なくならないブラックマーケット

Name         Fine weight      Metal value      Price Premium
American Eagle   1 Oz 1.00 oz     $ 926.71         $ 1,039.34    +12.2%
American Eagle   1/10 Oz 0.10 oz   $ 92.66          $ 125.41     +35.3%
1 Oz Gold Bar    1.00 oz        $ 926.71          $ 1,008.09    +8.8%
Silver Eagle      1 Oz 1.00 oz     $ 12.65         $ 19.04      +50.5%
Silver Maple Leaf  1.00 oz         $ 12.65         $ 17.08      +35.0%
Panda 1 Oz      1.00 oz        $ 12.64          $ 28.27      +123.7%

上に記載したのは現在の金貨、銀貨、ゴールドバーの実勢価格とeBay価格を比べてみた。依然として価格に開きがある。特に驚いたのは銀貨である。信じがたい価格の開きがある。これは十分商売として成立しそうな感じがする。日本で銀貨を購入して米国でeBayを通じて販売すればかなり儲かりそうだ。この状態が長期間維持されている事に不自然さを感じずにはいられない。米国にとってはまだCOMEXは金銀価格の抑制のために必要な存在だと言う事であろう。
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1年間のダウントレンドを抜けるか

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すべての指標がBullishに転換している。去年の高値から現在までの価格に線を引くと1年間のダウントレンドを抜けるかどうかの微妙なところに来ていることが分かる。950ドルを超えると完全に抜けたと言って良さそうだ。上昇トレンド復活は近い。

米国債は弱気相場入り

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これは米国債の長短金利をグラフにしたイールドカーブである。長期金利が上昇を始めている。シティグループは30年物米国債利回りは2009年後半までに5%まで上昇すると予想している。30年物米国債利回りは現在のところ3.53%。シティグループの予想としては驚きだが、ここまで長期金利が上昇するとなると何が起こっているか怖い気もする。そうした最中、米国債が年内に「トリプルA」の格付けを失う可能性があると言う投資家は33.8%にも昇るらしい。その時が来たら5%では済まないだろう。

ゴールドの時が動き始める・・・

調整かと思われた金価格が急反発した。米国債は売られ続けている。ダウも再び降下し始めた。昨夜は金価格が1000ドルに達するというニュースもちらほら出始めている。一発フェイントを挟んで金価格が本格的な始動を始めそうである。金ETFが膨張をし始めている。新しい展開に移り変わる時がきたのかもしれない。今、ゴールドの時が始まろうとしている。

*金ETF残高1011.06トン+68.74トン(1/30現在)

サプライズはなかったが・・・

FOMCにサプライズはなかったようだ。注目されていた長期国債購入について用意があると述べていたが、それ以上の踏み込んだコメントがなかったためやや失望感があったようである。しかし、ダウが大きく上昇しているのはなんだろうか?米国債はまだ売られているようだが、FRBの米国債購入に対する期待感がやや後退したためだろう。ゴールドの下落はドル上昇の影響なのか?しかし、今週のゴールドは期待を外してくれた。もう少し待てというのか。

米国債に反応するゴールド

昨夜は久しぶりに米国債が反発した。これに反応するようにゴールドは売られている。今回のFOMCではFRBが長期国債買い入れ実施を宣言するかどうかが注目されている。だが今は米国債を買うにはまだ早いのだが。すでに動き始めているということはFRBの長期国債買い入れはすでに決定事項と言うことか?まあ、他に手段がないことは誰の目にもはっきりと映るが、この状況ではなかなか米国債の買いには入れない。すると政府筋の買いだろうか?しかし、現在では外国人が米国債の半分程度を保有している。そのためFRBが長期国債買い入れを行っても外国人の米国債購入が減れば利回り抑制が困難になる可能性がある。もしFRBの力で強引に利回りを抑制しようと思ったら一体どれだけの資金が必要だろうか?恐らくめまいがするような金額になるだろう。

金リースレートに変化あり

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金リースレートに再び異常値が出ている。6ヶ月物の金利が先週の23日にマイナスに落ち込み再び上昇しているのが分かる。先週の金急騰劇は金リースの買戻しが1つの原因であった。その後、今週に入り再び金リースがなされるものの金価格は下がらない。どうやら彼らは手を出し尽くしつつあるようだ。この状況が限界値に達する時、金価格は暴発する。

米国債の運命

米国債の今後の運命がすべてを決める事になるのか。今月27~28日に今年最初のFOMCが開催されるが、FRBの米国債買い取りに関してのコメントが出そうである。恐らくここは助け舟を出さなければ米国債はこのまま崩れていく可能性があるからFRBは米国債を買い取ると言うだろう。中国が米国債を買ってくれなければどのみち終わりだが、当面はこれで乗り切るしかあるまい。しかし、ガイトナーの中国為替操作発言は痛かったな。それとも確信犯なのか?

金ETFの不思議

今年に入り俄然好調になってきた金ETFであるが、不思議な点が多いのも確かである。先週末急騰を演じた金価格であるが、ドルベースで見るとこの1年大して上昇していないのが分かる。そのわりに金ETF残高は順調すぎるぐらいに増加してきた。これは大半が米国の SPDR® Gold Shares である。他にも欧州、豪州用の Gold Bullion Securities や南アフリカ用の New Gold Debentures があるがこの1年の残高の増加は SPDR® Gold Shares と比べると本当にわずかである。今ではポンド、ユーロ、豪ドル、ランドともにドルに対して大きく下げており、それぞれの国の投資家は金ETFを1年前に大量購入していれば大きなリターンを上げる事が出来たはずである。しかし、買われているのは資金引き上げにより一時的なドル高となっている米国の SPDR® Gold Shares ばかりである。非常に不思議な1年であったと言える。この1年に SPDR® Gold Shares を購入した人たちはここまで大して儲かってはいないのだ。もちろん今買っている人たちの理由は今後ドルが下落する事を見越しているのは言うまでもない事だが・・・。

先週の金価格

1月    London   NY(COMEX)
19日   833.00    
20日   853.25    855.80
21日   849.25    853.20
22日   860.00    856.40
23日   875.75    898.30

平均   (842.80)

*先週の金価格は週末に急騰を演じたが、金価格は今週も米国債が売られるという前程で大きく上昇すると予想する。1000ドル超えもありえると見ているが強気すぎるだろうか?

*金ETF残高994.79トン+68.13トン(1/25現在)

銀行生き残りゲーム

今週はRBSの株価が66%も急落して国有化が噂された。ロイズも検討対象らしい。シティバンクは解体作業に入っている。メリルリンチを取り込んだBOAも怪しくなっている。ドイツ銀行もかなり痛んできておりボロボロだ。UBSは貴金属事業および指数・上場商品関連事業を残し、その他の商品関連事業からの撤退を決めている。UBSも資産整理が始まっている。一体いくつの銀行が生き残れるのか?しかし、銀行が片っ端から国有化されていったらもう資本主義社会とは言えないではないか。これからの社会はどういう形態になるのだろうか。

止まりだした米国債帝国

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昨夜のNY(COMEX)金先物は急騰を演じた。今回の上昇は今までのものとは違う。それは米国債バブルに崩壊の兆しが見えるからである。ここ最近米国債が売られ金利が上昇する場面が見られていたが、それに反応するように金価格が動き始めていた。その動きは金ETFに顕著に見られもはや隠しようが無い。今回の我々の攻撃は金価格の壁(カテナチオ)を確実にぶち破るだろう。また、それは今後の米国債の販売に影を落とし、今後の償還に不安を与える。各国の通貨事情は最悪で一気にゴールドに資金シフトが起こる可能性が出てきた。

隊員A「艦長、米国債帝国が停止し始めました。」

ゴジラ艦長「我々はこの時を待っていたのだ。全艦戦闘配備、全砲門を開け反撃を開始する。」

*金ETF残高992.50トン+68.13トン(1/24現在)

変わっている潮目

金ETFの残高の増え方が大きくなってきた。昨夜はZKB金ETFも残高が増えているというニュースを見かけたが、昨夜の金価格のだらだらしら動きとは裏腹に大きなシフトが見受けられる。さて金鉱株にも元気が出るかな?

*金ETF残高978.17トン+68.13(1/23現在)

中国がどこまで米国に付き合うか

去年CIC(中国投資)はブラックストーン、モルガンスタンレーなどに投資をしたが、その80%ほどは消し飛んだと言われている。中国人に言わせるとこれは詐欺だと言うが、分からないでもない。中国の外貨準備は2兆ドルに迫るが、大半が米国債などでドル建て資産である。こいつが半分になったらやっぱり怒るだろうか?言うまでもなく中国は米国債の一番の買い手であるが、フィッチの予測では2009年の中国の外貨準備は減少するとしている。今年の中国の対米輸出が減少することは分かっているので当然米国債の購入は減少することになる。中国はどこまで我慢して米国に付き合うのだろうか。

800トンを超えた SPDR® Gold Shares

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ついに SPDR® Gold Shares の残高が800トンを超えた。コンスタントに買われ始めてきたところを見ると資金の避難場所として認知されたということだろうか。昨夜はドルの下落には連動せず金価格は力強く上昇を見せた。ゴールドは1つの山を越えようとしている。

*金ETF残高960.60トン+68.13トン(1/21現在)

米国の身の振り方が決まる

ついにオバマ新大統領が就任する。これで米国の身の振り方がはっきりするが、ある意味恐ろしさも感じる。今まではただの延命措置などですんだ企業救済策も、これからはそうはいかなくなる。今後は本格的な対策が行われる事となるのだが、ビッグスリー1つとっても助けようと思うと大事で米国の屋台骨が傾きかねない。もちろん景気対策が本命なのだろうが、もともと財政赤字体質の米国には原資がない。今後打ち出される景気対策の原資は米国債の発行によるところが大きいが、プラス75兆ドルの財政赤字の更なる拡大は致命傷となりうる。現在の米国債はFRBが買い上げると言う事で信じられないことにバブル化してしまっているが、これは何時までも続かない。本来売られるべきときに売られないと後々の崩壊はより大きなものとなってしまう。人工的に創られている相場はいつでもそうだが崩壊する時は恐ろしく巨大である。住宅バブルと同様に米国債バブルもいずれ崩壊の末路をたどる。景気減速で酷い状態のときにこれが起こったら目も当てられないだろう。個人的な意見であるが、やみくもに景気対策はせずに駄目な企業は市場原理に基づき潰すべきである。それは銀行もしかりである。このまま財政出動を詰み増して行ったら米国はデフォルト一直線である。

静か過ぎるのも不気味だが・・・

すっかり低値安定と言うか、このあたりで落ち着きだしたと言うか、米経済指標はぼろぼろなんだが、暴落に対する遠慮があるのだろうか?オバマ新大統領就任前だから少し待っているのだろうか?冷静に見ているとダウはとめどなく下げていってもおかしくはないような気がする。大規模な景気対策を行うと言っても実際の失業率が何処まで下がるのか恐ろしい気がしてきた。泥沼の10%超えなんていったらどうなるんだろうか。オバマ新大統領に対する期待とは裏腹に現実は厳しさを増すばかりである。就任そうそうだが、相場が大きく動く事もあるかもしれない。

通貨システムが問われる時代

私達は毎日当たり前のようにお金を使って生活をしている。まさかそういった通貨そのものに対する懸念が起こってくるとは夢にも思わなかった。10年前なら何も考えていなかったが、今は非常に心配である。為替は激しく動くし、世界の株価も回復の兆しは無い。世界を牽引してきた米国経済は崩壊の時を迎えようとしている。今週、いよいよオバマ新大統領が就任するが、米国はどちらに舵を切るだろうか。現在のドルを中心とした通貨システムは周辺諸国が支えなければ維持する事はできない。しかし、今の状態を永遠に続ける事は難しいだろう。新たな通貨システムの構築は不可欠と思われる。それがどういったものになるのか?G20の続きが始まる。今、大きな変革の時が近づいているのだ。

先週の金価格

1月    London   NY(COMEX)
12日   827.00    819.90
13日   826.50    820.30
14日   821.50    810.10
15日   810.00    816.70
16日   833.75    842.40

平均   (841.28)

*下げていた金価格は反転の様相となった。少しずつ底値が切り上がってきているように見える。上値がやや重いのが難点だが、そろそろ900ドルは超えていかないといけないと思う。金鉱株のほうも先行して暴落していくような事はなくなっている。金価格が900ドルを超えて新局面に入るのであればそれなりの上昇を期待しても良い時期ではなかろうか。ただし、破壊的な決算発表などで市場が荒れる可能性もありその点はやや不透明だ。

*金ETF残高953.01トン+68.13トン(1/18現在)

反転したと見て良いか?

gold.gif

反転と言って良いだろうか?かなり綺麗に上昇している。先物筋は「売りだ」と連呼しているが、それはファンド買い玉が取り組み枚数の50%に達しているからだと言う。ある意味ファンドの逃げ道がなくなり殺到しつつあると言える。結局、それがさらに加速した動きとも取れる。となると今の買いの多くはファンドであることになる?

Forecast 2009 (LBMA)

LBMAの2009年金価格予想が出されている。以下に纏めてみたい。

Forecast 2009                      high     low    average
Ross Norman TheBullionDesk            1275ドル  720ドル  988ドル
Philip Klapwijk GFMS Ltd               1260ドル  780ドル  970ドル
Trevor Turnbull Scotia Capital            1200ドル  750ドル  965ドル
Jeffrey Christian CPM Group            1200ドル  750ドル  826ドル
Frederic Panizzutti MKS Finance S.A.        1180ドル  720ドル  901ドル
Daniel Smith Standard Chartered Bank       1150ドル  800ドル  895ドル
Martin Murenbeeld Dundee Economics       1150ドル  755ドル  945ドル
Edel Tully Mitsui & Co. Precious Metals, Inc   1105ドル  680ドル  906ドル
Wolfgang Wrzesniok-Rossbach Heraeus      1100ドル  700ドル  910ドル
Metallhandelsgesellschaft m.b.H.
Bob Takai Sumitomo Corporation          1100ドル  700ドル  900ドル
Michael Jansen JPMorgan Chase Bank      1100ドル  725ドル  825ドル
Hussein Allidina Morgan Stanley           1100ドル  750ドル  950ドル
Walter De Wet Standard Bank             1080ドル  750ドル  915ドル
David Davis Credit Suisse Standard Securities  1080ドル  735ドル  898ドル
Matthew Turner Virtual Metals            1075ドル  700ドル  905ドル
Average forecasts                    1074ドル  721ドル  881ドル
Adrien Biondi Commerzbank International SA   1050ドル  800ドル  950ドル
Jeffrey Rhodes INTL Commodities          1005ドル  710ドル  839ドル
John Reade UBS Investment Bank         1000ドル  600ドル  700ドル
Suki Cooper Barclays Capital             1000ドル  720ドル  840ドル
Tom Kendall Mitsubishi Corporation (UK) Plc   985ドル  725ドル  880ドル
Robin Bhar Calyon Credit Acricole          975ドル  775ドル  890ドル
James Steel HSBC Bank USA NA          950ドル  700ドル  825ドル
Bhargava Vaidya B.N. Vaidya & Associates    895ドル  670ドル  750ドル
Rene Hochreiter Allan Hochreiter (Pty) Ltd     750ドル  600ドル  675ドル

こんな感じですが、今年のココまでの数値は    875ドル  810ドル  841ドル
当ブログの予想よりも低めですね。

正常な反応をし始めた金ETF

金価格は連日下げ続けているが、金ETFは正常に動き始めた。金価格が下げている時に買いが入る形は一昨年と同じで正常な動きに戻ったと言える。これが継続するようだとより底堅くなるだろう。年金基金の購入と予想しているが、投資出来る先が限られてきている事から金ETFに落ち着くケースが今後は増えてくると思う。

*金ETF残高950.78トン+68.13トン(1/16現在)

JPモルガンの決算は・・・

JPモルガンの第4・四半期決算は純利益が7億200万ドル(1株当たり0.07ドル)となり、前年同期の30億ドル(同0.86ドル)から76%減少となった。これからバンカメ、シティと決算発表が続くが米大手金融は時価評価を放棄しているため、良し悪しの判断は根本的に出来ない。恐らく実態はこの数十倍悪いだろう。こういった茶番がいったい何時まで続くのか?また、助けるつもりでいるのか?ゴールドマン・サックスはケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏)が2010年第3・四半期までにさらに20~25%下落する可能性があると予想している。これが現実となると米大手金融は全滅するんじゃなかろうか。

決算発表が近づく・・・

米企業の2008年第4四半期決算が近づく。かなり悪いだろうとの予想であるが、株価は全体に下げ始めた。商品もかなり下げており、景気減速による需要減を意識した動きである。また、為替がかなり動いているため恐怖感が強い。特にドル円が動くとビクッとする。投資家としては何処へ動かせばよいのか分からずキャッシュにしている可能性が高いが、円ポジションを取られるのは日本人としてはいろんな意味で困る。決算結果次第ではさらに大崩の危険性もあり、一旦ポジションを外す動きとも取れる。まあ、疲れること。

*明日は仕事のためブログの更新は休止の予定です。

元に戻った Gold Bullion Securities

不思議なんだが、休みが明けて Gold Bullion Securities の残高が元に戻っている。なんだったのか?非常に紛らわしい。と言っている最中に金価格急落中である。一気に20ドルぐらい落っこちて830ドルぐらいをさ迷っている。市場が小さいからいいように操られてしまうが、休みを挟んで相当なボラティリティだ。

*金ETF残高942.29トン+67.52トン(1/12現在)

米国ボイコットが始まる?

今年は米国ボイコットの動きが加速すると見る。アジア圏で始まった人民元での決済取引は拡大していくだろう。シティバンクなどの欧米大手金融の正確な損失額は隠蔽されているが、その弊害が昨年秋より急速に実態経済にまで波及してきた。今後、新興国ではドルを用いない地域間取引が始まるだろう。これがガルフ諸国で起こることを米国は警戒する。欧米の大手金融はシティの資産売却を見るようにまだ山場を迎えていない。これから起こる大津波の大きさは今まで隠蔽してきた事により、かなり大きくなってしまっただろう。

今後、米国は景気対策のため大規模な財政出動が必要になるが原資である米国債に陰りが見え始めている。3年債の入札に需要の衰えが見えている。これから大増発しなければいけないところに来て暗雲が垂れ込める。すでに米国の財政赤字は1兆ドルを超える。米国債の売れ残りはドルの暴落を誘発する。そこへ来て中国は米国債の購入を手控えるような発言をし始めている。一食触発の状況に変わりは無い。

そうした中で3月ドル急落説が出てきているのが現状である。今では米国の景気減速のレベル、米国財政赤字の拡大、米金融機関の懸念や貸し渋りから来るさらなる企業の破綻など、問題は山積みだ。ドル急落はもはや決定事項であり時期的なものが何時になるのか?という論調になってきた。

解体されるシティバンク

シティグループが個人向け証券子会社のスミスバーニーをモルガン・スタンレーに売却する交渉に入ったことが明らかになった。シティは米政府による損失肩代わりなど公的支援を受けて経営の再建を図っており、資産売却を進めている。もちろん、経営悪化に伴うリストラの一環らしいが、スミスバーニーは優良資産だと言われている。優良資産の売却を迫られるほど経営が悪化してきているのが現状である。この動きはさらに進み掃溜めだけが残り消滅を迎えると予想する。日興コーディアルはどうなるんだろうか?

先週の金価格

1月   London   NY(COMEX)
5日   853.50    858.30
6日   848.25    863.50
7日   848.50    842.00
8日   855.75    856.90
9日   847.25    853.60

平均  (856.10)

*やっぱり7日のロンドン時間の下落は金ETF約116トンの売却なんでしょうね。それでも終値では大して動いていないところを見ると今の価格帯は鉄板とも言える。1月21日が近づいてきているが何かが起こるのだろうか?

消えた Gold Bullion Securities

驚くべき事が起こっている。昨夜 Gold Bullion Securities (London Stock Exchange) の残高が一夜にしてゼロになっている。今朝は間違いかと思っていたのだが、どうやら本当らしい。トン数にして116.08トンが突然消えた。どちらかというと金価格の方は昨夜よりも一昨日のほうがロンドン時間の下げは大きかったのだが、約116トンを一気に売却したのには驚いた。何かが起こる前触れとも考えられるが、大口の購入者は概ね年金基金と言われている。イギリス系の年金基金がこれを解除しなければならない状況はただ事ではない。逝ってしまっているのか?実態はまだ分からないが、何が起こっているのだろうか?

*金ETF残高826.21トン+67.52トン(1/10現在)

すべてに方向感がないが・・・

すべてに方向感が無いように見える。こういう時にファンドマネージャーはどうするのだろうか?年金基金もそうだが、嫌でも今年の資金を振り分けなければいけない。私はダウはまだ下げると思っているが、そうなると株式があまり買えない。債券投資と言ってもこれだけ金利が下がってくると魅力がないし、ドルは下げる可能性が高いからドル資産自体配分を減らす事も考えなければいけない。米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁はFRBによる大量の資金供給は将来的なインフレリスクにつながるとし、クレジット市場の完全な回復を待たずに利上げを実施する必要が生じる可能性があると言っている。景気がここまで悪いと利上げはまだ出来ないと思うが、インフレリスクを言い出し始めたのはそろそろマネーが動き出すと言う事か?話は戻るが、株式にしても債券にしてもこの状況下ではすべてリスクがある。唯一比較的安全なのは実物資産である商品のみである。そこで目を付けるのが商品系のETFである。今年はこいつがかなり動くと思っている。もちろん安全資産としてかつリスクヘッジとしてである。