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11月1日は大きな転換点だったのかもしれない

私が横浜に出張していた時に世界の相場は大きく動いていたようだが、ひょっとすると大きな転換点だったような気がする。再びサブプライム問題からNYダウは大きく下げた。メリルの赤字転落、シティも大きく利益を失っている。FRBによる終わることのない資金供給。

今表面に出てきている損失は氷山の一角なのかもしれない。アメリカ金融界は崩壊の危機に立たされている。メリルリンチに関してはウォールストリート・ジャーナル紙が、サブプライム関連の損失処理について、報告を先送りしようとした可能性があり、会計ルールに反したかどうか規制当局が調査に乗り出す可能性があると報じた。

また、シティグループに関しては資本増強の為に、減配、もしくは資産売却の可能性もあるらしい。これから出てくるニュースは悲惨なものが多いのかもしれない。

ゴールドマン・サックスは原油やゴールドに売り推奨しているようだが、私はそうは思わないな。この辺がはっきりとしたシフトチェンジの転換点だったと言うことになるのではないだろうか?もちろん米株のベア相場入りである。そんな感じがしたので書き記しておくことにした。
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炸裂したサブプライム砲

昨日のNYダウは少し持ち直したようだが、それは10月の米雇用統計が強い内容となったためで非農業部門雇用者数(NFP)は16.6万人の増加となり、予想の8.5万人を倍近く上回り、米景気の先行きに対する不透明感を和らげる内容となった。

しかし、ドイツ銀行がリポートで、メリルリンチは住宅ローンに関連する資産の評価損として、さらに100億ドル(1兆1477億円)を計上する可能性があると指摘した。今回表面化する評価損がこれぐらいということだと思うが、思わず絶句する。

そういえばシティグループのCEOが辞意を表明するらしいが、メリルリンチのCEOに引き続き2人目だ。いったい何人辞めることやら。どうやら炸裂したサブプライム砲は拡散型であったようだ。被害はどこまで広がっていくのだろうか?

アメリカ帝国の衰退

【商品】
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=95.93(+2.44 +2.60%)
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=808.50(+14.8 +1.86%)

ドル安と米資産価格の下落を背景に、質への逃避で金が買われ、1980年以来初めて1オンス当たり800ドル台で引けた。ハドソン・リバー・フューチャーズのカルロス・ペレス・サンタラ社長は、「信用市場の問題は長期化している」「安全な投資先として金が注目されている」と指摘。

相変わらずFRBは資金供給を続けている。これだけドルを刷りまくって供給したらインフレになって当たり前だ。しかも利下げ中ときているからドルの価値は加速度的に下落していく。今の水準で維持しているのは奇跡的ではないだろうか。ジム・ロジャース氏も似たようなコメントをしているようだ。

この状況であれば商品に資金が動くのは当然と思う。ゴールドもやっと800ドルに到達したが、まだ金の本格的相場には程遠いと思う。間違っても中途半端なところで利益確定しないことである。