バブルの予感はあるか?

景気がしぼんでいき資金需要がすたれていくと投資対象が減ってくる。国債はバブルにはなっているが、ギリシャ債を皮切りに疑念が出始めている。資金需要を満たすためのバブルは構築されるのだろうか?世界的な量的緩和状態は何をもたらすのだろうか?明らかに資金は宙ぶらりんで浮いていると思われる。
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資金需要がなくなる?

現在の世界経済は成長することによって資金需要を生み出して拡大してきた。今は実体経済よりもペーパーマネーの量の方が大きくなっている。それらの資金需要を満たすには恐らく最低限の成長が必要なのだろう。ところがその資本主義社会の成長神話が崩れ去ろうとしている。ペーパーマネー発生の根源であった国債発行に疑問が起こりつつある。ギリシャは生きたままにして死んだ。ポルトガルも同じ道を歩もうとしている。今度の焦点はスペインに移った。しかし、最大のテーマは完全にバブル化した米国債である。いったい資本とはなんなのだろうか?実態がないものではないのかと最近思うようになってきた。過去の資本には実態があったが、今の資本には実態がない。それをギリシャの処理のようになかったことにするとはどういうことなのか?我々は考え直す必要に迫られている。

中国の保険会社による投資範囲を拡大

中国は保険会社が投資できる範囲を拡大し、国内景気の浮揚促進を目指す。中国保険監督管理委員会が明らかにした。今後徐々に保険会社が購入可能な証券を増やしていく方針のようである。新たな措置は温州で試験的に実施される可能性があるとのこと。中国の保険会社は保守的な資産運用に終始していたが、今後は徐々に欧米の保険会社ように投資色が強まってくるのだろう。これは大きな機関投資家の出現となるため相場にとっては大きな出来事である。

先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
23日  1629.00   1638.30
24日  1649.50   1641.50
25日  1637.75   1644.30
26日  1653.50   1657.10
27日  1663.50   1662.80

*FOMC後から上がり始めた。ボックスを抜けるのかどうかだが、悪くない上がり方である。GWはこの感じでお願いしたい。金ETFはサイトが不調で手計算しなければいけなくなった。多分、間違ってないと思うが、やや増加。

*金ETF残高1592.02トン(4/29現在)exchange-traded gold securities

中央銀行の金買いは続くか?

IMFの公表データでは3月度の中央銀行の金買いは活発だった。メキシコが16.8トン、ロシアは16.55トン、トルコは11.5トン、カザフスタン4.3トン、ウクライナ1.2トン、ベラルーシ、ギリシャ、モンゴル、タジキスタンなどが1トン未満の増加となっている。売却したのはチェコの0.14トンのみである。50トン超だからそれなりの量ではある。相場の方はその割には冴えなかったね。もちろん必要だから金準備を増やしているわけだが、メキシコとロシアは熱心ですね。ゴールドは外貨準備の一部として計上されるが、ドルやユーロではなく一部がゴールドである必要があるということです。

米ドルとゴールドの戦い



今、起こっているのは恐らく米ドルとゴールドの戦いなのではないかと思っている。現在は膠着状態である。体制派はもちろん米ドル派だ。体制派は米ドルを無限に発行できる胴元であるから通常負けるはずがない。しかし、よくぞここまで上がってこれたものである。それは現物の動きが世界各地で起こっているからである。取って代わって金鉱株はブローカー勢力が依然として強い。だが、彼らとてポジションが消失しているわけではない。この結末やいかに。

GWに入ります

明日から大型連休に入ります。私自身も5月6日まではお休みになります。更新は気楽に休みながらやろうと思っています。途中で旅行もあるので途切れます。ご容赦ください。みなさんものんびりしてね。

サプライズはないが・・・

FRBはFOMC声明で政策金利を少なくとも2014年末まで据え置く方針を確認する一方、年内の追加刺激策実施の可能性に関する手がかりはほとんど示さなかった。予想通りと言えば予想通りだが、6月にはツイストオペが終了するだけに次回(6月)のFOMCではツイストオペの延長など何らかの対策がなされるのではないか?しかし、非常に動きずらい状態であることは間違いない。ある意味ニュートラルな感じか?何かあればどちら側にでも動くという感じである。

下向きになってきたが・・・



ボックスながらじわじわ下向きになってきたゴールド。見た目的には悪い形になった。FOMC前で動きにくいか?また、ここで振り回される?

原油と原油株



ゴールドと金鉱株の関係がおかしいというのは何度となく指摘してきたが、この2つだけではないらしい。

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これは原油と原油株の関係でも同じようなズレがあることを示している。原油が下がるべきなのか、原油株が上がるべきなのかということである。また、その背景で何が起こっているのか知る必要がある。

スペインの運命は?

スペインが危ないと騒がれだして久しい。果たしてスペインはギリシャ型ゾンビとなるのか?それともイタリア型生還国となるのか?見方としては厳しいものが多いように見えるが、どうなんだろうね。個人的にはギリシャ型に向かっているように思える。だが、そうなるとタダではすむまい。その割にゴールドは渋い様にも思える。果たしてどちらの道を歩んでいるのか?

投資家が離れ始めたか?

我々は別として投資家の興味がゴールドから離れ始めているように思う。それはアクセス数にも表れている。個人的には良いことだと思っている。注目されすぎている状態ほど怖いものはないからだ。銀さんも言っていたが、朝倉慶氏の今年の予想金価格4000ドルは当たりそうもないと言うが、不思議とその方が落ち着くのはなぜだろうか。暴落もそうだが、来る来ると思っているときは来ないもので来ないと思って油断しているときにこそ起こるものである。

先週の金価格

4月    London   NY(COMEX)
16日   1653.00    1652.90
17日   1635.50    1650.00
18日   1644.00    1642.00
19日   1650.00    1642.60
20日   1641.50    1642.40

*ボラティリィティは大きいもののボックスの終始する動き。材料なしか?スペインの金利上昇は今のところゴールドにはプラスになっていないようだ。しかし、動きがないね。

*金ETF残高1582.04トン(4/22現在)exchange-traded gold securities

ジェームス・ターク曰く

ジェームス・ターク曰く、ゴールドではなくドルで測ったXAUゴールドマイニング·インデックスの30年チャートを見ると現在需要なところに差し掛かっていると言う。30年来ここまで金鉱株が割安になったことはないらしい。もちろん今はBuying Areaを突き抜けたところにいる。著作権の関係で引用できないがご覧ください。

http://kingworldnews.com/kingworldnews/KWN_DailyWeb/Entries/2012/4/20_Turk_-_The_Most_Important_%26_Extraordinary_Chart_for_2012.html

地下に眠るゴールドは格安

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ここ最近、中国による金鉱山の買収が目に付き始めた。金価格が高止まりする中、地下の金鉱山は格安状態にあるからだろう。原油高がコストを圧迫するとも言われているが、利益額自体は増加している。ましてやコスト安の中国企業は本来ならもっと多きな利益を得ていただろう。まさに地下ゴールドは格安と言える。

http://www.commodityonline.com/news/china-gets-gold-cheaper-through-mine-acquisitions-47584-3-47585.html

MBSを買ってるね

FRBは18日までの1週間に政府機関発行モーゲージ債(MBS)を77億ドル買い入れていた。傘下のニューヨーク連銀が明らかにした。前週の買い入れ額は56億ドルだった。モーゲージ債の売却額は7億ドル前週はゼロだった。この結果、純ベースでの買い入れ額は70億ドルとなった。住宅ローン金利を低く抑え住宅市場の活性化を支援するため、FRBは10月以降、政府機関債とエージェンシーMBSの元本償還金をエージェンシー発行MBSに再投資している。

どうやらFRBはツイストオペ的な措置をMBSに対して行っていたようだ。追加的な緩和ではないが、現状のレベルを維持しながら債権の入れ替えを巧みに行っている。比較的質の良いMBSを売却し、その資金で再び市場のMBSを購入する。そうせざるを得ないだろう。

ダウゴールドレシオはどこへ行く?



ダウゴールドレシオは去年の秋にピークに達して反転してしまったのか?そうではないと思っているが、今のところはお互いににらみ合いが続いていると言ったところか?ダウは人工相場の様に見えるが、粘り腰があるな。大統領選挙年というのは大きな意味があるのかもしれない。しかし、再び降下してくるときは必ずやってくる。思ったより先の可能性はあるのだが・・・。

よく見ると激しいね



ボラティリティが大きくなっている。NY時間での動きはかなり荒っぽい。何やってるのか?昨日は短い時間に20ドルぐらい上下している。今夜も荒れ模様だ。仕掛けている奴がいるね。

ロンドンで人民元建て金属取引?

ロンドン金属取引所(LEM)が決済通貨として中国人民元を採用し英ポンドを除外することを調査しているらしい。指標として米ドル建ては維持する方針でLEMは「常に市場を支援するための新たな対策を模索している」としている。中国は多くの非鉄金属で世界最大の消費・輸入国。銅では世界需要の40%を占めている。

商品取引で用いられるのは圧倒的に米ドルである。英国であるにも関わらずポンド建て取引は縮小の一途をたどる。そこでポンド建て取引を除外するのは分かるとして人民元建てを採用しても用いるのは中国人だけではなかろうか。それでも導入するということは言い換えれば中国はドル建てで取引する意思がないとも言える。波乱の予感がしてきたな。

年内には再び米国も・・・



ここ最近はスペインが転がされて遊ばれているがどういう結末を見るのか?ギリシャは完全に死んだ。ポルトガルも自力復活はありえない。イタリアはなんとか踏みとどまったが、まだ大御所が控えている。忘れちゃいけない米国が控えています。米国もこのままいくと今年の秋には債務上限にぶち当たる。再び債務上限の引き上げを行えば良いことであるが、大統領選挙前でごたごたするようだとその隙をヘッジファンドに狙われることも十分考えられる。基軸通貨国の米国が転がされるとなるとただ事ではなく、その可能性はゼロではない。

タイタニック号の沈没から100年



今日でタイタニック号の沈没から100年が経つらしい。そんなに前だったっけ?ちょうど大恐慌の少し前の時代背景ですね。私もどちらかと言えば船でのんびりした旅に憧れる。引退したら豪華客船で世界1周の旅なんて良いよね。

先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
9日           1641.30
10日   1644.00   1660.60
11日   1658.00   1659.70
12日   1668.50   1675.30
13日   1666.50   1658.50

*QEのあるなしに左右されているような動きで動くときは大きく動くが単発的でボックスに終始している。特に面白い話題はない。

*金ETF残高1582.05トン(4/15現在)exchange-traded gold securities

通貨発行量に上限を設ける

個人的には無制限の通貨発行は間違っていると考えている。どこかの時点で通貨発行量には制限がかけられる時が来るのではないかと思っている。目安としてはGDPの規模に相当する通貨量が分かりやすいと思うが、ドルをそこまで減らすのは至難の業ではある。もう一つ、各国の金準備に相当する量に通貨発行が制限されるという意見がある。金本位制というわけではないが、各国の通貨量が金準備によってバランスするという考え。これをやられると日本は厳しい。しかし、アジア以外の国は英国を除いて欧米諸国では通貨バランスが取りやすい。ここ最近の中国への金輸入の急激な増加は中国人民銀行への流入疑惑がもたれるが満更でもないだろう。以前、中国は金準備の大幅な増加を示唆する発言も見られたが、各国の通貨量が金準備によってバランスされるという案が正しいのであればこの行動はうなづける。未来は分からないのだが・・・。

ペーパーマネーは世紀の発明だが・・・

ペーパーマネーは恐らく世紀の発明の一つだと思われる。これの登場により飛躍的に経済は発展した。また金本位制の放棄によって経済発展はさらに加速した。ペーパーマネーの急激な膨張は経済の拡大に比例する。最初は良かった。しかし、ペーパーマネーの増加が経済規模の拡大を上回りだしてからはいけない。金融が経済を振り回しだし邪魔をするようになってきた。今の金融(マネーサプライ)は経済規模の数倍にもなる。これを本来あるべき規模に縮小することは今となっては難しい。デリバティブを生み出した金融工学も間違っていたとは言いにくいが、現状を悪化させた要因となる。どうやって元の状態に戻したらよいのか?

いきなり空中分解とはね



いきなり空中分解とは驚いたが、明らかに機体の剛性不足か?しかも発射直後だけにお話にならなかった。日本は大騒ぎしていたが、やれやれである。何も起こらなくて良かったと言っておこう。

ユーロは元の通貨に戻るのか?



ユーロはやがて元の通貨に戻っていくと言う説がある。私もその可能性はあると思っているが、どれぐらいの確率だろうか。結果として基軸通貨ドルに代わるものは現れなかったことになる。ドルは今となっては不便極まりない通貨であるが、これを使わざるを得なくなっている。そんな中でユーロを元の通貨に戻したら何が起こるだろう。それ相応の混乱は必至だろう。それぞれの国の通貨は個別に通貨価値が評価されることになる。その方が自然であるのは言うまでもないが・・・。

何かあると踏んでいるのだが・・・



去年の後半ほどではないが中国の香港から本土への金輸入は継続されている。一時、最高値をたたき出していたころは輸入量もピーク近いころで関連を感じさせる。一説には大規模な金購入は中国人民銀行が密かに金準備を蓄積し続けている合図ではないかとも言われている。また、ピークを越えながらも金輸入を継続するさまは現物が手に入りにくくなっていることも連想させる。

中国の景気は・・・



中国の景気はどうなんだろうね。いろんなことが言われているが、銅需要に関してはなんとかこなしている感じか。しかし、波がかなり大きい。銅在庫が増え始めていることもあって中国の需要が落ち始めると一気に膨らむこともありえる。

インドのストライキが終わる?

インドの宝石商のストライキが終わるらしいとのニュースが流れている。新しく貴金属取引に関わる加算税に足しての抗議行動として行われていたものだが、円満解決に向かっているとか。それなら良いことなのだが、最後まで安心はできない。だが、上手く撤回されれば貯まっている需要が噴出しそうで良いことではある。

http://www.commodityonline.com/news/india-jeweller-strike-ends-but-gold-imports-not-to-rise-as-inventory-piles-up-47268-3-47269.html

先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
2日   1677.50   1677.00
3日   1676.25   1645.80
4日   1621.00   1620.40
5日   1631.00   1631.30
6日            1631.10

*今後の量的緩和、景気動向に振り回された1週間であった。結果的に大きく下げた。買い越し残はかなり減少してきておりそろそろか?インドの実需が止まっている割にはよくこのへんで収まっているなとも思う。

*金ETF残高1582.98トン(4/7現在)exchange-traded gold securities