進んでいないヘッジの解消

2008年Q4ヘッジ残が発表されている。どうも金鉱山会社のヘッジポジションの解消は思うように進んではいないようである。先日、禅師さんがコメントに入れていたが、バリックだけではなくすべてが判明した。大手のヘッジ残はアングロゴールドが600万オンス弱でバリックゴールドが530万オンスである。次がキンロスゴールドの30万オンス強なので上位2社が大半を占める。Q4では大してヘッジは外されていないようでアングロゴールドとバリックゴールドは2008年内にヘッジを解消すると言っていたが掛け声だけに終わってしまった。動けなかったのか動かなかったのか謎であるが、このまま金価格が上昇していくとこの2社にとっては致命傷となる。状況は今年も変わっていないのだろうか?確かにメインバンクから融資を受けてヘッジを解消する事はすでに出来ないのかもしれない。
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何処を目指すのか?

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金価格についてはいろんな予想があるが、私はこの予想を採用しよう。サポートが900~925ドル、当面のターゲットは1240ドルである。上昇角40度、ゴールドは大気圏を突破し宇宙へ飛び出す。

シティ国有化

米政府がシティグループの優先株の一部を普通株に転換することで合意し、普通株を最大36%保有する大株主となるようだ。実質的な国有化である。昨夜シティの株価は39%急落した。米政府は保有するシティの優先株について他の優先株保有者が普通株に転換することを条件に250億ドルを上限に転換すると発表した。これにより既存株主の所有権は74%希薄化される可能性がある。そのため急落したと思われる。これに対してムーディーズ・インベスターズ・サービスはシティグループの格付けを引き下げ、スタンダード&プアーズも見通しをネガティブに変更した。どうみてもやっていることが上手くいっているとは思えない。ここが正常化するだけで状況が大きく変わってくるのは間違いないが、簿外の負債を切り離さないと膿は出しきれない。出来る目途が立っいるのか?国有化と言っても単なる株主であれば破綻しても株式が紙屑になるだけだから国としては安全であるのだが・・・。

米国の限界は近い?

今月は出張も多かったし仕事もきつかった。プライベートでも辛い事があったりで大変であった。非常に体が疲れており、この週末はゆっくりと休みたい気分である。金価格の方は大きく下げているが強気の見通しに変わりはない。米国は銀行、自動車、保険と各業種に応じて支援、支援と大盤振る舞いだが、一体全部でいくらになるのか?私はもう無理だと思う。ない袖は振れないのである。長期金利がまた上昇しているが、今週は金価格を下げておく必要があったのだと思う。ダウの買い支えも凄かったが、すでに手段を選んではいられないと見える。そして私は限界の日が近づいていると見ている。一点でも綻びが出るとすべてが崩壊する危険があると思うのだ。

茶番に見えるが・・・

昨夜のダウは大きく反発し、ゴールドは大きく売り込まれた。バーナンキFRB議長の銀行国有化否定により相場は逆に切り替えした。銀行国有化を否定したからといって金融株を買える状況ではないと思うが、大きく買われているようだ。金融機関を取り巻く環境は日に日に悪化しており予断を許さない。また、AIGに破綻の噂が出ているが、3月危機は起こるのか?

*明日は出張のためブログは休止です。

資源獲得に動く中国

少し前に中国のチャルコがリオティントに資本参加するというニュースが流れていた。中国は金融危機の今、資金繰りに苦しむ鉱山会社に資本注入したり買収したりしているらしい。確かに中国の銀行は正常に機能しているし、ある意味世界とは閉ざされている世界だから自由に動ける。国内の鉱山会社を通じて資金供給したり買収する事ができるはずだ。ここではチャルコだけがニュースになっているが、水面下ではかなりの動きが出ていると予想する。蓋を開けたらビックリなんてこともあるかもしれない。まあ、楽しみにしておこう。

ダウの危機

ダウは7000ドルを守りきれない場合は底なし沼に落ちていきそうな怖さがある。金鉱株も不調なようだが、株は株であるからお付き合いもあるとは思う。しかし、去年の秋のようなことはないだろう。だがダウの危機は相当のものだと思う。出てくるニュースはろくなものはないし、銀行国有化は株価ゼロの可能性もあるため相場に与える影響は大きいと言える。金価格の方は1000ドルを超えてからは相変わらずのボラティリティの大きさで上下動が激しい。ボックス化してしまったか?押さえつけられている様子を見ると問題が出てくる直前とも見て取れる。さて、どんなもんだかな?

騒がしくなってきたぞ!

金価格もヒートアップしてきたが、コメントの数もヒートアップしてきた。やっぱり上昇局面の方が気持ちが乗るということだろう。現在金価格は調整しているが、今夜の動きは重要である。当然高値警戒感もあるので売られる局面もあるだろうが、今の価格帯では金ETFは買われていた。やはり売り物をこなしながらの値固めは必要だろう。今日、目に付いた記事が1つある。CLSAのクリストファー・ウッド氏は各国政府が危機対応を加速させ実物資産に対する貨幣価値を切り下げることから、金が最も安全な投資先となるだろうとして、金価格が2010年に3500ドルに達する公算が大きいとの見通しを示している。すでに新興国通貨は暴落しており当事者国での金価格は暴騰している。まだ金融システムの完全な崩壊を免れているのはドルの崩壊が防がれているからである。それは金価格にも関連がある。金価格3500ドルはドルの完全な崩壊を意味している。危機対応のための資金供給や米国債の乱発によりドル価値の低下は来年金価格を3500ドルに導くと理解される。

欧州が先か?米国が先か?

あちこちで話題に上っているようだが、欧州の金融機関の損失額は2120兆円だとか。どうやら本当の事らしいと言われている。確か欧州の金融機関はいくつか国有化されていたと思うが、何処だったかしら?事実だという前程だが、下手をすると国家が倒れる事になると思う。しかし、ドルよりも先にユーロが逝ってしまうのか?どちらにしても米国も同様の問題が噴出してくる事は避けられないだろう。つまり欧州が先か?米国が先か?というだけのことである。問題は対処の仕方で国有化してしまった銀行は基本的に潰せない。返しきれないほどの膨大な負債がある場合は借金を踏み倒すしかない。それが出来なければ国家破綻の危険が生じてしまう。また、銀行自身の問題も同様で生き残るには負債をもみ消すしかない。ここ最近のニュースは盛んに銀行国有化について触れている。可能性が高いのは銀行群を片っ端から国有化していき最後に負債を踏み倒して正常化させるのではなかろうか。負債を踏み倒すために何を行うのかが大きなポイントであるが、その時点で為替がどうなっているだろう?

先週の金価格

2月   London   NY(COMEX)
16日  942.50    
17日  968.00    969.50
18日  964.00    983.50
19日  980.50    973.20
20日  989.00    993.20

*一時的ではあるが、ついに1000ドルを突破した。さすがにここまで来ると金ETFは止まった。となると週末の上げは先物主導だったことになり金ETFなしでも強かった事になる。また、金リースレートは大人しくなっているようだ。多少の売り物をこなしながら本格的に1000ドル台突入となるか?

銀行国有化が論議されている

昨夜は銀行の国有化が盛んに話題に出ていたようだ。米銀は否定しているが、シティなどはCDSスプレッドが上昇している。これでは噂だけで潰されかねない。しかし、すべての銀行が国有化されていったとしたらどうなる?通貨とはいったいなんだったのか?という論議になりはしないか?システムの改善はされてしかるべきと思うが、その前に銀行をどうするのかという難問にぶち当たる。彼等が非常に邪魔な存在なのである。そんな中での金価格1000ドル到達は現状のシステムに対する否定の現れである。

我が家の一員だったが・・・

今朝、我が家に住んでいるネザーランドドワーフ種のうさぎ(ラブ)が亡くなってしまった。2歳9ヶ月のメスだった。生まれたばかりの時に我が家にやってきてずっと一緒に暮らしてきていたのだ。とても可愛がっていたのだが、子宮の病気ではないかと言う。突然の激しい下血に見舞われあっという間の出来事であった。命とは実にはかないものである。安らかに眠ってくれラブよ!

1000ドル突破なるか?

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1000ドル突破間近になってきた。今日はないのかなと思っていたが、知らないうちにこんなところにいた。銀行国有化というニュースがあちこちで見られるようになってきたが、私は初めから欧米の大手金融機関には破綻か国有化しか選択肢はないと思っていた。しかし、国有化しても手に負える負債金額ではないから国家破綻になってしまうのではないか?国家が破綻すると通貨も暴落するから資産保護のために金を買うのは当然の行動である。これは投資ではなく資産の保全であるから一方向に一方的に流れる。一度動き始めると止まらない可能性がある。

*金ETF残高1202.05トン+69.79トン(2/21現在)

ドル円の転換?

ゴールドは昨夜も好調であったが、少し様子がおかしい。ドル高円安に転換しているように見える。ドル高なのにゴールド高の状況となっている。理由であるが、CDS市場での日本国債の保証コストが上昇しているらしい。それは昨年10~12月期のGDP値が破壊的な数値であった事が響いている。そのため円が安全通貨であるという認識が薄れだしている事から円売りドル買いに転換したのではと見られている。確かにGDPが実質-12.7%と聞くとたじろぐ。円安は我々にとってはありがたいことなんだが、予想外の展開でもある。これで先進国の大半の通貨が駄目になった。また、先日のG7で打ち合わせをしていて米国債を大量に引き受けるという約束でドル円を反転させる引き換え条件であった可能性も否定はできない。さて、どう見るか?

*金ETF残高1196.98トン+69.79トン(2/19現在)

パニック?冷静?

ダウが崩壊しかけているが、その裏側で金相場は元気が出てきた。高値警戒感が強いと思うが、金ETFの買いは衰えが見えない。とうとうSPDRの残高は1000トンを超えてしまった。今までの感覚だとこの高値で金ETFを買うなんてのは正気の沙汰ではないと思われるが、この投資行動はパニック的な買いなのか?それとも冷静な行動なのか?そのへんが問題だが、まだ冷静な方だと見ている。そうなるとこれからの方が雪崩現象は生じ易い事になるが・・・。

*金ETF1181.69トン+69.79トン(2/18現在)

突き抜けるぞ!

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香港、日本時間にこんな上げ方をするとは思わなかった。ユーロもボロボロだが、ドルもボロボロで普通はユーロが駄目だと金も駄目なのだがドルが強いのではなくてすべてが駄目なんではなかろうか?思ったよりも凄い事が起こるのかもしれない。

GMは消えていくか?

GMがチャプター11(連邦破産法)の申請を選択肢の一つとして検討しているというニュースが流れてきた。今のままでは資金は来月に枯渇するだろうが、追加の資金供給をしてもきりがない事に変わりはない。財源には限りがあるわけで無駄玉は使えないのだ。事実上、現状のまま存続させる事は不可能である。しかし、破綻ということになると関連企業を含めて何百万人という人が職を失う。また、株価大暴落の第2弾の始まりの引き金にもなりかねない。絶体絶命の状況である。どうする?オバマ!

*明日は出張のためブログの更新は休止いたします。

先週の金価格

2月    London   NY(COMEX) 
9日    895.00    895.00
10日   909.75    915.30
11日   938.00    939.10
12日   943.25    947.20
13日   935.50    941.60

平均   (916.31)

*先週はNY時間で強かった事が分かる。金ETFの買いも尋常ではなかった。その力強さは今までに無いものである。今の価格帯でこれほど大量の金ETFを購入できる背景は相場の大きな転換期を思わせるものだ。私は引き続き強気の見通しである。

*金ETF残高1160.84トン+69.79トン(2/15現在)

通貨システムの変更は近い?

FRBは米国債の購入を検討するとは言っているが、なかなか踏み込んでこない。これは非常に危険な賭けになるからだ。第2次世界大戦前、日本は戦費を調達するために国債を大量発行したが、それを日銀が買い込んでくれた。そこまでは良かったのだが、戦後の混乱で円は紙屑となった。今、FRBが米国債、この場合は長期債を買って行くことになる。そうするとこれから恐慌突入となった場合、ドルが紙屑になる危険を背負う事になる。ドルは金の裏づけがないためとめどなく漂ってしまう可能性がある。現状の通貨システムではこの難局を乗り切る事は不可能だと思う。プロパガンダの可能性は高いが金本位制をとなえる意見も出てきた。個人的には金本位制は無理があると考えている。それは実現するためには金価格を6000~10000ドル程度にまで引き上げなければならなくなるだろうと思うからである。しかし、状況は逼迫している。数ヶ月のうちになんらかの動きがあるものと予想する。

*金ETF残高1158.30トン+69.79トン(2/14現在)

迷いがないところが・・・

米国は景気拡大策を実施のため米国債を大乱発する事になる。その米国債が売りさばけない事を懸念して長期金利は上昇を始めている。それに呼応するかのように金ETFには3日連続で大量の買いが入って来た。その動きには迷いが感じられない。これはインフレを想定した行動ではなく通貨価値の減価を想定したものである。もはやドルの長期的な下落(減価)は避けようがない。今の通貨は金の裏づけがあるものではない不換紙幣である。不換紙幣はその国の信用力や軍事力などによってその価値が維持されている。今、米国ではその信用力が大きく欠落しているのだ。そのため1つ間違えると一瞬にして米国がジンバブエ化する危険がある。もちろん、それを必死で食い止めようとして米ドルと逆相関の関係にあるゴールドを空売りして価値の維持に努めている。しかし、そんなことはお構いなしに金ETFが連日大量に迷いもなく買われていることが恐ろしいことなのである。自国の通貨が減価することに掛けているのである。もはや綺麗ごとを言っている場合ではないことを意味している。

*金ETF残高1142.39トン+69.79トン(2/13現在)

ゴールドが自由になっていく

昨夜も凄い1日であった。金ETFの買われ方は凄まじいものがある。一晩で40トン超の残高増は記憶にあったかな。もちろん金価格も急騰し、940ドルを突破した。すかさずIMFは403トンの金売却を発表し、牽制の姿勢を見せている。金価格のコントロールに苦慮しているさまが見て取れる。ひょっとしたら過去のゴールド・ウォーズの時と同様に金の空売りにより窮地に達している金融機関があるのではなかろうか。あの時はスイスの金準備を用いてJPモルガンとチェースマンハッタンは救済されたと言われている。今回も同様のことが起こっている可能性はある。

強気の意見も多くなっている。ゴールドコープ創業者ロブ・マキューエン氏は金相場が5000ドルに達するとの見通しを示している。金相場が2010年末までに2倍以上に上昇し2000ドルに達すると予想。上昇サイクルが終息し、最終的な予想価格まで上昇するにはさらに4年を要する可能性があると言う。そういえばブラックロック・ゴールドファンドの報告書に去年の金鉱株下落時にグレイスター・リソーシスの株式を数ヶ月前から積極的に買い増しをしているという記載があった。どうやらグレイスター(GSL)はブラックロックにとっても注目銘柄となっているようだ。

*金ETF残高1106.91トン+68.72トン(2/12現在)

年金基金の金鉱株ポジション

昨夜のニュースで興味深いものがあった。カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)は昨年12月に産金会社アグニコ・イーグル・マインズへの投資額を5倍に拡大したと言う。CPPIBは2008年末時点でアグニコの株式の6.3%に当たる1010万株を保有しているらしい。同年7~9月末時点では約210万株であったようだ。つまり昨年の後半は金鉱株の仕込み時であったことを意味する。CPPIBはカナダ第2位の年金基金であり、他にもバリック・ゴールドに対して10億カナダ・ドルを投資しており金鉱株に対して積極的である。しかし、去年の記録とはいえ個別銘柄の金鉱株購入の情報が流れるのは珍しい。通常、機関投資家はまず金鉱株を仕込んでおいて、その後ゴールドを買い金価格を引き上げる方に動く。そうすると両方で利益を得られるからである。これは非常にポジティブなニュースである。

*金ETF残高1068.03トン+68.72トン(2/11現在)

真実が明らかになり始める

最近の踏み上げさんとこの記事は面白いと思うんだけど、それはゴールドに対してポジティブに転換した事にも関連すると思っている。外国株ひろばに載っている「真実を語り始めた議員さん 」を読んで欲しい。今年の米国は恐らく少しずつ真実を公に公開する事になると思う。去年の9月、リーマン崩壊の前後に金価格に火柱が何度も上がっていたが、あれは米国が致命的な打撃を受けている証であったのが徐々に分かってきた。本当なら我々はあそこで勝利者になっていたのかもしれない。しかし、実際に死んでいるものを蘇生するのは非常に難しい。延命する事はできてもどこかで公に発表しなければならなくなる時が来る。「ガイトナーのスピーチについて」の記事を見てもそうであるが、大変な事が起こっているということが実感されだしていて、米国の死が現実に起こるかもしれないというニュアンスをかもし出している。これから事が大きく動き始めると実感した。

ゴールドのインデックスウェイトが・・・

先月、金価格が軟調に推移していた時期があったが、その背景にはどうやら理由があったらしい。ダウ・ジョーンズ・AIG・コモディティ・インデックスにおける金の割合は10.8%から7.9%へ、S&P・GSCI商品指数では3.5%から3.2%へ引き下げられた模様。これらに伴う金売却額は8億7700万ドルに達する。先月こんなところで売り圧力にさらされてたとは知らなかった。しかし、この裏側でUBSやGSは金価格のターゲットを引き上げていた事になる。これはどういうことなのか?さあ、どちらを信じるかな?

金ETFに導かれている

昨夜の金相場は大幅下落となり軟調であった。利益確定売りともいえるが、逆に金ETFは大幅に買われている。ダウは上値を追えそうもないし、長期金利は上昇を続けている。商品を買うにも景気減速を天秤に掛けると思い切って買えない。ゴールドが比較的無難だが現物は管理に困るし、今は手に入らない。そんな中で金ETFは絶好の商品に見えるのだろう。明らかに金ETFを買うように導かれているように見えるのだ。揺り戻しが非常に怖いがどこまで買われるのか興味もある。

*金ETF残高1052.64トン+68.72トン(2/10現在)

銅は中国次第・・・

中国国家物資備蓄局(SRB)が銅生産会社や取引会社数社と購入に関しての交渉中らしいが、こういったニュースが流れると銅価格は反応して上昇するようである。そのため中国は国外からの銅購入が困難な状態となっている。SRBは銅精鉱を含め月間最大2万5000トンの購入を検討しているという。中国は低下してきている銅価格を睨み銅備蓄を拡大すると見られているが、世界中が注目しているため行動に移し難くなっているようだ。中国は今が底値に近いと見ているということか。

タダでは済まないビッグスリー

米自動車大手(ビッグスリー)の自動車販売台数の落ち込み方は尋常ではない。これは回復するものなのか?どうやらサブプライム問題の影響から自動車ローンが組めなくなっているらしい。話によると自動車ローンの世界もサブプライムまがいの事が起こっていたようである。返済の見込みのない貧困層に自動車を売りつて債権化したものを束ねてローン担保証券に仕立てて売りさばいていたと言う。それを率先してやっていたのがGMであった。数字を見ると分かるが販売台数の落ち込みが最も大きくなっているのがGMである。米自動車販売が以前の販売台数に回復する事はどうやらなさそうである。いくらなんでも自動車販売が50%強も落ち込んだら事業としてやってはいけない。米個人消費はそう簡単には回復してはくれないだろう。GMは今後解体して他社が面倒を見るしかない。株式がどうなるのかが気になるのだが・・・。トヨタも1つぐらいは工場を引き受けざるを得ないと思う。この影響はフォードやクライスラーにも及ぶ。ホンダが早々にF1から撤退したのも理解できるというものだ。

閻魔大王の一撃

ムーディーズは3026億ドル(約28兆円)分の米国の商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の格付けを下げる方向で見直すと発表している。これは保有している金融機関にとっては含み損の増加につながる。確か金融株は先週持ち直していたと思うが、これでまた冷や水を浴びせられる事になりそうだ。結局、ローン担保証券をすべて分離しない限りはどうしようもないのだが、まるでこの状況が永遠に続くのかと思えてくる。これから先の格付け会社の格下げは企業の存亡に関わるものになっていく。

先週の金価格

2月   London   NY(COMEX)
2日   918.25    904.80
3日   904.50    900.60
4日   905.00    905.90
5日   920.00    914.50
6日   913.00    911.40

平均  (911.94)

*終値でいくと900ドルをキープしているし、あまり動きがないように見えるが、ボラティリティは大きかった。920ドルを超えて上昇しようとすると押さえつけられる。跳ね返せるだけの力が出てくるかが問題。今週は950ドルぐらいまで持って行けるかな。

崩れ落ちる帝国

米失業率は酷かったと思うが、気にもせず昨夜のダウは急騰していた。NYダウ8000ドルは防衛ラインと見た。ここが崩されると崩壊の危険があるのだと思う。しかし、米失業率は7.2%では収まりそうもない。どこまで落ちていくだろう。GDPもどこまで下がるか分からないし、ダウが今のレベルで持ちこたえていることが信じられない。今朝、書いた記事の最初のチャートを見て欲しい。本来ドルインデックスとS&P500はゴールドとは逆相関するはずなんだが、途中から動き方がちぐはぐになり始めている。今の現状はダウ8000ドルとドルを守るためにゴールドを900ドルレベルで必死に食い止めている状態と見る。果たして帝国の崩壊を止める事が出来るのだろうか?