2011年が終わる

2011年が終わろうとしている。いろいろな事があった忘れる事のできない1年であった。なんと言っても東日本大震災は二度と起こって欲しくないものである。また、東電の原発問題は将来に大きな不安を落とした。ギリシャ問題は収束せずに来年にまで持ち越される。2011年は1年中この問題に振り回されたとも言える。まさかイタリアの金利まで急騰し始めるとは思っていなかった。複数の国のデフォルトリスクが世界中を駆け巡った事などあっただろうか?米国も議会の空転によりデフォルト寸前まで行った。幸いと言って良いのかどうか分からないが、まだデフォルトした国はいない。そんな中で金価格は急騰を見せた。一気に1900ドルを突破した時は2000ドルも近いとさえ思われたが、あっと言う間に売り叩かれて沈んで行った。だが、このサイトの予想値が実際値と近似値化してきたのは良い傾向である。2012年はさらに大胆な予想になります。残念なのは金鉱株がまだついてきてないことですが、金鉱株が金価格に追いついてくるのもそう遠くはないと思っています。もちろん、そう願ってもいるんですが・・・。みなさん、この1年本当にお疲れ様でした。良いお年をお迎え下さい。
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土俵際にいる?



際どいところまで下げてきたようだ。年度末というのに無理に突っかけてきた奴がいる?個人的にはもうこのへんでいいんじゃないの?って感じですが、頭の中はすでにお休みモードです。金ETFは大きく戻してきており、底打ち感は出てきたと思う。

*ちょっとこれから琵琶湖のへんまで行ってきます。今日の更新は以上です。温泉に浸かってのんびりする予定。明日の夜までには帰ってきます。

ホルムズ海峡は危険なのか?



イランは欧米諸国の経済制裁に対してホルムズ海峡の封鎖をほのめかしている。本当に実行されたら大事だが、いったいいかほどの可能性があるのか?中東の原油に対する依存度が高い日本にとっては死活問題である。一旦100ドルを超えた原油ではあるが、再び下げてきてはいる。いかにもというタイミングではあるが、果たしてどうなるのかね?

金取引に制限が掛かる中国

中国人民銀行は金取引の制限を発表した。上海金取引所と上海先物取引所の2市場以外での金取引を禁止するとした。なんでも各地で違法取引などが起こっているとか。そのためその他の取引所まで巻添えをくって廃止になってしまった。人民銀は「金は通貨に属する国の備蓄の重要な構成部分であり、一般の貴金属とは異なる」と指摘。経済の安定を維持するために金の取引は国務院や金融管理当局の承認を受けた取引所で行わなければならない」と説明。真っ当な説明である。中央銀行がこういう説明をするところをはじめて見た。各国の中央銀行はニクソン・ショック以降、ゴールドを建前上は粗末に扱ってきた。中国の今回の措置は建前ではなく本音の部分である。金取引を厳密に行わなければならないという強い意志を感じる。来るべき時のための準備に余念がない。

イタリア国債入札に緊張が走る

どうやらイタリア国債の入札は無事に終了したようである。非常に緊張感があったと思う。恐らく入念に買い支えたのではないかと思われる。当然、攻撃にさらされる可能性もあったと思われるので細心の注意を払っていたはずである。当分、こういった状態が続くというのは精神的な疲れを要する。2011年度のイタリアからの資本逃避は110億ユーロ(約1兆1200億円)に達したと言う。もう危険だと思って資産を国外へ逃がし始めているようだが、そのための取り締まりも厳しくなるようだ。長期金利の上昇でこれほど右往左往するとはね。日本人は他人事とは思わずに注意深く観察しておく必要があるだろう。

ドルの長期的な価値

ユーロの存在が揺らいで来ている現在、相対的にドルに資金が傾き始めている。為替の評価は相対評価であるためにユーロが下がればドルが上がるという構造になっている。そのためドル自体の価値が減価し始めている事が分かり難い。どれぐらいの時間が掛かるのは分からないが、それは誰の目にもはっきりとした形で出現するだろう。QE1、QE2と続けるにしたがい円高が進行していったのは量的緩和を大胆に行った米国と後ろ向きだった日本の違いがそのまま出ているものと思われる。QE3に突入するとより一層ドルは薄まる。QEとは言い換えると不良債権の買い取りである。QE1がMBS等の住宅担保証券でQE2が米国債であった。これは買い手がいなくなったものを買い取っているに過ぎない。現在の米国の長期金利はありえないぐらいに低下しているが、逆に今後は買い難い状況を作り出した。米国の財政赤字で大きなものは軍事費、医療費、公的年金であるが、赤字削減はかなり難しい。軍事産業はかなりの雇用を生み出しているし、ベビーブーマー世代の退職は年間450万人に達する。年金支出はこれから増えていくだろう。つまり緊縮財政にはなり難い。景気が良くならずに行くと税収の大幅な増加は考え難い。となると国債の発行はそれほど減らない事になる。しかし、買い手である中国、日本、産油国は今までとは状況が違う。だからQE2では米国債を買ったのである。これを無限に続けていくしかないのが現実である。

Forecast 2011を振り返る

今年も残り僅かになってきました。みなさんと2011年の金価格予想を行ってからもう1年近くが立ちます。ここまでの経過を見ていきたいと思います。LBMAのホームページの2011年金価格を参照するとhigh1897ドル、low1316ドル、average1573ドルです。kitco表示だとhigh1900.30ドル、low1314.90ドルとなります。瞬間最大値だともっと上ですが、1900ドルを正解にしよう思います。ピタリ賞は中国貴金属資源さんとrockyさんの二人です。アナリストが軒並み外している中で当ブログの予想はかなり良いセンを行っていました。まだ今年は終わっていませんが、結果は大きく異なるものではないでしょう。しかし、2000ドルという予想は当初行き過ぎだとも思われましたが、結果的に近いところまで来てしまいましたね。来年も年明け早々に2012年金価格予想を行いたいと思いますので参加希望の方は考えておいてください。

http://gojira1218.blog87.fc2.com/blog-entry-2270.html

製造業が重要になる



米製造業のGDPに占める割合は28.5%である。低下傾向にあるとは言えまだ大きい。米国の格差が拡大した原因の1つはここにあると思うが、グローバル化の拡大に伴い世界の格安品の流入により国内の製造業が打撃を受け衰退していった。一部はIT産業にも吸収されたが多くは海外の工場で生産されるものが多く、国内の雇用は大きくはない。取って代わったのは金融業であるが、これも製造業ほどの雇用は生まない産業である。雇用を生まない産業がGDPの多くを占めるようでは国民は豊かにはなりえない。グローバル化を否定するつもりはないが、国内の製造業を生かした上で行わなければ国の衰退につながる雇用の喪失を伴う。異論はあると思うが、これからは保護主義的になっていかざるを得ないと思う。そうした中でトヨタの世界販売計画が過去最高というのは1つ間違えると危険ですらある。また、ユニクロ型企業経営は国益には程遠い存在であると思う。本来、地産地消で経済活動を行う事が最も景気が安定する。

先週の金価格

12月    London    NY(COMEX)
19日    1598.00    1593.90
20日    1613.50    1615.20
21日    1608.00    1615.20
22日    1606.50    1605.40
23日             1607.00

21日のロンドン時間に上げかけたが叩き落された。それ以外は横ばいで面白くはなかった。年内はこのまま終わりそうな雰囲気が強い。金ETFはドカッと減ってきた。

*金ETF残高1511.02トン(12/25現在)exchange-traded gold securities

メリー・クリスマス

みなさんはクリスマス・イブを楽しんでいるだろうか?今日は今年最後の忘年会に出席する予定。私が教えているテニスクラブの忘年会だが、なんと私が最年少だ。平均年齢は60歳を越えているだろう。歳をとっても健康でいられるのは本当に幸せな事だと思う。いつも思うことだが、一生を通じてスポーツを楽しめる人は意外と少ない。これは非常に重要な事で人生を楽しめる要素の1つである。また、体が丈夫になると歳をとっても風邪を引かなくなる。私のレッスンを風邪で休む人なんていないのだ。話が脱線してしまったが、今日は我が家は一家3人バラバラです。私が忘年会で娘が勉強合宿とかで今日から27日まで家にいません。嫁さんだけがお留守番です。こんなクリスマス・イブは始めてですが、娘の英会話の先生(米国人)に言わせると狂ってるという事らしい。まあ、日本人はクリスチャンではないからしょうがないか。

銅はどうだ?



中国の銅輸入量は世界最大である。その輸入量は増加傾向にある。問題は買い方が不規則で把握し難いこと。銅価格はピークから20%程度調整したところで止まっている。だが、その間銅在庫は減り続けていた。このグラフは調整期間中に中国が銅を買い続けていたことを示している。確か今年始めの予想では来年の需給は厳しくなるんだったと思う。来年になるとこの中国の行動が正しいのかどうか答えが見えてくるのではないだろうか?

強気と弱気が交錯する中・・・



金相場は2008年のような調整期に入る可能性もゼロではないが、個人的には強気の見通しのままである。特に来年は強気のターゲットを出すつもりでいる。イメージ的にはこんな感じであると言いたい。

ECBの資金供給はユーロを救うか?

ECBは過去最大の資金供給を行っているが、ECBはユーロを救えるのだろうか?ユーロ圏の銀行は資金繰りに困っていたのは事実で渡りに船であったと思う。これで取りあえずは新年を無事に迎えられそうだ。この資金供給にはいろいろな意見があるようだが、QEそのものだという見方もあるが、供給された資金で国債を買っているかどうかは分からない。しかし、現在銀行は自国の国債を必死で買い支えているとの話も流れている。そのため金利の上昇がなんとか踏みとどまっているとか。来年2月にも資金供給を行うようだが、この資金供給でもそのぐらいしかもたないということですね。延々と資金供給を続けていくしかない事になるが、先が見えないのが厳しさを物語っている。こんなことならギリシャを破綻させておくべきだったとの声が聞こえてきそうである。

ダウは下げられない

ダウは本当によく持ちこたえている。日本と違って米国人は金融資産の占める株式のウエイトは高い。米国債も重要だが、同様に株高政策も米国にとっては重要である。個人だけでなく年金基金もかなりの株式を抱えている。ベビーブマー世代のリタイヤが順次起こることを考えると資産価格の下落は厳しい現実となる。結局、米国は資産価値の下落は許されない状況にある。それは米国債も同様ではある。現状を維持するためにはなりふりかまってはいられない。景気指標と同時に株式指数も量的緩和を始めるときのサインの1つである。よくよく考えればこれをどこまでも続ける事になるとダウは下がらない事にはなるし、米国債も永遠に維持できると言う無限ループは可能なのかとも思える。それは幻想に過ぎないのだが・・・。

10年はやっぱり長かった



よくぞ10年もの間、上昇してきたものである。こうして見ると2008年の大き目の調整後に上昇角が変わったのがよく分かる。今回も同様の形となるのかが焦点となろう。しかし、これ以上のペースアップはまさに普通じゃないとも言える。

米国と欧州はどういう手段を取るのか

グローバル化を支えているのは自由な資本移動だと言われている。だが、これには問題がある。自由な資本移動と為替の安定は両立が難しいし、各国の金融政策との調和を図ることも難しい。今はこれが難しい局面に差し掛かっている。金本位制の時代も同じように資本移動は行われていた。当時の米国は経済発展と共にドルを発行していたが、欧州各国はドルの発行量に対して金準備が足らないのではないかと疑問を抱き始めた。その結果、フランスなどは金兌換を要求し始めて急速に米国の金準備が減少していった。ニクソン大統領は金兌換を停止し金本位制は崩壊に至った。現在も似たような事をやっており、発行しすぎた国債に取って代わっているだけである。実際の税収やGDPに対して明らかに国債を発行しすぎてしまった。今度はどういった手法を用いるのか、もはや通常の手段で対応できるものではない。

なぜドルと米国債なのか?

世界のマネーがドルと米国債に偏る。なぜドルと米国債なのか?円も買われてはいるが、今のドルと米国債の比ではない。だが、米国では今でも議会ではドタバタ劇が続いている。総額1兆ドルの2012年度(11年10月-12年9月)の歳出法案を承認し、米政府機関の閉鎖は回避されたようだ。米政府は依然金欠状態である。この状態でドルと米国債に偏っているのは明らかにリスクがある。恐らく世界から回避してきたマネーの吸収できる場所がないのだ。そうなるとこの状況は長くは続かない可能性がある。さらにユーロ崩壊の記事も眼につき始めている。ユーロが存続するとしても現状をとどめていない可能性はある。どういう結末になるのか予想できないところも多い。1つはっきり言えるのはすべての国と調整を図るのは難しく時間を要すると言う事である。その間に事態は悪化していく。遅くなれば遅くなるほど手に負えなくなっていく。物事がなかなか決まらない様は日本の政治状況に似ている。手遅れになって崩壊することも視野に入れるべきだろう。

先週の金価格

12月    London    NY(COMEX)
12日    1659.50    1665.30
13日    1672.50    1630.90
14日    1603.00    1576.50
15日    1574.00    1570.60
16日    1594.00    1599.20

*調整の1週間であった。下げの多くはNY時間のようである。となると先物主体の下げか。買い越し残はそれほどでもなかったと思うが、かなり減っただろう。状況的にはショートは打ち難かったとは思ったのだがね。金ETFは最後に減少した。

*金ETF残高1577.43トン(12/18現在)exchange-traded gold securities

スタンスに変更はない

ゴールドはもう安全資産ではないとか、200日移動平均線を下回ったから下落トレンド入りだとかあちこちで言われだした。個人的にはスタンスに変更はない。むしろ来年は大きく上昇すると今でも考えている。ドルが強くなっていることには少なからず驚いたが、ユーロとの相対評価に過ぎない。通貨のものさし自体が壊れているのにドル高もユーロ安もない。背景的な要因はまったく変わっていないのでスタンスを変更する理由はない。私自身チャート重視派ではないと言うこともあるが人それぞれで良いと思う。

現金が良いと言うのは幻想だが・・・

ゴールドの下げはそれほど深くないと言ったが、気がつけば大きな調整であった。フランス系、イタリア系の銀行がゴールドを貸し出して資金調達しているとか言っている。貸さずに売れば良いんじゃないとも思うが貸すんだとか。しかし、現金不足は究極的か?みんな吐き出して根こそぎ持っていかれてる。誰に持っていかれているのか知りたいところだ。それが終了するまでの我慢か、それともQEで現金化出来ない国債を買い取ってもらうまでの我慢か。今年も残すところあと2週間。波乱の年末となった。

ドイツ銀行も資金不足か?

ドイツ銀行が資産運用部門の売却を進めているという。売却額は約20億ユーロという。資産を切り売りし始めているのだろうか?ドイツ銀行はギリシャ債をもっていたと思うが、早くECBが買い取ってやらないと銀行が機能不全を起こす。それこそすべてを叩き売って資金調達しているのかもしれない。こうなると疑心暗鬼にとらわれて銀行間の貸し借りは凍りつく。金融緩和は不可欠だがECBは腰が重い。私もひどいと言っていたFRBは正しかったとも言える。

QE1を誘導される欧州

ドルの強さは何なのか?あらゆる資産が売られてドルと米国債に集中する。どこかで見た構図だが、今の状態でも再現されるのか?欧州ではドル資金不足ですべてが売られているように伝えられるが、実態はどうなっているのか?これでは米国の完全勝利である。欧州の叩き売られた資産を格安で米国にもって行かれるだろう。欧州はQE1の発動を迫られている。このままではボロボロにされてしまう。ダダこねている場合ではなくなっている。

トレンドは崩れていない

私はゴールドのトレンド自体はまったく崩れていないと思っている。ゴールドが影響を受けるものは数多くあるが、1つはドルである。ゴールドはドルと逆相関とも言われるが、それだけではなくマネーサプライに連動するとも言われる。それはニクソンショック以来の資金量の拡大に相関する。現在の低金利状態は2013年半ばまで維持される事が発表されており、現在の緩和状態は少なくとも1年半は続く。今後のポイントは米国のQE3や欧州のQE1であるが、今回のFOMCでは見送られた。FRBの見方としては危機的な状況にはないということである。だが、9月に見られたようにパニックが起こったときはセクターに関わらずすべての資産が売られる。ゴールドは1900ドルから1500ドルぐらいまで下げたが、その後1700ドル程度まで戻した。冷静さを取り戻せばある程度の水準までは戻す。欧州ではドル資金不足から資産が売られだしている。しかし、本来金融危機はゴールドにポジティブである。銀行不安からキャッシュを銀行から引き出してどうするのか?現地の人の報告を待ちたいが、恐らく金買いが起こっているはずである。大手銀はどちらかというとショート筋であったので引き上げるとしたら買戻しである。ならば誰が売っているのか?金ETFはさほど減っていない。現物は買われている。ヘッジファンドの売りは考えられる。あとは欧州の中央銀行の売りか?これはありえるな。だが、私は1600ドル程度が下げの限界だと見ている。先週末のネット買い越しは500トン近くまで来ていたが、過熱感はなかった。今週はそこからかなり減ったと思われるが、そろそろ一段落すると思う。また、現在の金採掘コストは高いところで1200ドルに達しており、この価格に達すると採掘を停止するところが出てくる。そうすると一気に供給不足になって再び急騰する。もう1000ドル以下にはならないんじゃないかと思うところまできている。長々と書いたが、トレーダータイプの人でない限り、うろたえる必要なしが私の意見である。

そんなに深くはならないぞ

欧州銀のキャッシュ不足は深刻なのかもしれない。売られる売られる。株もゴールドもようけ売られたと思う。それとは逆に香港の金輸入が過去最高を示した。調整ぎみの金相場を横目に中国はせっせと金を国内へと取り込んでいる。結果的に下げているわけだから相当な量が売られていることになる。金鉱株も株として冴えない。しかし、少ない商いながらもポジションを積み上げている輩は存在する。それは反転を想定してのものだと思うが、水面下の動きはそれが近いことを示している。

キャッシュ化の動きか?



EU首脳会議開けの月曜だが、いきなり香港時間からガクンと来た。ロンドン時間に入ってからもじわじわ下げる。やっぱり会議では問題解決とは思われずにキャッシュ化の必要に迫られて売られているのかな?時間帯が時間帯だけにそう思えるが、果たしてどうなのか?

ようやく助走が終わったところ



金価格の動きもようやく助走が終わったところだと思っている。過去のDow/gold ratioのピークから12年やっと助走期間を終える。さらに過去に遡り、1966年Dow/gold ratioはピークを迎えていた。そして12年間の助走期間を得た後に大相場を形成する。まったく同じになるとは思っていないが綺麗に合う。

先週の金価格

12月    London     NY(COMEX)
5日     1744.00     1723.20
6日     1708.00     1729.40
7日     1735.50     1743.10
8日     1715.00     1705.80
9日     1709.00     1711.30

*上がっていこうとしていたのを叩き落されたのは8日のロンドン時間とNY時間の狭間であった。下げはリースレートの動きに連動している可能性が高い。裏腹に現物の手配は日々難しくなっているようである。下値としての1700ドルは堅いと見る。

*金ETF残高1592.85トン(12/11現在)exchange-traded gold securities

ボックスから抜けられない



1750ドルラインを上限にそして1700ドルラインを下限にしてボックス化を形成。8日の下げは唐突だったが、まあよしとしよう。欧州首脳会議がどう影響したのかはよく分からん。基本的にはポジティブなはずである。抜けていけないのは欧州銀だけでなく米銀にも資金調達難の影が忍び寄っているからか?

安定には程遠いが・・・

EU首脳会議は閉幕した。信用不安の後退を背景に株が買われたと言っているが、そうなんだろうか。今回決まったのは、〈1〉財政規律を厳しくするための新条約締結〈2〉支援制度「欧州安定メカニズム(ESM)」の発足1年前倒し〈3〉国際通貨基金(IMF)を通じた最大2000億ユーロ(約20兆7000億円)の救済資金貸し出しなどである。しかし、問題を抱えている欧州の銀行は資金が不足しつつあると言う。これらの取り決めは目先の抜本的な解決策でなく中長期的な対策である。目先の銀行危機は噴出してくる可能性が残る。また、今回の会議で英国の孤立が目に付いたが、EUは一枚岩でない事が改めて露呈した。今後に不安を残す形となってしまった。

荒れてきたな



金リースレートが大きく動く時は大抵金相場は荒れる。よく見てないと分かり難いが、株と一緒に下げてるからなお分かりづらい。ただでは行かせてくれないか?