円はどうなるのか?

今日、私に投資相談をしてきた人がいる。おおよそ投資には縁遠い人であるが、あと2~3年で定年を迎えるぐらいだ。東日本大震災や原発問題を見て日本の円に不安を覚えたらしくドルやユーロにした方が良いのかと言ってきた。個人的にはゴールドと言いたいところだが、あえて言わずにそれも選択の一つであると答えた。そうしたら豪ドルはどうかとさらに聞いてくる。驚いたことである。株もFXもやった事のない定期預金オンリーの人がこういうことを言ってくる事にである。それだけ今回の事件は日本人の脳裏に焼きつき円に対する恐怖を植えつけたのである。私はやがて逃避の動きが徐々に起こり始めることを感じ始めてきた。恐らく日本でも本格的な金買いが起こるだろう。
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ソブリンリスクは回避できるか?

今週の東洋経済のタイトルにはたまげた。「国債暴落を回避せよ 今なら打つ手はある」である。私自身も懸念していた事であるが、本当に打つ手はあるのだろうか?当然、国債の発行額は膨大になるだろうし、増税も避けられないかもしれない。だが、税収は信じられないぐらい落ち込むだろう。来年度の予算は組めなくなる公算が強いと思う。非常に困った事である。しかし、日本だけではない。ガイトナー財務長官は日本は米国債を売らないだろうと言っているが、売らないとしてももう買えないことが分かった。中国も買わない。PIMCOも米国債から撤退したなかでFRB以外に買い手が見つからない。絶体絶命の状況である。今後も米国は大規模な国債発行が必要である。現在、利払いだけで予算の15%を占めるようだ。長期金利の急騰は危機的な状況となりうる。恐らくQE3に突入するだろう。問題を先送りにして時を稼ぎ対応を考えるしか選択はないと思う。日本にしても米国にしても棺桶に片足突っ込んだ状態になってしまった。

原油の動向も気になる



震災、原発とこの2週間疲れてきたが、世界中で原発見直しの機運が高まってきた。やっぱり既存のエネルギーでしばらくはやっていくのか?俄然原油価格が気になるというものである。じわじわと上昇しそうではあるが、実際ガソリン価格も高いなぁと思える値段になってきている。これでも円高の影響で少しは相殺している?とは思うが容易ならぬ事態である。原油価格高騰をある程度許容するような論調になり易くなったのは確かである。

先週の金価格

3月    London   NY(COMEX)
21日   1432.00    1427.10
22日   1426.00    1428.80
23日   1439.50    1438.60
24日   1447.00    1430.80
25日   1436.00    1430.20

*先週は上昇する事もあったが、膠着状態と言って良いかな。上にも下にも動き難い感じがしてきた。金ETFも増えたり減ったりでおかしな動き。お互いに牽制しあって現状に収まっているようにも見える。もうしばらくこのままか?

*金ETF残高1516.34トン(3/27現在)exchange-traded gold securities

ジョン・ポールソンの狙いは?

ジョン・ポールソン香港登場は偶然ではないと思う。その狙いはなんなのだろうか?彼は金ポジションを大きく持つヘッジファンドである。私としては期待をしたくなるところではある。このタイミングでの動きとしてまず考えるのは6月末にQE2が終了すると言う事。これがまず大きなポイントだと見る。現時点で米国債の所有者のトップにFRBが名を連ねるのは異常事態である。QE2の停止は米国に地殻変動をもたらすだろう。米国債は最大の市場でもあり、受け皿はない。ここから資金の大規模な移動が起こるのは容易に想像できる。ここでマネーが東へと流れるという予想なのだろうか?またQE3に突入するという選択肢もあり、断定は出来ない。だが、その場合でも問題の先延ばしに過ぎず、金ポジション中心のままで良い。やがて米国からの資金退避が起こると予想するのなら徐々に選択肢を拡げていくと思われる。

ゴールドの出番はまだか



GSRはそろそろ限界に来ていると思うんだが、シルバーが大きく下がってくるとは思っていない。ゴールドに点火する時が来ても良い筈。そう思えるぐらいここまでのシルバーの快進撃は凄かったとも言える。そしてその後が金鉱株の番である。年内に開放される時が来ると見てるんだがね。

マネーは東へ向かうか?

ジョン・ポールソンの子会社ポールソン・アジアが香港での証券取引をするためのタイプ1免許を獲得した。これでポールソン・アジアは株式、債券、株式オプション、ファンド投資の取引が可能となる。これで役者が揃ってきたな。2007年の香港市場急騰期にはヘッジファンドが主導的な役割を果たしていたとも言われているが、今は閉鎖されているファンドも数多いという。それが現在の出来高の少なさや市況の悪さにもつながっているのかもしれない。そこに突如として現れたポールソンファンドの動きは目が離せないと言えよう。下記にポールソン&カンパニー2010年Q4保有銘柄を載せておきます。彼らの購入銘柄を推察する手がかりになるかもね。

1. SPDR GOLD TRUST GS (GLD) 金 ETF
31,500,000株 時価$4,369,680,000 変化無 14.93%

2. ANGLOGOLD ASHANTI LTD (AU)
40,949,437株 時価$2,015,941,000 0.12%売却 6.89%

3. CITIGROUP INC (C) シティグループ
413,525,641株 時価$1,955,976,000 2.47%売却 6.68%

4. BANK OF AMERICA CORP. (BAC) バンク・オブ・アメリカ
123,860,951株 時価$1,652,305,000 10.11%売却 5.64%

5. ANADARKO PETROLEUM CORP (APC)
21,277,761株 時価$1,620,514,000 58.79%追加取得 5.54%

6. HARTFORD FINANCIAL SERVICES GROUP INC. (HIG)
43,950,701株 時価$1,164,254,000 0.11%売却 3.98%

7. SUNTRUST BANKS, INC. (STI) 
34,358,412株 時価$1,013,917,000 16.94%追加取得 3.46%

8. COMCAST CORPORATION (CMCSA) コムキャスト
40,000,000株 時価$878,800,000 変化無 3.00%

9. CAPITAL ONE FINANCIAL CORP (COF)
18,000,000株 時価$766,080,000 20.00%追加取得 2.62%

10. MGM RESORTS INTERNATIONAL (MGM)
43,800,000株 時価$650,430,000 変化無 2.22%

11. WELLS FARGO & CO. (WFC) ウェルズ・ファーゴ
20,500,000株 時価$635,295,000 32.26%追加取得 2.17%

12. MYLAN INC. (MYL)
30,000,000株 時価$633,900,000 変化無 2.17%

13. TRANSOCEAN LTD (SWITZERLAND) COMMON STOCK (RIG)
7,200,000株 時価$500,472,000 新規 1.71%

14. GENZYME CORPORATION - GENZYME CORPORATION COMMON STOCK (GENZ)
6,840,000株 時価$487,008,000 259.77%追加取得 1.66%

15. GOLD FIELDS LTD ADS (GFI)
24,050,000株 時価$436,027,000 変化無 1.49%

16. ALCON, INC. (ACL)
2,500,000株 時価$408,500,000 83.80%追加取得 1.40%

17. PFIZER INC (PFE) ファイザー
22,800,000株 時価$399,228,000 変化無 1.36%

18. BLACKROCK, INC. (BLK)
2,000,000株 時価$381,160,000 新規 1.30%

19. MCAFEE INC (MFE)
8,000,000株 時価$370,480,000 60.00%追加取得 1.27%

20. KINROSS GOLD CORP. (KGC)
19,478,794株 時価$369,318,000 41.22%売却 1.26%

静かな高値更新だった



ゴールドは地味に高値を更新していった。上値抜けしても盛り上がらずに燻るのは何故?ガンガン高値更新していく気がしない。今年は強気で良いと思っているはずなんだが・・・。

推薦図書のご紹介



「いまアメリカで起きている本当のこと」 日高義樹 著 PHP研究所 1470円

テレビ東京系のワシントン・リポートで有名な日高氏の著書です。この人どちらかと言うと軍事関連が専門ではと思っていた。個人的にはあまり日高氏の本は読んではいない。なぜ、今回この本を取り上げたのかと言うと第3章にある。なんとタイトルがアメリカは「金本位制に動いている」である。現地に住んでいる日本人がこんなこと書くこと自体が驚きだが、その可能性はいかほどのものなのか興味津々である。

円安にならない可能性

東日本大震災の影響で日本はフリーズ状態になっていた。しかし、休みに行ってきた関西地区は正常どおりに動いているように見えていた。そろそろ動き始めなければいけないのだが、冷静に考えると被害甚大なのではないかと思い始めた。まず、CMがおかしくないか?まだ、公共のコマーシャルばかりやっている。クルマのコマーシャルが流れていない。それどころか大手のコマーシャルがまだ消えている。東北地方の被害が大きいのは分かるが、全体的な影響が阪神大震災のそれとは比較にならないのではなかろうか。計画停電の影響もしかり、物流の問題もしかり、そして原発のおまけまでついている。トヨタは義援金として3億円を出すそうだが、これでもきついのではなかろうか。今後広告費は大きく減らされる事だろう。反対にAKBの義援金5億円が目に付いてしまった。大手のトヨタがAKBに義援金で負けるとはカッコが悪すぎる。私が感じたのは日本企業が受けた傷跡は想像以上に大きいのだろうと言う事である。

話が脱線してしまった。震災後、一時急激に円高に触れたが、何故災害時に円高なのかと言う意見はよくでる。実際、阪神大震災の時も同様の動きをしていたようである。その後、円安に傾いていったようだが、今回もそうなるのだろうか?私は一抹の不安を感じている。円安にならないのではないかと。オバマ大統領は米国の輸出を倍増すると言っていた。考え難い事であるが、米国規模の国の輸出を支える事の出来る国は限られるのである。それは中国、ドイツ、日本ぐらいだろう。そして米国が輸出できるものも限られる。ずばり農産物だろう。これを輸出可能な国は日本をおいて他にない。TPPの狙いもずばり日本との農産物の輸入障壁の撤廃に他ならない。ここで日本は破壊的なダメージを負うだろう。そのためには円高でなければならない。

先週の金価格

3月    London   NY(COMEX)
14日   1424.50    1428.80
15日   1400.50    1395.70
16日   1402.00    1401.50
17日   1403.75    1404.00
18日   1420.00    1419.70

*週初めのロンドン時間より、市場は震災の影響を受け始めた。その後、じわじわと戻す展開で影響は軽微だったと言える。金ETFは週末に少し買いが入る。

*金ETF残高1528.78トン(3/20現在)exchange-traded gold securities

*今日から1泊2日で神戸に行ってきます。ちょっと留守にしますのでよろしくお願いいたします。

これは何処へ行く道

東日本大震災を受け、政府は、復旧・復興のための補正予算編成に向け、主要財源として日銀が全額を直接引き受ける「震災復興国債」を緊急発行する方針を固めた。発行額は10兆円を超す見通し。このニュースには驚いた。確かに手段はほとんど残されていなかった。新規国債の発行は厳しかっただろう。財政の更なる悪化もあるが、買い手不在をさらけ出す事によるデメリットは大きすぎる。そのため日銀に買い取らせると言うのは究極の選択だ。恐らく他に手段はなかったのかもしれない。しかし、この金額は増加していく可能性がある。これは何処へ続く道なのだろうか?

証券淘汰の動き

中小証券会社の統廃業が進んでいるようである。市況が長期にわたって低迷しているだけに中堅どころにとっては気が気ではないだろう。私が取引している中国株もブームに乗っている時は盛況だったが、掲示板等を見ても分かるとおり閑古鳥が鳴いている。当然、株式の売買も激減しているだろう事は想像できる。私自身も中小証券会社での取引がメインであるため心配している。基本的に株式市場は常に右肩上がりに上昇してくれる方が幸せになれる人は多くなる。当たり前なんだが。しかし、今の時代はそうではない。これから激動の時代へと突き進んでいこうとしている最中である。中小証券会社の統廃合は今後も進んでいくのだろう。

みずほのシステムトラブル

みずほ銀のシステムトラブルには困っている。3連休前だというのにお金が下ろせなかった。我が家のメインバンクはみずほ銀行であったのだ。しかし、嫌な感じというか嫌なタイミングではある。震災、原発トラブル、銀行のシステム障害と重なってはいけないタイミングで起こっている。システムの脆弱性を露呈した形となった。物流に関しても同様のことが言えるが、どこか一箇所に障害が生じると次々とトラブルが多発する。今回の銀行トラブルも連鎖し始めると笑ってられない。決済が出来なかったがために倒産だなんて本当に笑えない。

原発メルトダウンから金融メルトダウン



まさかね。日本の大地震や原発事故が世界の金融を揺さぶり、相場の下げを誘発する事になるとは予想すらしていなかった。コメントにも指摘があったように原発のメルトダウンは金融メルトダウン(通貨メルトダウン)の引き金となっていくのだろうか?個人的には大いにありうると思っている。そのタイミングがかなり早まってしまったのではないだろうか。今日のドル円の動きは激しかった。こんなのまだ始まりに過ぎないのだろうね。ゴールドの動きも1400ドルを挟んでボラティリティが大きい。今回は事によると金融メルトダウンまでも日本自体が激震の中心になる可能性があるだけに気が気ではない。ダブルメルトダウンは洒落にならないぞ。

外国人の行動を見てどう思う?

外国人の国外退去が始まってしまった。中国人、韓国人は空港から日本脱出を始めた。フランス政府は在日フランス人に国外退去もしくは南部への非難を勧告している。オーストリアは東京の大使館を閉めて大阪に移した。大使館の移動はぞくぞくと起こっている。このニュースを見て日本人は何を思うだろう。万が一の事を考えればこの判断は恐らく正しい。投資サイトなのにどうにも福島原発の動向が気になって仕方がないとは我ながら情けない。どうか無事であって欲しいものである。

放射能の降る国になるとは・・・

まさか日本が放射能の降る国になるとは思わなかった。福島第一原発の原子炉は次々と爆発を始めた。すでに放射能漏れは防げなくなっており、だらだらと漏れていく。各地では放射線量の上昇が計測されており不安が募る。現在のレベルで収まればまだ許せるが、これが始まりに過ぎないのであれば対応が必要となる。見方もいろいろあるようで大丈夫だとするものもあればチェルノブイリの二の舞になるとの見方も出てきている。もう汚染は始まっている。どう判断するのかは各自にゆだねられる。

http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/ff8be4f9b5ee0c66fd66fd35130a24f2

http://www.ustream.tv/recorded/13335558#utm_campaigne=synclickback&source=http://abramovich.blog32.fc2.com/&medium=13335558

ゴールド・スタンダードは復活するか?

米国ユタ州でゴールドやシルバーを通貨として認められることになるらしい。実際、どういう形で行っていくのか問題ではある。金銀地金なんて重たいし、使いにくい。金貨や銀貨であればまだ使い道はあるが、交換手段としてはコインでも金額が大きすぎて利便性は低いと言わざるをえない。金額を調整した硬貨が発行できれば大幅に使い勝手が拡がる。州が独自にドル以外で金銀交換可能な通貨を発行するとなると事は穏やかではない。それはドルに見切りをつけようと言うものであるからだ。

http://tanakanews.com/110309ssk.htm

http://mineweb.com/mineweb/view/mineweb/en/page72068?oid=122791&sn=Detail&pid=102055

今後どうするかは重大な問題

東日本大震災は永遠に私の記憶に残るだろう。阪神・淡路大震災も酷かったが、今回はそれを上回る。改めて津波の恐ろしさを実感する事となった。済んでしまった事を悔やんでも仕方がない。これからが大事である。しかし、今後の復興には膨大な時間と資金が必要だろう。今の世の中はお金がなければ何も出来ないのである。この震災で恐らく日本のGDPは一旦下向くだろう。当然、税収も減少するだろう。財政難に喘ぐ日本にとっては危機的な状況となる可能性がある。地方の復興には政府の援助は必要不可欠だろう。税収が減るだろう中で国債発行も限界に来ている現状で更なる支出の増大が待っている事になる。どうする日本?という状況なのである。今年から来年にかけての日本は本当に待ったなしの局面が来てしまう。

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
7日   1437.50   1431.10
8日   1426.25   1428.90
9日   1431.00   1431.10
10日   1413.25   1411.10
11日   1411.50   1419.60

*金リースレートに関連すると思われる下げがあったが、なければ恐らく横ばいだったのだろう。週末は地震で大変だった。今週初めも波乱の予想。日本は株式的には非常に厳しい。金相場的にはそれほどネガティブではない。

*金ETF残高1517.86トン(3/14現在)exchange-traded gold securities

怪しげな福島原発事故

福島第1原発で爆発が起こった。結構、派手な爆発だったが、大丈夫か?退避距離が10キロから20キロに広がってしまった。明らかに放射能漏れが酷くなっているとしか思えないが、どうなっているのか?もし本当に漏れが酷いのであればこの程度の距離では駄目だろう。実際、どれぐらい離れる必要があるのだろう。下手をすると関東圏は危険にさらされるのでは?地震の多い日本に原発は不向きなのではと改めて思わされる出来事である。

大地震から一夜明けて

昨夜は仕事から帰ってくるまで地震の情報は私には入っていなかった。何やら騒がしい。大地震が起こったらしいと言う。映像を見ると目を疑った。これは日本での出来事なのかと。津波の大きさにも驚いたがタンカーが爆発する様を見てこれはウルトラマンの特撮かと思った。信じられない光景であった。地震の与える経済への影響は計り知れないが、ここは日本人として一致団結して頑張らねばならない。不幸に遭われた方にはお悔やみを申し上げたいが、我々は前を向いて復興に全力を上げねばならない。辛い事だが上を向いて歩こう。

金下落の影にリースレートの動きあり



一応、記録として載せておきます。金下落の影で金リースレートの動きが絡んでいる事が分かった。なにやってんだろうね。

行き先はカサンドラ・クロス?

中国人民銀行の元貨幣政策委員、余永定氏は中国が米国債の購入を中止すべきだとの見解を示した。デフォルトに直面する可能性のある国家に金を貸す「コスト」は高過ぎると指摘した。これは牽制のつもりなのか?大真面目で言っているのか?定かではないが尋常ならぬコメントではある。さらに問題行動が出現した。PIMCOは先月、旗艦ファンドの「トータル・リターン・ファンド」の2370億ドルのポートフォリオから米国債・米機関債など米政府関連債券をすべて除外した。ビル・グロス氏はハッキリと言っている。FRBが米国債の買い入れを終了すれば、そのあといったい誰が買うのかと。今回のPIMCOの行動は驚愕に値する。この列車はいったい何処へ向かっているのか?

シルバーが正解だったが・・・



この半年ちょっとの間はシルバーが正解だったわけだが、確かに完全に抜けてるのはこいつだけだ。銀鉱株は少し遅れている。ゴールドは最高値圏の重力から抜け出られない。金鉱株はさらに遅れる。juniorsは比較的軽いものもある。我々としては早期にゴールドが重力圏を脱することを祈ろう。

フィーバーはかからない?

昨夜は少しだけ期待して寝たが、期待はずれに終わった。ここを超えたらフィーバーするなと思った時はことごとく外される。そしてまた冷静に戻される。長期投資とは実に退屈なものである。金ETFに若干買いが入っているが、継続性がなければ影響は小さい。これは戦局が大きく動く状態ではないと思えるが・・・。

今晩上げるようなら本物と判断するか?



強いじゃないの。今晩は重要になったね。このまま上げて引けるようだといよいよ本物か?不自然な点は多々あるが、ここは素直に楽しみながら眺めていこう。

期待できないのは分かっているが・・・



サラリーマンが入る厚生年金基金の積立金不足の全容がわかった。全基金の4割の242基金で「企業年金」の積立金がなくなり、「厚生年金」の積立金も計約7700億円不足している。積立金は株式などで運用しているが、07年の世界同時株安や08年のリーマン・ショックなどで多額の損失を被っている。損失で積立金がほぼ半分に減った基金もあるようだ。分かっていた事だが、実態はもっと酷いだろう。我々の払っている厚生年金も戻っては来ない。なんてこったい。

先週の金価格

2月   London   NY(COMEX)
28日   1411.00   1411.20
3月
1日   1420.75   1433.20
2日   1435.50   1435.70
3日   1421.50   1415.30
4日   1427.00   1432.80

*上昇に転じた1週間であった。3日の下落は益出しということで良いのかな。最高値を突破しているのでもっと元気よく動いても良さそうだが、そうもいかないか。金ETFも閑古鳥が鳴いている。

*金ETF残高1514.11トン(3/6現在)exchange-traded gold securities

現物主導になってはいるが・・・



今年に入ってからのゴールドの調整は私には分かり難いものであった。あのまま上昇していくものだったと今でも思っている。金価格の動向とGOLD CFTC Indexを重ね合わせるとショートが多かっただろうことが分かる。本来なら1000ドル程度まで下がる可能性があったのかもしれない。そうならなかったのは中東やアジア(特に中国)の大きな現物買いがあったことが大きく影響しただろうことは容易に想像できる。しかし、それだけの現物買いがある状況下において先物でショートを積み上げたり、金ETFを売却するのは正常な行動ではない。素直にロングした方が利益は簡単に出たはずである。これらのグループは同一のものだろう。だが、金価格とGOLD CFTC Indexにこれほどの乖離が起こったのも恐らく始めてのことだろう。今後の動きは予想もつかないものになるかもしれない。