2012年が終わろうとしている

2012年が終わろうとしている。相場としては面白みの少ない1年であったが、潜在的には多くのエネルギーが蓄積された1年ではなかっただろうか。2013年もイベントが数多く出番を待っていそうである。ゴールドバグにとってはこの1年こそは飛躍の年と思いたい。まだ先の長い戦いと思うが、信念を貫き天命を待ちたい。みなさん、1年間本当にお疲れ様でした。
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財政の崖は格付けに関係ない?

S&Pは財政の崖をめぐる与野党の協議について連邦政府の格付けには影響しないとの見通しを示している。S&Pは2011年8月に米格付けをAAAからAAプラス/A─1プラスに引き下げた際と概ね同じ状況が現在も見られると指摘しているが、なぜ今回は影響しないと言い切れるのか?そもそもこういった協議をやらなければならなくなるまでのサイクルが徐々に短くなっている。財政の崖はいずれ越えなければならないものなのである。これはどこかで債務の縮小をしなければならないことを意味する。それはマネーサプライの減少を意味するからデフレ化していくことになる。それを防ぐための無制限の量的緩和であると理解する。ぎりぎりの状態なのである。格付けは維持しなければ危険なのだろう。

2012年の正解者は誰か?

当サイトで毎年行っているForecast 2012の結果が出ようとしている。ここまでの結果はhighが1790ドル、lowが1538ドル、averageが1669ドルである。highが最も近いのはpontaさんの1800ドル、lowは多数いますので割愛。averageは招紫さんの1700ドルが最も近い。恐らくこのままニアピンになるでしょう。おめでとうございます。

先週の金価格

12月   London   NY(COMEX)
24日   1662.50   1658.30
25日          
26日           1659.40 
27日   1655.50   1662.90
28日   1657.50   1656.30

*ボラティリティはそれなりにあるが、もう年度末ということで大した動きではない。このまま今年を終えることになりそうだ。金ETFはじわじわと減少。

*金ETF残高1702.45トン(12/30現在)exchange-traded gold securities

そして金需要は東へと

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そして時代とともに金需要は東へと流れていった。いかにNY金先物市場でコントロールされることの意味が薄れているのかがわかる。だが、実際にはゴールドだけでなく原油などもドルで取引されている限りは歪な価格構成を余儀なくされる。しかし、上げることよりも抑えきることのほうが数十倍難しいことである。

ゴールドを売る国買う国

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中央銀行はゴールドのメインプレーヤーの一つである。先進諸国はゴールドを売り続けてきた。それも長きに渡って。1990年代ゴールドは低迷を続けてきた。2000年代に入るとゴールドの時代を迎えた。不思議なのは2000年代も先進諸国はゴールドを売り続けていた。なぜ相場は反転したのだろうか?そして今度は先進諸国の売りは止まった。不思議なことにゴールドは足踏みをし始めているのだ。この背景には我々には見えていない何かがあると思うのは私だけだろうか。

世界的QEに反応の鈍いゴールドの怪

年末の来てもう相場的に大きな動きなかろう。世界的に量的緩和が加速する中、不思議とゴールドは沈黙している。インフレも今のところ上手くコントロールできているように見える。現状は一旦資金を引き上げドルに帰る動きか?ならば年明け早々に大きく動き出す可能性はあるのかな。しかし、マネーの動く方向はどこなのか?

2012年仕事収め

私も2012年の仕事を終えてホッとしています。特に最後の1週間は短くて長かった。やり残したことに奔走し気がつけば終わっていたという感じだ。休みは何回か温泉に行きたいと思う。明日は広島へ送る電化製品やら布団やらを買いに行こうと思っています。引越しは家の荷物は送らずに買ったものを送り込む予定。つまり愛知でも広島でも生活拠点として維持できるようにするためです。名づけて広島別荘地化計画。人生楽しまなきゃね。

推薦図書のご紹介



「崩壊、アジア戦争も探る英国王室とハプスブルク家」 真田 幸光 著 宝島社新書 840円

LIBORとはロンドン銀行間取引金利と言うが、非常に不思議なものである。これはドルの基準金利を決めるものだが、なぜロンドンで決められるのか?おかしいとは思わないだろうか?元々金価格も初めはロンドンで決められていたものであった。そう第2次世界大戦前までは英国が覇権国家であり、ポンドが基軸通貨であったのだ。だが、本当にすべてが米国に移っているのだろうかという疑問を感じずにはいられない。この本は世界で起こっている一つ一つの事柄を裏読みしながら今後起こっていくことを予想していく。世界の支配層はドル後を考え始めている。それでも可能性が一番高いのはドルのまま行くであるが、人民元はどうなのか?驚く選択肢は英国連邦加盟国が支えるスターリングポンド。果たしてどれぐらいの可能性があるのか分からないが、わりと面白い一冊である。

円安になったらなったで・・・

円安

円安になったらなったで今度は悪い円安ではないかと疑心暗鬼になる。結局、思惑だけで動いているわけだからまだ実態を伴っていないわけである。しかし、相場とはそういうもので実体経済よりも20倍の大きさの金融経済はいかにもアンバランスなのだ。真実はどちらに向かっているのか、病巣は深い。

メリークリスマス



Merry Christmas!!
今年は大変な1年でしたが
何か起こりそうな来年を前に
イブを楽しみましょう。
素敵なクリスマスを!

危機通貨?



クレジットカードの大きさの50グラムのゴールドです。一区切りが1gで1つずつ割って使えます。危機時に緊急用に通貨として使えるんだとか。これ凄くない?

http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2251757/Fancy-chunk-No-chocolate--Its-future-money-euro-goes-under.html#ixzz2FjPsxWeF

信用取引規制緩和?

来年1月から株式の信用取引規制が緩和されるらしい。規制緩和は同じ担保で1日に何回でも取引できるようになり、減少が続く個人投資家の売買が増えることが期待されている。私は信用取引はしたことがないし、やる気もないが業界にとってはかなりのインパクトがある。利用者の85%を個人が占めるようだが、なんとなく罠の匂いがしてならない。来年の初め頃はバブルっぽくなって、あとでドスンというシナリオもあるな。

口で言うほど簡単ではない財政の崖



財政の崖とはそう簡単に片付くような問題ではない。GDPに占める債務の割合は年々高まっており経済成長があってこそ初めてぎりぎりで維持されている。1950年代、1960年代と真っ当に推移していた国債発行高(債務)はニクソンショック後しばらくすると金とのリンクが外されたことにより徐々に拡大していく。それが1980年代、1990年代と加速していくことになる。2000年代はかなりの急勾配で増えており、ついには崖に到達した。これは経済成長なしにはクリア不能である。落ちるときはほぼ一直線に降下する。何かを犠牲にしなければいけないのだが・・・。

さらに強気になれるか?

gold-bug.jpg

相場が下げる時にさらに強気になるのは難しいものである。ジェームズ・ターク氏は相変わらず強気で2013~2015年の金価格の見通しを示している。端的に言うとこの期間中に8000ドルに達するというものだが、一般には到底受け入れられるものではないだろう。ジェームズ・ターク氏は我々ゴールド・バグにとって外すことのできない存在である。著書を読んでいる人も多いと思うが、この強気は正しいのか否か?

http://www.goldmoney.com/video/james-turk-outlook-for-gold-for-2013-to-2015.html?gmrefcode=gata

先週の金価格

12月   London   NY(COMEX)
17日   1695.75   1698.10
18日   1694.00   1670.90
19日   1665.00   1665.90
20日   1650.50   1647.20
21日   1651.50   1657.00

*ずるずる下がってきた1週間であった。テクニカル的にはもう一つ下があってもおかしくはないが、年末ということもあり出来高は細っていくのではないか。どうやらこのまま年を越すことになりそうである。金ETFは微妙に減ってきた。

*金ETF残高1702.03トン(12/23現在)exchange-traded gold securities

ブログの長期休止予告

私事で申し訳ありませんが、正月休みが明けてからの1ヶ月ほどブログの方を長期休止の予定でおります。この度、仕事の関係で転勤となり愛知を出て広島に引っ越すことになりました。そのため1ヶ月ほどは愛知と広島間を行き来する2重生活となるため長期休止を決断いたしました。2月に入って落ち着きましたら通常のサイクルに戻す予定でおりますのでよろしくお願いいたします。予定は1月7日からの約1ヶ月間です。暇が出来れば途中で記事を書く事もありますが、基本は休止状態です。

米国債は明らかにバブルである

米国債の利回りは歴史的低水準にある。日本との違いはデフレ化していないことか。米国長期金利が1.6~1.8%程度とかなり低い。消費者物価指数は2%前後であり、実質利回りはマイナスである。それなのにここまで米国債が買われるのは異常事態以外のなにものでもない。これは安全資産としての逃げ道として買われていたこととFRBによるQEの影響が強い。もう一つは長短金利差による銀行による購入があるいう。だが、景気が良くなるのであれば債権からは逃げ出す必要がある。しかもそれが明確になってくるのであればなおのことで雪崩を売って逃げ出し始めるかもしれない。なんといってもバブルなんだから。FRBが追加で米国債の購入を始めたのは安全弁の役割を担っているからではないか。もちろん、これには別のシナリオもある。これは楽観論から来ている説だが、悲観論シナリオも存在する。こっちは破壊的すぎるのでやめておきます。あしからず。

先物で売られ現物で買われる

中央銀行の金現物買いが進んでいるというニュースが流れているが、金相場は弱含んだ状態が続く。不思議な現象ではある。ブラジル、ロシア、ベラルーシと続きさらにイラクときた。しかし、彼らはメインプレーヤーではないのが気にかかる。それなりの量が買われているわりに弱すぎとも言える現状をどう見るか?

どこまでの円安が想定できる?

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まだ本当に円安に転換しているのか判断がつかないと思っているが、いったいどこまでの円安が想定できるのか?5年前は120円前後であったのが現在は信じられないレベルと言えるが、それでも5年前に戻れるとは到底思えない。いや戻ったとしたら逆に驚異でもある。しかし、これほど為替でやられているとはね。

シルバーリースレート

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ご指摘のあったシルバーリースレートだが凄いね。どう考えてもへんだ。遊ばれてるとしか思えない。参考までにアップしておきます。

悲観と楽観の狭間で

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悲観派と楽観派の狭間でうごめく人の心。真の指標はいったいどっちを向いているのだろうか?私は悲観派に属するが、見方によってはどちらにも解釈出来るのは事実である。だが、恐ろしいことに事はこのまま進んで行くような気もする。

QE4の真の目的は・・・



QE4の目標は失業率は7.7%から6.5%に低下するまで継続的に実施するわけだが現在の失業率の定義では実際の失業者を把握しにくい。それは背景では労働参加率が定価の一途をたどっているからである。危機が直撃する前に労働参加率は66.5%程度であったが、現在は63.6%まで低下している。約400万人が行方不明になっている計算になる。QE4の真の目的は景気対策ではない。

金鉱山は儲かるか?



ここ数年の金価格の上昇率とコストの上昇率を示す。結論から言うと金価格の上昇率の方が大きい。これはリーマン以前もリーマン以後も変わっていない。

来ればの話だが・・・

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ゴールドは1年ぐらいの調整をしているが、金鉱株は2年ぐらいベアだった。金鉱株のベア期間というのは実は非常に長い。だが、ブルになると1年ぐらいは続くだろう。そろそろ来ても良いタイミングではある。ゴールドと金鉱株のここ最近の乖離は象徴的だが、どちらもショートをかましてくるブローカーは存在する。ゴールドにはそれに匹敵する大口の現物の買い手がいるということ。金鉱株にはそれがなかったのだ。それだけに上昇期に転換した場合の反動は大きいと予想する。2013年が良い年になることを祈る。

先週の金価格

12月   London   NY(COMEX)
10日   1712.50   1712.60
11日   1710.00   1710.40
12日   1716.25   1711.60
13日   1692.75   1697.30
14日   1696.75   1696.20

*1700ドル攻防戦を続く。先週はややジリ貧というところか。シドニー、香港時間にも下げてるのが特徴的か。そろそろQE4の影響が出始めても良いとは思うがね。金ETFは少し減ってきている。

*金ETF残高1704.79トン(12/16現在)exchange-traded gold securities

ブーム再び?


Returns of Producers in 1979-1980 Mania
Company
Price on
12/29/1978
Sept. 1980
Peak
Return
Campbell Lake Mines
$28.25
$94.75
235.4%
Dome Mines
$78.25
$154.00
96.8%
Hecla Mining
$5.12
$53.00
935.2%
Homestake Mining
$30.00
$107.50
258.3%
Newmont Mining
$21.50
$60.62
182.0%
Dickinson Mines
$6.88
$27.50
299.7%
Sigma Mines
$36.00
$57.00
58.3%
Giant Yellowknife Mines
$11.13
$39.00
250.4%
AVERAGE
 289.5%    

Returns of Producers Related to Hemlo Rally of 1981-1983
Company
1981
Price
Price
Peak
Date
of High
Return
Agnico-Eagle
$9.50
$21.00
Aug. 83
121.1%
Sigma
$14.13
$24.50
Jan. 83
73.4%
Campbell Red Lake
$16.63
$41.25
May 83
148.0%
Sullivan
$3.85
$6.00
Mar. 84
55.8%
Teck Corp Class B
$17.00
$21.88
Jun. 81
28.7%
Noranda
$33.75
$36.38
Jun. 81
7.8%
AVERAGE
72.5%

Returns of Producers in Mid-1990s Bull Market
Company
Pre-Bull
Market Price
Price
Peak
Date
of High
Return
Kinross Gold
$5.00
$14.62
Feb. 96
192.4%
American Barrick
$28.13
$44.25
Feb. 96
57.3%
Placer Dome
$26.50
$41.37
Feb. 96
56.1%
Newmont
$47.26
$82.46
Feb. 96
74.5%
Manhattan
$1.50
$13.00
Nov. 96
766.7%
Cambior
$10.00
$22.35
Jun. 96
123.5%
AVERAGE
211.7%


Returns of Producers
During the Great Depression
Company
1929
Price
1933
Price
Total
Gain
Homestake Mining
$65
$373
474%
Dome Mines
$6
$39.50
558%

過去の金鉱株バブルのデータをまとめてみた。実はJuniorsを入れてないが、リターン的には恐ろしい。なんと2000~4000%程度と破壊力が違う。果たしで再びブームはやってくるのか?

香港ドルは切り上がる?

スイスフランは1ユーロ=1.2スイスフランという上限を設け、フラン売りユーロ買いの無制限介入を通じてこのラインを死守してフラン高を防いでいる。もう1年ちょっとが経つがまだ実弾はあるのか?最近は同じようなことが他でも起こっている。香港ドルである。あまり騒がれていないが香港金融管理局は香港ドル売り介入を頻繁におこなっている。香港ドルは1米ドル=7.8香港ドルでペッグされており、許容変動幅は7.75―7.85香港ドル。つまり繰り返し許容変動幅の上限に達しているということである。香港に資金が流入している。そのせいで香港の住宅価格が上昇してバブル化している。どうしてもドルペッグ制を採用していると金利は米国の影響を受けるためバブル化しやすい。香港ドルは切り上げの時期が近づいているように思う。

お礼

私事で恐縮だが、最近当サイトはアフィリエイトをスタートしています。当初、私はまったく興味がなかったのだが、ある日突然思い立った次第です。何人かの方は利用していただいたようで、ほんの数日の売上ですがランチ代ぐらいにはなりそうなのでこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。ご利用ありがとうございました。改めてお金が動くことの意味の大きさを実感しました。当サイトにご賛同いただき且つアマゾンや楽天等をご利用予定がございましたら当サイトからご利用いただければ幸いです。

ゴールドは何処へ行く?



この1年、本当にゴールドはさまよったね。ボックスでレンジも狭かった。今回はQE3の影響がなかった。いやこのままだとQE4の影響もないのかな。FOMCでは1月から毎月450億ドルの米国債の購入を決定。失業率が6.5%に達するまではゼロ金利政策を維持することになった。私は財政の崖が控えていることもあるし、ユーロ危機の影響もあるが、米景気にはリスクが多く潜んでいると思っている。米景気はそう簡単には良くならない。従って失業率6.5%はかなり遠い。それが見え始めるとゴールドは大きく動き出すだろう。