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賭博場と化すWTI

WTI原油1月限 のコール・オプション(権利行使価格100ドル)は43%高の1.33ドルとなった。これは12月13日の権利行使期限までに、WTI原油1月限が101.33ドルまで上昇しなければ利益が出ない水準。

WTI12月限のコール・オプション(権利行使価格100ドル)は2倍の0.77ドル。投資家は、11月13日の行使期限までに、同月限が100ドルを超えると見込んでいることになる。行使価格100ドルのコールオプション取組高も前例のない水準に膨らんでいる。

*来月は何かあるんじゃないのか?いくらなんでもここまで買い続けられたら少し調整すると考えるのが普通だと思うが、何か根拠があるとしか思えない。商品市場にそれだけの資金が流れ込む理由が。イラン攻撃でも始まるというのかな?

*もちろん悪いことばかりではない。ゴールドも更に一段高になる可能性が高まるのだが・・・。
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リスクが上昇しているぞ!

【商品】
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=91.86(+1.40 +1.54%)
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=787.50(+16.50 +2.14%)

NY(COMEX)金先物は4日続伸した。ドル安と原油高により、インフレを警戒した買いが入り、金は年初来23%上昇。ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のトレーダー、マシュー・ジーマン氏は「投資家にはインフレリスクをヘッジする手段が必要で、恐らく金買いはその最善の方法だろう」と述べた。

*商品シフトは更に加速している。サブプライム問題によるメリルの損失により、一旦資金が米国債にシフトしその後商品へ移動。この流れで行くと来週は新興国市場にもシフトされることになるが、それほど調子の良い話だとは思わない。

ロイター/ミシガン大学が調査した10月の米消費者信頼感指数(確報値)は、住宅市場の低迷が経済見通しに影を落とすなか、80.9と、速報値の82を下回った。2006年5月の79.1以来の低水準である。

一方、消費者信頼感の悪化にもかかわらず、個人消費支出は今後4四半期で平均2.0%の伸びで推移する見通し。住宅着工・販売は少なくとも08年半ばまでは減少が継続すると見られる。

調査では、向こう数カ月間、家庭用燃料価格の上昇と住宅価格の下落が同時進行し、結果的に信頼感がさらに悪化する公算が大きいと指摘している。リセッションの確率は依然50%未満とみられているが、信頼感が悪化するごとに確率も高くなっていく。

またUBSが25日発表したリポートによると、2006年1~6月期に組成されたサブプライムMBS20銘柄の裏付けになっているローンのうち、9月の支払いで60日間以上の返済遅延や差し押さえとなったもの、借り手が破産したもの、さらに資産が既に差し押さえられたものを合わせた割合は21.3%と、前月の19.7%から上昇した。

*個人消費が2.0%増で推移するという予測は怪しいと思う。今後はサブプライム問題に端を発する影響が個人消費にどの程度影響を及ぼすかがカギとなる。昨日のNYダウと商品(原油、ゴールド)の上昇はFOMCでの利下げを織り込んでの動きと見られるが、据え置きとなった場合は市場がかなり荒れるだろう事は頭に入れておくべきである。