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400万アクセスに感謝

先日、当サイトも400万アクセスを突破したようです。この場をお借りして日頃からお越しいただいている人たちに感謝したいと思います。当サイトはもともと中国株サイトとしてスタートしましたが途中から金鉱株専門サイトに転換しています。当初このサイトのスタートはリンクにある中国株で資産形成(覚醒篇)でした。現在は非公開にしてありますが2006年4月9日のスタートとなっています。その翌年の2007年1月1日が現在のサイトのスタートとなります。その後、金鉱株専門サイトに転換した2008年1月1日よりアクセスは増えてきたようです。今では瞬間最高で1日10000アクセスを超えることが2回ほどありました。日記代わりに始めたサイトにこんなに人が集まるとは正直驚きです。毎日更新するのはやはり大変で出来るだけ時間を掛けずに5~10分ぐらいでこなしています。そのため内容の薄いことも多いと思いますが、なんとかここまでやってこれたのは多くの方々の支援があったからだと思います。もう少しがんばってやっていこうと思っておりますので引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

そろそろ下げ止まるか?

ゴールドは何処まで下げてくるだろうか。今回の下げはこのへんで終わりではなかろうか。理由は金鉱株の押しがそんなには深くないからである。去年は相当応えたが今回の下げ方は非常にゆるいと言うほかない。そもそも出来高からして少ない。また、今のところガタガタと崩れるようには見えない。それとドルの戻しは幻想にしか過ぎないと思うからだ。仮に利上げが出来たとしてもすでに減価してしまった通貨価値は元には戻らない。ドルは相当希薄化していると思う。相対的にドルが上昇するとしたら他の通貨価値も減価していることになる。将来はドルインデックが意味を成さなくなるかもしれない。それがどういう状況なのか考えるだけでもぞっとする。

波高し・・・

ゴールドの1日のボラティリティが非常に大きくなっている。1日で30ドルぐらいは平気で動くようになった。下げるも下げたり戻すも戻したりだ。今朝見たときは1120ドル台と思ったより下げていたので流石に本物の調整だなと思ったが帰ってきたら、また1140ドル台になっておりびっくりした。金価格の上昇を止めたのは雇用統計だが個人的にはレッドカードなみの行為だったと思う。結果的には良かったのだろうけど、その後の動きが非常に不安定なものになってしまった。同時に金ETFも大きく売られている。昨夜はSPDRが13.7トン売られており調整の到来を暗示している。まさかこういう形で調整入りするとは思わなかったが、他に手段がなかったとも言える。年末に来て金相場波高しである。

遊ばれているのか?



まさかバーナンキFRB議長の議長講演で金価格が持ち直すとは思わなかった。依然雇用状況は脆弱で失業率は高止まりする可能性があるとした。確かに正しいと思うんだが、これでは雇用統計の意味が無い。要するにやりすぎたと言う事か?まるで遊ばれているようだな・・・。

雇用統計の威力がこれほどとは・・・

今日もゴールドは下げていますが、雇用統計の威力がこれほどとは少し驚いています。個人的には利上げの可能性がありそうな雰囲気というものの方が大きいと思うが、それは雇用統計のなせる技であるから、結局雇用統計がすべてだったのか。来年の後半ぐらいからは利上げがあるかもしれないということは出口が見えてくるかもしれないと言う事だと思う。だが私には出口なんてなんにも見えないんだけど。地方銀行の破綻数はうなぎ上りだし、まだこれから商業用不動産問題が控えている。とても出口を語れる状態ではない。しかし、投資家は今発表されているデータを基にしか判断が出来ないのである。

現在の混乱の芽は・・・

この40年、世界はいろいろな危機に見舞われてきた。オイル・ショック、アジア通貨危機、ロシアやアルゼンチンのデフォルトなど、そして現在のサブプライム問題から来た混乱の芽はどこから来ているのだろうか?私はすべての始まりはニクソン・ショックから来ているのではないかと見ている。ニクソン・ショックによりドルと金のリンクが外されて金本位制が消滅した瞬間からドルは事実上無制限に発行できる事になった。その影響により、ニクソン・ショック以前の金価格は1トロイオンス35ドルであったが現在は1200ドルを超えるところまで来ている。原油もその当時の1バレル3ドルから去年の最高値147ドルを記録するほどである。時を越えマネーサプライの増加により、実にゴールドは40年弱で30倍以上、原油は50倍近い上昇を記録した。これらの背景には通貨システムの問題が大きく関わっている。ニクソン・ショック後、為替は固定相場制から変動相場制へと移行していくが、これが世界の災いの芽となっていく。いくらでも刷れるドルと各国通貨では勝ち目が無いのである。しかも米国では通貨、金、原油など次々と先物市場が真っ先に設立されている。無制限のドルと先物市場の主導権を持つ米国に勝てるものはいなかった。ドルによる膨大な資金流入により新興国はバブルとなり、資金引き上げにより通貨危機を引き起こしデフォルト状態となる。そして利益だけを自国へと持ち帰る。恐ろしいシステムである。これらは金本位制の放棄と変動相場制移行がなければ起こりえなかったことである。サブプライムショックによるレパトリエーションにしても固定相場制であれば問題はここまで大きくはならない。しかし、このシステムをいち早く理解して対策を講じている国が存在する。中国である。中国は人民元を自由化していない。しかも自国で上げた利益を国外へとは簡単に持ち帰れないシステムを採用している。果たして中国は米国のシステムを打ち破る事が出来るだろうか?

先週の金価格

11月  London   NY(COMEX)
30日  1175.75   1178.90
12月
1日   1192.50   1196.00
2日   1212.50   1214.80
3日   1208.75   1207.50
4日   1190.25   1161.40

*旧反転して1200ドルを維持していたゴールドは週末に急降下した。急落はないと言ったんだが大はずれに終わった。アシア勢が身動きの取れない週末に仕掛けてきた感じがする。私はこれ以上大きくは崩れない派であるがやや注意は必要。

*金ETF残高1326.68+82.99トン(12/6現在)exchange-traded gold securities+iShares COMEX Gold Trust

気がつけばもう12月・・・

今年は年の初めごろから年後半はインフレ化が激しいと言っていたが、幸い今のところは無事に生活出来ている。今年の前半は食料備蓄の話題でも結構盛り上がっていた。食料品が高騰して手に入りにくくなるんじゃないかと話し合っていた頃が懐かしい。現在、そうはなっていないので今の状況は一応喜んで良いのだろう。不景気によりテレビなどの家電製品や衣類などは価格破壊が起こっている。完全なデフレ化が見られている。だが穀物や金属などの一次産品も去年底を打ってからじわじわと上昇してきている。相対的に見るとデフレが目に付くが商品価格の上昇は見逃してはいけないレベルである。通貨価値の減価は金価格にしっかりと映し出されており、世界的大規模な金融緩和の副作用が眼前に広がり始めた。今年はこのままなんとか年を越せそうであるが来年は一波乱起こりそうな年になりそうな予感がしてきた。

逆指標に使われてしまう



昨夜は元気よく下げたな。急落はないと言ったらこうなった。逆指標に使えるんじゃないだろうか?しかし、週末の金曜日に仕掛けてきたかと思った。それはアジア勢が休日に入っていて身動きが取れないからである。ここが一番仕掛け易かったと思う。

バークレイズのポジションが消滅

紫金の大株主リストからBarclaysの文字が消えた。これまではBarclays Global Investorsと共に記載がなされていたが突然消えている。確かBarclays Global InvestorsはBlackrockへの売却が決まっていたと思うがそのためだろうか。ポジション自体が383,682,600株だけに一度に売却できる量ではない。しかもここ最近は出来高が少なくこれだけの株数の売却が出来る環境ではなかったがどうなんだろう?しばらくすれば理由は判明するとは思う。

どこまで飛んで行くのかが問題

現在の金価格の上昇は当面何処まで続くのだろうか?取りあえずのテーマである。そろそろ失速してくるのか?それとも成層圏近くまで行くのか?まさか月まで一気に到達するのか?正確には分からないが個人的には年内1300ドルで運がよければ1400ドルのセンもあるだろうという見方である。来年に入って一休みするのが普通だが、ないかもしれない。来年に入ると時期的にも年金基金などの金ETF買いが活発になるため1~3月期は相対的に強含むだろう。となるとこの時期に1500ドルを叩く可能性がある。難しいのはどこでイベントなどが絡んでくるのかということである。それによって当然状況が変わってくる。今はまだ一部の金貨は手に入り難くなっているが、完全な欠品状態ではない。これが金貨も無い、金現物も無いという状態になると一般投資家のマネーが金ETFに殺到し始める時がやがてやって来る。それは中央銀行が一斉に金買いに回り始めるため需給バランスが極端に崩れる時が来るからだ。そうなってからでは恐らく遅いと思っているのだろう。だから今のうちに買っておこうという動きがと止まらないのだと思う。それは来年のどこかでやってくると予想する。その時こそが本当のスカイロケットの発射の時なのだ。

押し目を待つ人が多いようだが・・・



ゴールドも1200ドルをあっさり超えてきたが、そろそろ押し目が来るのかとも思える。どうも強すぎる感じがするのは確かではある。これは何故なのか?金先物でプレーしているプレーヤーの数が同じで出回っているマネーの量が一定であるのなら正当なテクニカル分析は功を奏するだろう。しかし、今の状態は知らないうちにプレイヤーの数が増えていたり、取引されているマネーの量が増えている状態である。しかも金相場なんていう小さな市場でうごめいているのである。そのためまともに予想する事が非常に困難になっていると言える。言うなれば凧糸の切れた凧のようなものである。急落はないと思っているが、いったいどこまで行くのやら・・・。

世界は中国を中心に回っている?

中国が金準備を10000トンまで増やすと言う話が世界を駆け巡ってしまった。今日はあちこちでこのニュースを見かけたな。中国の影響力の大きさに改めて驚いたわけだが、何度も言うようだがこんなニュースを流すメリットは中国にはないはずである。これから金準備を増やそうとしているものが煽ってしまったら価格上昇をきたしてしまい余計買いにくくなってしまうではないか。しかも9000トン近くのゴールドを一体どこから買おうと言うのだろうか?今回のコメントはヤラセ的なものを感じてしまうと言っておこう。