どこまでが創られているのか?

現在の相場はどこまでが創られているのだろうか?ダウの動きはどう見てもおかしい。一体誰がダウを買っているのかと思っていた。どうも買いオペをやっているらしいとの噂があるが、ありえることである。GMの破綻が決まりそうだというのに物ともせずにダウが上げてる様子を見ると買いオペをやっていたとしても不思議ではない。ダウは創られている可能性がある。

商品相場はFRBが米国債の買い取りを行うと言い始めた時から動き始めていたようにも見える。そして実際に買い取り始めてから加速し始めている。この動きは将来のインフレリスクを繁栄したものであると読み取れる。去年、ドルの減価を最も示していた商品は原油であった。LIBORの低下から資金の動きの正常化が窺え、この状況がしばらく続くと思われる。ダウと商品の動きの基になっているものは違うように思われる。

米国債はFRBの買い取りがなければ酷い事になっていただろう。すでに長期金利はかなりの高さになっているが、このままFRBが買い続けていくのもインフレ懸念の加速につながり商品価格の高騰に直結していく。ここに長期金利と商品価格にも大きな関連が窺える。
スポンサーサイト

6月バブル説台頭

ここ最近の商品価格の上昇は目を見張るものがある。これは一体どういうことか?ケニーさんからもご指摘があったようにLIBORが0.66%まで急低下しているのが分かる。これは資金供給されたが眠ったままであった銀行内のマネーが動き出している事を示している。それが商品価格を上昇させているのだろう。また、株式市場も同様に支えているようだが、米国債の長期金利を支えるには至っておらず、それが懸念材料である。こうした状況はしばらく続きバブルを形成する可能性が出てきた。もちろんどこかで鞘抜きするつもりだろうから気をつけるべきだが、利確するチャンスでもある。さあ、どうする?

先週の金価格

5月   London   NY(COMEX)
25日          
26日  945.00    952.10
27日  951.00    948.30
28日  959.75    959.00
29日  975.50    979.60

*1000ドルには届かなかったが、980ドル近くで引けた。上出来だと思うが、何度も裏切られていることからも注意は必要。だが最高値を超えていくようだと一気に上昇もありうるだけに目が離せない。

やっぱドルとの関係か



長い目で見ればゴールドはドルとの関係で考えるのが一番だろう。今回の上昇はまさにそれだと思う。実際のドルの動きだけでなく米国債乱発のためのドル減価やFRBの米国債買い取りも同様の結果を生じる。最終的に長期金利の乱高下が起こってしまった。FRBが米国債買い取りを決めた時点で長期的なドルの下落は確定したと書いたが、米国債が関与しているのは否めない。

1000ドル突破間近・・・

しかし、どうなってるのかね。ダウはまだ好調ですが、いっしょにゴールドも急騰しております。ダウはGM株1ドル割れを物ともせずに上げている?ゴールドはドルインデックスに反応しているのか?インフレ懸念に反応しているのか?原油が5月に入り29%も上昇しているだけにインフレヘッジとの見方もある。長期金利の方は下げている。7年債の入札は上手くこなしたようである。FRBがどの程度カバーしているのか気になるが実態は分からない。来週も米国債の入札は続くので今後も長期金利の問題はついて回る。全部上げるのはやっぱヘンだわな。

ヒートアップしてきたところだが・・・



ここまで来ると1000ドル突破も時間の問題と思うが、またまたIMF金売却のニュースが流れている。なんでも来週米議会の承認を得る可能性があるとか。いよいよ金価格もコントロール出来なくなってきたように見える。売却するなら早くやってもらいたいのだがね。

長期金利上昇が止まらない

昨夜も米国債(5年債)の入札があったが無難にこなしているようだ。しかし、利回りは急伸しており国債増発への懸念は根強く残っている。7年債はどうなるのか?来週も引き続き米国債の入札は控えており、FRBの国債買取は続いていくことになる。その前にガイトナーは中国との交渉に入る事になる。それにしても国債の発行額が膨大になりすぎるように思う。買えそうなのは中国ぐらいだと思うが、担保がついてなければ買う気にはなれない。もちろん担保はゴールドである。IMFの金準備のすべてを譲り受けるという条件付で当面は米国債を購入すると約束すると予想。また、すでに新通貨アメロが中国に渡っているという噂もあるようだ。

状況はさらに悪化しているが・・・

S&P/ケース・シラー住宅価格指数(3月)はー18.70%と悲惨な数値が発表されているが、5月の消費者信頼感指数が54.9と予想を大きく上回ったため株式市場は大きく上昇した。これは数値的にはリーマンショック前の水準に回復しているらしい。住宅価格が下げていく中で個人消費が回復するメカニズムは理解不能である。消費者信頼感指数というのはどういう算出の仕方をしているのか?

昨夜は2年債の入札があったようだがこれは無難にこなしたようである。しかし、長期金利は上昇しており、明日、明後日と5年物、7年物の入札には懸念が残る。米経済指標が強いとアナウンスされているわりにドル売りが強く、怪しげな雰囲気があるのは否めない。

世の中には表と裏がある

世間一般の人たちはドルや米国債などの金融システムが崩壊するとは思っていない。マスコミから流れるニュースもそんなことは伝えない。それは金融システムが信用で成り立っているからで多くの人がドルや米国債の価値を信用する事で世界経済が成立している。現在の通貨は不換紙幣であり通貨そのものには価値が無い。通貨の価値をつないでいるものは背景にある国の信用や国力、軍事力の裏づけがあってのものである。ところが米国はその裏づけたる国の信用や国力たる経済力が大幅に衰退してきた。残されているものは強大な軍事力のみである。この状況を打破出来るものは軍事力を用いた景気刺激による経済回復のみであろう。戦争にはすべてをひっくり返す力がある。このカードだけは引いて欲しくはない。

金リースレートの正常化は近い?



金リースレートが上昇きているが、最近の金価格の上昇に連動している。ある意味空売りの買戻しが絡んでいるとも言える。となるとやっぱりそこそこ買われていくと見ても良さそうではある。完全に開放されるにはまだ早いと思うが、1000ドル超えを眺めたいと思う。

環境の変化は著しい

今年に入ってからゴールドを取り巻く環境は大きく変わってきた。一番大きな変化は中国だと思う。金準備高の増加や残高の公開には正直驚かされた。日本は金を持つなと米国から言われているため金準備を増やせないというが、それは金価格そのものがドル基軸通貨体制に影響を与えるからである。言い換えれば今後金準備を増やしていくと言う中国の発言は米国に対する宣戦布告に等しいからである。また、ブラジルやアジア周辺諸国との通貨スワップ協定はドルを使わずに取引をしようというもので、これもあからさまなドルボイコットである。さらに米国債大丈夫ですか?発言といい、準備通貨としてSDRを使おうと言ってみたり、今年の中国は一味違う。共通して言えるのはすべての行動はドルにとってネガティブであり、ゴールドにとってポジティブなことである。

それに対して米国は景気回復期待などで株式市場は賑わいでいるが、実際の状況は悪化していると思う。住宅価格が下げ止まっていないため評価損は増加しているはずであるが、あろうことか時価会計放棄により、米銀は好決算が連発して飛び出している。その間にも地方銀行の破綻は増加しており経済の破壊は続いている。クライスラーはすでに倒れ、GMも運命の日を迎えようとしている。米失業率は10%を大きく超えていくのかもしれない。金融対策、経済対策のために湯水の如く資金を注入しているが財源は無いためすべては大量の米国債の発行にゆだねられる。中国は先々の米国の状況を想定して米国債の購入は短期債に集中しているらしい。また、資産配分を変えるためのコモディティの購入にも乗り出していて来るべき日のために備え始めたと思える。果たしていつ審判の日が訪れるのだろうか?

今週もドタバタ相場が続く?



さて今週の金価格だがいろいろと問題が多い。GMの生死が決まりそうだし、今週は米国債の入札が結構ある。GMの破綻は織り込まれているのかもしれないが、実体経済に与える影響はクライスラーの比ではない。そもそも金融業よりも自動車産業に従事している人間の方がはるかに多いからだが、時間の経過と共に危機感が薄れてきたように見える。また、米国債の入札が上手くいくかどうかも焦点である。長期金利がじわじわ上昇するようだと金価格にとってはサポート要因にもなる。ドルインデックスも80を切りそうなところまで来ているので状況的にも金価格は上昇し易い環境にあるとも言える。

先週の金価格

5月   London  NY(COMEX)
18日  921.00   917.40
19日  924.75   925.00
20日  939.50   937.20
21日  937.50   953.90
22日  959.75   956.50

*先週の金価格は非常に堅調であった。英国のソブリン格付け引き下げが米国債の格付け引き下げ疑惑に発展して最終的に金価格に影響したようである。その結果、金ETFにも大きな買いが入り始め相場の転換点であることを窺わせる。今週このまま行くと・・・。

再始動を始めた金ETF

ドルインデックスの明らかな降下もあってか、やっと金ETFに動きが戻ってきた。やや遅いと思うが、年金基金の動きは大体遅効性ではある。このレベルでの金ETF大量買いはリスクがあるようにも見えるが、長い目で見れば問題はないだろう。現段階でのドル安、債券安、ダウ安のトリプル安は非常に大きい。ドル資産からの離脱が本格化するようだと思わぬ状況も想定される。この調子だとゴールドは1000ドルを超えるだろう。そして再び1000ドルを下回ることがないだろうという見方もまんざらではないと思える。

*金ETF残高1300.27トン+68.96トン(5/23現在)
ここの集計には入れてないが、最近スイスのZKB金ETFの動きが顕著である。すでに残高としてはGold Bullion Securities を超えており世界第2位である。

プチ・ゴールド・ラッシュの可能性

昨夜のゴールド急騰には驚いた。950ドルをあっさり越えるとは思っていなかった。昨日の英国格付け引き下げが米国に影響を与えていたようだ。ビルグロス氏も米国はやがてAAAを失うと発言しているし、ガイトナーに対しても質問がぶつけられた。米国は非常に苦しい状況に追い込まれた。ドルインデックスは80近くまで下落し長期金利も上昇、またダウも大きく下げている。この条件であれば金価格も自然に上げるということか。しかし、ドルの下げ方が急激である。ダウも一緒に8000ポイントを下回る動きだとプチ・ゴールド・ラッシュもありだと思う。これでは今月1000ドルに届いてしまうな。

格付け会社が起爆装置

S&Pが英国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正している。長期格付けの「AAA」と短期格付けの「A─1プラス」はそのままである。FT100指数、英国債先物、ポンド相場は急落しているが、崩壊と言うほどではない。まあ、英国は酷い状態だから格下げがあってもおかしくはないが、修正したのはS&Pだけでムーディーズとフィッチは沈黙している。どうも反応を見るために試験的に格下げしたのか?とも思えてくる。どこかの段階で米国にも格下げが及ぶ事があると思うが、その時の影響度はもっと大きいだろう。

強そうなんだがイマイチ?

金価格の昨日の下げといい、今日現在の上げ方といい非常に唐突だ。誰が動かしているのか分からないが、怪しさ満点である。ダウがまだ堅調である事を考えれば下げの方はまだ自然だが、一気に10ドル以上も買われる状況ではない。明らかに今後のドル安を嫌がっての動きに見える。この状態でダウが失速した時は金上昇圧力は相当強そうだ。それならばヘッジとして金ETFが買われだしても良さそうなんだけど、なぜ沈黙しているのか?そういえば金鉱株指数はそこそこ上昇している。こいつがヘッジとして買われているのか相場に引きずられて買われているのか分かり難いのも難点である。

ハイブリッド車が好調のようだが・・・

インサイト、プリウスともに販売が好調のようだが、そんなに喜んでよいのだろうか。ハイブリッド車には多くのレアメタルが必要ではなかったのか。今は良くても今後は確保が難しくなる公算が強い。ましてや今のハイブリッド車の売れ方は想像以上である。これから大量のレアメタルが必要になってきそうである。そこに来てトヨタは採算を度外視した低価格戦略を打ち出しているが、こいつは諸刃の剣である。中国が資源の囲い込みをしていることを考えると将来的には資源が安く手に入らなくなる可能性もある。この低価格戦略が裏目に出る危険が存在する。急激な転換戦略は身を危険にさらす可能性があることを考慮すべきである。しかし、今のトヨタはそんなことを言っていられない状況なのかもしれない。そこにトヨタの焦りが垣間見える。

さらば、ワーサン・ガス

ワーサン・ガス、何時買った株だったか正確に覚えていない。たぶん最初に買ったのは2002年ぐらいだと思う。2004年から実に5年もの間、取引停止となっていたのだ。詐欺行為疑惑、不祥事で主席辞職、子会社に行政処分、再建困難上場廃止懸念などいろんなことを経験させてもらった。中国株の怖さを教えてくれた銘柄ともいえる。また、私に中国株に対する耐性を獲得させてくれた銘柄でもある。そのお陰で大抵の事には驚かなくなったものである。もう免疫が出来ている。しかし、今日はそのワーサン・ガスを手放す事にした。ここは元々中国株ブログだったので残念な気もするが、これで私のポートフォリオは名実共に金鉱株一色となったのである。

中国の新国家資産戦略

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)によると中国はドル建て金融資産の価値下落が懸念されるなか、国家資産の配分見直しの一環として銅と鉄鉱石などの一次産品の備蓄を進めていると言う。RBCの上級ストラテジスト、ブライアン・ジャクソン氏は「ドル資産へのエクスポージャーを減らしたいという全般的な願望の一環だ」と説明。米国が銀行救済と景気刺激に注ぎ込んでいる数千億ドルが「インフレ加速とドル安」を引き起こす可能性を中国は懸念していると指摘した。また、一次産品への投資増加は中国が金融資産の蓄積から離れる形で、国家資産を再配分しつつあることを示していると言う。

中国は自らがインフレの引き金を引く可能性があることを理解している。米国債を買い続けることは不可能に近いのである。やがて米長期金利は急騰を始めドルの減価は誰の目にも明らかになる。そうなってからでは遅いのだ。その前に出来る限りの資産配分をやっておく必要がある。しかし、買える物は限られる。ドルの急激な減価は通貨システムの破綻を意味する。その結果、ドル建て一次産品の価格は急上昇し、1つ間違えるとハイパーインフレの危険さえある。そこで大量に備蓄できるものは銅や鉄鉱石となる?最後のスイッチを入れるのは中国なのかもしれない。ガイトナーは中国で沈没する運命にあるのか?

ガイトナーの目的は・・・

今月末、急遽ガイトナー財務長官が中国を訪問する事になった。訪問の目的はなんだろうか?考えられるのは「米国債を買ってくれ」ということだと思われる。先日、オバマ大統領が「中国や他の国が将来的に米国債の買い入れを止める可能性がある」と言っていたが、すでに中国は米国債の購入を停止しているのではないだろうか?ここにきてFRBによる米国債の買い上げのペースは多くなっているように見えるが、それでも捌ききれずに長期金利が上昇している。今は偽りの景気回復期待で株式市場は沸いており誤魔化すことができるが、それにも限界があるし、FRBの米国債買い取りにも限界がある。果たしてガイトナーは中国と無事取引する事が出来るだろうか?個人的には交換条件が無ければ到底無理だと思う。もちろん初めから決裂する可能性もあるのだが、事と次第によっては来月は荒れるかもしれない。

先週の金価格

5月   London  NY(COMEX)
11日  913.00   913.30
12日  917.00   922.90
13日  924.00   926.10
14日  925.25   925.70
15日  929.50   930.90

*売り圧力を振り切ってここまでじわじわと上昇してきたと言う感じか?もう少しこのペースで行くと見たほうが自然かな?

ヘッジポジションが増える?

Largest remalnlng hedge books(oz)
Ounces commltted       Q1 09      change
AngloGold Ashanti       5843322     (154)
Barrick Gold          5400000      100
Kinross Gold          612735
Mineral Deposits        399000
Westem Goldfields       380000      (17)
Orsu Metals           372468
Catalpa Resources       352316      352
Wega Mining           350000       70
Resolute             285900      (26)
OceanaGold           281789      (60)
Apollo Gold           250429      250

2009年Q1の金鉱山会社のヘッジ残が発表されている。驚いた事にヘッジが減少しておらず、やや増加傾向にある。2大巨頭のアングロゴールドはわずかながら減らしてはいるがバリックゴールドは逆に少し増えている。この時期は相場が強かった事もありヘッジを解消し難い状況にあったとも言えるが、バリックゴールドの動きは要注意とも思える。

立ち止まる金ETF



今年始めから金ETFは破竹の勢いで残高を増加させていた。しかし、4月に入ってからは足踏み状態が続いている。2009年は1月、2月、3月と105トン、221トン、132トンと信じられない勢いであった。4月と5月のここまででは-0.6トン、4.5トンと大きくブレーキがかかっている。金価格も膠着状態となっており似たような感じではある。確かに金ETF残高と金価格のチャートには連動性が認められる。しかし、知らないうちに随分と種類が増えたものだ。

*ここまでの世界合計は1656トンである。その大半はSPDR(1104.1トン)である。

売るなよバークレイズ

バークレイズは資産運用部門バークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)を約100億ドルで売却するため交渉中らしい。売却先候補にはブラックロックなどが挙がっている。おいおい、バークレイズさんBGIを売ってくれるなよ。BGIは紫金の大株主なんですけど。いや、ここだけじゃなくてバークレイズ、ブラックロック、BGIの3社とも紫金の大株主だなんて偶然とは思えないような偶然の話。くれぐれもへんなトコには売るなよ。

異常金リースレートはいつまで続く



May 15, 2009
            Change
1m   -0.1936%  +0.0381
2m   0.0175%  +0.0350
3m   0.0823%  +0.0196
6m   0.5613%  +0.0075
1y    0.8296%  -0.0050

1ヶ月物の金リースレートがマイナス転換してどれだけ経っただろうか。今日は一時2ヶ月物もマイナス転換していた。まさに異常事態である。不思議なのはこの状態で金価格が下がっていかない事である。これだけ空売りをしても下がらないのは大したものだ。また、買戻しが入った時の買い圧力も相当なものだろうな。

ドルの信用は地に落ちつつある

昨日の禅師さんのコメントには正直驚いた。「日本の銀行から海外送金する時に、イラン・北朝鮮と関係がない旨を確認させられました。」「とある海外のオンライン証券会社、今年からアメリカ人の新規口座開設ができなくなっています。」との事です。2つ目のほうが気になるが、近々米国から海外への出金が出来なくなる?しかも日本も海外送金は出来なくなるのかもしれない。何かが起こる前触れである可能性はある。

今日も気になるニュースを見た。宮崎正弘氏のメルマガに「ドル決済ベースのクレジットカードが中国の多くで使えない。」と書かれていた。それは終局の決済がNYのドル決済となり、いざ最終決済のときにドルの価値が目減りしている恐れがあるからだという。さすがに中国人はえげつない事をする。これは中国政府に伝わっている情報の一部が漏れ伝わって一部の施設でドル決済ベースのカード決済の拒否が起こっているものと考えられる。

禁断の領域へ入るか?



ドルの様子があんまりよくない。ドルインデックスは危ないトコまで下がってきたが、持ちこたえる事ができるのか?また、FRBは買いオペで量的緩和策に基づく31.5億ドルの米国債買取を実施した。その甲斐あってか長期金利は下げている。応募額104億2600万ドルに対してその3分の1近くになるが、この調子で行くつもりか?

さらに買い進む Barclays

Barclays がさらに紫金を買い進んでいるようだ。4月30日2,278,000株、5月4日7,976,000株とじわじわと持ち株数を増やし始めた。すでに369,034,785株で9.21%まで来た。どこまで買い進むつもりなのか?私はわりと本気で買っていると思う。時間があったらすべての銘柄をチェックしてみるのも面白いかもしれない。

米銀救済に必要な要件とは・・・

今年もすでに3分の1が終わってしまったが、大手米銀はまだ生きている。去年の段階からシティは危ないとか、JPモルガンが危ないとか言われていた。ベアー・スターンズ、メリルリンチが吸収され、リーマン・ブラザーズが消滅してからは動きがまったくない。恐らくFRBは彼らを救おうとするはずである。そのために必要な要件とはなんだろうか。米銀を苦しめているのは言うまでもなく不良債権であるが、簿外にあるものも含めると途方もないと言う。バッドバンク構想とやらも立ち消えになって久しい。どうやってこの問題を処理するつもりなのか?このままの状態で処理するという前程で考えるとハイパーインフレを起こしている間に処理してしまうしかないと思う。これは国家債務も同時に処理できるから一石二鳥である。ただ、問題はハイパーインフレの起こし方である。現状では金融機関にはジャブジャブに資金供給がなされていてインフレを起こすことは可能な状態にはなっている。このまま金融機関が主導でインフレを起こすると国民から非難を受けかねない。形としては長期金利が急騰する局面を利用する事になると思われる。ここ最近、長期債が捌けない状態になりつつある。FRBとしても長期債を買い上げる姿勢は見せるが追いつきそうもない。やがて捌けなくなって長期金利が急騰するときが来る。これにGMの破綻などが重なると行動は起こしやすい。長期金利の急騰に伴いドルは急落の可能性が強く、このタイミングで一斉に米銀達は商品市場に資金を投入する。ドルはさらに下落し強度の悪性インフレを起こしてしまうかもしれないが清算処理をやるならここしかない。米国はこのタイミングで新通貨への切り替えを宣言し銀行の正常化を同時に終了させる。私が銀行家でFRBとつながりのある人間だとしたらこういうことを考えるがどうだろうか。