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中国のインフレ

中国は人民元を事実上、米ドルとペッグしている関係からQE2の影響をもろに受けて国内はインフレが進む。つい最近、中国は預金準備率を21%まで引き上げて世界を驚かせた。すでに有り得ない数字である。こんな国はないのではないか。インフレ率は公式数字では5.4%と言われているがそんなものではないだろう。中国は米国などの先進国と違って市場の資金を国債で吸収するようなシステムがないようだ。一般に中国人は人民元(共産党)を信頼してないようなので中国国債は捌けないのかもしれない。したがって資金は不動産か株式へと流れるしかない。中国株バブルは一度弾けており、現在は不動産に資金が集中しているためバブルの様相である。政府は不動産バブルの沈静化に必死で効果を上げつつあると言うがまだ危険水域なのだろう。問題は市場の資金をいかに吸い上げるのかだが、ゴールドの販売推奨も一役買っている。ゴールドに変わった資金は不胎化するため大量に購入されると国債による資金吸収と同じ効果があるのでインフレ沈静化に役立つ。すでに中国は2011年第1四半期だけで290トンのゴールドを買っている。恐らくまだ序の口だろう。と、そう言っているうちに最近、中国は人民元を切り上げ始めている。国内のインフレはかなり厳しいと見る。そうなると以前言われていた直通車が復活するような気がしてならない。
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先週の金価格

5月    London   NY(COMEX)
30日            1539.10
31日   1536.50    1534.30
6月
1日    1533.75    1539.10
2日    1539.50    1533.80
3日    1540.00    1542.40

*先週はほぼ横ばいだったと言って良いだろうか。しかし、NY時間での1日の上昇、2日の下落はシャープな動きであった。結局戻してはいるが、何だったのか?怪しげな動きであった。何も起こらなければ今週も同様と思われる。金ETFもイマイチであった。

*金ETF残高1517.10トン(6/5現在)exchange-traded gold securities