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推薦図書のご紹介



ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ  宋鴻兵 著 ランダムハウス講談社 1900円

私はこのタイトルの付け方があまり好きではないが、原題は「貨幣戦争」である。著者は中国人で本国では2007年に出版されている。現在の危機をこの時、すでに予想して書籍化していたのは素晴らしい。著者はアメリカン大学の修士号を取得し、なんとファニーメイ、フレディマックで上級顧問を務めていた中国人エコノミストである。内容はすばり現在の通貨システムについてであるが、そこにある問題や裏事情など。現在の通貨システムが出来上がるまでの経過を過去へ遡って解説しているが、当然、ロスチャイルド家の初代まで話は遡っていく。面白いのは米国での通貨発行権の奪い合いと金本位制放棄についてなどの記載。今、ちょうど国際決済銀行や国際通貨基金の役割と位置づけのところを読んでいる。まだ半分ぐらいしか読めていないが、実に良く纏められている。一般に知られている事ではなく裏事情はぜひとも知っておきたいところ。この本、当ブログの中ではトップクラスの推薦図書と言って差し支えはないだろう。
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