2010.01.24(Sun) | 経済 | CM (11) | TB (0)

上記のグラフはフォーブスがまとめた各国の国家債務のGDP比(黒塗り部分)を示したものである。オレンジ色の部分は銀行資産(トップ5行合計)である。これで見ると国家債務がGDPの200%に達している日本が最もデフォルトリスクが高そうに見える。危ない危ないと言われている英国の比率は日本の4分の1ぐらいである。米国はもっと低くなる。しかし、このデータの信憑性はと言うと???である。それは半ば国営化されたAIG、ファニーメイ、フレディマック、シティグループなどの簿外負債がどうなっているのか分からないからだ。そうなると銀行資産の数字ってのも怪しい事になる。恐らくこれらの国のいくつかがデフォルトするのだろうけど、どうなるのかね?
スポンサーサイト
2010.01.24(Sun) | ゴールド | CM (0) | TB (0)

上記のグラフはこの10年間の各国通貨建て金価格の上昇率を示したものである。よく円高だからゴールドのメリットはないと言う人もいるけど10年間で見るとかなり健闘しているのが分かる。昔は固定されていた金価格であるが全通貨的な希薄化が起こっているように思える。最も希薄化が強いのはポンドで2番目の米ドルも同じぐらいのレベルである。3番目が円だというのは意外かな?次いでカナダドル、ユーロと続き最後がスイスフランというのは納得できる。スイスフランには信頼があるのだろう。長期で見ると通貨の通信簿として使える。
2010.01.24(Sun) | ゴールド | CM (6) | TB (0)
1月 London NY(COMEX)
18日 1134.50 1132.70
19日 1133.00 1137.60
20日 1120.25 1111.30
21日 1108.25 1093.10
22日 1084.00 1091.50
*20日以降段階的に下げている感じである。最終日は少し持ち直しているが、もう少し下げる可能性も捨てきれない。この3日間の下げは基本的にNY時間でのことである。現在の価格支配権はNYにある。金ETFはやや減少傾向。
*金ETF残高1303.96トン+79.30トン(1/24現在)exchange-traded gold securities+iShares COMEX Gold Trust