先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
30日  1652.25   1664.30
5月
1日   1664.00   1662.20
2日   1648.00   1653.70
3日   1637.75   1635.80
4日   1643.75   1642.10

*ボックスだが、やや下がり目のゴールデンウィークであった。NYでの動きが大半であるが、ボラティリティとしては結構あったな。今週も材料不足か?

*金ETF残高1582.34トン(5/6現在)exchange-traded gold securities

文明人はゴールドを買っていない?

バフェットは元々ゴールド嫌いで知られているが、バークシャーのチャールズ·マンガー氏がひどいことを言っている。文明人はゴールドを買っていないとか、もっと生産性の高い事業に投資しているだとか言われている。確かに金投資家は全体から見ればかなり変わっているし、マイノイティ派である。しかし、こんな言われ方をするいわれはない。人の投資スタイルを批判するのは投資家としてはおかしな行動である。しかもメディアを通じての行動となるとなおさらおかしい。ある意味、一つ間違えるとそういう流れが起こる可能性があり、そうならないように釘を刺しているのかもしれない。

http://www.gata.org/node/11324

採れなくなってきたゴールド



2000年代に入り金価格は上昇を続けてきたが、金の生産量は10年前と比べて大して増えていない。中国の生産量はその間急成長を遂げたが、世界的には減産されていた。中国で生産されたゴールドは中国国内でのみ消費されているため世界的には供給が減少している。金価格の上昇は需給にも影響されてきていたと思われる。

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金採掘の品位であるが、これは破壊的に悪くなっている。昔に比べると品位は6分の一以下になっている。これは採掘コストの上昇につながっている。最近、コスト高になっている鉱山は品位低下の影響をかなり受けているものと思われる。

留守にします

1泊2日で山梨の方まで行ってきますので留守にします。丁度、富士山の裏側になりますが、雨模様で残念です。芝桜ももう一つのよう。夜はのんびり温泉にでも浸かります。よって今日明日はお休みになります。書き込みは自由ですが、くれぐれも脱線のないようにお願いいたします。

推薦図書のご紹介



「最後のバブルがやってくる」 岩本沙弓 著 集英社 1680円

金融緩和でダブついた資金は実体経済に回らずに金融市場で新たなバブルを形成する。今、最後のバブルが始まろうとしている。また、通貨に対する本質的な問題点にも切り込んでいく。金本位制にも踏み込んでおり、なかなか面白い。金投資家には好まれそうな内容となっている。著者の本はこのブログではよく推奨させていただいているが、この一冊も期待を裏切らないだろう。

不換紙幣の運命



100ドルで買えるゴールドの量は年を追うごとに減少してきた。もう昔の状態に戻ることはないだろう。どこまで下がるのかも定かではない。それが不換紙幣の運命なのだから。