FC2ブログ

今後の原油とゴールドの動向

現在の原油価格は石油在庫の減少、地政学的リスク、ドル安、投機的要因によって形成されている。今後は行き過ぎた投機のゆり戻し、原油需要の鈍化、景気減速懸念、ドル安の一巡が下落要因となるかもしれない。今後相場は一旦調整すると見られているようだが、私もこの意見に賛成である。原油は100ドル達成を契機に下げに転じると予想している。

ではゴールドはどうであろうか。金価格はドル安、インフレリスク、地政学的リスク、信用収縮、投機的要因により形成されている。ドル安は一巡すると思われる。また、投機のゆり戻しが原油同様起こる可能性は起こりえる。だが、原油と異なるのはサブプライム問題に絡む信用収縮はまだ改善されていない。この問題は長期化の様相となったためゴールドの調整は予想しにくい面もある。調整する場合は金ETFの購入が頻繁に見られた740~750ドル程度までの下落を想定している。
スポンサーサイト



原油100ドル時代到来!

原油価格100ドルがいよいよ秒読みとなってきたが、巷では100ドルに到達するかではなく、100ドル到達後に120ドルに向かうか?それとも80ドルに戻るのか?という論議に変わっている。

大変なことになったものである。特に日本はバブル崩壊の後遺症で今だに残存デフレ症候群に悩まされている。また、平均賃金も下落気味で決して生活は楽になってはいない。そこへインフレが襲い掛かっているのだ。

ここへきてのガソリン価格高騰は一般市民にはかなり堪える。ガソリンだけではない。小麦の値上げによりパンの値上げのニュースを最近目の当たりにしている。食料品価格が全体に高騰し始めている。

自動車各社も警戒感を隠せない。ガソリン価格や食料品価格高騰でクルマどころではなくなるかもしれないと言う。これからは自動車の利用率が減り始めガソリンの消費事体が減少し始めるかもしれない。

原油などの商品価格高騰の影響はじわじわと出始めてきている。我々はこの時代を生きていかねばならない。本当に大変な時代になったものである。

サブプライム証券からは逃げられない

JPモルガン・チェースは9日、米証券取引委員会(SEC)への届け出で、「市場の状況が一段と悪化すれば、さらに評価損を計上する恐れ」があることを明らかにした。同行は9月30日時点で、レバレッジドバイアウト(LBO)向けローンを406億ドル(約4兆 4940億円)抱えている。

同行の2007年7~9月(第3四半期)の評価損はLBO向けローンで13億ドル、債務担保証券(CDO)で3億3900万ドルだった。今後、住宅ローン市場の低迷でLBO向けローンの売却が困難になる可能性がある。

売るに売れなくて評価損だけが、どんどん増えていくまさにアリ地獄のような悪魔の証券と言える。今後、損失はさらに拡大していく可能性がありアメリカ金融界の中枢を破壊してしまうのかもしれない。

何処まで下げるNYダウ?

サブプライム問題で続々悪材料が出る中、企業間には出すなら今のうちとばかりに次々と評価損が発表されている。これが相場の調整期間短縮化につながるという意見がある。

シティ、バンカメ、メリル・リンチ、AIG、GM等が評価損の額を公表しているが、米銀合計で更に100億ドル程度の追加損失計上見積もりも出される中、実態が徐々にはっきりしてきた。来週いっぱいである程度出尽くすのではないだろうか。ダウは来週13000ポイントを割り込みそうだが、セリングクライマックスは近いのかもしれない。

そんなことより問題なのがドル安で、終値は110.68円である。外人によるファイナンスなしに、米国は双子の赤字を維持できない。あまりドルが下げていくと危険を感じる。そろそろ介入が入ると見て良いのではないか。