制御不能になりつつあるのか?



さて4.00%に近づきつつある長期金利だが、こいつは本当に制御不能になっているのか?ソシエテ・ジェネラルは中国が米国債の購入を控える事によって長期金利は4.5%まで上昇すると言う。その理由がなんと今年の中国は貿易赤字になる見通しらしい。その結果、米国債の購入がストップする。
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中国の金需要は倍増する?

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると中国の金需要は向こう10年以内に倍増する可能性があると言う。WGCは「現在、中国には旺盛な金需要があり、国内鉱山の供給が需要に後れを取っている状況下では、それが継続しそうだ」と指摘。「宝飾品需要や投資の伸びが需要の主なけん引役となるだろう」との見通しである。中国の金需要はつい最近まで年間300トン程度であった。これまではインドが金消費国としては最大で年間600トン程度あった。それが去年は急激に減少して480トン。中国は大きく増えて461.9トンであった。増え方がかなり大きく10年以内と言う予想はいささかアバウト過ぎるように思う。数年で倍増は可能な水準だと思う。問題は供給はそんなペースでは増えないと言うか減っていくのだが・・・。

どこへ向かっているのか?

ドル危機、ユーロ危機、円も危ないとか、いったい何がどうなると言うのか?最初はドルだけだったのだが、知らないうちにユーロも円も道連れにされている。あっ、そうそうポンドはすでに棺桶に片足を突っ込んでいたな。気がつけば主要通貨は総倒れではないか。今の世の中どこへ向かって行こうと言うのだろうか?田中宇氏の言う「米英は自分らの覇権崩壊の際に、世界経済をシステムごと道連れにして壊そうとしている。世界経済の無理心中である。」ってのは当たってたら怖いね。

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
22日  1097.25   1102.60
23日  1101.50   1102.80
24日  1090.75   1087.50
25日  1093.00   1091.00
26日  1096.50   1106.70

*先週は結局戻して終わる形となった。ドルはまだ強いがゴールドが下げ渋るのは予想通り?今週は上値は限られると思うが、そこそこ堅調に推移するのではないか。金ETFはじわじわと増えてきた。

*金ETF残高1306.19トン+76.96トン(3/28現在)exchange-traded gold securities+iShares COMEX Gold Trust

本当に長期金利に反応しているのなら・・・



ギリシャはなんとか救済されるようだ。ECBとIMFの絡みが微妙ではあるが纏まりそうなのは大きい。だがドルはまだ強そうだ。長期金利の上昇はソブリンリスクを反映してのものなのだろうか?もしそうならドルが買われていたのは???だが、どうなんだろう。まあ、下げながらも値を戻したゴールドは正解だった事にはなる。なんとなく怪しい動きである事は確かだ。

ドルインデックス・・・抜けてるのか?



ドルインデックス・・・82を超えていたんですね。少し下げてますが、このまま抜けていくのか?ゴールドは急落したが再び1100ドルを回復しています。予定通りと言えますが、ニュースではソブリンリスクと韓国の軍艦沈没によると報道している。結局、ドルは上昇したがゴールドは1100ドルを維持した形となる。長期金利に反応したとも言えるのだが果たして・・・。金ETFは今週残高がはっきりと増えた1週間と言える。

ゴールドの持ち高制限

米規制当局は金や銅を含む金属市場での投機家の持ち高制限について検討しているようだ。確かに先物価格のボラティリティは大きくなっている。金価格の制御は難しくなっているとも言える。ヘッジファンドなどの大口トレーダーに対しての規制強化は一見正しいように見えるが、金価格の操作は逆に容易になるのではないだろうか。だが金ETFという抜け道もある。金ETFは先物市場で決済できたな。また、現物市場の影響が色濃くなるという可能性もある。さて、どう転ぶかな?

誰かが拾っているが・・・



ゴールドは随分売られていたが、やはり買いが入って来ている。1100ドル割れは割安と言って良いのかな。しかし、金鉱株はよく売られた。ドルインデックスは強いが米国債の入札が不調だったようで長期金利が上昇している。ソブリンリスクが意識されだしたか?ダウにもしものことがあると買うものが無くなる。

ユーロの危機

ユーロの危機は本物かもしれない。元々経済状況の異なる国の通貨を統一するなど無理があった。金融政策まで統一しなければならず納得の行かない点も多い。ギリシャ問題を皮切りに今後も頻発しそうだ。ドイツがギリシャ救済を渋るのは後にスペイン、イタリアなどゴロツキが控えているからで周辺の国々はドイツにおんぶに抱っこ状態となりかねない。とても1国で支えきれるものではない。ドイツは最終的に割を食う可能性が高い。理想はギリシャを切り離して個別に破綻処理していくのが適切な処置である。銀行の処理と同じで下手に救済すると今の米大手銀行のように結局経済回復の邪魔になってしまう。駄目なものは破綻させて再スタートさせたほうが回復は早い。

ドルインデックス上昇?



停止していたドルインデックスだが上に向かって動き出すのだろうか?ユーロはまだ当分死んでるだろうし、ポンドは破壊的だ。円だけがわりを食っている。

ドルの価値はどこまで下がるのか?



ニクソン・ショック以降のドルの価値下落は決定的だが、いったいどこまで下がるのか?ゴールドは1トロイオンス35ドルから現在の1100ドル前後へと30倍になった。原油も似たようなものだが、このグラフの数値はむしろ甘いと言える。この間、所得は30倍にはなってないから、その分は搾取されているとも言える。

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
15日  1104.25   1108.80
16日  1124.75   1125.90
17日  1121.75   1125.10
18日  1122.75   1125.90
19日  1105.50   1107.90

*なんだかよく分からない1週間だった。週初めにNYで上げた分は週末のNYで綺麗に下げた形である。結局、動いてないと言う事。

*金ETF残高1297.74トン+76.96トン(3/21現在)exchange-traded gold securities+iShares COMEX Gold Trust

ファニーメイ、フレディマック廃止?

ファニーメイとフレディマックを向こう4年間で廃止する提案がなされているようである。もっと早く行うべきだったと思うが来るべき時が来たかと言った感じ。以前は中国等がこれらの債券を大量に保持しており保障しろとクレームをつけていた。これらには暗黙の政府保証が付いていると思われていたので怒るのも無理はない。実際、ファニーメイとフレディマックは政府管轄化にあるがついに廃止せざるを得なくなったと見られる。この場合、関連債券はすべて紙屑になるのだろうけどまたまた揉め事の要因になるんじゃないのか?

急降下・・・



来週の米国債入札前に急落か?特に下げる理由は無かったと思うが、いつものお決まりパターン?

クロマグロ禁輸見送りは・・・

クロマグロ禁輸が見送りとなったが、日本としてはホッとしているところだろうか。賛成票の欧米に対して日本、中国ロシア、アフリカ諸国の連合軍で大差で否決した。背後で動いたのは中国らしいが改めてアフリカ諸国への影響力の大きさに脱帽である。世界は欧米中心で動き難くなっているのを実感する。多極化極まると言ったところだろうか。こいつが国際通貨システムに起こるとちょっと驚くぞ。

中国包囲網

人民元切り上げ圧力が強まってきた。米議会だけではなく欧州もそうだし、IMF、世銀までもが人民元切り上げを唱え始めた。中国包囲網が形成されつつある。中国という国は人から言われてすごすごと通貨切り上げを行う国ではないことは理解しているはずであるが、果たしてどういう意味が含まれているのか?単なるアドバルーンなのか?強引なる中国孤立作戦なのか?どちらにせよ中国と米国の同時ソフトランディングは困難を極める。どちらを優先するのかでもめるのは当然とも言える。お互い自分が可愛いわけだから。余計なのは欧州までもが同時に崩れてきた事か。どこから手をつけてよいのか分からない。

茶番ではないのか?

FOMCが終わり声明文が発表された。どうやら低金利がしばらく続きそうである。だからゴールドが反応した?そうなんだろうか?大方予想できていた事ではないのか?事前に下げていたわけだから上昇と言ってもたかがしれている。この程度で収めてめでたしめでたしか?なんとなく茶番のようにも見える。結局、上げて下げてまた上げて、ボックスのままなのだから笑ってしまうね。

ワンパターンだが・・・

ゴールドが再びじわじわと上げてきている。強いと言えば強いのだが、ある程度のところまで来るとガクンと落ちてまたじわじわと上げてくる。ワンパターンだな。遊ばれているようにも見える。少しずつ買い上げている輩がいそうで、個人的には悪い展開だとは思わない。しかし、3月も半ばを過ぎているし、このへんで行ってくれないと今月の最高値更新は無いことになる。

もう春なんだが・・・

暖かい日も目立つようになってきた。もう3月も半ばを過ぎて来たし春なんだな。ゴールドの動きは相変わらずでしまらない。中国は人民元を切り上げないと言っている。どうにもせきたてられて動かさせられるのが嫌なんだろうけど、米国の狸と言いどっちもどっちだな。欧州版IMFにはドイツの金準備を用いるという話も出ているらしいが、ここのゴールドってフォート・ノックスじゃなかったっけ?あるのかどうか分からないけど、どうなのかね?最近、ネットではハイパーインフレと言う文字を頻繁に見かけるようになった。気軽に発するべき言葉ではないが反乱しつつあると言っても良い。世も末なのかもしれない。

推薦図書のご紹介



ドル凋落-アメリカは破産するのか 三橋貴明 著 宝島社新書 648円

やまはさんのとこでも紹介されていたけど、私も丁度読んでいるところです。米国に起こっていることを非常に分かり易く解説しています。リチャード・クー氏のバランスシート理論を引用していますが、私もこの見方が正しいと思う。いかに今の状況が切羽詰っているのか理解できる。現在起こっている摩訶不思議な現象を上手く説明していると思う。退屈な相場展開に飽きたら読んでみるのも良いだろう。

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
8日   1125.75   1123.70
9日   1115.75   1122.20
10日   1120.50   1108.20
11日   1104.00   1109.60
12日   1106.25   1101.50

*こうやって見るとやっぱりじわじわ下がっているのがよく分かる。大きく下げているのは言うまでもなくNY時間です。下げはこのヘンで終了すると思いますが、なんともヘんてこりんな下げでした。金ETFもじり減。

*金ETF残高1298.73トン+77.57トン(3/14現在)exchange-traded gold securities+iShares COMEX Gold Trust

絶妙にバランスされているのか?

ダウは良いのか悪いのかよく分からない動きだ。米小売売上高が良かったらしいが、消費者マインドがイマイチと言うことでどっちへ行って良いのやら。ドルインデックスがじわじわと下げてきた。そのわりにゴールドは抑えられぎみでなんだかヘンだ。米国債市場は欧州危機の緩和からやや売られ基調か。となると資金の行き場所が依然として乏しい環境にある。なるほどゴールドを下げねば資金集中する可能性があるのかもしれない。どうして良いのか分からない展開だ。

またもやレンジ・・・



上抜けしたと思ったらまたもや頭を抑えられてレンジに入る。あんまりよろしくはないし、退屈な状態である。今のところ大きく動きそうな感じではないが・・・。

欧州版IMF?

欧州版IMFを設立すると言う案があるらしい。そんなにユーロ圏は危なっかしいのか?元々今のIMFは本部は米国にあるし、米国の利益のための機関であるとの色合いが強い。それにドルの防衛と現状のシステムの維持に精一杯と言う感じが否めない。そのため欧州にも欧州のためのIMFが必要だと言うことだろう。ユーロを採用している国の経済規模や経済状況はそれぞれ異なり金融政策の統一は難しい。そのため破綻の危機にさらされる危険も大きくなる。それを補い補助する機関の存在は不可欠である。現在のECBでは無理であろう。そのために欧州版IMFは必要だと思う。欧州も待ったなしである。

知らないうちに下げてたな・・・



相場から離れている間に随分とゴールドは動いていたようだ。1100ドル台まで下げていたな。やっぱり米国債の入札間際では下げると言うジンクスは生きている。しかし、返しの動きもなかなかでそこそこ戻してきた。出張と下落のジンクスも生きているな。

今月の高値更新はあるか?

ダウは上か下かまだハッキリしない。ドルインデックスも80前後で停止中。ゴールドも頭を抑えられつつある。こんな中でゴールドの高値更新はあるのか?断定には程遠い状態だとは思うが、今月ダウはこのまま横ばいと見た。今後も雇用統計は弱いと思うが、メディアはそうは伝えていないからだ。ドルインデックスはギリシャの件もあるが、今のバランスでしばらく維持されると見る。そんな中ゴールドはじりじりと買われ最高値更新レベルまで行く可能性はあると思う。もしこの予想が現実化するようだと潜在的なリスクはかなり高いとみなされていると言ってよい。どうでるかな?

*明日の更新は休止となります。

円高の不思議

ソブリン・リスクが語られる昨今、なぜに日本は円高に苦しめられるのか不思議である。今、日本は財政悪化に四苦八苦しており先進国のなかでもとび抜けて悪い。あのギリシャよりもGDPに占める債務残高の比率は高い。なのに未だにファンドなどのキャシュポジションは円である。この不思議をどう説明したらよいのか?日本はいつ売り崩されてもおかしくないのだがなぜに買われるのか?こんな記事が新聞を賑わしハイパーインフレなる言葉まで使って書き手繰られている状況は恐ろしいと思う。日本は格下げ一発で窮地に立たされる可能性が高いし、ヘッジファンドの売り崩しで崩壊する事も考えられる。少し前の韓国がそうだったようにいつ起こるかもしれない。よく今のレベルで収まっているものである。

先週の金価格

3月  London   NY(COMEX)
1日  1114.00   1118.00
2日  1126.50   1134.50
3日  1136.50   1139.60
4日  1134.50   1132.50
5日  1135.00   1134.40

*先週はわりと強かった。瞬間、1145ドルまで行っているようだ。巷では今週も上昇との見通しだが、強かったわりに頭は押さえられていた点が気にはなる。金ETFは動き出したか?

*金ETF残高1300.05トン+77.57トン(3/7現在)exchange-traded gold securities+iShares COMEX Gold Trust

強気に傾きつつあるが・・・



来週の金価格は上昇するとの意見が強いらしい。記事的にも強気予想が多い。3000ドルとか5000ドルとか年末までには1500ドルとか景気が良い。しかし、こういう時は得てして悪い事が起こる場合が多いのも事実である。落ち着いて状況を見定めなければいけない。

敵の主力部隊は何処へ

米雇用統計は良かった?らしいが、なんとかダウは持ち直しそうだ。ギリシャ問題でドルもまた生き返ったが、随分とお助けされるのがお好きなようだ。ヘッジファンドによるユーロ売り崩しやポンドもであるが、どうもメインテーマではないような気がする。これまでの一件は陽動作戦であって主力部隊が温存されているような気がする。あくまでも世界最大の癌はドルであるはずだからだ。ちょっと通りすがりさんのコメントにもあったようにここで総力戦での戦いが始まると思えるのである。