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世界から叩かれ始めた中国

南アフリカ共和国で開催されていた20 カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)は18日、一部のアジア諸国が為替レートをより柔軟にする必要があるとの声明を発表した。

G20は「アジアの新興諸国」の中で、「貿易収支で黒字を計上している多くの国々が為替レートをより柔軟にする必要がある」との点で合意した。ラガルド仏財務相は同日、人民元が「緊張を引き起こしている」と指摘した。カナダのフレアティ財務相は17日に、中国と他のアジア諸国が「さらに行動する必要がある」と述べている。

中国に対する風当たりが随分強くなってきているようだ。世界中にデフレを撒き散らしている国に対する要求としては最もと言える。G7の時もそうであったが、よりはっきりと中国に注文をつけるようになってきた。来年はいろんな意味でも変革の年となるのかもしれない 。
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香港ドルの運命

8月20日、中国政府による「直通車」の発表から、香港では海外からの資金流入が続いている。特に10月23日アリババ・ドットコムのIPO直前に香港ドルは1米ドル=7.75~7.85香港ドルという範囲から飛び出して先物は急上昇してしまった。

アリババ・ドットコムIPO当日の10月23日為替レートが1米ドル=7.75香港ドルに達したため香港金融管理局は7億7500万香港ドル相当の香港ドル売り、米ドル買いの市場介入を行った。香港ドルの売り介入は2年ぶりのことらしい。香港金融管理局は25日にも同様の介入を行っている。

ロイター通信は「人民元が上昇し米ドルが下落していることから香港の輸入物価が上昇しており、香港はいずれ、香港ドルの上昇を容認するため米ドルとのペッグ制廃止または目標相場圏の拡大に迫られるとの見方が一部にある。」と報じている。

香港ドルを取り巻く環境は一頃とは様変わりしているようである。現状では香港ドルと米ドルのペッグ制廃止は難しい。それには人民元の自由化が絶対条件と思われる。現状でペッグ制を廃止すると自由化されていない人民元の代理通貨として香港ドルが狙われる可能性が高いため安易には為替政策を変更できない。

ただ、人民元の切り上げのスピードがこれ以上加速するようだと香港ドルも目標相場圏の変更が行われるかもしれない。当面は香港政府による介入が続くと思うが、いつまで続けられるか分からない。今後も資金流入が続くことを考えるとなんらかの動きがあるのも早いのかもしれない。

先週の金価格

11月   London   NY(COMEX)
12日   803.50    807.70
13日   804.25    799.00
14日   813.50    814.70
15日   794.00    787.30
16日   789.75    787.00

平均   (812.40)

*凄い一週間でした。原油が反発しているのにゴールドは上がってきません。少し違った動きをしています。750ドルまで下げる可能性があるという意見もありますが、上昇トレンドに変わりはありません。