マケインの狙いはアラスカ油田だ!

マケイン米大統領候補が副大統領にセーラ・ペイレン氏を指名した。現アラスカ州知事ということだが、何かあると考えるのは私だけだろうか。私が思うにマケインの狙いはズバリ北極圏国立野生生物保護区の地下に眠る油田である。ここの開発を手中に収めることではないか?今は原油高の真っ只中で調整中とはいえ、何時高騰し始めるか分からない。原油が足らない!国内の需要を賄うためにも、原油高に対する対応としてもアラスカ油田の開発が必要だ!と言えば軌道に乗りそうな気がする。その後で原油は上げてしまえばよいわけである。だが、今は大統領選挙前であるからしばらくは大人しくしていると見る。
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ロン・ポールのドル覇権の終焉を想う

米国の経済体制は現在の通貨協定が継続されることに依存しており、ドルの還流が決定的に重要な構造となっている。1971年のニクソンショックのあと、OPECとの間で全世界の原油価格を独占的にドルで値決めするという協定を結んだ。これによってドルは世界の通貨の中で特別の地位を手に入れ、事実上ドルの価値が原油によって裏付けられた。ここで問題となるのは金本位制から開放されたドルは輪転機を回せば打ち出の小槌のように湧き出てくる事である。さらに高度な金融工学を駆使したデリバティブ取引はドルの減価を早めた。現実世界では1枚の金貨はあくまでも1枚の金貨であり、2枚に増えたりはしない。ただ、ドル紙幣は輪転機を回せばいくらでも増える。

米国は毎年膨大な借金をしており、ドルの価値が持続できるのは不思議な感じがする。この状態でのドルの優位性は米国の強大な軍事力に依存していると言われている。それは全世界に米国の軍事的優位に対抗できる国は存在しないからだ。外国が実物財の対価としてドルを受け取り続け、米国の消費と国防予算を用立て続ける限り、米国の対外債務や経常収支赤字がどれほど巨額になろうとも現状が維持されると考えられている。イラク、イラン、ベネズエラが米国による体制転覆の標的になる理由は原油の決済通貨をドル以外に切り替えようとしているからである。これらの国々が原油の決済通貨をドルから他の通貨に切り替えたら米国は破綻の危機に立たされる。

現在の金融危機は不換紙幣の不必要な増幅にあるように思う。正直な交換には真の価値ある物だけが必要であるという経済学の法則は破棄できない。全世界規模の不換紙幣という35年間の実験の結果として起こる混乱状態は真の価値あるマネーへの回帰を必要とする。産油国が石油の対価としてドルやユーロではなく、ゴールド又はそれと等価なものを要求する日が近づいていることを知ることだろう。それはより早期であることが望ましい。ここまでロン・ポール氏の議会証言の翻訳文を引用しながら書いてきました。現在の金融システムは持続不可能であり、これからさらに大きな混乱が待ち構えていることを肝に銘じて・・・。

先週の金価格

8月    London   NY(COMEX)
25日            821.40
26日   827.00     824.10
27日   827.00     826.20
28日   838.25     833.70
29日   833.00     829.90

平均   (839.37)

*先週は1日の動きとしては大きな日もあったが、終値としては大きな変動のない落ち着いた週であった。むしろ不気味に映るから恐ろしい。来月イベントが起こった時にどういった反応を見せるかが問題。

新通貨AMERO

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よそ様のブログで拝見した内容であるが、今年3月13日に米国下院で秘密会議が行われていたらしい。秘密会議の開催は25年ぶりのことらしく建国以来今回が4度目。内容が凄いのだが、2008年9月までに起こる米国経済の崩壊について、2009年2月までの米国政府の財政破綻について、その結果起こる米国内の内乱について、内乱時の議員と家族の避難場所について、米国、カナダ、メキシコの統合と新通貨AMEROの発行についてである。

すでに米国の経済崩壊について議論が行われていたとしても不思議な事ではないが、恐ろしい内容である。当然経済が破綻したら暴動や内乱が起こる可能性があると思うが、米国では40万人規模の強制収容所を建設中である。もう完成しているかもしれない。恐ろしい事にすでにジョージア州に50万体分の「棺おけ」が用意されている。

米国、カナダ、メキシコの統合はロックフェラー翁が率いるCFR(Council on Foreign Relations)が2005年5月に出したBuilding a North American Communityで、2010年までにNAUを成立させると書かれている。そして新通貨AMEROへ移行するのか?ドルはどうなるのか?米国債はどうなるのか?負債はすべて棒引きにするのか?

http://www.australia.to/story/0,25197,23040466-922,00,00.html

ゴールドの未来

Chart202.jpg


ここ最近のゴールドの下落を見ていると金相場はもう終わったという意見も聞こえる。商品には決まった価格などないと思うが、ゴールドの適正値を過去に遡ってみる。上のチャートはよく言われるリアルゴールドプライスというやつで現在までのインフレーションを掛け合わせて過去の金価格を検討してチャート化したものである。過去のゴールドラッシュ時の金価格は現在の価値に直すと2000ドルをはるかに超えていく。3月の1000ドルを超えていた時はひとつ間違えると一気に2000ドルを超える可能性があっただろう。金価格は金融不安にダイレクトに反応してしまうため上昇する。そのため慌ててFRBは金価格の引き下げに入ったと思われる。それぐらい危機的な状況であったと思われる。

Chart204.jpg

これは最近5年間のチャートです。2006年の夏にゴールドは21%下落していますが、2007年には45%上昇しています。今回の下げは3月の1000ドルオーバーから23%の下落である。これは調整であり同様の上昇が今後起こるだろうと私は考えています。ゴールドの長期上昇トレンドは崩れていないという考え方です。現在も金融市場における緊張状態は続いており予断を許さないと思われ、しばらくはゴールドの大きな上昇がない可能性がある。つまり価格操作された状態が続くかもしれないということ。今年の目玉は恐らくファニーメイとフレディマックの処分をどうするかだろう。これが終了したら金価格に対する圧力も薄れていくと見ている。今はインフレを気にしないで資金供給を続けているが、やがて問題が生じる。米国の現在のインフレ率は13.4%らしいが、これは1970年代当時に匹敵する。今後、インフレーションは制御できなくなって、さらに悪化すると思われる。そこでゴールドの出番である。1976年にゴールドは32%上昇し、1980年1月までに700%以上上昇した。

連邦機関債が売られている

中国銀行がファニーメイとフレディマックが発行、または保証する証券の保有を6月末以降に25%減らしたと報じている。中国銀行の動きはファニーメイ、フレディマック債と両社が保証する証券について海外投資家が不安を感じていることの表れだと思われる。今までドル高の背景でよく見えていなかったものが見え始めてきた。しかし、連邦機関債の発行高は大きいため配分を減らすといっても簡単には身動きが取れない。今回の中国銀行も連邦機関債の保有を46億ドル(約5000億円)減らしたが、まだ75%残っていることになる。もう時間が無いのかもしれないが・・・。

ドル協調介入

先日の新聞にドル協調介入の記事があったが、確か3月の危機的な状況の時のこと、ドル買い介入を世界的に行ったという記事で電話会議を頻繁に行ったらしい。その時、ドルは危機を迎えていたということだが。こういったニュースが今頃になって流れてくるのはどうしてだろうか。恐らくドルと逆相関するゴールドやシルバーなども操作の対象になったのだと思う。そうすると今もドル買い介入は続いていると見てもおかしくはない。今のゴールドの下げの主因もそのへんにあるのかもしれない。現在は金融危機を未然に防ぐ事を最優先課題に動いているようだ。どう見てもインフレは後回しに見える。これが片付いたあと次の問題に取り掛かるのだろう。その後のインフレ発生時にはゴールドに対する操作は消えているだろう。金融危機の山を越えたところにゴールドの山がある???

ふらふらしながら持ちこたえているが・・・

ゴールドがふらふらしながらも持ちこたえている。800ドルを割り込んだら転落しそうにも見えるし、850ドルを突破したら急騰しそうにも見える。もちろん、急騰するとしたら良くない事が起こった時なんだが、起こりそうな雰囲気があるところが怖い。どちらにも振れそうだから逆にポジションが取り難いのかもしれない。恐ろしいのは一旦どちらかに振れると一気に行きそうな感じがする事だ。

*明日は仕事に都合でブログの更新は休止いたします。

狂乱のロシア

ロシアがおかしくなってきた。WTO加盟交渉における合意の一部を凍結する考えを表明した。また、NATOとの全面的な関係停止を含むあらゆる決定を下す用意があると述べ、NATOとの関係断絶も辞さない強硬姿勢を示している。グルジアとの軍事紛争後、欧米との対立が激化しているのを受けたものであるが、一歩も引かない構えに寒気がしてきた。ロシアは投資適格から外れるのかな。今、ロシア株を持っている人はどんな心境だろうか?ロシアの狙いはBTCパイプラインと周辺諸国への西側帰属を許さないという強い意志の現われだと思う。しかし、西側諸国が弱腰すぎるのは疑問である。これはグルジアとイランの交換条件なのか?ロシアのグルジア支配を認める代わりにアメリカはイランに攻撃を始める。いや始めはイスラエルからか?この状況下で原油もゴールドもまったく反応しないのはなんとも不思議なことなんだが・・・。

アクセスが集中して・・・

昨日はアクセスが集中したためブログの動きにやや障害が出ていたようで管理画面が動かなかった。昨夜はやむなく更新を断念しました。コメントも思うように出来なかったので訪問された方も上手くアクセスできなかったのではないでしょうか。確かに最近アクセスが多いと思っていましたが、ここの場合は2000アクセスを超えると多いという印象になる。実力的には1000アクセスぐらいで良いように思います。個人的にはアクセスを上げようと考えているわけではないのですが、多くの方が訪れてくれている事に感謝いたします。

人民元自由化の時期は近い

バフェットが中国企業に食指を示しているようだが、その理由はなんだろうか?私は人民元自由化の時期が迫っているのだと思うが、いかがだろうか?2年前に香港取引所の李業広前会長は人民元自由化の時期についてコメントしている。人民元のハードカレンシー化(完全自由化)について李前会長は「もしも2年前にいつ実現するかと問われていたら15~20年先だろうと答えていたが、今聞かれれば、3年後にも発表されその翌年くらいに実現すると思っている」と話している。つまり、その当時の3年後とは来年の2009年に当たるのだ。2009年に発表され2010年に実現する可能性について2年前にコメントを残している。もし、このスケジュール通りに進むと仮定するのなら今のうちから中国市場に再参入するのは正解といえる。個人的には保険株や銀行株が良いと思うが、紫金のように海外買収でドル建て負債の大きい企業は負債がみるみる縮小していく効果がある。それほど遠くない将来、相場が爆発的に上昇する日がやってくるのかもしれない。

アメリカ大統領はマケインになる?

なんとなく思うんだが、アメリカ大統領はマケインになるように出来ているのではないだろうか?イスラエルとイランの問題もそうだし、今回のグルジアとロシアの問題。どちらもアメリカとロシアが関わっているが、お互い当事者同士でドンパチをやるつもりはないだろう。しかし、代理戦争であるのなら被害は少ないし、お互いに益がある。ロシアは資源国家だし、アメリカも石油利権や軍事産業で飯を食っている人間は多い。結果的に原油が上がるのなら国民も納得せざるを得ない。

景気減速に直面し四苦八苦している国内経済を活性化するための戦争特需は大きな景気刺激策になる。これで景気反転させる狙いではないのか?そのため大統領はマケインにしなければならないという決定的な状況が近々起こると予想する。戦争リスクがあるのであれば軍人経験者のマケインを押す声は当然強くなるだろう。

ポーランドはミサイル防衛協定をアメリカと結んだが、続いてウクライナも同様の動きを起こしそうだ。アメリカから見ればロシア様様である。事前にロシアとアメリカで取引があったのではないか?グルジア問題には基本的には介入しないという裏取引があったのではないだろうか?

アメリカの役割はグルジアを上手くそそのかして南オセチアに進行させて待ち構えていたロシア軍に餌食になるというシナリオである。さすがにヨーロッパがこれ以上戦火にさらされることはないと思うが、アメリカにとってミサイルの売り上げは大きかったと思う。

今後の焦点になるのはやはり中東だろう。どうもイスラエルとイランの間に何かが起こる予感がしてきた。ゴールドマンサックスの年末原油価格149ドルは今の景気が減速し始めた状況では考え難い。中東で戦争でも起これば当たり前のように到達すると思うが。そうでもなければ現実的とは言いがたい。そうなると大統領はマケインでなければならないのである。

先週の金価格

8月    London   NY(COMEX)
18日   796.25    798.70
19日   788.75    813.70
20日   815.75    812.80
21日   833.50    835.60
22日   824.00    822.20

平均   (842.08)

*800ドルを割り込んだゴールドはなんとか持ち直した。もう一度800ドルを割るとさらに下のほうにいくかもしれない。ファニーメイとフレディマックやリーマンの動向いかんで一時的な下げはあり得る。出来れば900ドルぐらいまで回復してくれた方が安心感がある。しかし、今回は850ドルが逆に抵抗線になってしまうため跳ね返される可能性がある。

ゴールドを売るドイツ連邦銀行

今週、ドイツ連邦銀行が20トンのゴールドを売却していたようだ。理由は250億ユーロ(370億ドル)の景気刺激策の資金を捻出するためらしい。公的機関の金売却は他にもあったかもしれないが、あと今の段階で分かったのはECBである。あまり多くはないが、今月4.47トンの売却を確認。ECBは単位こそ小さいが今年はコマめに金売却を行っていて2008年のトータルは80.497トンになる。しかし、せっせと金価格を下げてくれる。ただ、これからワシントン協定もいよいよ最終年を迎える事になる。あと1年で公的機関の金売却がなくなる。その後はどうなるのかね?予想としてはその辺から本物の相場が始まると思うのだが・・・。

世界の半分が不況?

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ゴールドマン・サックスの研究によると世界経済の半分は不況または不況の入り口にいるらしい。アメリカはここまで不況を避けてきたが、信用危機による影響から大きな下降のリスクに直面している。日本は今年初めを境に景気後退入りした可能性が高くなった。鉱工業生産指数が2四半期連続で前期比マイナスとなったほか、6月の輸出額が55ヶ月ぶりに前年比マイナスに転じた。また企業倒産の増加や失業率の上昇を見ると入ってしまったのかという気持ちになる。しかし、日本が真っ先に景気後退シグナルが点滅するとは・・・。

ユーロ圏はインフレにより家計購買力の低下は著しく、6月の小売売上高は前年同月比3.1%減と下落に拍車がかかった。4~6月期GDP成長率は1~3月期の0.7%からマイナスに転じる可能性が高い。まさか震源地のアメリカが最も持ちこたえているなんて皮肉にもほどがある。今後の成長予測は上記の表の通りで実際はもっと下方修正する必要があると思うが、現状ではこんなところか?

住宅ローン金利が・・・

住宅ローン金利が上昇している。ファニーメイやフレディマックが保証する政府支援機関債の米国債に対するスプレッドは1986年以降で最高水準に達し、住宅ローンの30年物固定金利は6.37%に上昇した。これでは新規住宅購入者が妥当な融資を得られずに購入を躊躇うケースが増えてしまう。この傾向が続くと住宅価格はさらに下落し、住宅ローン担保債券の価格も下落していくことになる。まさに悪循環は連鎖するのだ。

バフェットはファニーメイとフレディマックの純資産は「ゼロ」だと発言した。両社は独立企業として「すべて終わった」と語り、独立して存続することが難しいとの見解を示した。問題は今後の対処をどうするかだが、一波乱あることは覚悟せねばなるまい。債券は政府が税金で保証するとしてもやっぱり株券は紙屑にならざるを得ないかな?

中国の銀行が世界を制するとき?

先月から今月のかけて招商銀行、工商銀行と立て続けに中国の銀行がニューヨークに支店を開設している。特にFRBからの承認を得ている工商銀行に注目だ。これから米銀は次々と破綻していくわけだが、ひょっとすると、これらの中国銀行群は格安で現地の銀行を手に入れることになるのかもしれない。そうすると工商銀行は規模からいっても名実共に世界一の銀行になるやもしれない。アメリカはそれを許しているのだろうか?いや、そんなこと言っている場合ではないのだろう。海外からの銀行群に銀行機能を補充してもらわなければならないのだろう。その結果、工商銀行は銀行世界一の約束手形をもらっているのかもしれない。

また、工商銀行はアメリカだけではなく南アフリカにもすでに進出を果たしてる。工商銀行はスタンダードバンクの後ろ盾も得ている。こいつはバリバリのロスチャイルド系銀行でアフリカの鉱山を支配している。明らかに工商銀行は覇権グループの一員に認められたように思える。恐るべし工商銀行。もちろん、工商銀行の後ろ盾で南アフリカに進出している紫金鉱業も恐らくこのグループに組み込まれたものと思っている。私が後ろ盾を得た紫金に期待しているのはプラサドームを吸収合併したときのバリックのような大型買収の実現である。

原油に強気のGS

ゴールドマン・サックスは原油価格が年末までに1バレル、149ドルまで上昇するとの見通しを維持した。また、強いドルよりも強いファンダメンタルズが原油価格に重要な要因である。「ドルと原油価格の最近の相関関係は明確だが、これらの資産は様々な要因で動く」「長期的には、原油価格と米ドルの相関関係は非常に限定的だ」と述べている。

なぜGSはここまで原油に強気なのか?ドルはこのまま強含むと見ているようだが、ドルと原油は連動しないと言っているようである。しかし、今の景気状況で原油が149ドルになるとかなり厳しい状態となるだろう。もちろん原油が149ドルの場合は金価格も当然1000ドルは超えているだろうけど。ただ、不可解なのはGSは金価格は平気で引き下げている事である。なんらかの意図があるのは間違いないのだが・・・。

怪しさが残る反転だが・・・

強まるインフレに対し、住宅着工件数は予想を下回っている。ダウも大きく下げていて、どうにも苦しい。原油やゴールドは反転を見せているが、もう1つしっくりこない。それは金ETFがそれなりに売られているからだが、金貨や銀貨が品切れを起こしているのになぜ金ETFが売られるの?と言いたくなる。正確にいうと7.66トンの売却である。もちろんアメリカのスパイダーである。金ETFは7月21日にピークをつけてその後残高が減少し現在に至るが、今のレベルは7月初めの状態である。最近よく騙されるのでこの売却自体も騙しである可能性はある。気をつけよう。

*金ETF残高807.09トン+61.19トン(8/20現在)

恐怖の大王が舞い降りるか?

元IMFチーフエコノミストのケネス・ロゴフ氏は米経済は信用市場の混乱によってリセッション入りしており、大手米銀が破綻する可能性があると言う。(GDP値が細工されているという意見もある)さらに米国での最悪期はまだこれからであり、金融業界は縮小が必要。中規模と小規模の銀行が幾つか倒れるだけでは不十分。ファニーメイとフレディマックについては国有化する必要があり、株主が投資した全額を失うのはやむを得ないだろう。(ファニーメイとフレディマックが紙屑になったらそれだけで大変である)だが、債券は保証するべきだろう。米国は両社の債務を政府が保証するという印象を与え続けてきたからだと語った。また、業界が縮小するときにはいつも、大手プレーヤーの退場があるものであり、大手投資銀行の間でも統合が見られるだろうと言う。(やはり巨人が倒れる時が近づいているのだろうか?恐怖の大王はいったい誰の頭上に舞い降りるのか?)

ドルが強いのは・・・

ドルが強いのはなぜ?と言いたいが・・・。やっぱりグルジア紛争も関連があるんだろうな。アメリカは本土が戦場になったことはほとんどない国である。第1次世界大戦や第2次世界大戦もそしてベトナム戦争に湾岸戦争、テロ戦争もそうだが、唯一やられたのは9・11の時だけである。グルジア紛争はヨーロッパのすぐ近くである事からユーロに影響を与える。ポーランドはミサイルの配備を決めてしまったし、今回の一件でかなりの緊張が走ったのは確かだ。儲かったのはアメリカの軍事産業だけか?ロシアの態度に文句を言いながらもやりたい放題やらせているように見えるが、結果的にアメリカ自身にも利があった。停滞した経済を立て直すのに戦争は効果的であることは間違いない。まさかとは思うが・・・ひょっとして中東あたりで一発事件が起こる可能性も否定できなくなってきた。ロシアも本土を戦場にはしたくないだろう。あってはならないことなのだが・・・。

アクセス解析を始めました

今日から夏季休暇も終わり、仕事が再開してるんですが、体がまだ眠っているだろうということで半日ドッグの予約を入れていました。この2~3年ですっかりメタボリック化してしまっていて診察ではしっかり言われてしまった。そろそろ真剣に体調管理を考えないといけない。

夏季休暇中にブログにはひそかにいろいろと機能を付けてみた。今までやってなかったんだが、アクセス解析を付けてみることにした。驚いたのは国籍不明というアクセスが意外と多いこと。日本以外だとアメリカ、オーストラリア、台湾、マレーシア、香港などからのアクセスが確認できた。遠いところありがとうございます。この機能、結構面白い。

3月以上の危機が待ち構えている?

どうも今月に入ってから雰囲気がおかしい。やっぱり金貨や銀貨が品切れを起こしているのに金価格、銀価格ともに大幅に下落しているのは価格操作以外は考えられない。3月の時もそうであったが、今回はその時の比ではない下げ方が事の大きさを物語っている。ベアースターンズの破綻に匹敵する何かが存在すると考えた方が良いと思う。各金融機関の損失拡大のニュースを見てもQ3の決算は確かに悪そうである。下げ止まらない住宅価格に追い討ちをかけるようにサブプライムの金利リセットのピークが迫る。どうも今月から来月にかけてがピークらしい。サブプライムローンを借りている人は基本的に返済能力の無い人たちであるから、当然大半の人が返済不能になる。つまりQ3は評価損が一気に増加する可能性が高い。そのため銀行の倒産も増加するだろうと思われる。すでに今年に入って8行が破綻しているが、今年後半はそれ以上の破綻が発生すると予測する。ひょっとすると大型の破綻が来るのかな?そうなると金価格は嫌でも暴騰する。そういった背景を感じ取った人たちはすでに行動に出ていて金貨や銀貨を購入している、というのが実情ではないだろうか?だから今は強引にでも貴金属価格は下げておきたいという事なのか?しばらくすれば実態は見えてくるだろう。

ゴールドマンにも危機は来るのか?

先日、UBSがゴールドマン・サックスとJPモルガンも危機と無縁ではいられないと言っていたが、そろそろ危ない状況になっているのかと思い始めた。それは実態を伴わないゴールドのターゲット引き下げなどを行っているからでもあるが、そろそろ自分自身の尻にも火が付き始めたのだろうか?UBSの言う第3四半期には「致命的な」影響を受けるかもしれないという表現の仕方は非常に引っかかる。そこでレベル3資産の残高を見るとシティバンクやフレディマックほどではないもののゴールドマン・サックスとJPモルガンはあの危ないと言われているメリルリンチよりも多いことが分かった。こいつが最後に効いてくるかどうかは分からないが、この2社は思った以上に不良資産を持っている。住宅価格は依然として下げ止まらないわけで貸倒損失がさらに増え、銀行業務の収入が落ち込んでいるだろうことは推測できる。この2社はこれまで信用危機を切り抜けてきた企業であるが、最後の砦にまで波及するとなると深刻の度合いは異なるだろう。

先週の金価格

8月    London   NY(COMEX)
11日   852.50    823.00
12日   817.75    810.80
13日   818.50    825.70
14日   818.00    805.70
15日   786.50    786.00

平均   (879.46)

*この1ヶ月間でゴールドは約20%程度の下落に見舞われたが、特にこの1週間の下げは強烈であった。今週はさらに下げていくのか?このまま停滞か?それとも反転なのか?個人的には780ドル前後を下値としていたのでこの辺でしばらくうろつくのかな?と思っているが、750ドルにタッチするのかもしれない。もう少しの辛抱か・・・。

コインが消えた街

おかしなニュースが流れている。金価格、銀価格ともに急降下しているが、それとはまったく反対の現象が起こっている。今、アメリカでは金貨や銀貨が品切れになっているらしいのだ。アメリカンイーグル金貨、アメリカンイーグル銀貨、カナダメープルリーフ金貨、クルーガーランド金貨、銀のバーなど特にシルバーの品切れが酷いらしい。詳しくは下記のサイトで確認して欲しい。一体、今起こっている事はどういうことなのか翌々考えてみる必要がありそうである。

http://www.apmex.com/APMEXTop40/Default.aspx

オイルの恩返しか?

春山さんとこで面白い記事が出ている。OPEC諸国の2008年上半期の稼ぎが2007年の1年分に値するらしい。これだけ稼がせてあげたんだから、恩返しをしろよ!ということで中東諸国はせっせと米国債を買っているのか?それで急にドル高に傾いたように見えているのか?これがしばらく続くのならドル高は続くのか?

ということでゴールドマン・サックスは為替について、米経済成長の安定や原油価格の下落、米国外の見通し悪化を考慮し、過去10年にわたる米ドルに対する弱気スタンスを放棄する、との調査リポートを発表している。米経済は潜在的なリスクを内包しているが、そこには一切触れずに米経済成長の安定と言っている。また、このレポートの背景にはゴールドの下落に通じるものがあることは言うまでもない。

ゴールドを切り下げるGS

ゴールドマンサックスがこのタイミングでゴールドのターゲットを切り下げてきた。どうにも下げたいようだ。3ヵ月後のターゲットを従来の890ドルから745ドルまで引き下げた。ここはもともとターゲット価格が低いのだが、さらに低くなった。6ヵ月後のターゲットも905ドルから810ドルへ、12ヵ月後のターゲットも810ドルから740ドルへそれぞれ引き下げられている。引き下げの理由であるが、最近のユーロに対してのドルの急上昇からであるが、この傾向は安定して続くと考えているようだ。その結果ゴールドを売り推奨している。同様にして先週もUBSが金価格ターゲットの引き下げを行っている。1ヵ月後のターゲットを1000ドルから850ドルまで引き下げている。

さて、どう判断するかであるが、5ヶ月前よりもゴールドを取り巻く環境はドル高以外はむしろ良くなっていると見る。ドルが買われているといってもドルが強いわけではない。ユーロも弱くなってしまって相対的にドルが買われているだけである。今のドルに対して弱含むということは通貨そのものの価値が減価し始めていると言える。私はゴールドはターゲットの引き上げがあっても良いと思うが、逆に引き下げラッシュである。本気の引き下げと見るか、他に理由があると見るかだが、やっぱり上がって欲しくない背景が存在するのだと思ってしまう。投資家の判断としては大手の判断に追随するか、それとも逆に動くかだが、天邪鬼な私は逆に走るのである。

GMの格下げに見る景気動向

ムーディーズは米ゼネラル・モーターズ(GM)の格付けをジャンク等級内で1ノッチ引き下げ、投資適格等級から7段階下の「Caa1」とした。ムーディーズは自動車業界の年間販売台数は2009年末まで1500万台をかなり下回る水準にとどまる可能性があるとして、GMは販売価格決定力を確立する上で困難に直面すると述べている。これは景気低迷がしばらく継続するということでもあり、低燃費車や小型車が不得意である事に起因すると思われるが、さらに裏側を見るとガソリン価格はそれほど下げてこない事を匂わせるものでもある。GMのアウトルックは「ネガティブ」とし、向こう1年から1年半に一段の格下げの可能性が高いことを示している。しかし、GMがジャンク等級に格付けされていることも昔を考えれば相当ショックなことだが、さらに格下げされる可能性が高い事を考えると景気低迷は長引く可能性が高そうである。

強制決済はいつまで続く?

サブプライム問題に絡む強制決済売りはいったい何時まで続くのだろうか?今年に入って4半期ごとに猛烈な売りを浴びせられているが、いい加減このパターンにも飽きてきた。要するに米住宅価格が下げ止まらなければサブプライム債の流動性が回復しない。住宅価格が下げ止まって反転するれば買い手も現れ安心して市場で売買が出来るようになる。売買が出来るようになって始めて時価会計が可能になり、真っ当な評価がなされるようになる。今までは身動き1つ出来ずにどんどん評価損が増えていたわけだが、いつまでこの状態が続くかが問題である。

グリーンスパン前FRB議長は米住宅価格は来年上半期に底打ちが始まるとの見方を示している。ただ、底打ちが始まっても小幅な下落は来年末以降も続く可能性があると言う。非常に微妙なコメントであるが、まだ1年ぐらいは今の状況が続くと思ったほうが正しいように思える。もっと悪い見方としてはS&Pは過去1年にわたるクレジット危機について、「せいぜい」半ばを過ぎたのみで、プライム・モーゲージのデフォルトやモノラインの問題が今後の金融機関の業績に打撃を与えるとの見通しをしている。S&Pは今後問題はさらに拡大すると見ていて予断を許さない。

実際の足元の状況としては7月の米抵当住宅物件の差し押さえ登録件数が前年同月比55%増加している。差し押さえ率は464世帯に1件の割合。担保権実行が前年比で184%増、債務不履行の通知が53%増、競売の通知が11%増。販売状況が鈍いなかで、担保権実行が急増したことから、銀行が抱える不動産在庫が膨張しているらしい。銀行が不良債権処理を進めている様子が窺えるが、上手く進まないと銀行のデフォルトが増える事になる。

また、2008年第2四半期の一戸建て住宅価格の中央値は前年同期比7.6%低下した。銀行による差し押さえ住宅の販売を背景に、大幅な価格低下は全米の4分の3の地域に及んでいる。 貸し手が損失を被る「ショートセールス」と差し押さえ物件が、第2四半期の全住宅販売の3分の1を占めている。これが一巡するのにどれだけの時間がかかるか?しかし、差し押さえ物件の売却は恐らく住宅価格の下落要因になっていく可能性が高いように思う。先はまだ長そうである。最も私は途中で流れが変わると思っているのだが・・・。