コントロール下にある紫金

連日上昇している紫金であるが、なんかヘンだぞ。今日も出来高は多かった。前場は一分調子で上げていたが、後場で突然ストンと落ちてそこでもみあいながら終了。他の株に紛れて上昇しているから目に付かないが、不自然な挙動を示している。どうやらまだ管理下にあるような感じである。そんなには上がっていかない感じがする。となると動きの鈍いゴールドもまだ大きく上昇していく事はないのか?ただ、両方とも怪しげな動きである事は間違いない。商品先物筋の見方は現在売りポジションだそうだ。我々の見方とは違うが短期的には下げていくと見られているようである。
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香港に風が吹くか?

今日の香港は物凄い上昇であった。何故?という感じだが、よく分からない。大きく上昇はしているが全体的な出来高はそれほど大きくないらしい。ただ、今日の紫金は比較的出来高が大きかった。特に後半の動きは活発であった。蓋が外れたのかな?いや、今日は金鉱株としての上昇ではなく香港相場の上昇に引きずられて買われているのでドサクサ紛れに買われたという感じである。金価格は上昇基調になりそうでなりきれない消化不良の動きである。その割にはよく買われたと見るべきか。

利下げ予想でこんなに上げるか?

昨夜のダウはなんだったのか?利下げ予想であんなに上げるなんて正気の沙汰とは思えない。もしFOMCで金利が据え置かれたらどうなるのか?裏返すとFRBは大幅に利下げせざるを得なくなった。少なくとも0.5%は利下げするのだろう。政策金利が相場に誘導される状況はあまり良いとは言えない。今の状況で個人投資家が群がるような相場になるとは思えないから機関投資家の催促による大幅上昇と見る。そうなると今買いに入るのは危険か?まだまだボラティリティは大きいと思う。

世界の運命

アイスランド、アルゼンチン、韓国、ウクライナ、ポーランド、次々と通貨危機を迎える国々。膨大な資金引き上げによる影響で通貨安に苦しむ新興国。世界的な通貨量の多さは富の多さにも比例する。米国は製造業がダメなわりには通貨量が多すぎる。金融業だけでは世界的貢献は思ったより大きくなく今後は規模縮小に伴い価値が減価していくだろう。また、ドルは多くの富を新興国から引き上げ米国に持ち去ってしまう。しかもこれらの資金は何の役にも立たず清算に回される。住宅価格はまだ底打ちの気配が無いことを考えるとこの状態はまだしばらく続くのである。世界は持ちこたえられるのか?新興国がIMFに資金援助を申し入れるよりも大手銀行を一度潰すべきである。そうすれば資金の引き上げは止まる。資金供給を行っても悪い事に使われるだけである。

商品の時代

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最近、ジム・ロジャースの「商品の時代」という本の文庫本が発売されている。実はこの本をまだ読んでいなかったので今回は買って読んでみた。私には「中国の時代」よりもしっくりくるような気がしたが、商品相場が調整中なだけに冷静に読む事ができる。また、記事にされている商品の選び方が変わっている。原油、ゴールド、ここまでは分かるとして鉛、砂糖、コーヒーである。しかも驚いた事にジム・ロジャースはゴールドはあまり好きではないということである。過去30年間ゴールドは他の資産と比べると大して上がっていない。他にもっと儲かる商品があるという。ゴールドよりも鉛のほうが良いというのだ。何故だろうか?この本の中でゴールドの価格統制のことに触れている場面があるが、恐らくジムがゴールドをあまり薦めない理由はこの点であろう。そのジムが最近ゴールドを買い始めているというのは非常に大きなポイントだと思う。彼は下値を当てるのは苦手だというが、恐らくそれほど大きくは外さないのではなかろうか。本格反転が待ち遠しい今日この頃である。

ドルをボイコットする動き

先日の記事にアジアや欧州各国は決済通貨にドルを使うべきではないと言う意見が出始めている。今、世界の国々はドルに振り回されている。特に新興国は資金引き上げにより通貨危機の状態となり、さらにはデフォルトの恐怖におののく。アメリカは自国の事しか考えておらず各国の政府は各々で対策しなければならない状況だ。今こそ周辺諸国が団結して危機を乗り越えていく時である。中国からこういった意見が出てくるのは素晴らしい事であるが、日本はすっかりリーダーシップを中国に取られてしまったな。この動きが進むとドルはどうなる?

先週の金価格

10月   London  NY(COMEX)
20日   795.00   795.00
21日   772.00   769.90
22日   744.00   728.20
23日   720.00   721.10
24日   712.50   734.30

平均   (831.10)

*ゴールドは反転といって良いのでしょうかね。いつも底値近くで金ETFの残高が減少しますが今回も同様の動きがありました。今週もダウは下げそうな感じがしますね。大統領選挙までに何かが起こるのではという意見もあるようですが、不気味なのは事実です。

金リースレートの上昇は?

私は金リースレートの上昇には気が付いていなかった。金キャリートレードを行わなければならないほど資金の流動性は枯渇していた。しかし、金リースレートが上昇し、LIBORに近づいてしまうと金キャリートレードの魅力が半減する。普通に資金を借りたほうがリスクが少ないからである。それは一旦金価格が上昇に転じてしまうと含み損が発生してしまうのでそこでリスクが発生する。金リースレートの上昇は金キャリートレードの限界が近いことを示しており、急速な買戻しが起こる可能性を示唆している。概ね金キャリートレードを行っているのは大手銀行である。例えばドイツ銀行は紫金のターゲット株価を引き下げているが、自分自身で金キャリートレードを行ってゴールドを売却して金価格に下げ圧力を仕掛ける。同時に紫金の株に猛烈に空売りを仕掛けるのだ。そして安いところで買い戻して、そのあとゴールドを買い戻して金価格を上昇させる。すると紫金の株も反発するので1度で2度儲ける事ができるのだ。

ゴールドは反転したのか?

昨夜のゴールドは大きく反転したようだが、これは本物なのか?先月から調整を始めたゴールドであるが、私は腑に落ちないと思っていた。確かにファンド売りなどはあるだろうが、現物の枯渇などを考えるとあまりにもファンダメンタルズとの返りが大きいからである。

1990年代、金キャリートレードが盛んだったゴールドウォーズの時代、JPモルガンとバリック・ゴールドはグルになって金キャリートレードを行い利益を上げていた。そこに猛烈か買いを入れてきたヤツがいてJPモルガンは破綻寸前まで追い込まれる。その後、グリーンスパンは同様のことをやっていて行き詰っていたチェースマンハッタンと合併させて両者を救済した。

かくしてゴールドウォーズは幕を閉じゴールドの長期上昇トレンドへ転換することになる。それが1999年の9月11日である。その後、ドルインデックスは2002年にピークを打ち下落に転じると共にゴールドが動き始めた。金鉱山会社も金キャリートレードの解消と共にヘッジポジションをを急速に解消し始めていた。今はもうほとんど残っていないと思われる。業界関係者はみなゴールドは上昇していくという予想をしているのだ。

ところが9月のリーマン・ブラーズの破綻以後様子が変わった。ゴールドが下げ始めたのだ。資金の流動性が著しく傷害され枯渇しだした。公的機関は膨大な資金供給を行ったが、流動性は一向に向上しない。また、LIBORが急騰してしまって銀行間取引まで滞るようになってしまった。そこで古の方法、金キャリートレードが復活していたのだ。

ゴールドが24時間下げ続ける状況が起こったのはそのためではないだろうか?しかし、一旦買戻しが起こると急反転していく可能性がある。それを見越してジム・ロジャースはゴールドの買いに入ったのではないだろうか?昨夜のゴールドの反発はそんな感じに見える。ただ、過信は禁物で反転を再度確認するべきだとは思う。

なぜゴールドは下げ続けているのか?

先月からなぜゴールドは下げ続けているのか?この1ヶ月よく考えたものである。takkunさんのコメントでハッと思った。金のリースレートが上昇していますよと。そうである。今は資金の流動性が枯渇していて資金繰りが行き届いていない。公的機関やブリオンバンクからゴールドを借りてそれを市場で売却して資金を捻出していたのだ。ゴールドには抜群の信用力があるから換金するのは容易である。それでロンドン時間にも急落する事が起こっていたのか?しかし、売却されたゴールドは誰の手に渡っているのか?借り出されたゴールドは市場で売却されてしまったら元には戻らない。これは1990年代に起こっていたことと同じである。

今日も元気に下がっている?

しかし、よく飽きもせず下げ続けるものである。私達は資産が目減りしているだけだから大したことはないが、世界では実際に生活が出来ない状態に追い込まれている人も多い。我々はまだ幸せな方である。ゴールドの現物が世界で欠品気味だといっても一般の人たちが買う金の総量は大した量ではない。世界の黒幕はもっととてつもない量の金塊を保持しているはずである。最後は金を持つものが相場を支配するの格言通りになるのだろうか?まさか、ここまでの支配力があるとは・・・。

PS.最近は本業の忙しさもあってコメントに対して十分な対応が出来ていないかもしれません。申し訳ありませんが、ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

敵の戦力はとてつもなく巨大だったか?

ダウが下げる。原油も下げる。ゴールドも下げる。ドルだけが上がる。CDS爆弾の破壊力はメガトンクラスだった。強制的な清算がここまで凄いとは予想外である。すべてのものが破壊され失われても大手銀行だけは資金注入により生き返る。ひょっとすると完全に生き返るとこまでいかないと跳ね返ってこないのだろうか?ダウと一緒に金鉱株も下げてくる事は予想していたが、今のレベルはその予想をはるかに越えている。我々が見誤っていたところがあるとしたらそれは敵の戦力は我々の想像をはるかに超えていたのだ。この過程を耐え凌がなければならないようだ。こいつは覚悟を決めないといけない。

為替はどうなるのか?

今日のゴールドは香港時間(日本時間)に下げていたようだが、ユーロドルの下げに反応したのか?どうも今夜は危ないという意見があるようである。ジム・ロジャースが言うには強制清算だというが、相変わらず商品相場は見通しが立たない。確かにそれなら一旦ドルに戻すわけだからドル高は理解できるが・・・。公的資金の投入が決定し、大手銀行は潰さないという方向性が見えたことによって金融危機は終わったのだろうか?いや、今の資金量では到底足らない。住宅価格対策を行い、さらに負債を圧縮しなければならないのではないか?先々はドル安に持っていった方が対処はし易いように思う。金融サミットでは為替の問題にどのように対処するのだろうか。私はドルの大幅な切り下げやむなしと思っているのだが。そうなると膨大な外貨準備を持っている中国や日本は黙っていないかもしれないが、中国とは裏取引が成立しているのかも?と勘ぐっている。

経営判断で将来が決まるが・・・

豪鉱山会社OZミネラルズは世界2位の亜鉛鉱山センチュリー・プロジェクトの生産を削減する可能性があると言う。亜鉛相場が今月に入って25%下落し利益が低下したことを受け、採算性を検討している。亜鉛は年初からすでに49%下落していて世界的にも鉱山の閉鎖や拡張計画の延期が相次いでいる。いくら景気後退で需要が減るといってもそれ以上に供給が減ってしまっては元も子もない。そうした中でも鉱山拡張や買収を続けている中国鉱山会社はある意味リスクを抱えているが成功した場合のリターンは大きい言える。

中国の時代

世界、特に欧米の金融機関が今回の金融危機で受けた傷痕は大きい。ジョージ・ソロス氏は欧米の金融機関はその地位を失い、中国が新たな金融帝国の座につくと予測している。今、資金が潤沢なのは言うまでもなく中国と日本そして産油国である。恐らく日本は出遅れるだろうし、買収は下手くそである。産油国は金は出せてもイスラム教が問題となる。イスラム金融には金利の概念が無いから経営権は持てないか?やっぱり中国が中心になるのは必然なのか?

11月に金融サミット開催

世界的な金融危機を議論するサミット(G8を核に新興国を含む)を11月4日の米大統領選挙後の早い時期に米国で開催されるようだ。世界的な金融危機は先進国だけではなく新興国にも破滅的な影響を及ぼし始めている。サミットでは米国型の「市場万能主義」に対する懸念が論議される可能性が高いらしい。もっと早く論議されるべきであったと思われるが、どこまで実態に迫れるかが鍵となる。ジム・ロジャースが言っていたように駄目な銀行はすぐに潰すべきであったというのが正しい判断であったのだ。そうすれば一度の危機ですんだものをズルズルと何時までも金融機関が清算売りをしなければならなくなった。また、ドルの一極支配体制は非常に危ういことが露呈した。そのため新しい金融システムを創り上げる必要性が増してきたのは事実である。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
13日   831.50    832.20
14日   832.50    834.60
15日   847.00    848.10
16日   802.50    804.30
17日   784.50    782.90

平均   (859.44)

*先週もゴールドは大きく下げてきました。しかし、不思議な事に金曜日を除いてロンドン時間よりもニューヨーク時間の方が高くなっています。下げ方が巧妙になってきたのか、見方によっては底打ちとも見て取れるが・・・。

外貨準備は減少傾向

今日の日経新聞の一面は各国の外貨準備高についてであった。世界最大の外貨準備高を誇る中国はまだ増加傾向にあるものの他の国々は減少に転じているのが分かった。日本は為替介入はしていないもののドル安傾向のために微減であるが、ロシアはルーブル保護のためにドルを大幅に売却しているため大きく減少している。また、韓国も同様でウォン安に対応するため為替介入しているのが分かる。ドイツも大きく外貨準備が減少しており、各国とも米国の資金引き上げによる通貨安に苦慮している様子が見て取れる。外貨準備の豊富な国は介入する事が出来てもそうでない新興国はどうにもならない。今の米国中心の金融システムは見直されるべき時に来ている。

どこまで付き合うか?

しかし、毎週毎週いろんなことが起こって飽きない。ゴールドも再び下げてきた。NYダウの崩れ方はいよいよ本格的になってきた。原油も気がつけば70ドルを割り込んでいるし、「えっ」半分以下になっている。プラチナも半分以下だし、商品的に言えば末期的ではある。その中ではゴールドはまだましな方であるのだが、ついに下げ始めてきた。世界中の国々が資金の引き上げで通貨安に苦しめられているのを見ると円高に傾く日本はある意味幸せである。ゴールドもどこまで相場に付き合うのかな?と思ってみているのだが、最終的にはファンダメンタルズに回帰すると見ているが短期では波乱含みである。

ゴールドが崩れるとコモディティも総崩れだが・・・

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ゴールドは商品市場にとってはぎりぎりまで持ちこたえていた最後の砦である。こいつがどうも崩れかけている。ニュースではヘッジファンドの清算だと書かれているが、実態は定かではない。金ETFも昨夜は10トン程度売却されている。コモディティは終焉を迎えるのか?株式もガタガタ、商品もガタガタで米国債には依然として資金の滞留は大きいがいよいよ買えるものがなくなってきた。ジム・ロジャースは米国債が最後のバブルだと言っていたが、そんな感じに見えてくる。

米景気は長期的な低迷に入っていきそうな様相となってきている。株式がリターンを生む時代が終焉を迎えようとしているのだろうか?コモディティも終わったという人が増え始めてきたように思う。本来、商品相場とは株式相場とは逆相関を示すといわれており、ジム・ロジャース的には商品にとっては悪い環境ではない。商品には景気は大して関係ないのである。20世紀最長の商品上昇相場は1933年大恐慌の最中に起こっている。世界経済全体が低迷していたのに商品価格は上がり続けた。その30年後の1970年代はまた世界不況の時、商品価格はまたも上昇している。

問題は需給であるが、予想されているよりも逼迫していくと予想している。来年の世界原油需要は増加するとの予想が出ている。思った以上に中国の需要が強いという見方のようだ。中国は今後輸出の減速に伴って成長性に影響が出てくると思われているが、すでに企業倒産も増え始めており、雇用の確保と景気対策が必須となっている。つまり内需を拡大する事が今後の大命題となる。しかし、潤沢な資金を持つ中国には選択肢があり、大規模な公共投資を行う事により雇用と景気を同時に賄う事が可能である。そのための資源の消費が拡大すると考えられコモディティの需給は逼迫していくことになると予想している。

地獄のような相場だが、まだ道半ば?

昨夜のNYダウの下げ方からして香港も凄いだろうなと思ったが、その通りであった。これを地獄と言わずしてなんと言う。しかも、まだ道半ばなんだろうな。どう考えてもNYダウはまだ下げそうである。となると香港はまだ下げるの?ドルも下げがきつい。そんな最中、香港では香港ドルは米ドルペッグ制を維持するとコメントが出た。やっぱりペッグ解消の噂が出ているのだなと思う。

昨夜はダウが暴落したが、ゴールドも下げている。それを見て、先物サイトでは金売り開始と出ていたが、先物筋の見方はそうなるのだなと思った。相変わらず金のカルテルは続くが、チューリッヒのZKB金ETFの残高が急増しているという記事がなんと日本語でも出ていた。少しずつであるが、日本でもこの手の記事が取り上げられるようになってきたのだと実感した。金先物は発射の時を待っている。

銀行家による金価格操作

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銀行家による金の価格操作がなされているという記事が出ている。特に先週の金曜日のゴールド暴落が取り上げられている。930ドルぐらいから830ドルぐらいまで急降下しているが、理由はよく分からない。現物の金貨などが品薄になっている事を考えると不自然なのは間違いない。COMEXの金先物と現物の間には乖離が見られ、銀行家による不正操作が蔓延っていることを証明していると言う。

ヨーロッパでも銀行倒産による恐怖から金のパニック購入が出始めていて、1オンスのクルーガーランドとメープルリーフスのための競売が現物価格の上にプレミアムが付いている。金の実際の価格は控え目な予想に基づいて現在1オンスにつきおよそ1,100ドルだという。こういった背景に対し、ついにCFTCが金価格操作に対して調査に出るらしい。しかし、3月の銀価格操作の時と同様で大して期待は出来ないのだが、少しぐらいは大人しくなるだろうか?

100万アクセスとは・・・

どうも昨日で100万アクセスを達成していたらしい。さっきまで気がつきませんでした。昔から来られている方はご存知と思いますが、元々はここにリンクされている中国株で資産形成(覚醒篇)がスタートサイトでした(今は封鎖しています)。覚醒篇は2006年の4月9日に始めました。当初は中国株のブログでした。その翌年の2007年から新しい現在のブログをスタートし、こちらに切り替えました。その当時のタイトルは中国株で資産形成(激闘篇)でしたが、いつしか投資スタイルが資源系とくに金鉱株主体となってきたために今年に入りタイトルを金鉱株で資産形成(黄金郷篇)に変更し、現在に至ります。知らないうちにアクセス数が増えてしまい戸惑っていますが、気の会う仲間同士が意見交換のできる良い場所になればと良いなと思っております。ここまで続けられるとは思っておりませんでしたが、もうひとふんばり頑張っていきたいと思っています。これからもご支援のほどよろしくお願いいたします。

ドル資金供給無制限

日米欧の5中央銀行は銀行間で資金を融通する短期金融市場にドル資金の供給を大幅強化することで合意した。世界的な金融危機の深刻化で欧米金融機関の資金繰りが改善しないため無制限でドルを供給する方針のようだ。今回の5中央銀行は日本銀行、FRB、イングランド銀行、ECB、スイス国民銀行である。米ドル、ユーロ、円、ポンド、スイスフラン、世界の主要通貨が関わるわけであるから資金供給も最終段階に来たのか?無制限にしなければ収まらないわけだから仕方がないのだが、銀行間取引を2009年末まで各国政府が保証するという信じられないおまけつきだ。これで流動性が回復しなければ打つ手はないのかもしれない。いや、目先の手段ではなくて抜本的な対策を採らないときりがなくなる。

株価暴落は公的資金を得るため?

世界同時株安は行くところまで行くのだろうけど、結局株安にならなければ公的資金は注入されなかっただろう。最終的に一部の大手金融機関は助けられることになっているようだ。一時的にショックは大きいかもしれないが、やっぱり潰した方が良かったように思う。この状態ですべてのものがアメリカに吸い込まれていくのは経済が耐えられない。各国の通貨は売り叩かれて青息吐息だ。第2次プラザ合意のようなことでもしないともたない。今は世界からかき集めたマネーや資金注入された資金は金融機関に止まっているとみえ流動性が無い。公的資金の注入で延命がある程度確定した金融機関から流動性が戻ってくる。今までマネーがせき止められていてデフレ化していた経済は突然の流動性の供給によりインフレに転換する。現在、商品価格は大幅に下落しているが、ことによると大きく反転してしまうかもしれない。先月、豪政府がBHPビリトンとリオ・ティントの合併を承認しているが、タイミングが良すぎる。一部の企業が価格決定権を持ってしまうことは価格の高騰をもたらす。もしインフレに転換した場合、抑止するものがなくなることを意味する。

オーストラリアでもゴールド・ラッシュ

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金融危機により世界の人々は株式やその他商品から安全な投資先を模索している。オーストラリアでもゴールド・ラッシュが起こっているようである。ウィーン金貨が爆発的に売れているようだ。すでにウィーン金貨の売り上げは昨年の230%以上となっている。造幣局マーケティング責任者は現在生産が過熱状態になっているという。売り上げ規模は9月短月で10万オンスで通常の3~4か月分である。現在、多くのパニック購入が起こっており、人々は経済に対する信頼を失っているという。オーストラリアも確か金生産は減少しているというニュースが流れていたと思うが、世界の金消費がこの調子で続いたら一時期のプラチナのような相場になるのは時間の問題だろう。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
6日    875.50    855.30
7日    876.75    887.10
8日    903.50    906.50
9日    883.50    912.40
10日   900.50    849.90

平均   (871.32)

*ゴールドは元気よく900ドルを超えていきましたが、金曜日には驚きの急落で逆戻りです。今週も似たような動きを想定しています。

*金ETF残高930.51トン+65.59トン(10/12現在)

米ビッグスリーが消える?

また、米地銀2行が破綻したらしい。今年で15行目になる。実体経済はじわじわと障害を受けている。そんな中で米ビッグスリーに破綻の可能性が出てきたという。米国自動車販売台数は目を覆うような減少を示し、工場の封鎖が相次ぐ中で雇用の消失が続く。今、米国自動車産業は景気後退、金融危機の影響を受けて行き詰まりを見せている。彼らはすでに資金調達が出来ない状態にある。資産を切り売りしていくだけである。フォードはマツダの株式売却に奔走している。まさか、こんなに急激にすべてが悪化してくるとは思わなかった。金融システムが機能しなくなるとこうなるのか。

暗黒の時代の幕開けなのか?

昨夜のダウも元気なく下げたが、ゴールドまで急落してしまった。900ドルを超えると下げられるが、昨夜は激落である。CDS爆弾が炸裂しているのか、影響からなのか、資金の一斉引き上げは凄まじくなってきた。しかし、まだまだ道半ばである。これから第2、第3の爆弾が炸裂するだろう。昨夜のゴールドは世界を一周してきてエネルギーが満タンの状態であった。このまま950ドルを超えていくのかという期待もあった。そこに大きく水を差され叩きのめされてしまった。1000ドル超えは難産になるのか?

そういった中でバークレイズは年内にゴールドは1000ドルを超えていくと言い始めている。この蓋がされたような状態で何故そう言えるのか?恐らく何かが変わらなければ1000ドルを突き抜ける事はなさそうである。その何かとは何なのだろう。また、バリックが金の本当の価値は2000ドルであると言い始めた。バリックはヘッジポジションが多かったはずだが、もう解消したと思って良いのかな?バリックとしては金の急騰はまだ困るはずであるが、2008年7~9月のヘッジブックの公表が楽しみである。金ETF残高は昨夜も順調に増えている。そんなに暴落する状況ではないように思うが・・・。

*金ETF残高928.38トン+65.59トン(10/11現在)

NYダウの崩壊は予想していたが・・・

NYダウの崩壊は予想していた事だが、思ったより酷いことになりそうだ。まだ、シティもGMも倒れていない。これから先、問題は山積みとなっている。どこまで下落するのか予想できない。米国債も売られ始め長期金利が上がりだしている。ゴールドは時間外で急騰しだした。920ドルで跳ね返されているが、当面はこの辺が抵抗線か?VIX指数は64.92まで上昇して恐怖を演出する。ドル円はついに100円を突破した。押さえが利かなくなってきているようだ。南アフリカの8月の金生産量は23.2%減少している。9月のドバイの金装飾品の売り上げは32%上昇している。インドのこの2ヶ月の金輸入は150トンで戻りつつある。ゴールドは足らなくなりつつある状況だと思う。このまま行けばゴールドラッシュの可能性もありである。

*金ETF残高922.39トン+64.21トン(10/10現在)