日本人の金購入が5倍超?

picachu1234さんが引用されてましたが、3月の日本の金購入が前年同期比で5.2倍になっているらしい。日本人の投資行動は厳密には我々とは少し違っていて増税前の駆け込み的な側面が強い。だが、それでもこれだけの買いが入るのはすごいことである。しかし、金価格は動きませんね。現物の買いって価格に反映しにくいんですかね?今日はそんな感じがしてしまいました。
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財政赤字と債務

1971年のニクソン・ショックが今の世界を決定づけた一つの要因であるが、何が金本位制を放棄させたのか。当時の米国はベトナム戦争などの影響で財政赤字が拡大すると共に大幅な輸入超過で貿易赤字が大きく膨らんでいた。そのためドルが米国から大量に流出していき、それがドル本位制によるゴールドとの交換による大量の金流出につながっていた。金本位制を放棄に導いた主な理由は制御不能となった財政赤字と債務であった。ニクソン・ショックの目的はインフレとドルを切り下げることにあったと思われる。変動相場制に移ったあとは落ち着くべき場所を求めてドルの価値は動いていった。正しくドルは切り下がっていったのである。ニクソン・ショック後、原油とゴールドは同様の上昇カーブを描いていく。CPIから原油が除外されているのは奇異なことであるが、その原油こそが最もインフレの原因となっているものである。その原油は1トロイオンスのゴールドに換算するとこれまでのインフレは排除することができる。つまり金本位制を継続して採用していればこの40年あまりの間、インフレはまったく起こっていないことになる。そしてまた現在、再び米国は財政赤字の拡大と債務超過に苦しんでいる。時代背景は1971年当時と変わらないのである。再び、○○○○・ショックが起こる背景は整っている。

先週の金価格

3月    London   NY(COMEX)
24日   1310.75   1309.60
25日   1313.50   1311.70
26日   1304.00   1305.80
27日   1296.00   1291.70
28日   1294.75   1294.90

*1300ドルを割り込んでしまいましたね。利上げの示唆はかなり効いたようです。微妙なところで止まっています。今週のスタートは重要ですね。金ETFはほぼ動いていません。

*金ETF残高1158.95トン(3/30現在)exchange-traded gold securities

大増税になるガソリン

4月から消費税が増税されるが、ガソリン価格はそれだけではないらしい。なんでも地球温暖化対策税も一緒に課税される事が決まっているらしく4月1日から1リットル当たり5円ほど価格がアップすることになるようだ。これたまらんね。ただでさえガソリン価格は高止まっているのに更に5円の値上げは堪えますね。トラック業界とか怒ってるんじゃないの。

金利水準をどう見るか

広瀬さんのところで米金利について考察してます。これは過去のアノマリーに照らし合わせて考えれば非常に参考になります。最近、米金利急騰とか言ってた日もありますが、過去の水準に照らし合わせると現在の金利水準はかなり低い。イールドカーブもペッタンコの状態で景気が良くなる感じではないと言ってますが、私もそう思っています。ただ、過去のデータが参考にならない要素としてFRBの膨大な米国債購入があります。これは過去になかったことです。要するに人工的に金利水準が下げられているという事実です。そしてこれが是正されるのかどうかが分からない点です。景気が良くなる悪くなるに関わらず、QE縮小によって生じるFRBに相当する米国債の買い手が現れなければ金利は自然に上昇してしまう。人工的に下げられていた金利水準は上がってしまうということです。それがどの程度のレベルになるのか興味深いですね。

http://markethack.net/archives/51916005.html

インフレかデフレか

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インフレはある程度制御されているって言うけれど、エネルギーと食糧品はCPIからは除外されているからね。コアPCEデフレーターも同様です。変動が激しいからという理由でエネルギーと食糧品を指数から除外するのはおかしいですね。実は生活は苦しくなっています。

投げるのを待っているのか?

金現物の買いが強いことや金ETF等が売られていないことを見ると明らかに先物で売られている構図が見て取れる。我慢していれば反転するんじゃないかと思う。しかし、売ってきますね。うんざりしている人もいるのではないかね。

*プロ野球も開幕間近ですね。個人的には完全に野球モードに入っています。来週は広島VSヤクルト戦を見に行く予定。

香港経由の金輸入は今年も強い

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今年の1~2月の香港経由の金輸入は193トンで前年の81トンを大きく上回った。さすがに3月は去年を超えるのは難しかろうが、ここまでのところ購入意欲はかなり強い。金ETFは下げ止まっており、反転の背景にはなっている。しかし、もう一つ力強さが欠けるのはなぜなのかね?

http://www.silverbearcafe.com/private/03.14/accelerating.html

利上げ懸念で売られる?

ゴールドは利上げ懸念で大きく売られたとあるが、1年以上も先のことなど正確に分かるものではない。どうも上手く誘導されているように見える。QE縮小にしても途中で問題が生じる可能性は否定できない。世界は通貨戦争の真っ只中である。日本も中国も米国の動きに対して逆方向に向かって走っているように思える。これはオバマにとっては計算外だったのではないか。これまでの日米の歴史を振り返れば関税撤廃よりも為替の動きの方が貿易に与える影響ははるかに大きいことが分かる。米国は実は困っているのではないかと思う。

まだ下げてますね

先週の下げは引きづらないんじゃないかと思っていたんですがね。現在、大きく下げています。また微妙な時間帯ですね。ロンドン時間とNY時間の橋渡しです。最近、この時間帯は鬼門です。2014年Q1もあと1週間ほどです。早かったですね。いい感じで終わって欲しいものです。

先週の金価格

3月    London   NY(COMEX)
17日   1378.50   1367.50
18日   1355.75   1355.50
19日   1338.00   1330.60
20日   1327.00   1328.50
21日   1336.00   1334.70

*先々週上げたものを先週吐き出した感じかな。FOMCの内容は予想できたものだったと思うが、解釈の仕方に違いが出ている。利上げまで示唆したのには驚いたが、かなり先のことと思われる。金ETFは微減で反応は薄かった。これからの下げは限定的と見る。

*金ETF残高1158.96トン(3/23現在)exchange-traded gold securities

*今日は広島に戻ります。来るときは新幹線でしたが、帰りはクルマなのでかなりかかります。

強気のジム・シンクレア

我々ゴールドバグの中でも弱気派が出ているのに依然として超強気派が存在する。ジム・シンクレアは2020年50000ドルと言うぶったまげた予想を出している。現在の金価格からは38倍という気の遠くなる値段である。彼の予想は現状ではありえないものであるが、10年ぐらい前の彼の言動は現在に照らし合わせるとそれ程めちゃくちゃとは言えないものになっている。どう判断するかはそれぞれだが、ゴールドバグらしくて良いよね。

http://www.garynorth.com/public/12243.cfm

人民元の挑戦

HSBCの予測によると人民元はあと2~3年で完全な交換性を持つことになるだろうと言っています。思っているよりも早いですね。しかも通貨戦争のさなかに打って出るのが得策かどうかという問題もあります。人民元は現在のところ中国の貿易総額の約18%の決算に使われるようになっています。HSBCは人民元が2015年末までに中国の貿易全体のうち30%に使用されるようになると予想しているようです。中国には人民元を世界の準備通貨にするという野心がありますが、いよいよ動き出すということでしょうか。果たして人民元の挑戦は成功するだろうか?

1976 ターンは期待できるか?

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今回の下げは1976年時に似ているという説だが、果たして1976ターンは見られるか?

*今日は愛知に来ています。暖かくなったと思ったんですが、今日は風も強くて寒かったですね。春はまだ先か?

QE縮小と金価格

FRBは機械的にQE縮小を始めたようである。ゴールドは大きく売られたが昨夜は切り返して終わった。個人的には一方的に売られるわけではないと思っている。ゴールドはQE3実施時から売られ出していたため縮小するからといって元々QE3連動していなかったはずである。むしろQE3との連動性はダウが最も強かった。ゴールドは鋭敏に反応しすぎていると言える。ある意味、FRBは金価格の無秩序な上昇を良く思っていないと思われる。このままいくと年末にはQE3は終了して来年半ばにはFFレートが上がり始めることになるが、その前に長期金利が上がり始めてしまう。良い金利上昇と受け取られがちだが、必ずしもそうとは限らない。QE縮小と利上げが予定通りに行くかどうかは不明だが、何か問題が生じる可能性は高いと思われる。金利を生まないゴールドに対する風当たりが強くなることも考えられるが、そもそも金現物に投資している人はそんな理由で投資はしていない。そういう人は一部の投機家である。

イエレンをどう見るか?

今回の新しいイエレンFRB議長をどう見るか。あけっぴろげと言うか、ストレート過ぎると言うか、ある意味機械的に動きそうですね。失業率を数値ガイダンスから外すというのには驚いたが、もうあまり下がってきそうにないと言うことですね。それでも労働市場の状況にはコミットするってのはどういう意味なのかね。ここから先は機械的に量的緩和を縮小する気のようだ。連動していたダウがどういう影響を受けるのか問題だが、強引にやり過ぎると世界株安を誘発する可能性があるやもしれぬ。だが、真に怖いのは米国債の買い手不在による金利急騰である。ばら撒いたドルの回収ほど難しいものはない。どういう舵取りをするのか見ものですね。

なぜ売り払う?

JPモルガンはコモディティ(現物)事業をスイスの商社マーキュリアに売却するらしい。去年から話は出ていたが、買い手が決まったようである。先物に専念すると言うことか。これだけ先物で転がせるのなら現物を持つことの利点が薄いというのは現実かも知れない。だが、この動きどうもげせないな。この会社、元GSの社員が創設したものらしいが・・・。

消えた米国債は何処へ

FRB保管の外国中銀の米国債保有高が大幅に減少しているらしい。ロシアの中銀との見方が強いが、いろいろな憶測が流れる。面白いことに売られたのか保管場所の移転なのかはっきりしないらしい。ロシアが制裁を回避するためだとの噂が流れるが、それなら綺麗さっぱり処分した方が良いように思う。だが、ロシアではなく中国であったとしたら、その衝撃は極めて大きい。カモフラージュのために中国がこのタイミングで売ってきたのであれば恐ろしく巧妙だということになる。また、事実を知っているはずのFRBがはっきりしないと言うのもよく分かる気がしてくる。真実はどうなっているのか?

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA2G01F20140317/

ドルの運命

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米国の景気復活と新興国の厳しさを伝える話が流れるが、そのわりにドル高にはなりきれていない。正直、どっちに転ぶかわからないところにいるように見える。個人的には下抜けする可能性があると見ている。流れているニュース的にはドル高要因が多いように思えるが、そうなりきれていないと言うことは上手く誘導できていない、もしくは舵が効かなくなってきていると思われる。意外と危なかったりするだろうか?

人民元変動幅拡大

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今週から人民元の変動幅が1%から2%へと拡大される。外国為替規制を緩和すると言うことだが、将来の人民元自由化へ向けた移行期ということであろう。人民元が自由化された場合どうなるかということに関しては見方が分かれる。人民元が下がるという見方と上がるという見方である。難しい問題であるが、米国としてはドルに対して人民元が50%切り上がったら債務は半分になる。つまり債務上限問題など吹き飛んでしまう。国際通貨システムの中に打って出るということはノーガード状態でさらされることにほかならない。日本の例を見れば米国は猛烈な円高移行で債務の踏み倒しをしてきた歴史がある。米国は金本位制離脱と変動相場制を利用して金流出の抑制と債務踏み倒しで富の流出を防いできた。今回はどうするつもりなのか?また、中国の動きは何を表しているのか?

先週の金価格

3月    London   NY(COMEX)
10日   1344.00   1339.80
11日   1346.25   1349.50
12日   1366.00   1367.20
13日   1368.75   1371.10
14日   1385.00   1382.00

*はっきりと上昇してきましたね。今週も継続すると見ています。1400ドル到達も視野に入ってきたと思います。金ETFは11トンちょっと増えています。明確に増えるようになりましたね。

*金ETF残高1159.18トン(3/16現在)exchange-traded gold securities

LIBOR不正操作の行方

米連邦預金保険公社(FDIC)はLIBORの不正操作に関わったとして世界の大手銀行16行に対し訴訟を起こした。今回訴訟の対象となった銀行はバークレイズ、シティグループ、クレディ・スイス、HSBC、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、RBS、UBS、ドイツバンク、ラボバンク、ロイズ・バンキング・グループ、ソシエテ・ジェネラル、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ、ウエストLB、三菱東京UFJ銀行、農林中央金庫の16行。なお当時LIBORを算出していた英銀行協会も訴訟の対象となっている。いったいLIBOR問題は何処へ向かおうとしているのか?慣習的に行われていたものであれば程度の差こそあれ現在も行われているのではないかとも思われるが、実態はどうなんだろう。これでは大手銀行の大半が同じ穴のムジナと言うことで信頼性は大きく損なわれることとなる。これが本気の訴訟なのか、一応の区切りをつけるための行為なのかは判別がつかない。だが、この道筋は金価格操作にもつながっていくだけに興味深くはある。今後の市場操作は監視の目が出てくる可能性があり、容易ではなくなるかもしれない。

不透明感が強くなってきた

ニュースに占めるクリミアの割合が非常に高いように思える。中国経済に対する懸念もあるし、米金融緩和縮小も大きくのしかかる。あらゆる市場が不安定に動き出している。ブローカーにとっては好ましい状況と思われる。どのウエイトが高いのか不明ながらも米国債、円、ゴールドに資金が注がれている。しばらくこの流れが続くのだろうか?ゴールドは1400ドル(正確には1420ドルか)を超えると活気づくかも知れない。我々にとっては悪くはない状況か。

大手銀行の予想を振り返る

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ゴールドはじわじわと上がってきた。すでに1400ドルが近づいてきた。GSやドイツバンクは予想を切り上げてくるだろうか?MSまで来るとそれほどおかしな予想ではなくなるが、上の3つぐらいは頭おかしいんじゃないのと思える。しかし、堂々と主張しているから恐れ入る。そこまで下げるにはそれだけのまとまった売りが必要なわけだが、彼らにはそれがあるのだろうか?

ゴールドとは違い低迷してきた銅価格

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銅在庫は減少の一途なのに銅価格は下がる一方。どうなっているのやら。どうも中国初の社債デフォルトが影響しているとの見方があるらしい。そのため資金調達に影響を及ぼし、銅消費にも影響が出ているとか。ということは社債デフォルトが景気を下押ししていることになる。銅価格は今後の中国経済の低迷を示唆していると言える。

原因はなんだと思うかね?

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金価格は今までの感覚で行くと横ばいがいいところだったと思うが、意外と健闘している。まだ、じわじわと競り上がる状況が続いている。私はクリミアが原因だとは思っていないが、そろそろ真の原因が知りたいところではある。ファニーメイとフレディマックの暴落は非常に興味深い現象であるが、欧州の5行が提訴されていることも影響しているのではなかろうか?つまり露骨な介入がやりにくくなっているのではないか?

2009年の時に似ている?

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現在の立ち位置が2009年の時に似ているとの見方は正しいだろうか?まあ、その当時もゴールドは終わった論が取り巻いてはいた。現在も同様であるが、誰もがはっきり認識できて初めて反転とみなされる。

国債=金準備

金本位制が取られていた当時、貿易収支の調整には金準備が用いられていた。貿易赤字の累積は金準備の国外流出を意味していた。つまり金準備には限りがあり、永遠に貿易赤字を続けることはできないことになる。限界に達した米国はニクソン・ショックのカードを切り、不換紙幣の時代を迎える。そして貿易収支の調整弁として国債が用いられることになった。本来、日本の高度成長期による貿易黒字では米国からゴールドが流入するはずだったが、それが米国債に置き換えられることとなった。さらに度重なる円切り上げのもとで米国は借金を棒引きにしてきた経緯がはっきりと見て取れる。米国債をゴールドに置き換えることができたのであれば日本の資産はかなり拡大していることがわかる。ギリシャ・ショック時にドイツがギリシャ債を大量に持っていたのはギリシャに対する貿易黒字が大きかったことを示している。貿易黒字を上げ続ける国は外国の国債を買い続け外貨準備が拡大することを意味するが、ここ最近の債務問題の頻発を見ているとこのシステムはすでに限界に来ているように思う。もはや貿易で黒字を上げ続けることには無理が来ており、国債の発行限度も限界値に近いと思われる。日本のように国内で消化している国は別として対外債務の大きな国は大きな変革の時を迎えるだろう。

今週のスタートは・・・

先週末はガツンと下げたゴールドだが、今週のスタートはいかがなものだろうか?株式的にはダウは上げたがナスダックは下げており、微妙な感じではあった。米金利は大きく上げており、どういう反応なのかは熟考を要すると思う。ドルインデックスは80を割っており、これまた微妙なところにいる。ゴールドはガツンと下げるような状況ではなかったとも言える。何かが間違って動いたとも思える。個人的にはゴールドの下げは過剰な反応と見ているが、どうだろうか?

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
3日   1349.50   1350.30
4日   1334.75   1334.40
5日   1337.00   1336.80
6日   1345.25   1350.40
7日   1335.25   1339.50

*なんでしょうね。同じあたりを上げ下げしているだけでした。しかも最後の下げは唐突でしたね。為替の動きに合わせるように唐突に動いています。金ETFは微増で下げには連動しなくなってますね。

*金ETF残高1147.79トン(3/9現在) exchange-traded gold securities