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緊急事態だと思うのだが・・・

金融安定化法案を纏めようとしていたのか、それとも混乱させようとしたのか、分からないがマケインが出てきて協議が迷走し出してしまったらしい。いったい何が狙いなのか?選挙戦を睨んだものだとの批判があるようだが、遊んでいる場合ではない。実際どこまで煮詰まっていたのかは知らないが、こいつが可決されないとやっぱり大変なことになるだろう。

今、ドル市場は壊滅状態で資金の出し手がいなくなり、翌日物以外は取引が皆無となっている。それは金融機関の相互不信で市場の流動性が干上がっているからである。そのためLIBORも上昇が止まらない。FRBは連日膨大な流動性を供給しているが、それらの資金は市場に放出されず、金融機関がそのまま握り締めているのが現状でまったく効果が出ていない。

金融機関が流動性を供給しないでいるともちろん不景気になっていく。今や米国の金融機関は完全に機能不全となっているのである。消えたドルは何処へ行ったのか?そんな中でデフォルトが無いと思われている米国債(1ヶ月物)への資金流入は止まらないようで利回りはゼロに近づいている。ここに来ていたのだ。

バーナンキFRB議長は「既に弱まっている米経済に脅威となっている金融市場が機能停止すれば、住宅市場の低迷はより長期化、深刻化する」と言っていた。今は何としても金融安定化法案は可決させなければならない。7000億ドルで何とかなるとは思えないが、一部でも不良債権と金融機関を分離しなければ機能を取り戻す事ができないのである。今は一刻を争う状況なのである。どうもマケインはよく分かっていないようだ。
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取り付け騒ぎが怖いが・・・

ワシントン・ミューチュアルが破綻してしまったが、その影には相当数の預金の引き出しがあったようである。こういった事態の時に怖いのは取り付け騒ぎであるが、実際銀行はそれほど多くの資金を銀行には置いていない。あっという間に資金不足に陥り、破綻してしまうなんてのは洒落にならない。あまりニュースでは取り上げられていないようだが、意図的に伝えられていないものと思う。このクラスの銀行でそういったことが起こるということは何処ででも起こるということになり、すべての銀行にとっての脅威となるからである。同時に金価格に火柱が上がったが、これはかなり危険なサインであったため沈静化されたものと思われる。今後は相場が一瞬で劇的に変わってしまうようなことが起こるのかもしれない。王様は裸なのだが、誰も裸とは言わない。誰かが裸だと言ってしまえば終わるのかもしれないが、それを認識するのに物凄く時間がかかる。先日は1日でゴールドが80ドルも動いて驚いたが、そんなの可愛いものだったと思える日がくるのかもしれない。