
新100ドル紙幣が今年発行されるらしいが米国人自体にはあまり使われてはいない紙幣のようである。100ドル紙幣が必要なのかは懐疑的だ。色々な憶測が流れるが、デノミの匂いも若干してくる。だが、海外に債務を多く抱える米国にとっては大義名分がなければ実施に対しての正当性がない。

ユーロも「エウロペ」シリーズと名づけられた新デザインの紙幣が少額紙幣から順に発行されるらしく、5、10、20、50、100、200、500のすべての新札が揃うのは数年先のようだ。500ユーロなんているのかな?エウロペはギリシャ神話に出てくる王女が透かしに入っている。ギリシャは離さないということか?


そこで今度はポンドであるが、新5ポンド紙幣の発行である。チャーチルは明らかに悪人顔だ。2016年から流通予定らしい。実はスターリングポンドは2011年から新50ポンド紙幣を発行している。ところがすこぶる評判が悪くレジでは本物か偽物を見分けるために待たされるらしい。流通もイマイチのようだ。そもそも50ポンド紙幣なんて必要なのか?米国も単独ではデノミもやりづらかろうがユーロとポンドが困っているからこの際ドルも同時にデノミに踏み切りましょうとなればやってしまう可能性が出てくる。日本は置いてきぼり?だから大規模金融緩和をやっても見逃してもらってるのかな?