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債務通貨

ドルは債務通貨であると言われている。米国政府は国債は発行できるが、通貨発行権はFRBが持っている。財務省は米国債をFRBに持っていき、そこで資産として始めて計上される。国債とは将来の税収で担保されたものである。簡単にいうと住宅ローンのようなものである。したがって通貨とは負債そのものであって借金で世の中が回っている感じなのだ。FRBに入った米国債は入札に掛けられて各金融機関などに入り償還時には通貨に変化する。また、銀行が融資する住宅ローンも同様で銀行は信用創造で同じようにマネーを創り出す事が出来る。これも債務者が借金を返し終える事でマネーが償還される。つまり世の中に出回っている通貨は基本的に債務通貨なのである。これは繰り返せば繰り返すほどインフレになっていくメカニズムである。逆に滞るとデフレになる。不味いことに米国ではこのシステムが崩壊している。米国は借金して消費をしてくれる人がいないとエンジンが回らないのである。そこが止まってしまったためFRBは湯水の如く資金注入をした。今でも米国債を乱発しているが、経済を回すための輸血の血液が足らなくなりそうになっている。その原因は中国からの血液が途絶えそうになっている事に起因する。下手をすると突然死の可能性もあると思うが、債務通貨自体が限界に来ているというのも事実ではないだろうか?そういったところから債務をゴールドにリンクさせて通貨価値を維持しようという考え方が生まれてくるのである。
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昨夜の金急落は・・・

どうも昨夜の金急落に対する質問が多いようである。980ドルから一気に950ドル程度まで結構な落ち方である。この時、急激に金リースレートが低下していた。特に2ヶ月ものが大きく下げている。個人的には米連銀グループによる空売りのためだと思っている。失業率が9.4%でこれからGMの破綻により関係各所に影響が出始め失業者はさらに増えると予想される。雇用減が予想を下回っているから大丈夫だというメディアを通じた刷り込みは私には通用しない。恐らく失業率は10%を大きく超えていくのだろう。楽観できるような状況ではない。そうした中で、来週も米国債の入札がある。9日に3年債350億ドル、10日に10年債190億ドル、11日に30年債110億ドル、総額650億ドルの入札が行われる。上手く消化出来ないようだと10年債の金利は4%を超えていくのではないだろうか?いや消化出来ても上昇するかもしれない。そういった背景を読み取って金価格は上げてきているとも言える。下手をすると来週月曜の米取引前の時間帯ですでに1000ドルを超えてしまっていることも考えられる。そのため昨夜は金価格を大きく下げておいたのだと妄想している。