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金リースレート上昇



来週早々金価格には圧力がかかるのだろうか?金リースレートが上昇を始めた。確かに良くない背景を察知しての金価格上昇であるのなら阻止する必要はある。ゴールデンウィークにかかるのはやめて欲しいんだがね。
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ハイペースだな



金価格上昇がハイペースになってきた。ドル安の影響なのか、QE2終了でも資金回収は当分先だからなのか、恐らく両方だろうけどもっと深い理由からだと勢いはもっとつく。この調子だと来月はすんなり1600ドルを突破するだろう。

まずはギリシャの動向だが・・・

ソブリンリスクが騒がれてからどれぐらいの時間がたつだろうか。真っ先に逝くのはどこだろう。で思いつくのはやっぱりギリシャ。もはや金利上昇は止められないのか、すでに市場は債務再編もしくはデフォルトを織り込みだしている。たった一国でも脱落したら他の国にも伝染するだろう。アイルランドとポルトガルの金利ももはや笑えないレベルとなっている。助けなければ座して死を待つのみである。本来なら損失は投資家が背負うものであるが、国債は大手金融機関が保持しているものであるために大々的に取り扱われ最終的に国民が背負う税金の投入となってしまう。ここまで引き伸ばされたのは出来るだけ税金で補い金融機関自体の損失を最小化するためである。しかし、一国でも限界を越えるとドミノ倒しのごとく連鎖する可能性がある。ユーロは無事でいられるのだろうか?そうした中でさらに下げるドルはいったい何者?日本も状況的には大差がないのかもしれない。いっそのことすべての国がデフォルトするのなら「赤信号みんなで渡れば怖くない」ということにもなる。めちゃくちゃな世の中になってきたな。

推薦図書のご紹介



「政府貨幣特権を発動せよ -救国の秘策の提言-」 丹羽 春喜 著 紫翠会出版 1050円

まさかこんな本があるとは知らなかった。現在の法律でも理論的にも政府通貨の発行は可能である。そのメカニズムや効果について解説している。導入されると税金は徴収する必要がすくなくなり、国債発行も回避できる。借金経済システムからは決別できるのかもしれない。当然、銀行家の持つ既得権益を剥奪するものである事から導入は難しいだろう。しかし、多くの人がこういう知識を持つことは将来の選択肢を広めていくものになるだろう。

ついに金利反転の時が来たか



どうやらQE2は6月いっぱいで停止の予定らしく、QE3も当面は見送りの公算のようだ。これで米国債の買い手が決定的になくなる事となる。ここで金利転換の歴史的局面を迎えるのだろうか?

先は長いか?短いか?



この10年の金価格は非常に堅調に推移してきたと言える。10年も続くようなバブルは存在しない。パラダイムシフトが生じ、何かが変わったと言える。過去の金価格高騰とナスダックバブルを現在の金価格の推移と並べてみる。この2つはバブルと称されているが、最後の1~2年はまさに急騰劇を演じる。現在の金価格にはそれは起こっていない。もし同じような事が生じるのなら1年ぐらいの間に3~4倍に上昇しなければならない。4500~6000ドルがバブル化した場合のピーク値である。金鉱株のバブルはさらにその数倍と予想している。波動砲の発射はその時がベストだがいったい何時の日のことか?ある意味今のシルバーは半年で倍になり、さらに上昇している。明らかに来ていると思える。銀鉱株がもっとついてこないといけない状態ではある。

来年という見方もある

昨日の続きなんだが、ジョン・ポールソンの金価格予想は2012年がピークとなっている。予想価格は2400~4000ドルと比較的大人しい方である。しかし、彼は今年のQE2絡みの米国債問題や米国債務危機をなんとか凌ぐと見ているのか?先延ばしするといっても限度はあろうが、そうなると2012年は妥当性が高い。いつものことだが人の予想を眺めていると本当に飽きない。大切なのは当たるのかどうかなんだが・・・。

6月に何か起こると思うか?

Jim Sinclairの金価格予想は2011年の6月に3000~5000ドルとなっている。わざわざ2011年の6月を指定してきているのは当然理由があるのだろうが、時期的にはQE2が絡むのは容易に想像がつく。終了か継続かでも結果は変わってこようがどちらにしても金価格上昇要因になるとは思う。終了の場合の方がいろいろな面での影響は大きいと思われるが、米国債に棄損が生じた場合の被害の大きさは想像できない。

他に今年の金価格がピークという予想を見てみる。おっ、James DinesもJim Sinclairとまったく同じ予想であった。Taran Marwahが2011年12月に3000~6000ドルである。あと、Patrick Kerrが2011年5000~10000ドル、Bob Kirtleyが2011年10000ドルなど。ここまでくるとちょっとどうかと思うけど2011年にピークもって来る人がそれなりにいるのは今年何らかの変化が起こるとの見通しによる。

どう考えてもFRBが米国債保有者トップというのは不自然極まりない。いつのまにトップに躍り出たのか?元々FRBは金融機関が抱えている有毒なサブプライム債などを放り込むゴミ箱の役割をしていた。要するに米銀浄化装置の役目を担っていた。私は昨年のQE2執行時に買い取り債券の中にMBSが無く米国債だけだったことに懸念を持っていたが、ようやく理解できた。米国の金融機関から米国債を吸収することが目的だったのだろう。それが終わったのなら終了しても構わない。だが、何が起こるのか分かったものではないが・・・。

オフ会参加者状況

1500ドル達成オフ会に対して多くの参加希望をいただきありがとうございます。幹事のほうもakasakatenさんが引き受けてくれてホッとしています。一応ここまでの参加希望者をまとめておきたいと思います。基本的に5月15日お昼の12:00スタートに決定いたします。

ノビーさん、0122さん、naruniaさん、金の子豚さん、ガヴィエさん、少佐さん、馬明さん、前田慶次郎さん、soraさん、light-weightさん、mingonさん、akasakatenさん

日程がはっきりしているのは以上12名+ゴジラの13名です。あと日程不明者ですが参加できそうなのがマキさん、辛酸なめ太郎さん、ねこ★さんの3名は15日で良いのか確認をお願いいたします。

さらに仕事の都合等で不明なのがゆうすけさん、実閃禅師さん、文鳥屋さんの3名。後日確認をお願いいたします。

さらに14日希望のいしさん、ハッチーさんをどうするか検討中です。漏れがあるようでしたらお知らせ下さい。

先週の金価格

4月    London   NY(COMEX)
18日   1493.00    1495.90
19日   1490.50    1494.70
20日   1501.00    1502.00
21日   1504.00    1504.70
22日             1507.70

*よくぞ1500ドルを達成したものである。今週もこの状態を維持すると見るが、今月のFOMCが気になりだした。

*金ETF残高1524.49トン(4/24現在)exchange-traded gold securities

1500ドル達成オフ会

ドル建て金価格が1500ドルを達成したらオフ会ををやりましょうという企画を実行する事となりました。まず日程を決めたいと思いますが、個人的には5月14日の土曜日が千葉にいることもあり、この日の夜が第1候補です。東京駅近郊がベスト。中華料理を円卓でつつくのが理想です。時間は18:30~19:00のスタートなら間に合いそうです。あとは翌日のお昼です。遠方から来る人がいる場合は5月15日の12:00前後スタートは良いと思います。どちらかにしようと思いますが、意見を入れてください。幹事の人は何人か申し出がありましたが、ここで決めたいと思います。もう一度候補の書き込みをお願いいたします。参加希望の方も人数確認のためここにもう一度参加希望と記載してください。前回は27名の希望が出ていました。人数によってはホテルの立食の方が良いかもしれない。

米国債は売却できない

QE2が終了する日が近づいてくるが、不安も同時に増してくる。米国債のアウトルックはネガティブに引き下げられた。ここでFRBが買い支えなかったら買い手がいないだろうことは誰の目にもはっきりしている。PIMCOの米国債からは撤退しました発言は実にタイミングの良いものであった。PIMCOはいったい何時から米国債を売り始めていたのだろう。個人的には去年の国民皆保険制度導入からだと思っている。まるでQE2とはPIMCOを売り逃がすための政策のようにも見えなくはない。そうであるのならすでに役目は終わっている。ちょっと待てよ、そうなるとQEがなければ日本も中国ももう逃げられないということになる。復興税を増税する前に60兆ある米国債を売却せよとの意見もあるが、売れるタイミングをすでに逸しているのかもしれない。米国は米国債をどうするつもりなのか?

次のシルバーは・・・



この1年で見た場合のシルバーの躍進は目を見張るものがある。ぶっ飛んでいる。と思っていたが、匹敵する商品があったんだな。こうして見ると周りが騒ぐわりにはゴールドなんて屁みたいなものだ。銅も大人しく見えてしまうとはね。次のシルバーになるのは何だと思います?

ゴールドはシルバーの後を追うのか?

豊島氏のところに出ていたテキサス大学資産運用会社であるUTIMCO(University of Texas Investment Management Co)がCOMEXからの金現引きを行ったと言う記事。これは反響が大きい。先物でのポジションは9億8700万ドルであったというが全量を現引きしたとのこと。運用資産規模はハーバード大学基金に次ぐ第2位の規模だというだけに今後は他の大学基金に与える影響が取りざたされる。先物市場でのポジションではなく現物で持つ必要があるとの判断であろうだけに極めて重要な事例である。ここで問題になるのは現引き出来るだけの現物が存在するのかということである。別に実際現物がなくてもHSBCの金庫に保管するという名目だけで帳簿上の数字を入れるというのもありなんだろうが。

祝1500ドルなんだが・・・



一応はっきりと1500ドルを超えたのでオフ会の開催を検討したいと思います。なんとなく盛り上がりに欠けるのは金鉱株の動きがイマイチだから。でもよくぞここまで来ましたね。褒めてあげましょう。

米国債の運命は

私はいずれ米国債の格付けは引き下げられるだろうと思っていた。今回の変更は米国債のアウトルックを安定的からネガティブへの変更で格付けそのものの変更ではない。それでもインパクトはあった。ダウ、米国債、ドルに動揺が走った。金価格も大きく反応したが、金鉱株には元気がない。米国債に買戻し等があったことから裏側では沈静化に向けた動きがあったのかもしれない。全体的な動きからまだ本物になっていないと判断する。しかし、それでも金価格はじわじわと上昇しており、止められないのかもしれない。米国は米国債の動きに最も気を使い警戒していると思われる。同時に制御するのはすでに難しくなっているのかもしれない。

NY時間開始とともに・・・



NY時間開始と共に猛烈に上げて行ったが、1500ドル間際まで急騰した。さすがに一気には無理だろうが、仕掛けるね。裏側では鬩ぎ合いが続いているのだろうけど、こうなった以上どういう終わり方をするのかが重要。下げて引けたのでは一気に冷めてしまうぞ。

経済成長こそが生命線

踏み上げさんのとこで良い事を言っていたので少し引用します。「政府が倹約しても税収が激減して余計ドツボにはまったギリシャ」の記事です。ギリシャは1100億ユーロの緊急融資を受ける代わりに財政立て直しプログラムの実施に励み増税、年金の凍結、公務員の給与カット、公共支出の削減などを行いました。ところが不景気により税収そのものが11%も落ち込んでしまったので結局財政赤字をGDPの8%以内に収めるという目標は達成出来なかったと言う。結論としては増税したり政府の支出をカットしても経済成長を殺してしまえば債務危機からは脱却できないことが鮮明となった。日本も同じ様なことをやれば国債デフォルトの危機に陥る危険性があることがはっきりした。ギリシャの行く末は欧州の他の国や日本、米国へと伝染する可能性が高い。

http://markethack.net/archives/51718672.html

先週の金価格

4月    London    NY(COMEX)
11日   1468.00    1463.20
12日   1450.50    1453.70
13日   1457.50    1457.40
14日   1465.75    1475.80
15日   1476.75    1486.40

*一旦下げたが、結局急騰した1週間であった。このまま1500ドルを突破していく可能性が出てきた。もはや世界的となった債務危機を見るとゴールドに定たる押し目がないのも理解は出来る。どうしようもない状況になりつつあることを物語る。金ETFにようやく買いが入る。

*金ETF残高1525.66トン(4/17現在)exchange-traded gold securities

そして最後は米国だが・・・

米国の財政赤字は3月に過去最大を記録した。オバマ大統領は財政赤字削減を宣言していたが、まったく違う方向へと進んでいる。それどころかつい先日までは政府機関閉鎖の危機に迫られていた。さらに連邦債務上限の突破も間近に迫りつつある。米国にいったい何が起こっているのか。明らかに債務削減など出来てはいない。PIMCOが米国債をすべて売り払いショートし始めていることからも分かるように米国は塀の上を歩き始めている。オバマ大統領に代わってからの一番の問題点は国民皆保険制度導入であった。ただでさえ財政難であるのにここで負担せねばならない負債はあまりにも大きい。海外から膨大な借金をすることの出来る米国はその膨大な赤字のリスクを米国債保持者に移転している事になるが、国民皆保険制度導入による負債も米国債保持者にリスク転嫁されることになる。中国は米国の膨大な債務によるインフレにより、ドルが減価していくことを懸念している。そのため中国は米国にプレッシャーをかけ続けている。だが、米国債の資産の劣化は防ぎようもなく、米国はただ大丈夫ですと言うだけである。何も文句を言わないのは日本だけだろう。中東諸国は原油価格を引き上げてあげることによる収入アップで相殺することは出来る。中国はひたすら資源を買い漁っているが、これはドル資産劣化の対応策の意味合いがある。米国はドル資産減価の保障としてゴールドを中国に譲る可能性があるかもしれないが、地上在庫には限りがあるため敵対的買収と称して金鉱山ごと譲り渡す可能性もあるかもしれない。

危機感のない日銀

日銀の白川総裁は米国の外交問題評議会で講演し、復興債券を日銀が引き受けると金融市場の安定が損なわれる恐れがあると指摘した。日銀は復興債券の受け入れを拒否するつもりのようだ。日本のGDP成長率が第3四半期以降再びプラスに転じるとの見方も楽観的過ぎる見通しである。しかも外交問題評議会でこんなコメントを入れるとは確信犯か。結局債券発行は税金で相殺されるわけだから将来の国民の負担には代わりがない。これらはすべて銀行の収益となる。せめて無利子国債にするべきだろう。それをすべて銀行に買わせるのなら納得は出来る。

このまま行くのか?



ゴールドは驚いた強さだ。個人的にはもっとのんびりで良いのにと思っている。だが、不思議なのは金鉱株指数は下げている。どうもここまでの上昇を織り込んでいない金鉱株に不満を持っている金鉱株投資家には納得のいかない相場展開かもしれない。サブプライムの時もかなりズレがあった。突然、ジュット気流のように上昇する様は痛快ではあった。果たして今回はどうなるのか?

国債安全神話が崩壊する日

米ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は「ギリシャの問題は債務再編があるかどうかではなく、いつ起きるかということだ」と述べ、「同様のことがポルトガル政府やアイルランドの銀行についても言える」とコメントした。スペインもこれに続く可能性があると言うから悲観論者らしい意見である。やはりきっかけはギリシャになると思うが、債務再編とは国債の部分的デフォルトのことで債権放棄である。ルービニ教授は欧州の一部諸国は「支払い不能になるかもしれない」とも述べているが、ギリシャである可能性も高い。今まで安全資産といわれていた国債であるが、目の前で債務再編や支払い不能になるのを目の当たりにしたら青ざめるだろう。国債からの逃避を呼び起こす可能性を感じずにはいられない。そうなるとコモディティに流れる資金は吹きこぼれるだろうが、まだ余力のある資源株にも流入するかもしれない。資源高騰のわりには資源株はあまりアップグレードされていない。金鉱株も同様であるが、上がるにせよ下がるにせよ出来高が膨らんでしかるべき時だが非常に出来高が薄くなっているのは不自然だ。最近、事件が多すぎて目を離していたということもあるのだが・・・。

日本の危機

日本は今、戦後最大の危機を迎えようとしている。震災と原発の二重苦に日本国自身の存続の危機に立たされる。ほんの一ヶ月前なら想像すらしなかったことである。今後、日本の失業率は急上昇するだろう。税収も減るだろうが、増税など出来る状態ではないことがやがて鮮明になる。東日本大震災復興構想会議の初会合でいきなり震災復興税なるものをぶち上げてきたところに無神経さを感じずにはいられない。確かに財源がないのは事実ではある。無利子国債の発行などは1つの手段ではあるが、お金を借りなければいけないという発想を変えないとこの窮地から脱する事は出来ない。銀行が大規模な無利子貸し出しを行う事も重要だと思う。こういう時に儲けようと思ってはいけない。モノは作らなければ生み出せないが、お金は何もないところから生まれるものだという事を理解せよ。

今って、こんな感じか?



非常に上手く描かれているので思わず笑ってしまった。しかし、PIMCOの米国債ショートにも驚いたが、中銀のマネージャーが米国債の価値の維持に疑問を持ち始めているのも象徴的な出来事。絶体絶命と言える。そろそろ切り札が出てくるんじゃないの?

PS.ちょっと叔父に不幸が起こってしまい明日告別式に行かなければならなくなりました。和歌山への往復をクルマで行く事になり、明日の更新は恐らく休止です。

時代が変わるのか?

ロンドンFXさんのとこで面白い記事が出ていた。中央銀行がゴールドの買い手になっているという記事だ。アジア諸国が金準備を増やしている事はすでに分かっている事ではある。各国の中銀は主要通貨からの分散を始めているらしい。主要国の国債はリスクがないという前程に変化が生じているというコメントには重さを感じる。主要国が赤字国債を出し続け金融緩和政策を継続している今、ゴールドが最も安全。70%の中銀マネージャー達は主要国の財政不安が継続している限り、ゴールドの保有を増やすと回答。以上一部引用終わり。欧州の中銀がゴールドを買いだすとは考えていなかったが、70%の中銀って言ったら一部は入るんだろうな。これ結構凄い記事だと思うんだけど、こういうニュースが出てくる背景はかなり差し迫っていると思わずにはいられない。刻一刻とその時が近づいているのだろうか?

http://londonfx.blog102.fc2.com/blog-entry-1586.html

よく見たグラフだが・・・



何度もよく見たグラフである。実際の金価格の動きとインフレ調整後の金価格の動き。改めて思う。ニクソン・ショック後金価格は暴れた。ドルの価値が不安定だったとも言えるが、変動相場制への移行も不安定さに拍車をかけた。金価格は通貨の通信簿とも言われており、アンカーを外された通貨を安定させるのは難しいことが窺える。その後、1990年代頃からドルの制御が安定し始める。2000年代に入ると再び金価格は暴れだす。明らかに制御不能になったと思われる。

久しぶりにペトロチャイナを買う

今日は久しぶりに金鉱株以外の株を買った。半年から1年以内にクルマの買い替えを予定しているのだが、それまで資金を遊ばせておくのはもったいないので少しトレードしようかと思いちょっとペトロチャイナを買ってみた。QE2が終了してQE3未実施の場合は一時撤退する予定。それまでは遊んでようと思う。配当も入るし、為替ももう少し円安に傾くと見ているので丁度良いのではと考えている。

今年は儲けなきゃいかんが・・・

紫金の記事を書くのは珍しいが実はあまり書かないようにしている。去年は鉱山事故やら不祥事やらで散々であったがじっと我慢を続けてきた。その間、ず~とJPモルガンとブラックロックが代わる代わるショート、ロングを繰り返してきた事もあり株価は頭を押さえられ続けてきた。その分株価は相当割安にはなっている。私が我慢を続けてきたのには理由があるが、その1つはアフリカでの大型買収案件の成立である。紫金は工商銀行と提携しておりアフリカに進出している。工商銀行はスタンダード・チャータード銀行と業務提携を試みており、この3者連合による大型買収を想定していた。だが、幾つかの案件は出てきたが現状のところ上手くいっていない。もう1つはペルーのリオ・ブランコ銅鉱床である。こいつが今年から採掘開始の予定であった。残念ながら今年の操業は上手くいかないのかもしれない。大規模の銅鉱床であり世界的な注目を浴びていた。ところが今後の利益計算にこいつが入ってないような感じだった。リオ・ブランコ銅鉱床が操業を開始すると企業規模が格段に大きくなるだろう。それを狙っていたのである。そのためポジションを外す事が出来なかったのだ。

先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
4日   1435.50   1434.50
5日   1433.50   1456.80
6日   1461.50   1459.10
7日   1459.50   1458.40
8日   1469.50   1475.00

*動いたなと思ったのは5日のNY時間と8日の香港時間からNY時間にかけてであった。下げそうな感じが薄らいでいくようだ。それでもシルバーと比べるとかなり大人しい。個人的にはどこかでゴールドのシルバー化が起こると思っているが、そいつが何処で起きるのかが問題。

*金ETF残高1519.70トン(4/10現在)exchange-traded gold securities