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そこで今年はどうなるかだが・・・



今年の金価格年末予想だが個人的には年初に2000ドルとは言っているが、1800ドル程度が妥当なセンだと思っている。8月始めの時点でいくらになっているのかが非常に大きな問題である。

過去10年の金価格の傾向は・・・



過去10年の金価格の傾向を見ると6月7月というのはもみあう傾向が高い。また、8月から年末にかけては上昇する可能性が高くなっている。特にここ2年は年末にすこぶる強くなっている。

日本問題とは

日本は信じられないような災害を受けた。原発のおまけまでついて。日本は円高ドル安基調にあるが、震災後も結局大して変わらなかった。ドル円が90円とか100円になっても良さそうなものなのにである。日本の受けた被害はとてつもなく大きかったが、経済は強いのだろうかと思わせる一面ではあった。だが、日本には潜在的問題が存在する。それは貯蓄に対して消費が大きくなるような人口構成へと日本が変わっていくことである。つまり高齢化により貯蓄を切り崩して消費する層が拡大していくことである。これは生産性のある人口が減っていき年金生活者の増加を示す。やがて日本は経常赤字国へと転落する日が来るだろう。その時にいろいろな問題が生じてくる。最近の心配事は今回の震災でそれが近い将来訪れてしまうのではないかと言う事である。

Gold/Silver Ratio と金価格



Gold/Silver Ratioは最近見てなかったが、金価格と重ねると面白い。金価格は揉みあうことがありながらもここまで堅調に上昇してきた。こうしてみると金価格の上昇とGold/Silver Ratioの降下は逆相関になっている。2009年の後半から2010年の中盤にかけて金価格とGold/Silver Ratioは揉みあっている。そこでQE2の導入前後で方向性が明確化してハッキリと入れ替わって行った。流れとしてはゴールドもシルバーも上昇の流れだが、Gold/Silver Ratioとしては明確に下向きの力が働いている。現在はシルバーの下落もあってやや戻してはいるが、この流れは続くだろう。

中国のインフレ

中国は人民元を事実上、米ドルとペッグしている関係からQE2の影響をもろに受けて国内はインフレが進む。つい最近、中国は預金準備率を21%まで引き上げて世界を驚かせた。すでに有り得ない数字である。こんな国はないのではないか。インフレ率は公式数字では5.4%と言われているがそんなものではないだろう。中国は米国などの先進国と違って市場の資金を国債で吸収するようなシステムがないようだ。一般に中国人は人民元(共産党)を信頼してないようなので中国国債は捌けないのかもしれない。したがって資金は不動産か株式へと流れるしかない。中国株バブルは一度弾けており、現在は不動産に資金が集中しているためバブルの様相である。政府は不動産バブルの沈静化に必死で効果を上げつつあると言うがまだ危険水域なのだろう。問題は市場の資金をいかに吸い上げるのかだが、ゴールドの販売推奨も一役買っている。ゴールドに変わった資金は不胎化するため大量に購入されると国債による資金吸収と同じ効果があるのでインフレ沈静化に役立つ。すでに中国は2011年第1四半期だけで290トンのゴールドを買っている。恐らくまだ序の口だろう。と、そう言っているうちに最近、中国は人民元を切り上げ始めている。国内のインフレはかなり厳しいと見る。そうなると以前言われていた直通車が復活するような気がしてならない。

先週の金価格

5月    London   NY(COMEX)
30日            1539.10
31日   1536.50    1534.30
6月
1日    1533.75    1539.10
2日    1539.50    1533.80
3日    1540.00    1542.40

*先週はほぼ横ばいだったと言って良いだろうか。しかし、NY時間での1日の上昇、2日の下落はシャープな動きであった。結局戻してはいるが、何だったのか?怪しげな動きであった。何も起こらなければ今週も同様と思われる。金ETFもイマイチであった。

*金ETF残高1517.10トン(6/5現在)exchange-traded gold securities

米国債デフォルトの可能性

ムーディーズは連邦債務の上限引き上げと財政赤字削減の交渉に進展がなければ、早ければ来月にも米政府の債務格付けを現在の「Aaa」から引き下げの方向で見直す可能性があると言っている。少し遅いぐらいではあるが、これが限界とも言える。それは突発的な事が起こればデフォルトになる可能性を秘めているからだ。先月、米下院は連邦債務の上限を無条件で引き上げる法案を否決したばかりであるが、議会がどこまでのレベルなら債務引き上げに応じてくれるのか分からない。米財務省は債務上限が引き上げられなければ、早ければ8月2日にも債務不履行に陥ると予測している。恐らく今回は切り抜けると見ているが、議会で紛糾するようだとデフォルトは現実化する。そのためムーディーズは後出しにならないように警告を事前に出したのだと思われる。しかし、債務の上限引き上げはある意味きりがない。現在の借金経済システムは限界に来ているのである。

なぜゴールドは上がるのか?



ゴールドは他のコモディティ価格同様に基本的に需給関係によって決まる。それが本来の姿である。だが、NY商品先物市場で取引されるものは時として需給にそぐわぬ動きをすることもある。また、ゴールドの一連の動きは商品としての動きではなく通貨の側面を示す事がある。それはゴールドが依然として究極の決済手段とみなされているからである。ゴールドは何の裏付けも必要としない決済手段であることが魅力なのである。主要5通貨の為替レートはゼロサムの関係にあるため、これらの通貨の価値が損なわれ始めたら、すべての価値構造が低下する。これらの通貨のすべてが同時に低下することもある。言うまでもないが、基準(物差し)になっているのは米ドルである。問題は何に対して低下するのかだ。そして我々が目にしているのが金価格の大幅な上昇である。ゴールドが上昇するのは通貨市場が問題を抱えていることへのシグナルなのだ。上記のチャートを見るとゴールドの上昇はこの10年に及ぶが特に2005年前後から動きが活発になっているのが分かる。そしてすべての通貨に対して上昇しているのである。これはゼロサムではない。これを見ると米ドルの棄損が最も進行しており、その次がポンドであることが分かる。

QE3催促相場?

ダウが下げているが、巷ではQE3催促相場だと言う。このまま10000ドル割れまで一気に行けば焦るんじゃないの。ゴールドはこのままボックスっぽいな。米国債がこのまま買われるのを見るのは非常に気持ち悪い。でも債務問題は年内はなんとか乗り切ると思っています。最終的に年末までにはQE3を導入せざるを得なくなって(思ったより早いかもしれないが)新年を迎えることになる。ギリシャ問題はデフォルトという形になってしまい大混乱を招く。しかし、QE3導入が怪我の功名となり、流動性が確保され大惨事を免れる。米国自身の問題とユーロ圏の連鎖破綻の懸念は来年へと持ち越しになる。

下がる米長期金利

ダウの調子がどうもおかしくなってきた。リスク回避の動きで株式が売られ米国債が買われて長期金利が下がっていく。なぜだ?リスク回避?米下院は連邦債務の上限を無条件で引き上げる法案を否決している。連邦債務上限の引き上げ問題はまだ解決していない。市場では米国債のデフォルトの可能性はほとんど懸念されていない。この状況でなぜ米国債を買えるのだろうか?最終的に回避出来る手段があるのか?それとも罠なのか?最も世界中が債務危機の真っ只中にあるのだから何処が先なのかとという問題でもあるのだが・・・。

PS.最近、熊本のアクセスが急激に上がってるんですが、何故でしょう?

不思議な銘柄ではある



紫金のチャートを眺めてみる。ここ数年あまり良くないのでじっくりと分析はしていない。一応底打ち反転しているように見える。しかし、無償増資だというわりには元気がないな。出来高ももう1つだし、跳ね上がる感じがしない。不思議な銘柄だと言える。とは言えこの出来高では権利落ちしても暴落するようなことはないのかもしれない。それはそれで悪くはないのだが、少しぐらいの刺激があっても良さそうなものである。勿論、理想は権利落ちしても下がらずに上昇するのが好ましい。