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崩壊の足音が聞こえるか?

今年に入り急激にドル回帰、資金本土還流の動きが進んだ。おっと、忘れていた。米国は海外からのファイナンスなしには成り立っていかない国であった。しかし、今後は流動性にはやや制限が掛かっていくのだったな。そうなるとやっぱり米国にとっては厳しい状況ではないか?景気に対する見方も厳しくなってきそうだし、2番底懸念が頭をもたげてきた。もちろん、これは世界的な問題である。ドルは世界の決済の3分の2を占めている基軸通貨であるからこいつに問題が起こることは許されない。底抜け脱線ゲームなんて洒落にもならない。だが、どうにも怪しい感じがしてきたな。
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円高にはドキッとするが・・・

さすがに急激な円高にはドキッとする。ユーロの崩れ方も無残だったが、ドルは再び下げてくるか?しかし、今のユーロは元には戻るまい。そうなるとドル危機が訪れても以前の最安値までは行かない?円とスイスフランが買われているのは分散の必要からか?米国の景気に影がちらついてきたが、どう考えても米国債に資金集中させるのは危険に思える。ここから動くマネーは膨大でもあり、次の移動先が大きなポイントとなる。しかし、こんなものを受けられる受け皿はない。袋小路にはまり込んでしまった。