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謎は多い

ポール・クレイグ・ロバーツの記事はなかなか興味深いと思った。確かに安くなったゴールドをドルで大量に買うことができたのは中国とインドである。特に重要なのは中国でドルの過剰供給はどの程度解消されたのか?インドは逆に金輸入急増のより貿易赤字が拡大することとなった。その為、関税を現在比2倍となる4%に引き上げると決定した。インド政府はやってることがおかしいね。だが、今回の一件で利があったのは中国とインドである。少なくとも中国の行動は読めたはずである。そうなると予定の行動ということになるが・・・。

もう一つ疑問なのは米国にとってドル高に利があるのか?ということだ。米国はドル安にすることによって膨大な対外債務を棒引きにしてきた。今回のドル高でかなり戻してきてしまっている。中国はドルペッグ制を緩めないため債務の圧縮ができない。米国は今後もさらに債務が増えていくことを考えるとドル高路線は将来的に厳しいと言わざるを得ない。しかも長期金利は上昇しようとしている。謎は多い。
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