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この上昇は・・・



昨夜の金リースレート上昇後の今夜の金価格の上昇はショートが解除されていることを示しているのか?個人的にはボックス的な動きで上値が重いと書こうと思っていたところだった。
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金リースレートに変化



金リースレートに大きな変化が出ている。ここ最近はこういう時に下げていた事が多いが、今回はどうなるだろうか?まあ、異常な動きである事に変わりはない。

推薦図書のご紹介



マネーの動きで見抜く国際情勢  岩本沙弓 著 PHPビジネス新書 840円

この本は以前に推薦図書として紹介した「新・マネー敗戦」の著者である岩本氏の一冊である。本の纏め方が非常に気に入っている。あくまでも現実的路線で考えられる事を表と裏側から見て判断していく。例えばギリシャ危機で考えると実際に起こったこととその結果利益を得たものは誰なのかを推測していくと全体像が見えてくるという具合。まあ普通なんだけど。米国は為替を動かす事によって基軸通貨としての最大限のメリットを享受してきたのは間違いのない事実である。そのへんを振り返るのにも良いし、やっぱりニクソン・ショックまで遡るんだよね。

ニセモノ金塊事件

あちらこちらでニセ金塊についての記事が散見される。個人的には去年の中国での事件が記憶には残っている。去年10月に中国が米国より輸入した金塊を検品したところタングステンに金メッキしたものであることが判明したというもの。このニュースあまり大きく取り上げられてもいないため、その後がどうなったかが不明で真偽のほども分からない。事実だとしたら一大事だが、その後がないので判断に困る。話によると金塊のニセモノは大量に世界に出回っていると言う。実際に取引が凍結されたと言う話は聞いてないが、なにやらキナ臭い感じがする。しかし、困ったものである。今、日本からゴールドは確実に国外へと流出していると言うのに。検品したうえで購入する事は出来ないものかね。

先週の金価格

8月   London   NY(COMEX)
23日  1226.00   1225.90
24日  1222.00   1230.40
25日  1237.50   1240.00
26日  1237.50   1236.30
27日  1235.00   1238.10

*先週は堅調に推移したと言って良いでしょう。金融緩和の拡大予測で今後の動きも期待が持てる。むしろ大人しい感じがする。今月もあとわずかだが、今のレベルを維持して終了かな?金ETFは増えたように見えるが銘柄が1つ増えている。

*金ETF残高1614.84トン(8/29現在)exchange-traded gold securities

シルバーのブレークアウトは本物か?



シルバーがブレークアウトしていると言う記事を見たので書いておきます。抜けてたんですね。さて、行ってくれると良いですね。

追加緩和の可能性大で・・・



バーナンキFRB議長は「経済見通しがかなり悪化した場合には非伝統的な手段を通じて金融緩和を行う用意がある」とコメントした。米景気減速は現実的となってきており、追加の金融緩和策が必要となってきた。次のFOMCで具体策が実行される可能性が高くなったと言えよう。金相場的には非常にポジティブで目先1300ドルを窺う動きとなるだろう。そして次のFOMC(9/21)で具体策が実行されるようだと金相場はより活発となるだろう。その場合は年末に向けて1400ドルというターゲットがより現実的なものとなる。そしてブローカーの動きなどから金鉱株の大幅なアップグレードが起こる可能性も出てきている。ダウが伸び悩む中で金鉱株に対するラリーは起こるだろうか。

10000ドルを割り込んだダウ



ゴールドの方はそのまま横ばいで今月を終わりそうなんだが、ダウは10000ドルを維持できなかったようである。不味いね。不思議なのは景気の先行きが怪しいのに銅価格は上がっているようだ。穀物も全般に堅調。これは国民にとっては厳しかろう。ゴールドが動かなかったのはむしろ???

危なっかしいが今月は・・・

暑かった8月ももうじき終わりである。どうにも危なっかしい感じだが、今月はこのまま終わるようにも思える。そしてリーマン・ショックのあった9月を迎える。ここでどんな仕掛けが用意されているのだろうか?9月は何かが起こるように思うのは私だけだろうか?景気指標は現実的な悪化を織り込み始めた。火種となるのは欧州なのか?それとも米国なのか?金価格は先々のリスクを反映し始めている。

なんとなく下げない気がしたが・・・



総崩れの中、米国債に資金が集まる。円にも集中して酷い有様だ。なんとなく下げないんじゃないかなと思っていたが、なんとかゴールドは持ちこたえた。これは結構重要な動きで今後これが継続するのかどうかは我々のポジションに影響を与える。しかし、機械的な動きだな・・・。なお住宅指標はかなり崩れてきた。先行きが一層暗くなってしまったのは確かである。

日本の永い夏?

円高が止まらない。今日は悲痛はニュースがよく流れた。政府、日銀ともに打つ手なしか?やっぱり70円台を拝む事になるのかな。日経平均も円高の影響もあり沈んだ。本当に打つ手なしに見えるから困ったものだ。このまま全売りにつながっていくのか?ゴールドはそこそこの辺りで止まるはずなんだがね。そろそろ違った景色が見たいものである。

全艦戦闘配備せよ!

JPモルガンによる紫金の買い増しが止まらない。7月28日に最初の買いが入って以降すでに6回目であるが、取得株数は413,116,659株で2倍以上に膨れ上がってしまった。1ヶ月もたたないのに続けざまにここまで買い込むのはおかしい。ましてや金先物市場でのショートの鬼のようなブローカーがである。今、私がウォッチしているのはここだけだが、その他でも同様の事例があるようなら報告願いたい。これは近い将来、金相場に変化が現れる前兆である可能性がある。

http://sdinotice.hkex.com.hk/di/NSNoticeSSList.aspx?sa2=ns&sid=50000095&corpn=Zijin+Mining+Group+Co.%2c+Ltd.+-+H+Shares&corpndisp=Zijin+Mining+Group+Co.%2c+Ltd.+-+H+Shares&sd=04%2f09%2f2007&ed=18%2f08%2f2010&sa1=cl&scsd=23%2f08%2f2007&sced=23%2f08%2f2010&sc=2899&src=MAIN&lang=EN&pg=1

PS.ちなみに香港系のその他銘柄を見ると最近の動向としては霊宝は欧米のブローカーの大きな買いはない。招金は動きこそ大きくはないがJPモルガンのポジションが大きい。瑞金はシティグループの買いが膨らんでいる。最もポジションが大きいのはクレディ・スイス。

米景気動向は・・・

どうも米国の今後の景気動向について意見が割れているようである。確かに指標がまちまちでもあり、強気派、弱気派が混在する。どちらを取るのか迷う事もあるだろう。個人的には春山氏のとこの週末の定点観測が参考になると思っている。データが良く整理されており分かり易いと思う。

http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51549885.html

ということで個人的には下向きの景気状況判断を取る事になるのかなと思います。雇用の問題が解決できない事と住宅問題の先が見えないのが致命傷になるのだろうか?

先週の金価格

8月   London   NY(COMEX)
16日  1223.50   1225.50
17日  1226.00   1224.70
18日  1218.00   1229.30
19日  1233.50   1232.40
20日  1223.50   1228.00

*London、NY時間のみ動きが見られたがそれ以外はほぼ横ばい。個人的には上向きと思うが、見た目的にはどっちに行くのか分からない状態。金ETFはしっかりした買いが入りだした。

*金ETF残高1489.74トン(8/22現在)exchange-traded gold securities

銀行法を変えよ!

今年の米銀の破綻数は118行を数える。相変わらず止まらない。商業用不動産の焦げ付きが理由となる経営破綻が今後も増えてきそうだと言う。不思議なもので何故大手銀だけが復活できるのか?公的資金の投入による救済も大きかったかもしれない。また投資部門の収益でしか利益を稼げられなくなっているのも理由の1つ。銀行としての真っ当な商売が成立しなくなりつつあるのは恐ろしい。手元にある資金はトレードに使うか、遊んでいれば米国債にでもしておけとはね。銀行が国民のためにならない肥大化した組織になっているのは米国も日本もよく似ている。

すべては米国債へ?

景気的にはいよいよ本格的に先行きが悪くなってきたか?米企業業績も良いものは良いのだが、多国籍企業に良いものが多いのではないか?米国内的にはどうも悪そうだ。ダウが上げきらずに下げ始めているのはそんな背景からか?商品も全般に渋い。どう見ても資金は米国債へ行くしかないように見える。この状況でFRBはなぜ米国債の購入を決定したのか不思議である。中国は米国債のポジションを外し始めているようだが、近い将来買い手がいなくなることを暗示しているようにも思える。そんな中、ゴールドはまだ健闘しているほうである。

上なのか?下なのか?

金価格は上に行きたいのか?下に行きたいのか?7月とは違って今月はじりじりと結果的には上げているのだが、NY時間で下げてスタートすることが多いからか上がっているという実感が薄い。トレンドとしては上なんだろうが、下げのイメージがどうしても消えない。ダウはどうもよろしくない。今度10000ドルを割ると底抜けしそうな感じがする。危ないところに来ているのだよね。

よく分からん動きだが・・・

今年の紫金の株価は下げ続けていた。個人的には理由らしい理由はないと思っていた。確かに良くない事件が多かったが、屋台骨を揺るがすようなものではない。今年の動きは相対的に出来高が伴わずにずるずると下がっていくイメージである。一気に売られて下がっていく方が遥かに分かりやすい。何故なのか?今年はよく考えさせられた。ここから先は想像での話である。去年の12月紫金の大株主であるBarclays Global InvestorsのBlackrockへの売却が決まった。紫金のダウントレンドが始まったのはこのへんからである。一番驚いたのは大株主リストからいきなりBarclays Global Investorsが消えた事であった。しかし、その当時の383,682,600株というポジションは一度に売却できる株数ではない。あの時は何処へ行ってしまったのかと真剣に考えたが分からなかった。恐らくこのポジションは清算されたのではないだろうか?徐々に整理されたために長期間のダウントレンドになってしまったのではなかろうか。今回のJPモルガンの再参戦はBarclays Global Investorsのポジション整理の終了を意味しているのではないか?売り物が終了したので反転し始めたのだと見ているがどうだろうか?

今までの世界が嘘だったなんてあるのか?



ニクソン・ショック後、世界は変わった。プラザ合意、変動相場制への移行、デリバティブ取引。ペーパーマネーは信じられないぐらい増幅した。そのすべてが嘘だったなんてあるだろうか?いくらなんでもそこまで落ちて行くとは思わないが・・・。

ゴールドは暴落するのか?



この本まだ発売されていませんが、タイトルからしてインパクトがあります。これは「八百長 恐慌!」「金の値段の裏のウラ」の著者である鬼塚英昭氏の一冊である。タイトル的にいくと副島氏の言うゴールドも暴落させられるという論理にも通ずるのか?取り合えずアマゾンで予約してみましたが、どういう内容なのかね。

さらに買い進むJPモルガン

思ったより買ってくるな。JPモルガンの紫金のポジションがさらに増加している。JPモルガンとしては過去最高に膨れ上げっている。ここ最近、紫金の出来高が多いのはブローカーの動きが活発になっているからである。今年は悪材料連発で叩かれているが、こっそり買い増す動きは見逃せない。ブラックロックは結果的にポジションが縮小している。今年なのか来年なのか分からないが何かあるのではと予想する。

http://sdinotice.hkex.com.hk/di/NSNoticeSSList.aspx?sa2=ns&sid=50000095&corpn=Zijin+Mining+Group+Co.%2c+Ltd.+-+H+Shares&corpndisp=Zijin+Mining+Group+Co.%2c+Ltd.+-+H+Shares&sd=24%2f08%2f2006&ed=12%2f08%2f2010&sa1=cl&scsd=17%2f08%2f2006&sced=17%2f08%2f2010&sc=2899&src=MAIN&lang=EN&pg=1

デフレからの脱却は無理なのか?

日本は景気対策をある程度はやってきた。エコポイント、エコカー減税など消費を回復させようとがんばったが、それももう終わりが近づいている。その後の大幅販売減は各社予想しているようで考えただけでも気が重くなる。GDPに与える影響はかなり大きいと思われる。来年は正念場となるだろう。となると日本は輸出に期待せざるを得ないが、今の円高で輸出型企業の両手はもがれている。どうするのか?国内では仁義なき安売り合戦が始まると予想する。日本は失業対策が遅々として進まないし、賃金も下げ続けているため到底消費はもとに戻らない。エコポイント、エコカー減税も実際に買える人の消費の先食いに過ぎない。買えない人に対する対策ではないから当然だ。もしこれが将来の米国の姿だとしたら寒気がしてくる。

先週の金価格

8月  London   NY(COMEX)
9日   1203.00   1201.20
10日  1192.50   1203.80
11日  1205.50   1197.90
12日  1213.00   1213.50
13日  1214.25   1215.40

*値動きは大きかったが、なんとか1200ドルを維持して終了できた。いきなり跳ね上がったのは12日だが、その後は横ばい状態。思ったよりも値が重い。さて、今週はどうなるか?個人的には堅調と見るが・・・。

*金ETF残高1474.66トン(8/15現在)exchange-traded gold securities

小動き・・・

ドルインデックスはこのへんで落ち着くのか?全般に小動きな感じ。個人的には夏休みモードは歓迎。今日から1泊2日で小旅行(下呂温泉)へ行って来ます。高速道路を使わずに行く予定で吉と出るか凶と出るか?ということで明日の夜までお休みいたします。

ブローカーの動きに注意

ここに来てJPモルガンが紫金のポジションを増やし始めている。どうやらここも底打ちと考えて良いような気がしてきた。それとJPモルガンはCOMEX空売りポジの常連だから金価格の暴落も遠退くような感じがしてくる。当面ゴールドは上昇基調と判断するべきか。

http://sdinotice.hkex.com.hk/di/NSNoticeSSList.aspx?sa2=ns&sid=50000095&corpn=Zijin+Mining+Group+Co.%2c+Ltd.+-+H+Shares&corpndisp=Zijin+Mining+Group+Co.%2c+Ltd.+-+H+Shares&sd=18/08/2009&ed=09/08/2010&sa1=cl&scsd=13%2f08%2f2009&sced=13%2f08%2f2010&sc=2899&src=MAIN&lang=EN

動き始めたと言いたいが・・・



予想通りゴールドは上昇を始めたと言いたいが、機械的な上がりとその後の膠着状況を見ると・・・となってしまうな。背景的に考えると今回は最高値を更新していく条件が揃っている。最良のケースで行けば、次のFOMCまでに最高値を更新し1300ドルを窺う可能性も否定はできない。

年末に向けて株的には・・・

今日はニュースで日経平均の下落や円高のことを盛んに流していた。日本にとっては惨い状況がお盆にやってきた。私自身もお休みモードに入っているので思考回路は止まり気味だ。もし米国の景気がこのまま年末に向けて悪化していくようだとダウもろとも日経も沈み込んでいくのだろう。そんなことよりも円高ドル安の方が致命的かもしれないが、どうやって対処していくのか?しかし、ゴールドにとっては状況的にはすこぶる良い環境である。急騰してもおかしくはないのだがバカに大人しい?金ETFにはしっかり買いが入っており、正常な反応と言える。このまま次のFOMCでFRBがMBSの買い取りも行うとなるといよいよ金価格はブーストが掛かるのか?そのように予想するのならここから買い始めるのが正しいはずである。だから何故動かんの?となる。

日銀はじっとしている場合ではないぞ!

このままだとドル円はかなり円高に傾く。日銀は対応を迫られるのではないか。日銀が金融政策決定会合で追加の金融緩和策に踏み込まなかったがアダとなってしまった。それに対してFRBはモーゲージ債の満期償還資金で米国債を買い入れる決定をした。しかも今後の追加緩和を匂わせている。日銀が動かなければ円高が一段と進む可能性が高い。日銀への追加緩和圧力が一気に強まるのではないか。相手がドルをあれだけ刷っているのにボッ~としていてはいけない。円も刷りまくって希薄化しないとこれでは円の独歩高となってしまう。

FOMCが終わり・・・

FOMC声明文が発表されているが、この結果をどう見るか?FOMCは政府機関債とモーゲージ担保証券(MBS)の償還資金を期間が長めの米国債に再投資することにより証券保有を現在の水準に維持し、償還を迎える米国債のロールオーバーも継続する。償還されるMBSを再投資するのは現状維持ではある。要するに今はまだ資金吸収する時ではないと言う事になる。これはデフレを警戒しているようにも見える。今回の再投資は主に長期債の買い取りを持って量的金融緩和策を継続する事になる。なぜMBSではなく米国債なのか?とも思える。どちらも生命線ではあるが、現在米国債に資金は集まっている。今後、買い手が急速に減少するのだろうか?また今回の文面からは景気回復ペースの鈍りが読み取れる。今後は更なる金融緩和の可能性が示唆される。恐らく遠くない将来MBSも買い取られる事になるだろう。金相場にとってはポジティブと捉えて良い。

声明発表は今晩だが・・・



FOMCの声明文発表は今晩の3時15分頃らしい。もし今回追加緩和策を取ると経済よりも市場に対する影響の方が大きいと見られている。また追加緩和策回避の見方も出ており予断を許さない。いろんな意味で市場に圧力をかけていたと思われる。雇用統計に株式市場の反応が少なかった事からもFOMCの声明文に注目している事が分かる。後半戦最初の山場か?