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第18回中国共産党大会開催は・・・

中国共産党は第18回党大会を11月8日に開催する。10年に一度の政権交代が実現する。世間では米大統領選挙の方が扱いが大きいが個人的にはこちらも極めて大きな変革である。10年前と言えばちょうど中国株ブームが始まったころで上手く乗ることが出来た。政権交代後は政策が大々的に行われるので株は上がりやすい。当時はタイミングが良かったとも言える。今の上海株は底の底だし、香港株も少し切り返したがかなり割安水準にあることは確かだ。果たして10年前のようなブームが訪れる可能性はあるのだろうか?すでに中国は大規模経済対策を発表しているが、周大福などの本土店舗拡大は景気が良くなることを見越してのものだ。どこの国もそうだが、景気が良くならなければなんともならない。抜け出せるのかどうかだ。
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先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
24日  1762.50   1764.50
25日  1771.50   1760.60
26日  1744.75   1753.30
27日  1763.00   1777.60
28日  1776.00   1771.10

*徐々に切り上がっている感じ。順調に増えていた金ETFは一瞬叩き売られた。今週もじり高路線か?

*金ETF残高1664.94トン(9/30現在)exchange-traded gold securities

ゴールド・ラッシュの準備?



香港の貴金属ジュエリー小売業者(周大福)は本土でのゴールド・ラッシュに備えて店舗拡大を行っていると言う。どうも本土ではまだゴールド・ラッシュには程遠いと思っているらしい。2013年度には230店舗を設定する予定とか。しかし、クソバカでかい金の天使か?これは・・・。

大統領選まで様子見は続くか?

スペインの公的資金要請は4兆円規模と出ている。銀行の資本不足は5.9兆円だとか。本当にこの程度で済むのかな。ストレステストがあてにならないことは今まで見てきたが、金利さえ上昇しなければコントロール可能ということか。大統領選まであと1か月。様子見で進むのではなかろうか?

無制限のドルには・・・



FRBは上限を設定しないQE3を発動した。米国から始まった金融緩和と言う名の通貨戦争。現在、リードしているのは米国だが、ECBも負けてはいない。一気に差を詰める可能性もある。よく何も起こらないものだがね。

まだ入り口なんだよな



世界の金融資産に占めるゴールドの割合はきわめて少ない。一時は0.5%未満に甘んじていたが、反転して増加し始めている。明らかなトレンド変化であるが、過去のバブル時の14%に達することはあるのか?現在の約7倍程度だが、それは起こりうるのか?それこそが真のバブルなのだがね。しかし、今は拡張期の初めの方なのである。

目に付き始めると・・・

金ETF暴発中と書いたらいきなり金ETF残高が10トン減少している。やっぱり目に付き始めるというのは売りたくなる要因のようだ。しかし、これで短期売買派が紛れ込んでいることがよく分かる。昔は増えるばっかりだったのにね。

金ETF暴発中

金ETF残高が暴発中である。なんでこんなに増えてるの?9月26日現在でexchange-traded gold securitiesの残高は1674.46トンである。今月に入ってからの増え方は凄い。9月2日の先週の金価格の記事を見ると残高は1622.14トンになっている。52.32トンの増加である。しかし、金価格は大して上がってはいない。非常に不思議な現象だが、恐らく金ETFを買いながら先物でショートしているのではないか?実は金鉱株もショートは減ってはいない。にらめっこが続く相場を動かすのはなんだろうね。

米国マネタリーベースと金価格

金価格の上昇は何に連動しているのか?米国マネタリーベースの拡大が金価格に直結しているのではと言われている。だから金価格はQE1、QE2に反応してきた。ではQE3に対してはどうなのか?問題は制限のないQE3をどこまで続けるのかということだ。ロス・ノーマン氏の見立てでは米国失業率を5.5%に持っていくには5~6年は掛かると言う。そんなことをやっている間にマネタリーベースは倍増してしまう。金価格は潜在的に3500~4000ドルに上昇する可能性を秘めていることになる。

時間を稼いだつもりが・・・

スペインに更なる格下げの可能性が出ているらしい。一つ下げるとジャンク級だとか。ECBが買い支えるだろうが、負担はどの程度のものなのだろう。目を付けられて攻撃対象となった場合はかなりの弾丸が必要になるのだろう。しかし、ギリシャやポルトガルとは規模が違うだけに買い込んで行ったときのジャブジャブ度が違う。目的が何処にあるのかも気になるね。国を潰すつもりなのか?それとも通貨(ユーロ)そのものを破壊するつもりなのか?それともインフレ化に持ち込んで債務を消すつもりなのか?

http://londonfx.blog102.fc2.com/blog-entry-2778.html

微妙に下げている金リースレート



金リースレートは9月に入り微妙に下げてきている。特に1か月もの2か月もの3か月物はマイナス金利となっている。はて、金価格の動きとの関連性はあるのだろうか?微妙な下げペースだったので分かりにくかったが、どうなんだろうね?

先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
17日  1770.00    1762.50
18日  1769.50    1771.10
19日  1766.75    1769.70
20日  1758.50    1768.50
21日  1784.50    1773.00

*多少の起伏はあったが、こうして終わり値で見るとフラットだな。競り上がってる感じはするが、抑え込まれてるのね。だが、金ETFは好調だ。

*金ETF残高1659.45トン(9/23現在)exchange-traded gold securities

買い難い動きだね

今晩のゴールドもやや上げだね。停滞していると思ったら突然クックッと動く。なんとも買い向かい難い動きである。しかし、確実に上がってきた。このペースであっても大統領選(11月6日)まで行くと1900ドルにはなるな。落ちがないシナリオなら年末2000ドルは可能性がある。さあ、どうする?

*明日、明後日はテニス合宿のため、お休みになります。(山中湖まで行ってきます)

QEは株式や商品を持ち上げる



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これまでQEは株式や商品を持ち上げてきた。今まではそうだったわけだが、今回はどうだろうね。少なくともある程度は支える力はあると思うが、いつか効かなくなる時も来るかもしれない。今ではないと思うが。

金価格よりも軽い金鉱株



今回は金価格よりも金鉱株の方が値が軽い。銘柄で見ても200日移動平均線を越えているものが目立ち始めた。いわゆるチャート的には買いのものが増えてきた。これはブローカーのショートカバーである場合はラリーになる。そうでない場合はかなり巧妙な騙しである。もう少し見ていけばどっちか判別は出来ると思うが、伸るか反るかは個人の判断次第である。どっちだと思う?

火力不足か?

綺麗に上抜けしたのに踏みとどまっているね。どうも火力不足のようだ。じゃあ、なんで抜けたの?と言いたくなるが、それとも何かを待っているのか?それは良いものである場合と悪いものである場合の二通りある。ここ最近はデモ騒動に目を奪われているから欧米から目が離れがちだ。ドカンとぶったまげることが起こるかもね。

混沌とする世の中で

デモ、デモ、デモ、世界中でデモが起こっているかのような錯覚を覚える。まるで危険な時代に生まれたかの様にも思える。多少問題があろうとも景気が良ければ争い事は起こらないものだが、世界的に景気が下振れし雇用が失われつつある中ではちょっとしたことが争いにつながってしまう。見守るしかないが、世界が混沌としてきてしまった。3連休だというのに気の重い3日間だったね。

原油100ドルの世界に耐えられるか?



QE3の影響もあるが、原油価格も勢いが出てきた。果たして世界は原油100ドルに耐えられるだろうか?景気はどちらかと言うと下振れリスクが高まっている。原油価格の高騰は景気に悪い影響を与えるが、そういった背景を振り切って上昇するのかどうか興味深い。

先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
10日  1732.00   1724.80
11日  1736.75   1732.50
12日  1737.00   1731.40
13日  1733.25   1767.20
14日  1775.50   1770.50

*こうして見ると急騰したのは13日だけでそれ以外はほぼフラットだった。非常に人工的な上がり方であったのは否めない。だからもう一つ気が乗らないのかな。それでもしっかりと抜けているのだから今週も期待しよう。金ETFはかなりたまってきた。

*金ETF残高1640.37トン(9/16現在)exchange-traded gold securities

取りあえず強気支持だが・・・

QE3の実施で金相場は急騰した。取りあえず強気支持で良いと思うが、もう一つしっくりきていない。気持ちが乗り切らないのだが、なぜだろうか?金ETFは9トンほど増えたし、金鉱株もわりと大きく買われた。一応、全部揃ってるから強気で良いのだがね。1週間続いたらロケットモードと言うかもしれない。だが、今のところは大人しくしてましょう。

誰のためのQEなのか?

念願のQEと言って良いのか複雑だが、我々金投資家にとってはそうかもしれない。バーナンキは景気が回復してくるまで不退転の決意で導入したと言っている。果たしてそうなのだろうか?規模の小さいQEに見えるがこの調子で毎月MBSを買い続けると2014年ぐらいまでには全体の住宅ローン市場の33%以上を所有することになるという試算があるらしい。恐らく手の付けられなかった有毒な債権はかなりなくなると思われる。つまり住宅市場は浄化されるのかもしれない。バンカメとかは生き返るのかもね。そう考えると景気にはポジティブか?でも銀行救済が大前提だとは思う。しかし、QEのたびにFRBのバランスシートは拡大してきた。それに対応して金価格は反応してきた。2014年後の予想金価格は3350ドル、原油は190ドルとなるらしい。(バンカメ予想)原油の190ドルは恐らく耐え難いものだと思うが、結果的に良いことなのだろうか?商品価格の高騰はゴールドを除いて景気に対する影響は少なからずある。需給との綱引きをどう考えて予想しているのか考えてみる必要はある。

QE3はどうなの?

予想通りと言って良いのかQE3は発動された。今回は思っていた通りのMBSの購入であった。月次400億ドル買い入れは規模がやや小さい。終了期限のないオープンエンド型というのが特徴か?ある意味きりがないとも言える。少なくとも2015年半ばまでFF金利を異例の低水準とすることが正当化される可能性が高いと現時点で予想していることからなんとなく期限が見えてはいるが。また、大統領選挙後に量的緩和は増強されるとの見方もあり、財政の壁が大きく横たわる。

すべての通貨は米ドルに通ずる



この20年間の世界の主要通貨のゴールドに対する相対購買力の損失は恐ろしいほど高い。米ドルは世界の通貨の基準である。大半の原因は米ドルにあることに異論はない。この表はどの通貨に逃げても逃げ切れるものではないことを示している。

ムーディーズの一撃で一気にドル安に

ムーディーズは米国が予算をめぐる2013年の交渉で債務をGDP比で圧縮しない限り、最上位格付けを失う恐れがあるとコメント。これでドル安が一気に進んだ。去年のS&Pといい、物凄いところでやってくる。そのわりにゴールドは小幅だね。FOMCを控えているし、あと独憲法裁判決という大物が控えている。いよいよ来たなという感じだが、結果はどうなるだろう?

担保がなくなる

ルール変更に伴いデリバティブ取引に対する2兆6000億ドル(約203兆円)相当の新たな担保が必要になるらしい。要するにバクチをやるために担保がないとゲームに参加できないと言うこと。現状では担保として利用できる債券が少なくなっている。本来、国債はリスクフリーだったから担保価値が認められていたが、ギリシャ、ポルトガル、スペインとつぶれていったわけだから担保が足らなくなってきている。ゴールドは担保として認められたが、規模が小さすぎる。バクチを続けるためには知恵が必要になる。追加担保を見つける手助けを行っているのはJPモルガンやバンカメらしいが悪いことでもしでかしそうだ。

何かが間違っている

またまた現役大臣の自殺とはこの国はどうなっているのか?事情はよく分からぬが、何かがおかしくなってしまった日本の実情に将来の不安を感じる。しかし、政治家の不審死をよく見かけるようになったものだ。この数年で何人目だ?明らかにおかしい。政治家の自殺率高くね?いや不審死率と言った方が良いのかな。

危険信号を確認



金リースレートが異常値を示している。また、強引に押し込まれる可能性が出てきた。週初めは注意が必要となった。

先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
3日   1691.50   
4日   1697.00   
5日   1690.00   1693.40
6日   1701.00   1701.30
7日   1728.00   1735.30

*ちょっとKITCOの調子が悪いみたいですいません。中途半端ですが、更新します。今週も週末に大きく上げました。どうもQE3はあると言う判断に大勢が傾いてきたようです。現実に実行されると大相場になりそうです。今週はドカンと行くでしょうかね?

*金ETF残高1629.23トン(9/9現在)exchange-traded gold securities

また週末か・・・



ECBに反応しなくて米雇用統計の悪さに反応したと言っているが、そういう理解で良いのだろうか?しかし、また週末に大きく上げた。このタイミングだとアジア圏は反応がワンテンポ遅れる。あまりありがたくない。もう一回続いたらタイミングを疑おう。

推薦図書のご紹介



「通貨戦争」 崩壊への最悪シナリオが動き出した! ジェームス・リカーズ著 朝日新聞出版 2100円

過去の戦争は軍事力を駆使するものだったが、現在の戦争は違う。それは通貨や金融商品を用いた高度な戦争に様変わりしている。浸食されると国そのものが乗っ取られてしまい戦争に負けたのと同じような状態となる。現在のシステムは行き詰まっているように見せて新しいシステムへと転換する機会を伺っている。果たして何を狙ったものなのか?