付けです。異様な感じがしてます。今週も静観とということですかね。金ETFは減少しています。

*金ETF残高1120.52トン(5/25現在)exchange-traded gold securities

中露関係は上手くいくか?

中露連合

ロシアのプーチン大統領は4000億ドル(約40兆8000億円)に上る歴史的なガス供給契約を中国と結んだ。ロシアはウクライナ問題で米国から制裁を受けている。しかし、中国との結束が磐石であればそれほど怖くはない。この両国はドルを介さずに貿易を拡大していくだろう。これはまともに米国覇権に対する挑戦である。果たしてドル体制に風穴を開けることが出来るのだろうか?

クロと出たが・・・

金価格操作で調査が入っていた件ですが、クロという結論が出たようです。英国の金融監督当局の金融行為監督機構(FCA)はバークレイズの元トレーダーが金の指標価格を不正に操作して顧客に損失を与えたとして2600万ポンド(約44億5000万円)の課徴金支払いを命じている。正直、ここは小者だと思うんですけどね。これからどのように進展していくんでしょうか?芋ずる式に出てくると更に面白くなるんですが・・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140523-00000130-mai-bus_all

リンゼイ・ウィリアムズはどこまで信じられる?

7月1日のドルの崩壊を予言しているリンゼイ・ウィリアムズはどこまで信じられるのだろうか?日時まで切ってしまってもう後戻りはできない。ドルは世界の施しで生きているとは思っているが、崩壊すると困る人が多いもの事実。指をくわえて見ているとは思えない。ベルギー中央銀行の名義借り等の問題を見ていると容易ならない事態が水面下で起こっていることが想像されるが、一般的には危機の影も形も見えないというのが現状ではある。当たると思うかね?いや、かすると思うかね?

http://www.rantonuk.org.uk/dollar-to-collapse-by-30-on-july-1st-2014-2/

女子アジアカップ2014

いや~、危なかったですね。なでしこジャパン、なんとか勝ちました。審判がおかしかったけど勝ててよかったですね。相場の方が退屈なんで女子サッカーに見入ってしまいました。ゲーム的には面白かったですね。アジアカップは是非とも勝ち取って欲しいものです。

ワシントン協定は必要なのか?

知らないうちにワシントン協定が更新されていたようだ。つまりECBは欧州の中央銀行21行が金取引をめぐる協定を延長することで合意した。新合意の期間は5年。これまでは金売却については年間400トン、5年間で2000トンまでという制限があったが、実際は金売却は止まっており有形無実化した協定となっていた。しかも今回は売却の上限が撤廃されている。今回の一件でこの協定には役割が存在する可能性が高まった。まさか各中央銀行の金準備を一箇所に集めるなんてシナリオはなかろうな・・・。

低金利長期化を保障?

バーナンキ氏は金融緩和と金利が過去の平均的水準を下回る状態が今後も長く続くとの見通しを在任中よりも明確に語っているらしい。現在の方が言いたいことは言いやすいとは思うが、どういうことだろうか?世の中に絶対はない。はっきりものが言える背景には理由が必ずある。つまり裏QEは存在するということなのか?ならば低金利がかなり長期に続くといっても嘘にはならないだろう。インチキにはなるかもしれないが・・・。

http://jp.reuters.com/article/JPshiten/idJPKBN0DZ07F20140519

ユーロ危機は去ったのか?

知らないうちにユーロ権諸国の格付け見通しがポジティブになっているものがある。主要3社まちまちだが、アイルランド、ラトビア、ポルトガル、キプロスなど改善が見られるということのようだ。果たしてユーロ危機は去りつつあるのか?通貨の統一、銀行制度の統一は出来るとしても財政の統一は難しい。さらに富の再配分となると果てしなく遠いと言わざるを得ない。現在、大きな攻撃を受けたらもろくも砦は崩壊する可能性があるだろう。

先週の金価格

5月    London    NY(COMEX)
12日   1298.75    1295.70
13日   1296.50    1294.70
14日   1305.25    1305.70
15日   1299.00    1296.80
16日   1291.50    1292.70

*未だボックスですね。1300ドルには14日のみ滞在していました。心理的には非常に重いと思います。ということはきっかけがない限り、この状況が続くことになる。金ETFは微減です。

*金ETF残高1124.79トン(5/18現在)exchange-traded gold securities

米国債の罠

米国には「国際非常時経済権限法」(IEEPA)という法律があるらしい。なんじゃ、それは?米国の安全保障や経済に重大な脅威が発生した場合、外国が保有する米国の資産については、その権利の破棄や無効化などができるという法律である。一方的にそんなことが許されるのかと思われるが、一応存在するということなので非常時には執行されるものと思われる。中国は密かに米国債の保管場所を分散し始めているとの説があるが、その一つがベルギーではないかとの見方が存在する。いろいろな憶測が飛び交う中、真実はどちらに向かうのだろうか?

米金利はコントロールされているが正しい?

今回の田中宇氏の記事はタイムリーだったように思う。当たらないという人もいるが、考察としては秀逸と言える。しかし、FRBがEUに依頼して名義借りして米国債を買い続けているのであれば金利は絶対に上がりようがない。しかも買われた米国債の量はベルギーが買ったとは思えないほどの金額になっている。証明することは困難だが、怪しさは満点である。ここまでしなければならない状況は深刻ともいえる。つまり元には戻せないということである。

ドルに異変は見られるのか?

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中国とロシアはことが起こればドルの力を減弱しようとするだろう。果たして今は危機が近づいているのだろうか?ベルギーが米国債を買い始めたのには裏があるのではないかとも思える。パワーバランスが崩れ始めているのであればすんなり行く問題ではない。

正常に動くものがない?

通貨

通貨の動きもおかしいようだ。ボラティリティが低下してきている。嵐の前の静けさという表現が目に留まる。米金利もおかしい。ダウの動きと噛み合わない。何かが間違っているのだろうが、判明するときは相場が大きく動く時だろう。そして通貨も大きく動くかも知れないし、ゴールドも例外ではないと見ている。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DV0AH20140515

何回同じことを繰り返しただろうか

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1300ドルを挟んで上下動を繰り返すこと何回だろうか?究極のワンパターンとなりつつある。何やってんでしょうね。不思議な動きです。

食料が上がってないか?

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最近、野菜が高いとの話を聞くが、食料品の値段は上げってはいないだろうか。円安の関係で燃料費が上がっているのと輸入食料は上がっているだろう。不思議なのはコメが下がってる感じがすること。食料品はCPIに反映されないから分かりにくくていけない。

本当に景気は良くなってるの?

円安のお陰で日本の自動車メーカーの利益は大きくなっている。消費増税の影響も思った程ではないとの意見もある。果たして日本の景気は良くなっているのだろうか?そんなことは絶対にないと言っている人も少なくないが、実際はどうなのだろう。私も消費増税は日本の景気の腰を折ると思っている。ちなみに広島も自動車の街ではあるからマツダの決算等は良いみたい。また、今年はカープが強いのでマツダスタジアム周辺の飲み屋街は潤っているかもしれない。実態が見えてくるのはいつぐらいなのですかね。マスコミは出来るだけ良い方に伝えようとしているのかもしれないが。

債務問題はどこへ行ったのか?

米債務問題はいつの間にかどこかへと消え去ったかのようだ。QEが縮小しているわりに金利は思っていたより低く推移している。米財務省は連邦債務上限が期限までに引き上げられなくても、政府が優先順位をつけて支払い義務を果たすことは可能とする見解を示した。今頃、米財務省はこんなことを言い出している。こういう見解を示すのは初めてらしい。米財務省は金利の動きには神経質になっているんじゃないだろうか?

先週の金価格

5月   London   NY(COMEX)
5日           1309.70
6日   1306.25   1307.90
7日   1296.00   1289.90
8日   1287.00   1289.80
9日   1291.25   1290.10

*再び1300ドルを割り込んでしまいました。でも、明確に下げたのは7日だけですね。あとは完全に横ばいです。大きく動く要因が見出しにくいということでしょうかね。じゃあ、なんで7日は下げたんでしょう。先週は金ETFは減っていません。

*金ETF残高1125.66トン(5/11現在)exchange-traded gold securities

京都まで行ってました

今日は日帰りで京都まで行っておりました。仕事だったので観光は全くできませんでした。京都は仕事で行くところじゃありませんね。なんにも見ずに帰ってくるなんて勿体無いったらありゃしない。本当はゆっくりと歩く街ですよね。しかし、疲れました。日帰りは辛い。

常に微妙である・・・

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1290ドルラインに固定されてますね。心理的には下向きです。微妙なところで維持されています。

動きに変化はないが・・・

ゴールドは相変わらずボックスでの動きに終始しているため面白みがない。昨夜ズルズル下がったが、その後は安定している。同じような範囲を行ったり来たりするばかりで進展がない。世の中は危ない方向に動いていこうとしているように見えるが、相場は膠着状態が続く。金利は上がると思っていたが、未だに低く収まっている。これが正しいのであれば株価は下がらなければならない。それとも人工相場を続けるのか。しかし、QEは減っていくのだが、誰が支えているのか。謎は存在する。

領有権争い

南シナ海でベトナム船と中国船の衝突事件が起こった。西沙諸島での領有権問題は解決の目処が立たない。映像を見る限り、ぶつかり方がかなり酷い。日本との衝突問題の時よりも激しい感じがする。さすがに素人のやることとは思えないし、危険な行為であることも違いがない。どうやら中国は力ずくで南シナ海全体を支配しようとしているようだ。これは話し合いでは解決できないことを意味している。ベトナムやフィリピンなどはどうするのか?