2010.01.09(Sat) | 経済 | CM (12) | TB (0)
AIGのモーリス・グリーンバーグ元CEOは経済危機に際した同社の破綻はゴールドマン・サックスに責任があるとの見方を示した。同氏はゴールドマンやドイツ銀行が後押ししたというCDSの新基準に加え、ゴールドマンが販売し、その後ショートにしたサブプライム住宅関連のデリバティブをAIG破綻の要因に挙げている。この手のニュースがよく目に付くようになってきた。強欲金融資本主義の実態が少しずつ一般の人たちにも理解され始めたのは大きい。彼らの動きにブレーキが掛かり始めるのであれば世界は大きく変わっていくだろう。彼らはゴールドにもショートを仕掛けているのだから・・・。
2010.01.09(Sat) | ゴールド | CM (2) | TB (0)

金価格も1080ドル前後を底に反転しなんとか値が落ち着き始めたようにも思える。どうもボックス化しそうな雰囲気もあるが、再度上昇軌道に入って欲しいものである。個人的には今年前半は年金基金の金ポジションも増えるだろうとの読みから底堅く推移すると予想している。つまり今のレベルが今年の安値ゾーンである。
2010.01.08(Fri) | ゴールド | CM (9) | TB (0)
金価格が跳ねているようだが、この程度の上げは良く見るのでそれほど驚いてはいない。失業率は10.0%のままで変化なし。それほどインパクトは無いように思う。なんだろうね。ピムコのビル・グロス氏の米国債の売り推奨が一番臭いような気がする。米国債の収益レベルは落ちており、ここ最近ではワーストに入るらしい。今後は米国債の売り推奨という記事が目に付くようになるかもしれない。これが始まりのサインである可能性が出てきた。
2010.01.07(Thu) | 紫金 | CM (13) | TB (0)
紫金鉱業が2009年12月期決算の業績予告を出しているようである。純利益は前年同期比15%以上の増益とのこと。利益額は30億7000万人民元。今までこんなことしたことあったかな?特に好決算でも悪い決算でもないのにこんなことする必要がどこにあるのだろう。なんとなく臭い・・・。
http://www.chinamining.org/Companies/2010-01-07/1262828290d33121.html
2010.01.06(Wed) | 資源 | CM (21) | TB (0)

この1年の銅価格を見直すと結構驚かされる。ほぼ一直線に上昇している。株で言うとぱっとしない紫金と比べて江西のリターンが良いのも理解できる。しかし、銅在庫が積みあげっているタイミングを見計らって鉱山ストをやるチリのコデルコもどことなく怪しい存在。実に強かである。
2010.01.05(Tue) | 紫金 | CM (23) | TB (0)
abramovichさんからのご要望もありForecast 2010(紫金砿業篇)を行いたいと思います。要するに金価格予想2010年の金鉱株(紫金砿業)バージョンです。多数の方のご参加をお願いいたします。予想するのは今年の金鉱株(紫金砿業)の高値を予想するものとします。われもと思われる方は書き込みをよろしくお願いいたします。ちなみに私の予想は30HKDです。金価格が1500ドルを突破するとなると金鉱株ラリーは起こる。それは2007年度の紫金ラリーを再び呼び起こす。その当時のピークはPER100倍超であった。現状の株価からそれを想定すると約25HKDです。そこからさらに20%のオーバーシュートを織り込んで30HKDというのが私の予想です。
2010.01.05(Tue) | ゴールド | CM (4) | TB (0)
PIMCOやブラックロック、オランダのINGグループ傘下ベアリングス・アセット・マネジメントが米国と英国の国債の保有を減らしているとのニュースが流れている。理由は政府債務増大と中央銀行による景気刺激措置の引き揚げが景気回復を頓挫させることへの懸念が背景にある。また、米英の国債増発と中銀によるマネーサプライ縮小が金融市場への圧力となる可能性を指摘しており懸念が漂う。英スタンダード・ライフはまだ米・英国債の保有を減らしていないもののリスクは大幅に高まったとし、一斉売りの可能性もあると言う。ここに来て国債に対する懸念が頭をもたげてきた。今後の国債増発は尋常な量ではなく捌けるのかどうかも分からない。遠くない将来、長期金利が跳ね上がる日が来るのかもしれない。
2010.01.04(Mon) | ゴールド | CM (19) | TB (0)
Gold(US Dollar) high low average
ちょっと通りすがり 3000 1000 10000?
Stein 2500 1100 50000?
ゴジラ 2000 1100 1400
mingon 2000 1080 1300~1400
haruka 2000 1050
らおう 2000 1050 1500
ZAR大好き 2000 900 1300
ねこ★ 1500~2000
きつねうどん 1900 1020
Englishrosesのファン 1900 850 1300
わに 1800 1000 1400
和 1800 1000 1300
日本海 1800 950
rocky 1800 950
みぎー 1700 1050 1250
霞の飼育員 1650 1050 1250
1040pon 1600 1080 1200
通りすがり 1600 1080
kawa 1600 1050 1100
はじはじ 1600
ひつまぶし 1580 1220
少佐 1500 1050 1200
abramovich 1500 1000
辛酸なめ太郎 1480 1060 1240
禅師 1400 1100
JuJu 1400 940 1210
文鳥屋 1400 900 1350
抹茶 1350
average Forecasts 1799 1025 1293
2010年の金価格予想の集計が出揃いました。以上のようになりましたが、漏れがあるようでしたらご指摘下さい。個人的には予想の平均値が正解に近いような気がしています。
2010.01.04(Mon) | ゴールド | CM (8) | TB (0)
今年は土日が絡んでいたのでスタートは遅くなっていたが、いよいよ今日から金融市場が始まる。今年はどういう年となるだろうか。出だしは穏やかと見るが思わぬニュースが飛び込んでくることもあるやもしれない。新興国の景気拡大は続くと思うが、先進国経済は力強さはなく腰折れとなる可能性がある。すでに多くのニュースが出始めているが不透明感の強い中で進んでいかざるを得ない。いきなり凄いニュースが出ていた。AIGとFRBはAIG株には価値がないとみなしていたとするもの。そんなの今更言うことではないと思うが、去年AIG株は反転急騰を演じている。これでは詐欺そのものではないか。今年もレーダーが利かない状態での有視界走行は続く。飛び出してきたものは手動で打ち落とし手動で回避する。今年もこういう状況は変わらないのである。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a5FZ0gRygD0I
2010.01.03(Sun) | その他 | CM (24) | TB (0)
今日は中学校の同窓会ということで出席して来ました。実に中学校卒業30年後の同窓会でした。私の時代はこどもが多く一学年15クラスもあって全部で630人ぐらいだったと思います。出席者は180人ですから35%の出席率です。180人ぐらいの人は行方が分からないらしい。連絡がつかなくなる人が意外と多いようです。みんなで話してたんですがここに出てきてる人は比較的幸せな人なんでしょうねって。これだけ不景気風が吹いてくると人前にあまり出たくない人が増えてきます。今年はさらに悪くなりそうですし、さびしい限りです。私のクラスの出席者は10人以下でしたからみんな元気にしているのかなと心配になりました。あと10人が故人となっていました。1.6%ぐらいになるでしょうか。確率的にはこんなものなのかな?個人的にはビクッとしました。思っていたより亡くなっている人がいるんだなと思いました。それとたまたま過去の仕事での関連の人がいてひょっとするとこの子と結婚するのかなと思っていた女性が若くして亡くなっていたと聞いてこれまたビックリ。世の中ってのは本当に分かりませんね。しかし、30年の年月は人を大きく変えます。すでに見た目では誰なのかまったく分からなくなっている人が多い。特に女性はまったく分からない。名札を見て名前を確認して話をするなんてちょっと失礼ですね。私はほとんど変わってないらしくすぐに分かったらしいけど、でもお腹はすっかり出てきています。やっぱり良い世の中になって欲しいなと思った1日でした。
2010.01.03(Sun) | ゴールド | CM (0) | TB (0)
12月 London NY(COMEX)
28日 1106.90
29日 1106.00 1095.90
30日 1087.50 1092.10
31日 1104.00 1096.50
*結局最後は1100ドルを割り込んでしまったが、まあこんなもんかな。今年も大変な1年になると思います。金ETFは大人しくなっています。
*金ETF残高1326.06トン+79.33トン(1/3現在)exchange-traded gold securities+iShares COMEX Gold Trust
2010.01.02(Sat) | ゴールド | CM (20) | TB (0)
去年1年間ずっと考えていたんだが、今の通貨システムがどのように変わるのかと。現在のドル安はもう止められない。どうすればこの状況から脱する事ができるのかと。新通貨アメロ導入、SDRへのリンク、コモディティバスケット制導入、金本位制への復帰等いろいろあるのだが断定するのは難しい。個人的には変動相場制を固定相場制に戻せば多くの問題は解決するように思うのだが、となると多くの取引が消滅する事を意味しており難しいのだろう。SDRを利用するのは最も現実的な選択と思われる。主要国すべての通貨をSDRにリンクさせるのは不可能ではないと思うが、米国の支配力は大幅に低下するだろう。そういった理由で米国は首を縦に振らないのではないだろうか。新通貨アメロはどうだろうか。個人的にはアメロ、コモディティバスケット制、金本位制は狙いが同じだと見ている。ドルにアンカーを掛けて下落を防ぐのが狙いである。問題はどれが現実的なのかだ。私は最も現実的でないと言われている金本位制に注目している。米国が金本位制を実施できないだろうと言われている理由は多数ある。1つは8133トンと言われている金準備が実はほとんどなくなっているんじゃないかという点。もう1つはこれだけ増えてしまったマネーサプライに対して実物の金が不足しているという点などである。だが実際は金本位制導入に対してそれほど多くの金準備は必要ないとの見方もある。過去のニクソン・ショックが起こった背景は金兌換により米国の金準備が他国へと大量に流出してしまった事による。まあ、これは単なる理由付けにすぎないかもしれないけどね。投資家がゴールドに対して真に必要としているのは価値保存機能とリターンである。ゴールドそのものが欲しいわけではない。実際に金兌換する人間は少数なのである。これは銀行のシステムと同じだ。多くの人は銀行にお金を預金するが引き出すお金はほんのわずかである。銀行の預金準備高は5%程度であり、その他のお金は貸し出されて信用創造がなされていく。これを繰り返してマネーが膨張していくのである。もともとある金準備でマネーサプライすべてをまかなえるものではないのだ。5%とは言わないが金準備はある程度保持していれば良いと思う。問題は基本的に金兌換できなくする必要があるということだろう。基本は米国内でしか金兌換できないとか国外持ち出し不可にすれば金の国外流出は防げる。これは現在の金ETF(SPDR)とまったく同じシステムである。恐らく米国はSPDRで将来の金本位制復帰の可能性を模索しているのではないだろうか。もし米国で金本位制が実施されるとしたらSPDRとまったく同じシステムが導入されると予想する。あと米国に金準備があるかどうかであるが、通貨制度とは本来信用で成り立っているものである。ドルに価値があるのは米国という国に対する信用の現れである。米国に金準備が実在しようがしまいが多くの人が金準備が実在すると信用しているのなら金本位制は実行可能なのである。結論としては金本位制は大統領が宣言すれば明日からでも実現するシステムである。
2010.01.02(Sat) | ゴールド | CM (11) | TB (0)

去年の金価格の動きを見直してみると後半随分上げたように見えるが年間を通じてみると25%程度の上昇であった。これは2007年から2008年への上昇率とさして変わらない。また、2005年から2006年の上昇率に劣る。振り返ってみると騒がれているほどの急騰とは言えないのである。まあ、去年は前半ボックス状態が続いたので退屈であったが、後半一時的に急騰してイメージ的に大相場であった感が強いが振り返るとそうでもないように見える。ドル安が大幅に進んだ割にはゴールドはそれに見合った上昇はしていないとも言える。だが、もしあのまま上昇が続いていたらどうなっていただろうか?
2010.01.01(Fri) | ゴールド | CM (18) | TB (0)
私の2010年金価格予想には解説がついていなかったので説明をします。予想は高値2000ドル、安値1100ドル、アベレージ1400ドルだったと思います。イベントがなかった場合の高値は1500ドル程度であると思います。現在ドル高基調ではあるが、将来のドル安は防ぐ事は難しくドル資産を持つ国家の資産分散の必要性は高まっている。中央銀行の金買いは継続されるため上昇トレンドは継続される。また年金基金などの貴金属資産配分は増やされていくため金ETFの残高はさらに積み増されていく。問題は経済的な危機もしくは金融的な危機が生じるかどうかである。現在、日本国債格下げのニュースが流れているがこういった問題が実際に顕在化してきて波及していくかどうかである。そういった問題はその国の通貨自体の問題に直結する。最大のテーマはこれが米国で起きるかどうかだが、これは今年かどうかは分からない。だが、米国の債務の問題は小さくなくドルの大幅な減価は起こりうる。間違えてはいけないのはドルだけではなくユーロも円もおかしくなっていることで世界の通貨がすべて減価し始めている。銅価格は在庫が増え続けているのに価格は上昇を続けており明らかにおかしい。これは何が原因なのか?通貨自体に問題が生じ始めているのか?もしそうであるのなら今年はインフレの嵐が噴くだろう。もちろん違った場合は注意が必要なんだが。そうした中で起こった昨年末の金価格の高騰は象徴的な出来事であったのである。現在の通貨システムを緊急的に守るために金価格にブレーキが掛けられたのは至極当然の事である。だがいつまでも止められるものではない。そのため高値は強気に2000ドルとした。安値は現在のレベルでこれ以上の下げはないとしている。一気に上昇したとしても持続力はまだ弱くアベレージとしては1400ドル程度となるだろうという予想である。
2010.01.01(Fri) | 経済 | CM (3) | TB (0)
新年明けましておめでとうございます。今年もがんばって更新を続けて行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。毎年年末恒例の金価格予想には多くの方のご参加ありがとうございます。4日に集計いたしますので書き込まれる方はそれまでにお願いいたします。波乱の2009年が無事に終わり2010年を迎えたわけですが、昨年以上に今年は激動の年となるでしょう。世界の中央銀行の政策は問題の解決よりも問題の先送りをしてきたと考えたほうが良いのかもしれない。このまま経済が反転回復するのならこれまでの政策は正しかった事になる。しかし、そうでなかったとなるとすべては裏目に出てしまう。と同時に金融政策の副作用が相乗的に噴出するだろう。そのへんが今年の最大のテーマとなる。ズバリ債務の問題であり、国債に焦点があつまる。日本国債の格下げの問題が噴出し始めているが米国債よりも先に日本国債が売り崩される可能性が出てきてしまった。2010年は国債格下げ合戦の幕開けの年となるのだろうか?