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相場誘導だと思うが・・・

未だに年内QE縮小観測が出ている。QE縮小をことさら強調する必要がどこかにあるということだと思われる。私は内心FRBはQE縮小など行う気はまったくないのではないかと見ている。だが、それを悟られるのはよろしくない。常に牽制することにより相場をコントロールしている。その手もそろそろ賞味期限が切れる時が近づいてきた。投資家達に見抜かれる時が近づいているのではないか。
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雰囲気が少し違う気がする

FOMC前だが、上げてきているな。ちょっと今までとは雰囲気が違う気がする。当然、QEに変更はないと思うが、何か重要なコメントでも出るかな?今回は何もなくすんなり行くと見ているが、FOMC前にゴールドが上がることは最近では珍しい。まさかとは思うが、1400ドル突破の匂いがする。

香港ドルの行方

じわじわと上昇し始めた人民元だが、そうなると1国2制度を採用する中国では香港ドルが宙ぶらりんの状態となっていく。このままではドルペックから離れて人民元ペッグに移行することも困難になっていく。やがて人民元は自由化を行うときが来るかもしれないが、そのためには香港ドルの位置づけを人民元に近づけておく必要があるだろう。人民元だけが切り上がっていく状況だと人民元への貨幣代替がより進んで経済的にみた存在意義が低下してくるという矛盾に直面する。これは適宜香港ドルを切り上げる必要があることを意味する。

FOMC前で様子見か?

やや地味な展開ですかね。FOMC前ですから一応慎重と言うことでしょうか。恐らく政策的には大きな動きは出てこないだろうと思いますが、動きなしを確認後上昇が始まると良いですね。となると今晩は小動きに終始することになる。

ところで最近やたらと企業不祥事が多いが、なんでこんなに芋蔓式に出てくるのか?だいたい内部告発でもなければ出にくい問題が多いように思うが、ほじくり出している奴がいるんじゃなかろうか?

通貨は人口が増えれば発行量も増えるが

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ちょっと遡り過ぎとも言えるが、通貨は人口が増えれば発行量は増やさなければならなくなるだろう。これは仕方がないことだとは思うが、金本位制は通貨価値の維持と言う意味においては優れた制度であったことがよくわかる。そして戦争は極めて重大な通貨価値の毀損を伴うこともわかる。1720年をベースに考えた場合の現在のドルの毀損率は99.9%である。これは正常と言えるのか?

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
21日   1317.50   1316.60
22日   1333.00   1341.20
23日   1331.25   1333.70
24日   1344.75   1347.30
25日   1347.75   1352.90

*わりと堅実な1週間でしたね。QE縮小が遠のいたと言う判断のようですが、本当にそう考えているのならかなり戻すことになる。見せかけか本物かはこれからの動きで判断する必要がある。金ETFは約10トン減少しており、異なる動き。

*金ETF残高1215.52トン(10/27現在)exchange-traded gold securities

黄金のホテルとは・・・

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中国に黄金のホテルが登場。いささか悪趣味ではあるが、凄いとしか言い様がない。5つ星ホテルとなる予定で、高さ約200メートルの48階建て、屋上にはヘリポートまで付く。総工費はおよそ15億人民元(約240億円)に達するという。金嗜好もここまでくると唖然とする。このゴールドブームはまだ先がある。

正常に動き出したか?

ゴールドも堅実にいや正常に動き始めたのだろうか?米金融当局が緩和策を継続するとの観測が理由のようだが、そんなのは初めから分かっていたことだと思っている。米経済指標は曖昧なところをさまよっている。わざわざ判断がつきにくいようにしているようにも見える。私はQE継続に関しては来年の春ぐらいまでは確定的と見ている。それは債務上限問題が先送りされているのが一番の理由だが、ある程度この問題が収束するのを確認しなければQE縮小は出来ないとの判断である。だが、人民元の大幅な切り上げが起こると米債務や利払いは大幅に縮小される。その兼ね合いで状況が変わる可能性がある。中国が米国の手助けをすることを認めているのかどうか重要な局面を迎えた。ドルの価値が下がるのを止められないことを悟ったのだろうか?今後の中国の通貨政策は重要である。

上がる人民元の不思議

人民元が強い。中国は為替コントロールを諦めたか?米国への輸出が戻らないと悟ったのか?それとも今後のインフレを予期して防御策のつもりか?中国が通貨政策を改めているとしたら重要なポイントである。いよいよ米国債を徐々に売却する時が来たのだろうか?そのためにはそれ相応の準備は必要だ。それが出来ているというのか?

貧困の原因は通貨制度にある

貧困や格差社会の原因はどこにあるのか?一つはグローバル化にあると思うが、もう一つは通貨制度にこそあると思う。現在の通貨は経済圏の拡大とともに発行量を拡大させてきた。当然、基本はインフレ化となり徐々に通貨は希薄化されていく。物価上昇率よりも賃金上昇率の方が下回るため知らないうちに生活は困窮化してくる。米国は恐ろしいスピードで貧困化が進行しているが、間違いなく日本も追随していこうとしている。先進国中心に起こっている協調的な量的緩和の動きもけして偶然ではない。それらの先にある目的もいずれ見えてくるかもしれない。リーマンショック以降の世界は大きく変わっている。

次の一手は何か

なんとなく動きようがなくなってしまったようにも思える。もちろん、このままと言うことはなかろうが、やや拍子抜けしてしまった。インドが凄いことになっているらしい。正常な経済活動を強引に抑制しようとすると歪みが極限に達するという良い例、いや悪い例となった。これはインドだけに適合することではあるまい。この世界、どうなるんだろうね。

世論誘導

モモさん引用のデータは面白かった。正誤を確認する必要はあるかもしれないが、実態が事実と異なっているのなら大きな問題となる。だが、これは明らかに何らかの精算のように見えてしまう。事実なら大事ですね。しかし、世界銀行のデータも4年刻みとはアバウト過ぎて良くない。年単位で出すべきでしょうね。やりにくい理由があるんじゃないかな。

今世紀最大に売られ過ぎとみているが・・・

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結構長いチャートを見つけました。ゴールドには適正価格というものはないと思っている。つまり高い安いの基準になるものがない。それはゴールド自体が基準であるからだ。だが、現在のゴールドは今世紀最大に売られ過ぎだと思っている。ないものを売るという行為は現在の金融には存在するが、現物には存在しない。その歪みが是正される時はやがてやって来る。

急に涼しくなったな

昨日は広島の県北の方まで行ってきた。三次というところなんだけど、辻村寿三郎人形館をやっていて嫁さんが見たいというので行ってきた。なんでも有名な人形作家らしくて盛況だった。帰りは温泉に入って来たが、気温の低下が早く情緒的でないね。一気に冬になりそうな感じで紅葉がついてこれていない。木々はまだ青いのに気温だけが急激に下がってきている。最近まで短パン、Tシャツで良かったのに急に長袖になってしまった。徐々に四季が曖昧になりつつあるようで残念でならない。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
14日   1285.50   1273.30
15日   1270.50   1281.00
16日   1273.50   1282.70
17日   1319.25   1320.10
18日   1316.50   1317.40

*驚きの1300ドル回復だった。米債務引き上げ問題は3ヶ月の先送りで決着した。そこでのショートカバーだと思われるが、何の為のショートだったのかよく分からない。それ以外は大した動きではない。SPDRは少し減っている。

*金ETF残高1225.73トン(10/20現在)exchange-traded gold securities

伝統は受け継がれる?

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いよいよ来年2014年はFRB議長が交代する。通貨バラマキの伝統は継承されるだろうか?私は想像以上に継承されると見ている。現状のシステムを継続したいのであれば今後もQE3、QE4、QE5と続けるしかない。そうでなければシステムチェンジか、一旦壊すより他に手はなかろう。どれを選んでも前途多難な道である。

ドルほど不思議な通貨はない

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新興国が資金引き上げによる通貨安に苦しむ中、ドルの本土回帰が叫ばれていた2013年であった。確かにドル高に押されるようにゴールドは大きく下げて行った。しかし、気がつけばドルインデックスは80を割り込むところまで落ちてきている。債務上限問題等で揺れる中、ドルが下げるのも分かるが、いったい資金はどこへ消えてしまったのか?それとも溶け出して消えたのか?不思議な通貨である。もし本土回帰の動きがなければドルはどこまで下げていたのか恐ろしい気がする。ひょっとして誘導されていたのかとさえ思えてくる。果たしてドルの運命やいかに。

年内のQE縮小は完全に消えた

米債務引き上げ問題は予想外の先送りとなった。驚いたことにアバマケアはまだ無傷である。この状態で3ヶ月後に問題解決に至るというイメージが湧いてこないが、恐らく年明け早々ドタバタ劇が再開しそうだ。となると年内のQE縮小のセンは完全に消えたのではないか?FRB議長の交代の狭間であるのも微妙な状況ではあるが、現状維持が妥当な判断と言える。

現物の枯渇だと思うけどね

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kenjiさんが言われるとおりGOFOはどう見てもおかしい。また、マイナス転換している。明らかに現物が枯渇しているのだと思うが、よくぞ空売ってくれるものだね。現物には必ず限界があるのだ。

債務問題先送りで金急騰???

債務問題は先送りされて今回は回避された。頭の片隅にこの可能性は存在していたが、これを毎度繰り返すのは正直疲れるなと思った。債務問題先送り後の金急騰は想定外だった。さらに驚いたのは中国格付け会社の米国信用格付けの引き下げに相場が反応したこと。こんなこと今までにあったかな。そうなると中国の影響力も侮れないことになる。冷静に考えれば債務問題先送りは更なる通貨発行になるわけだからゴールドが上昇するのはおかしくない。どっちに転んでも悪くないはずだったが、今考えればなぜゴールドが下げていたのかは謎ではある。

跳ねているが潰されたか

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昨日瞬間的に上げていた時間帯があったが、なんだったんだろう。何に反応したのかは不明。一瞬のことだったので気がつかなかったが、ゴールドそのもののボラティリティが大きくなっているだけにおやっと思える。

下げるゴールドは何を暗示する

相変わらず下げるね。意外とゴールドって危機の前に事前に下げてくることが多い感じがする。米債務上限問題は楽観視する向きと悲観視する向きとに分かれるが、火遊びに終われば良いが大火事になる危険性はゼロではない。現在の信用社会はよく出来てはいるが、人の創ったものは完全ではない。ドルは無限に発行できると言うが、それは幻想に過ぎない。人が扱いきれる量には限界があるからだ。

輸入されたゴールドは何処へ

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この2年間で中国が香港経由で輸入したゴールドは2116トンにも及ぶ。これらのゴールドは何処へ吸収されたのか?この量は中国金準備高の約2倍に相当する莫大なものである。中国は金採掘国としても有名だがせいぜいが年間400トンである。この数字がいかに大きいかが分かる。これがすべて個人の退蔵とは考え難い。明らかに戦略的な意図が伺える。その意図がはっきりと目に見えてくるのは間近である。

準備通貨としての寿命

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ドルの準備通貨としての命脈が尽きるとは思えない。それは取って代われるだけの通貨が存在しないからだが、準備通貨には必ず寿命がやって来る。それはいつなのか?ドルの実質的な価値低下は著しい。そろそろ次の作戦が炸裂するんじゃないか?

数字で見ると凄いね

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上記の表は米国債務上限金額の引き上げの推移である。改めて見ると凄いね。グラフではよく見るが数字で見せられるとまた違う。ここ最近は毎年の年中行事のようだ。しかも金額がどんどん拡大している。1980年当時と比べると現在は約18倍になっている。1980年は年初にゴールドが急騰していた年だが、200ドル前後と仮定してもゴールドは18倍には程遠い状態だ。

先週の金価格

10月    London   NY(COMEX)
7日    1323.50   1322.40
8日    1329.50   1318.90
9日    1304.00   1307.00
10日    1298.50   1286.40
11日    1265.50   1273.20

*じわじわと下がる1週間であった。デフォルト疑惑が飛び交う中でのゴールドの下落は不可思議と言える。恐らくご都合相場となっているのだろう。

*金ETF残高1234.48トン(10/13現在)exchange-traded gold securities

米政府の手元資金

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米政府の手元資金だがこんな感じらしい。月末まではそんなに危機的ではないということか。引き伸ばし対策も検討されているというからさらに伸びる可能性もある。本当にキリがないよね。果たして我々は正しい道を歩んでいるのだろうか?

段階的に落とされた感じだね

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今週は段階的に落とされた感じだね。昨夜は明らかにショートっぽく、もみ合った感じもなくガツンと落ちている。ショートカバーが起こるかどうかは今後の債務上限問題次第ということか?理想はその前に大量の現物買いが入ることだが、どうかな?

今晩も荒れてるな

今晩も荒れてますね。現在急降下中です。米財政問題の解決機運高まり、11日にも合意かと言っている。よくできたシナリオだな。待てよ、昨日からの下げだったよな。あらかじめこのニュースが流れることを知っていた奴がいるってことか。来週はもう一荒れありそうだな。こういう時ってなんか起こるんだよね。

イエレンで良かったのか?

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次期FRB議長の座はサマーズが潰れてイエレンの決まろうとしている。極悪度の高かったサマーズから全く正反対でクリーンなイメージのイエレンになったが、これで良かったのだろうか?これから待ち受けている難題はそんじょそこらの難題ではない。イエレンではウルトラC的な対応はなかろう。ある意味予測しやすいかもしれないが、現実は思った以上に過酷かもしれない。オバマは最も無難な選択をしたことになる。