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バーゼルⅢの恐怖

欧州ではバーゼルⅢが導入されそうな感じだ。米国はボルカールールが実行に移されそうだし、これからは自己資本規制が厳しくなりそうだ。だが、過去の自己資本規制後の動向を見ていくとあまり良い事はない。バーゼルⅠの時は日本の株や不動産のバブルが弾けた。日本の銀行がじゃぶじゃぶに貸し出しを膨らませていたところにいきなり自己資本規制を導入したから当然と言えば当然だが、いきなりやる必要はなかったはず。バーゼルⅡは米国に影響を及ぼした。米国が導入したのは2008年でやっぱり住宅バブル崩壊に絡む。今度はバーゼルⅢとボルカールールだが、資本規制を行うと急激な資金の流動性低下により、バブル崩壊へと進む可能性がある。なんだかバブル崩壊とは起こるべくして起こっているような感じがしてくる。ちなみに大恐慌の単純な原因として挙げられているのは通貨総額の減少である。1929年当時は270億ドルから200億ドルに一気に減少してしまっている。だからリーマンショック時に無制限の資金供給を行ったのは溶け出して消えてしまったマネーを輸血して補って恐慌化するのを防いでいた。バーゼルⅢやボルカールールの導入は一見正しいように思えるかもしれないが、危機が起こる前触れでもあるのだ。
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