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下げなさそうだね

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上がりきらなかったが、QE縮小でも下がりきらなかった。ということでやっぱり底打ちしていると言って良さそうですね。下げ材料出尽くしで底堅くなることを望みます。ただ、財政の崖はどうでますかね?メディアでは中国が危ないと言ってますけど・・・。
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さらにQE縮小に

昨夜のFOMCではさらにQEが縮小された。景気動向は改善傾向にあるとの見方だ。財政の崖は別問題と言うことか?ダウは少し頭が重くなってきたが、まだ大したことはない。やはり新興国が心配だ。市場の大きな所よりもより小さなところのほうが影響が大きい。当然だが、このままQEを縮小し続けると思うと厳しい状況が待っているのか?ゴールドは上がって下がってどっちへ行きたいのか分かりづらいが、実は波を打ちながら上げてきている。

トルコの大幅利上げは異常でしょう

インドもそうだったが、トルコも利上げの仕方がただ事ではない。それぐらい資金引き上げによる通貨安が止まらなかったということですが、QE縮小の余波は異常とも言える。ドルの発行量は尋常ではなくほんのちょっと引き上げただけで新興国レベルでは急激に通貨安となってしまう。米国のこのシステムは早急に改善する必要がある。ドルの通貨発行量に制限をつける必要はあるだろう。また、資金流入規制が上手く働かなったのはなぜなのか?今後はグローバル化とは反対の考え方が必要になってこよう。

ユーロという選択

QE縮小懸念は新興国に大きな影を落としている。FOMC前で資金引き上げの動きが増す。フラジャイル・ファイブと言われるトルコ、南アフリカ、インド、インドネシア、ブラジルは通貨安に苦しんでいる。新興国は量的緩和に振り回されないために資金流入規制を行う必要がある。2010年のソウルG20で資本流入規制の使用は認められていたはずだが機能していないようである。そうなると通貨の脆弱な国は防衛策がないのだろうか?ある。ユーロに参加することである。さすがにユーロ圏にいない国は難しいだろうが比較的近いトルコにはその資格はあるだろう。一時期消滅の噂まで出ていたユーロだがにわかにその存在の大きさが際立ってきている。まさかのユーロだが、ドルに対する対抗勢力としては他に選択肢がないということなんだろうかね。

世界株安の様相

株が崩れてきましたね。テーパリングの影響が時間差をもって出てきたのか?まだ何とも言えないが、FOMC前で神経質になっているのだと思われる。そうなるとゴールドは不思議な動きに見えるのかもしれない。個人的には不思議ではないけどね。テーパリングはやるにしろ、やらないにしろ重大な問題となってしまった。QEは本質的には出したは良いが引っ込めることが極めて難しい代物であることがわかる。株も商品も2月はイベントが控えているだけにボラティリティが大きくなる可能性が高い。

コメント承認について

荒らし対策のためコメントを承認制に移行しております。このまま続けるかどうかは非常に難しい面もあるとは思っております。特にウィークディに関しては承認が出来ずにコメントが溜まってしまい夜遅くにまとめて承認するようになりそうです。今後はコミュニケーションのタイミングが大きくずれるようになると思いますがご了承下さい。また、ご意見等も頂ければ幸いです。あと今回、始めて承認画面を見て驚いたのですが、kenjiさんとスーさんのコメントが迷惑コメントに入っていました。恐らくコメントを入れにくかったのではないかと思います。すぐに解除しましたが、なぜこうなっていたのかは不明です。何かおかしなことはありませんでしたか?異常がありましたらご報告ください。

先週の金価格

1月    London   NY(COMEX)
20日   1255.75   
21日   1238.00   1240.60
22日   1241.00   1236.80
23日   1263.00   1264.60
24日   1267.00   1269.80

*グダグダしてましたが、週末にかけて上昇して終わりました。ドルと対比されることの多い1週間でした。ドルそのものが不安定だということになりますね。今週はプラチナと動きが異なっていたのが印象的でした。

*金ETF残高1134.29トン(1/26現在)exchange-traded gold securities

少しきな臭い感じがする

昨日は飲み会等もあり更新はできませんでしたが、ダウはやや変調をきたしそうな感じですね。あれだけ人件費を削ってまで利益を確保しようとしていた米企業が振るわないとなると現在のレベルが限界とも言えるのだろうか?私はダウは行くところまで行ってからガツンと下げるという見通しだったが、思ったよりも早いのだろうか?ゴールドが連れやすしなかったのは偶然なのか?だが、今後の悪い金利上昇を想定した場合は株式しか受け皿はない。新興国からも資金は流出しているようだし、どこへ迷いでるつもりなのか?

お詫び

この度、本サイトとしましては始めてアクセス禁止処分者を出してしまったことをご報告申し上げます。最後まで処分に対する抵抗感がありましたが、警告にも関わらず荒らし行為が継続したことを確認後対処いたしました。今後は書き込みに対してはより一層の注意と管理を行うべく運営していきたいと考えております。反省点としましてはあまりにも対応するのが遅れてしまいやや野放し状態となってしまっことを悔やんでおります。これからは早めに警告を行い改善がない場合は削除のタイミングを早めていこうと考えています。また、書き込みに関しましてはできる限り礼節を持った対応をお願いしたいと思います。皆様方のご協力をお願いいたします。

量的緩和では雇用は改善できない

米国はQE縮小を始めてた。不思議なのは雇用の改善が中途半端な状態で行動を開始した。失業率は低下しているが労働参加率が低下し続けていることを考え合わせれば真の失業率はぞっとするレベルになる。また、米企業の収益の改善はリストラと賃金カットによるところが大きい。米国はリーマン・ショック後、雇用の質が激変した。果たしてこれで本当に米国は復活できると言うのだろうか?これが量的緩和の終着点であるのなら日本は追随するべきではない。すでに日本のエネルギーコストは急騰している。インフレが始まっているが、賃金はまだ上がっていない。恐らく輸出型の一部の企業のみが恩恵を得られて中小企業にはエネルギーコストの上昇が経営基盤を揺さぶり始める。賃金が上昇しなければアベノミクスは頓挫する。そこへ消費増税はボディーブローのように効く。日本は瀬戸際に立たされている。

LBMAのForecast 2014

LBMAのForecast 2014が公開されているようだ。会員の平均値はHighが1379ドル、Lowが1067ドル、Averageが1219ドルであった。特に突出した予想はなくごくごく平均的な感じの予想である。ほとんど現状のレベルで多少上振れしたり下振れしたりするというだけの予想で面白くない。何も起こらないということだね。なにこれ?ダウンロードしてみたい人はどうぞ。

http://www.lbma.org.uk/pages/?page_id=164&title=forecast_2014

推薦図書のご紹介

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「ペトロダラー戦争」 ウィリアム・R・クラーク著 作品社 2940円

ペトロダラー再循環体制とはドルの地位を維持するために石油(petro)をドルのみで取引する体制を言う。イラク戦争の背景はフセインが石油決済通貨をユーロに切り替えたことを発端としているのではないか?戦争の背景にはエネルギーと通貨の側面が見え隠れしている。原書が発表されたのは2005年であるため住宅バブル崩壊前であり、リーマンショックも起こっていない。また、その後に起こったギリシャショックに起因したユーロ危機も起こっていない。時間のズレはあるが、2000年代のドルの下落してきた背景がよく理解できる。知らないうちにイラクの石油取引はドルに戻されている。今度はイランだが、この国はドルでもユーロでも石油取引をしていた。案の定、イランは経済制裁の対象となっている。米国はリーマンショック後の金融緩和の真っ最中でもあり、ユーロ危機が起こっていなければドルは危機的な状況となっていただろう。実に上手くバランスされていたことに驚かされる。

公になると思う?

田中宇氏のメルマガで読んだんだけど、ドイツ政府の連邦金融監督庁のケーニヒ長官が金地金と為替相場の不正操作はとても酷いと言っている。今までも金価格操作に関しては色々なところから吹き出してはいるがほとんど相手にされてはいない。しかし、金融当局者が金価格操作に対して認める発言を聞いたのは初めてのこと。現在、調査中の案件だが、どういう扱いになるのか興味深い。ひょっとしたら価格操作が認められる方向に進む可能性があるのかもね。ドイツ銀行がロンドン市場での金銀の値決めから撤退する背景にはこの問題が関わっているのかもしれない。

http://www.bloomberg.com/news/2014-01-16/metals-currency-rigging-worse-than-libor-bafin-s-koenig-says.html

2013年の需給を再び振り返る

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非常に綺麗にバランスされている金需給である。スクラップと金ETFの売却によって見事に数字が拮抗しているのが分かる。一番疑問に思っているのは金ETFだが、SPDRは米国内でなければ現引きすることが出来ない。確か2億円以上ぐらい纏まらないとダメだったはずである。いくら売却といっても倉庫の右から左へ動いただけで実際の需給に貢献するとは思えない。それにこれだけの量のゴールドが米国から出て行った形跡はなかろう。なら何故バランスしていると言えるのだろうか?今年はこういうわけにはいかないというのが私の見方であるが・・・。

*調べたらSPDRの保管庫はロンドンとチューリッヒにあるらしいですね。HSBC、JPモルガンの保管庫らしい。バークレイズ、ドイツ銀行も保管庫を建設しており現在の分布は正確に把握できない。だが、そうなると強引にバランスさせた可能性が出てくる。しかし、動かせるものは少なくなっている。

先週の金価格

1月    London   NY(COMEX)
13日   1248.00   1252.40
14日   1251.50   1245.00
15日   1236.00   1242.00
16日   1241.50   1242.70
17日   1250.00   1254.10

*下げてきて戻して終わった1週間であった。金ETFが増加したのは要注目か?じわじわ上げていく展開を望む。

*金ETF残高1140.89トン(1/19現在) exchange-traded gold securities

Forecast2014集計結果

           high    low    average
KUROO      50000    800
投機野郎     5000    893    1450
闇からの一撃   3333    1050    1650
Stein        3000    1200    2500
ponta       2600    1000    1400
kenji        2500    1150
maki        2400    1150    1500
アホンダラ    2350     890    1250
ケイタ       2300    1200    1800
ダークサイド   2280    1180    1300
日の光      2200    1200    1400
new-farm     2200    1050    1500
ゴジラ       2000    1200    1400
瀬戸の花婿   1950    1150    1650
のびりん     1900    1200    1400
名無しの独り言 1900    1150    1450
abramovich    1900    1150    1400
rocky       1900    1100    1400
ハッチー     1800    1200    1500
Ryumaoh     1800   1170    1400
金初心者     1800   1100    1450
Peter       1800   1100    1400
GAIA        1800   1000    1300
Brown       1780   1030    1670
野次馬      1700   1200    1400
xx         1700   1000    1300
鬼太郎      1680   1020    1400
銀河        1650   1230    1355
しん         1650   1000    1380
ローズガーデナー1620   1180    1400
ゆうすけ      1600   1200    1400
蘭奢待      1600   1150    1350
kawa       1600   1100    1350
文鳥屋      1600   1000    1300
hitomin      1550   1070    1370
運送業者     1550   1050    1350
シルバー大好き 1500   1050    1300
ジャパニーズ   1490   1190    1350
ガリンペイロ   1450   950     1200
亜唯        1400   1100    1250
momo       1400   1080    1280
CAOCAO     1400   1050    1200
ポタリング    1380    850    1150
ひつまぶし    1355   1205    1275
モモ        1350   1100    1280
でんぷん     1350   1050    1200
名無しC     1350    950    1150
たける      1333   1022    1211
サボテン     1300    900    1050

Forecast2014の集計結果が出ましたので発表いたします。平均値はhighが2754ドル、lowが1082ドル、averageが1404ドルでした。ただ、highはKUROOさんが50000ドルの予想をしているため平均値が引き上げられています。KUROOさんを抜いた場合の平均値は1770ドルになります。また、highの中央値は1700ドルでこの辺が妥当なセンではないかと考えられます。みなさん、ご協力ありがとうございました。

*何か間違いや抜けているところがあったらご指摘ください。

さらに切り下げるか

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2014年の各銀行の金価格ターゲットが出されているが、見事に切り下げられている。こっから下は空売らなければ下がっては行かない。恐らく彼らの統一見解に近いものがあると思える。実際にどう動いていくのかが見ものだが、QEプログラムの終了に対してネガティブに捉えているようである。

自己勘定取引禁止は出来るのか?

EUのシステム上重要な大手銀行は2018年以降、自己勘定取引について禁止措置を検討していると言う。米国もボルカールールによって大手銀行の自由は制限されようとしている。果たして自己勘定取引は禁止できるのだろうか?すでに米銀はボルカールールの大幅な修正を要求してきている。この手のルールは欧米同時に行わなければ圧倒的に不利になってしまう。バラバラに決まることはまずありえないと思う。果たして平穏な世の中は訪れるのか?金融大手による無法状態が是正されるのであれば非常にありがたいことである。

Gold vs. Financial assets

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世界の総投資資産は200兆ドルを超えている。金関連資産はその2%にも満たない。これは極めてアンバランスな状態だと言えるが、いつからこうなったのか?欧米の中央銀行の資産配分はこのようにはなっていない。いかに資産価格が膨れ上がっているのかが分かる。裏返せば金関資産は過小評価されていることにもなる。

今の値段は安いってことだな

チャイナ・ゴールドがアライド・ネバダ・ゴールドを買収すると発表があったが、その後取り消されてしまった。普通こういうことはあまり起こりえないが、水面下で買収工作が行われていることがよく分かった。これはその一角だと思われるが、中国企業が米国企業を買収する場合は何かと問題にされることも多く政治的に阻害されることもある。記憶に残っている案件としてはCNOOCによるユノカル買収である。ユノカル買収は米国の国家安全保障上の問題になるとの見方から揉めに揉め結局シェブロンがユノカルを買収した。今回の案件も同様の気配が漂う。まあ、こういうニュースが流れるということはお値打ちになっているということではあるが・・・。

どうやって引っ込めるのかは見ものだが・・・

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出した手は容易に引っ込めることは出来ない。私はそう考えていたが、どういう収まり方をするのかは大きな問題でもある。QE縮小を始めたことには驚いたが、現在のマネタリーベースは天にも届く勢いである。雇用統計が想定通りにいかなくともQE縮小は進めるとの見方もあるが、元々景気改善の効果など薄い。目的が他にあったからであるが、そろそろ限界が近いということなのかも知れぬ。

Forecast2014へのご参加ありがとうございます

Forecast2014へのご参加ありがとうございます。ちょっと数えてみたんですが、たぶん私を含めて49名だと思います。非常に多くの方々のご参加に感謝いたします。このへんで締切にしようかと思います。集計させていただき今週末あたりで公開しようかと考えています。ご指摘にもあった中央値は参考値として提示はしようかと検討中です。弱気と強気が交錯する中で非常に難しい予想となったことと思います。個人的には中央値あたりが極めて妥当な値に落ち着く可能性があると見込んでおります。さて、どうなりますことやら。

上昇は続くか?

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先週末の上昇はやや意外であったが、その勢いが継続するかどうかが問題。金ETFの底打ちと同時に要チェック事項である。ただ、まだ少し早い気がするのは確かだが・・・。

ゴールドが上昇を始めたのは・・・

ゴールドが上昇を始めたのはいつの頃からだったか?もう10年以上も前になる。諸説いろいろあるが、通貨発行量、いわゆるマネタリーベースの膨張に連動してのものであるとか、債務の膨張に連動しているとか言われてきた。いずれも通貨に関する問題である。特にドルと結び付けられるのがゴールドの定めである。時を同じくしてその当時9.11事件が起こっている。その結果、米国はイラクへ侵攻することとなった。そもそもの発端となったのはイラクが原油の決済通貨をユーロに変えると言い出したことに始まるとも言われていた。ペトロダラーの再循環体制、それはドルが基軸通貨としての地位を維持するために原油の決済をドルのみで取引する体制の事を言う。その禁を破ったのがフセインであった。ゴールドの上昇はその頃とも一致する。ひょっとしたらゴールドウォーズはドル対ユーロの側面を持っているのかもしれない。現在、中国を除いてゴールドを買っている国は通貨安に苦しめられている。これは偶然だろうか?原油とゴールドは戦略物資なのだ。間違いなく両方とも重要な鍵を握っていると言える。

先週の金価格

1月   London   NY(COMEX)
6日   1246.25   1237.80
7日   1227.50   1231.80
8日   1221.00   1225.90
9日   1226.00   1227.70
10日   1244.25   1248.60

*雇用統計はイマイチだが、失業率は低下した。事前に金価格は下げていたが、反発して週初めのレベルに戻った。見方は別れたが、次のFOMCでは更にQE縮小の見方が出ている。揺れる中ではボチボチの動きか?

*金ETF残高1136.95トン(1/12現在)exchange-traded gold securities

供給はどこまで落ちているのか?

金鉱山会社は高コストの鉱山の出力を抑制し供給を落として来ていると思われるが、実際にどの程度落ちているのかは分からない。はっきりし始めた時がパニックの起きる時かも知れない。気がつくまでにそれほど時間はかからないのではないかと思っている。だが、不思議なのはプレミアムがつくほどの状況にありながらも金暴騰は起きていないことである。今度起こるのは供給元から来る現物不足である。いわゆる本物の欠品だ。今回はどうなるのかな?

雇用統計に反応しなくなったゴールド

失業率6.7%への改善は驚くべきサプライズだったのではなかろうか?私もありえないと思ったが、労働参加率はだだ滑り状態だと聞いて、そうだろうなとも思った。しかし、公式には失業率で判断されているのでこの数字は衝撃的でもある。テーパリングがさらに加速すると思われるからである。それにも関わらずゴールドはネガティブに反応しなかったのは意外でもある。1日では判断できないが、雇用統計の数字からは解放されたのだろうか?

GSはどこまで信じられるか?

ノルウェーの資産運用会社スカーゲンは顧客に対してゴールドマン・サックスやJPモルガンを信用するなと言い出した。ここまで言い放つのは珍しい。それほど先々の見通しは不透明なのか?ここで取り上げているのは新興国が買いなのか売りなのかという見通し。しかし、見方は全く正反対のようだ。どちらが正しいのかはやがて分かるだろうが、異例の事態である。

出来すぎでもあり悪すぎでもある

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2013年というのは極めて特殊な年であったと思われる、こういうことは何年も続かない。2014年がどういう年になるのかは非常に興味深い。全くあべこべの世界が見え始める可能性も起こり得る。

これが片付かないと上がらないぞ

産金業界のM&Aが今年、活発に行われるとの見方が広がっている。金相場下落により割安となっている資産を各社がM&Aの対象として検討しているためだ。ありえないことであるが、産金会社は簿価と比較して少なくとも過去20年で最も割安な水準に近づいている。狙いをつけられた鉱山は恐らく強奪されていくだろう。ある程度カタがつくまで金価格は上昇しないのかもしれないかもしれない。