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資本定義の厳格化は・・・

欧州銀行のストレステストでもバーゼルⅢでも同様だが、資本定義の厳格化が進行しつつある。まだ、将来の規定は決定していないが、欧州のストレステストはTier1比率6%を合格基準とし、優先株などのハイブリッド証券を含めより幅広い資本定義を認めていた。これはかなり甘い査定でリスク資産が相当数含まれている可能性がある。バーゼル銀行監督委員会が定義するコアTier1資本は主に普通株と利益の内部留保で構成される。本来この形が正しいのだと思う。先日、mingonさんから指摘のあった池水氏の記事ではTier3として50%の資産掛け目であったゴールドの評価が、Tier1となり100%とすることが検討されているとある。今後、株式市場が下落していくのであれば株式を持ち続けなくてもゴールドに置き換えることが可能となる。つまり銀行資産として積極的にゴールドを持てる時代がやってくることを示している。また、現状を考えるとハイブリッド証券などのリスク資産が処分されてゴールドに置き換えられる可能性が高い。バーゼルⅢの中にあるTier1資産の規定が変わるとき世界が変わる。
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久しぶりに気持ちの良い上げだが・・・



久しぶりに気持ちの良い上げ方を見た気がする。米雇用統計が悪化してきたからだが、ちょっと極端すぎないかとも思える。一気に追加緩和が期待されゴールドには急激にショートカバーが入ったと言う。金鉱株も同様の動きであっけらかんとしてしまった。個人的には確信がなければここまで買えないと思っている。この中にはQEが発動されるかされないか真実を知っているものもいるのだと思うが、もしこの動きが騙しであったとしたら恐ろしい気もする。来週が問題であるが、もちろん上昇の継続性は必要だが、近い将来QEが発動されなければならない状況を作り出してしまった。当然、QEが発動された場合の金価格は最高値をぶち抜いていくだろう。しかし、QEが発動されなかった場合は奈落の底に落ちていく可能性があることを念頭に入れておかねばならない。