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ジム・ロジャースの見る金相場

ジム・ロジャースは金相場についてはあまりコメントが多くない。いつも何故なのかと思っているのだが、久しぶりにゴールドについての記事を見たので引用したい。

金はもっと値下がりするかもしれないが、話は原油と同じだ。1970年代には、金は600%値上がりしたことがある。その後2年間もの間、殆ど毎月値下がりし、50%近く下がった。そして市場関係者が皆退散した後に、相場は反転し、今度は850%値上がりした。繰り返すが、市場とはそういうものだ。市場は我々全員を金持ちにするようにはできていない。我々全員が大ばか者であるかのように見えるようにできているものだ。金がどれくらいの期間調整するかは分からない。750ドルまで下落するかもしれない。どうなるか成り行きを見守ろうではないか。

金は原油と同じだと言っていますが、原油の見通しは強気相場が継続し価格が上昇するとしています。また、この局面の中で75ドルに下落することもあるかもしれないが、その後また上昇に転じるとの見通しです。

このコメントには思わず見入ってしまいました。それは市場関係者が皆退散した後に相場は反転するというところです。まさに去年もそうでした。我慢している時期の方が遥かに長いというのが株式投資ですね。そして市場は我々全員を金持ちにするようにはできていないのです。なんとかこの中に入るために頑張りたいものです。
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蝕まれていく資産価値

トクビル・アセット・マネジメントのジョン・ハサウェイ氏は金相場が向こう2年以内に2倍に上昇するとの見通し。米国の金融危機の悪化で株式や債券の価値が低下するためとしている。ハサウェイ氏は米政府がファニーメイとフレディマックを公的管理下に置いても「金融資産」の価値の長期的な低下が終息することはないとみている。「金相場が大幅に上昇する余地は途方もなく大きい」との見方を示した。

現在、世界的な資産デフレが起こっており、株式や債券などの価値低下が著しい。もはや恐慌クラスの資産デフレだと言われている。この傾向はまだ収まらないという見通しであるようだが、相対的に実物資産であるゴールドの価値が上昇しその余地が途方もなく大きいということである。ただ、市場とはセオリー通りにはいかないものである。

金融市場ではいつもなんらかの支配的なバイアスが存在している。時に支配的なバイアスがファンダメンタルズに作用する事で現実がバイアスに合わせてしまうことがある。まさに今がその状態である。我々はこの状態が正常化するまで待たねばなるまい。