大きな1日となるか?

今晩のFOMCは今年最後のターニングポイントになるのかもしれない。昨日の商品市場は金利据え置き懸念から全面安の展開であったが、香港も資源株を中心に調整色が強かった。FOMC前に警戒感が非常に強い。結局、利下げするしかないのかもしれないが、その場合は、より一層商品シフトが進むだろう。インフレに苦慮するFRBは板ばさみにあっているわけである。本当は利下げをしたくないはずである。また、これ以上のドル安は暴落の引き金にもなりうるため日本などの周辺諸国のドル買い援護が必要なのかもしれない。どう考えてもドルは先安感が強くなってきている。

*明日、明後日は横浜出張のためブログは休止いたします。
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読めなくなってきたFOMC

FOMCでの利下げ幅にいろいろな憶測が流れてきた。据え置きと言う意見もあるようだが、市場も混乱気味か?昨日の商品はほぼ全面安の展開であった。インフレ懸念から利下げ据え置きの危険を感じたからだろうか。個人的には0.25%の利下げに落ち着くと思うが、今後はインフレ懸念もかなり強いことから利下げは慎重になされる可能性が高いと見る。また、ドル安対策をどうするか?これ以上のドル安はちょっと深刻である。この辺にどういった対策があるのか、今後のFRBの動きを見ていきたい。

800ドルに迫るゴールド

NY(COMEX)金先物は5営業日続伸。1オンス当たり800ドルに接近し、1980年以来の高値を付けた。原油価格が過去最高値を更新し、ドルが対ユーロで最安値に下げるなか、金投資の魅力が高まった。

プロスペクター・アセット・マネジメントのレナード・キャプラン社長は、「FOMCは追加利下げを実施するだろうがインフレはかなり強い」と指摘。「ドル安とインフレへのヘッジで金が買われている」と付け加えた。

NY(COMEX)金先物12月限は前週末比5.10ドル(0.7%)高の1オンス=792.60ドルで終了。

*今やFOMCでの利下げは0.25%か0.50%かの論議に移り変わっているが、それにしても商品シフトの勢いは凄まじい。ヘッジファンドがかなり関わっていると思うが、金ETFに動きがないところを見ると何処かで大きく下落する公算が高いといえる。

終値で20000ポイントを越えたH株指数

とうとうH株指数が終値で20000ポイントを越えてきた。10月も終わりを告げようとしているが、あれ!そう言えば調整が無かったな。そう、下げそうな時はあったのだが、調整らしい調整がまったく無かった。このままノンストップ特急になるのか?

今月は主役が入れ替わり立ち代り活躍した。資源系が良いかと思えば次は銀行系にと。そしてとうとう今日、H株指数は終値で20000ポイントを越えたのだ。個人的にはこの2週間はじりじりした展開であった。人寿も紫金も上値がすっかり重くなっていたので寄り付きで上げても引け後には対して変わってないという日が続いていた。

こうした中で私のPFも久しぶりに最高値を更新してくれた。H株指数もそうであるが、また一つの節目を越えたと思う。この先FOMCをすんなり通過してくれれば、もちろん最低0.25%の利下げであるが、ミニラリーになるのかな。信じがたいがそんな感じがする。

マンガ中国株入門

昨日の推奨本の紹介で忘れていたのだが、一昨日、アマゾンに注文してあった「マンガ中国株入門」が届いた。漫画家の岸みきおさんとは一度オフ会でお会いしたことがあるのでちょっと買ってみようかなと思い、ついついさますのさんのとこからクリックしてしまった。マンガの方もなかなか良かった。しかし、やっぱり主人公のミオちゃんはさますのさんのイメージだな。初心者向けだとは思ったのだが、意外と多くの人に楽しめるのではなかろうか。QDII、サブプライム問題、直通車など押さえておかなければいけない事項についても解りやすく書いてあります。また、注目5業界30銘柄は初心者だけでなくその他の人でも5銘柄ほど選んで投資するのには親切な構成と言える。当ブログの推奨本としたい。

推薦図書のご紹介

中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日
北野幸伯著 草思社 1500円

分かり難い世界情勢を分かり易く解説しています。アメリカ一極支配に対する中国・ロシアの対抗策は?また世界を左右する石油問題の今後など。わりと面白かったと思います。

ドルの崩壊と資産運用
ジェームス・ターク  ジョン・ルビノ著 同友館 1600円

今後の通貨制度の崩壊を予測している問題の本。要するに金に投資せよと言っている。すでに理解している内容を再確認するような感じですね。初心者の方にも分かり易いと思います。

先週の金価格

10月  London  NY(COMEX)
22日  751.25   760.00
23日  758.25   763.10
24日  757.50   765.60
25日  767.50   771.00
26日  779.15   787.50

平均 (748.10)

*メリルリンチのサブプライム問題による損失および赤字転落のニュースなどからゴールドは急速に上昇を始めたが、これは今月30~31日FOMCでの利下げまでをも織り込み始めている。据え置きだった場合は急激に下落する可能性が高いことは理解しておくべきである。

賭博場と化すWTI

WTI原油1月限 のコール・オプション(権利行使価格100ドル)は43%高の1.33ドルとなった。これは12月13日の権利行使期限までに、WTI原油1月限が101.33ドルまで上昇しなければ利益が出ない水準。

WTI12月限のコール・オプション(権利行使価格100ドル)は2倍の0.77ドル。投資家は、11月13日の行使期限までに、同月限が100ドルを超えると見込んでいることになる。行使価格100ドルのコールオプション取組高も前例のない水準に膨らんでいる。

*来月は何かあるんじゃないのか?いくらなんでもここまで買い続けられたら少し調整すると考えるのが普通だと思うが、何か根拠があるとしか思えない。商品市場にそれだけの資金が流れ込む理由が。イラン攻撃でも始まるというのかな?

*もちろん悪いことばかりではない。ゴールドも更に一段高になる可能性が高まるのだが・・・。

リスクが上昇しているぞ!

【商品】
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=91.86(+1.40 +1.54%)
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=787.50(+16.50 +2.14%)

NY(COMEX)金先物は4日続伸した。ドル安と原油高により、インフレを警戒した買いが入り、金は年初来23%上昇。ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のトレーダー、マシュー・ジーマン氏は「投資家にはインフレリスクをヘッジする手段が必要で、恐らく金買いはその最善の方法だろう」と述べた。

*商品シフトは更に加速している。サブプライム問題によるメリルの損失により、一旦資金が米国債にシフトしその後商品へ移動。この流れで行くと来週は新興国市場にもシフトされることになるが、それほど調子の良い話だとは思わない。

ロイター/ミシガン大学が調査した10月の米消費者信頼感指数(確報値)は、住宅市場の低迷が経済見通しに影を落とすなか、80.9と、速報値の82を下回った。2006年5月の79.1以来の低水準である。

一方、消費者信頼感の悪化にもかかわらず、個人消費支出は今後4四半期で平均2.0%の伸びで推移する見通し。住宅着工・販売は少なくとも08年半ばまでは減少が継続すると見られる。

調査では、向こう数カ月間、家庭用燃料価格の上昇と住宅価格の下落が同時進行し、結果的に信頼感がさらに悪化する公算が大きいと指摘している。リセッションの確率は依然50%未満とみられているが、信頼感が悪化するごとに確率も高くなっていく。

またUBSが25日発表したリポートによると、2006年1~6月期に組成されたサブプライムMBS20銘柄の裏付けになっているローンのうち、9月の支払いで60日間以上の返済遅延や差し押さえとなったもの、借り手が破産したもの、さらに資産が既に差し押さえられたものを合わせた割合は21.3%と、前月の19.7%から上昇した。

*個人消費が2.0%増で推移するという予測は怪しいと思う。今後はサブプライム問題に端を発する影響が個人消費にどの程度影響を及ぼすかがカギとなる。昨日のNYダウと商品(原油、ゴールド)の上昇はFOMCでの利下げを織り込んでの動きと見られるが、据え置きとなった場合は市場がかなり荒れるだろう事は頭に入れておくべきである。

サルでも解るマネー講座

昨日は後輩からマネー講座を開いて欲しいという依頼を受けて投資講座を行った。初めての経験なのだが、30分の講演と30分の質疑応答で合計1時間程度であった。勿論パワーポイントを作成して力を入れた。初心者向けなので株式の銘柄解説などはない。内容は日本人と世界の人たちの投資の傾向の違いや投資に対する考え方やスタンスについて。特にグローバルな世界のマネーの動きを理解することが重要だと説明した。自分で言うのもなんだが、お金の取れる講演を心がけてやってみた。もともと講演するのは得意なのだが、どうだったかな?

メリルを引き金に動き出した商品

昨日のメリルリンチの損失発表で再び商品が動き出した。原油価格がついに1バレル90ドルを突破した。ゴールドも771ドルまで上昇した。この日は久しぶりに金ETFにも動きが見られた。サブプライム問題に過敏に金ETFが反応を示すように見える。また、小麦とコーヒーを除く穀物が全面高である。明らかな商品シフトの様相が窺える。金価格については継続して金ETFが買い込まれるようだと更に一段高になることが考えられる。800ドルが見えてきたな。

*金ETF残高728.78トン+52.31トン(10/25現在)

メリルリンチの転落

米メリルリンチが24日発表した 2007年7~9月期(第3四半期)決算は、四半期ベースで同社創業以来最大の赤字を計上した。評価損は84億ドルと3週間前の予想から大幅に拡大した。

誤解してはいけないと思うが、7~9月期で確定した損失がこれだけあったということである。まだ、計上していない損失がどれだけあるか分からないわけであるから信用不安が消えることは当分ない。

また、悪いニュースは続くもので米中古住宅販売件数が予想以上に減少し、住宅市場の低迷が米経済に悪影響を与えるとの見方から「キャリー取引」の巻き戻しに伴う円買いの動きが優勢になった。ドル円が円高に少し振れている。事あるごとに巻き戻しが起こっているが忙しない動きである。

まさか、これで調整終わりなの?

まさか、これで調整が終わりなの?と言いたくなる。戻りが早いな。今日でH株指数が20000ポイント越えたら最高値更新か?信じられない状態だ。NYはジグザグ走行しながら下げ基調との予測。香港はA株の下落がなくてNYの影響がこの程度なら強いんだろうけど。何処まで行くつもりなの?と言いたくなってきた。コメントがし難くなってきた。

覇権国家の条件

今の覇権国家は何処だと聞かれればアメリカだと答えると思うが、では覇権国家の条件は?と聞かれたらなんと答えるか。難しい質問であるが。まずアメリカは世界の金融システムを掌握している。ダウ採用銘柄だとシティグループやJPモルガンチェースなどでロックフェラー系である。世界の商品市場で決済通貨としての機能を持つのは覇権国家の証である。また経済の発達には資源が絶対に必要な要素となる。中東諸国の原油の権益の大半を握るのはアメリカである。ダウ採用銘柄でいうとエクソン・モービルである。金融と資源を掌握している国こそが世界の覇権国家の証なのである。

では次の覇権国家は何処であろう?この質問には中国と答える人が多い。H株指数採用銘柄を見て欲しい。上位銘柄の大半が金融株と資源株で占められているのは偶然ではないのだ。中国は間違いなく次の覇権国家を狙っているといえる。私が投資戦略として金融セクターと資源セクターから考えたのはこの辺からである。本来ならば銀行株と石油株にしておくのが正当な形である。5年前に今の知識があればペトロチャイナの一点買いをしていたと思う。金融セクターの中で人寿を選んだ理由はリターンが明らかに良いと見たからである。資源セクターの中で紫金を選んだ理由は時代背景による。

何回目の世界同時株安?

8月の世界同時株安からわずか2ヶ月、再び世界同時株安とニュースでは騒いでいるが、やっぱり危険な兆候なのだろう。ドル資産に対する信頼喪失やドル自体が引き金となって、ドル相場は急落するリスクがあると国際通貨基金(IMF)のラト専務理事はコメントしている。ドルの急落は止めなければならないが、円キャリートレードの巻き戻しが頻繁に起こるなどリスク管理が出来ている状態とはいえない。今回もどうやら大事には至らないようだが、ドル円が大きく振れるとドキッとする。今は株よりも為替のほうが重要な問題である。

ビデオテープを見ているようだが・・・

NYダウ急落、香港も道ずれに下落、円キャリートレードの巻き戻しでドル全面安の展開。今年は何回この局面を見てきたのかな。だいぶ慣れてきたな。知らないうちにゴールドも大きく下げているが、なんと日本時間からロンドン時間の間に下げている。ネット買い越し残は628トン、それはいつか下げるわな。今日のNYは重要だが、ダメな気もする。やっぱりダメだなということでポジション調整か。いつまで続くか分からないが、久しぶりに調整らしい調整か?いずれにせよ波乱含みの週明けスタートである。

スクランブル発進の日は近い?

先週末NYダウは急落したが、キャタピラーの決算が不調だったことから下げを主導したようだ。建設機械大手のキャタピラーが住宅市場の低迷から、第3四半期の最終利益も予想を下回り、通期の見通しも下方修正したからだ。米住宅市場の低迷が建設関連機器の売り上げに悪影響を与えている。

サブプライム問題は長期化の様相を呈してきたが、このままいくとやがて個人消費に影響を与え、更に企業業績の悪化をきたしていく。徐々に影響が出始めていると思える。景気減速がどの程度で収まるのか予断を許さないが、NYダウは頭を抑えられつつあるのだろう。やはり連続的な利下げを行わざるを得ないのではないだろうか。その間、NYダウはじわじわと下げていくと見るのが自然と思えるが。

しかし、世の中はマネーでじゃぶじゃぶの状態である。すでに住宅関連証券には手を出せないし、NYダウもこの調子ではマネーの行き場がないのだ。よくBRICSに資金が流れるとは言われるが、その兆候が出始めてきた。すでに9月、10月と資金流入はかなりのものであるが、最近のブローカー各社の目標株価設定基準の変化には目を見張るものがあると思う。

アメリカ側のバルブが今閉じられつつある現状でこちら側(香港)のバルブが開き始めたと理解している。UBSの0941チャイナモバイル(128→178HKD)、リヨン銀の1800中国交通建設(19→32HKD)、UBSの1088神華能源(35.15→101HKD)(ドラさんのところからお借りいたしました)とこれらは信じがたいが案外買い進まれていくと思う。

この2ヶ月間、異常とも思える上昇をしてきた香港市場であるが、スクランブル発進の時が迫って来ようとしている。個人的には今週は調整してくれたほうが良いと思っているのだが。今回、大胆な予想をしてみたが、いかがかな?

今の為替に問題はないのか?

今回のG7では為替については人民元の実効為替レート上昇加速を容認するよう中国に求める、としながらもユーロ・ドル・円には言及せずに終わってしまった。今のドル安に問題はないのか?特にドイツ系企業は対米輸出はかなり苦しくなってきている。久しぶりにドイツ自動車企業もアメリカ現地生産が取りざたされてきた。確かにユーロ高により原油価格の高騰を吸収できていることもあり、デメリットばかりではないようだが、言及せずというのは腑に落ちない。

今の現状は経済ファンダメンタルズを反映しているということなのか?それともなんらかの対策がすでに考えられていて論議の必要がないということなのか?人民元についてのみ声明に盛り込まれているのは人民元のみコントロール下にはないということで良いのかな。これだけ為替が大きく変動しているのに言及なしというのはおかしなことである。

先週の金価格

10月  London  NY(COMEX)
15日  758.85  762.20
16日  756.75  762.00
17日  762.50  762.30
18日  764.15  768.70
19日  763.00  768.40

平均 (744.14)

*10月限と12月限で違いがなくなりつつある。依然としてネット買い越し残は590トンを越える。下落しだすと720~730ドルぐらいまでは一気に下げる可能性はある。この状態で何処まで行くのか?

インフレ・スパイラル

ヘッジファンド、BPキャピタルのブーン・ピケンズ会長は世界の原油生産は既にピークに達しており、原油価格が1バレル=90ドルを超えて最高値を付けたことはその兆候だとの見方を示した。

ピケンズ氏は、世界の原油生産は日量8500万バレルでピークに達したと述べ、原油価格は1バレル=80ドルに下落する前に年末までに100ドルに上昇するとの予想を示した。

*恐ろしい予測をするものだ。彼らはそれぐらいまで原油を買い進んでいくということを言っているようなものである。インフレは何処まで進むのだろうか。しかし、同様にゴールドも買い進まれる可能性は高いと言えるのだが・・・。

金融株相場がやって来る?

7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は、終了後に発表した声明で、中国に対し人民元の上昇加速を求めた。声明は「中国の自国通貨の柔軟化を拡大する決定を歓迎する。しかし中国の経常黒字の増加と国内インフレからすれば、実効為替レートの上昇加速を容認する必要があることを強調する」とした。

これに対し呉暁霊・中国人民銀行副総裁は「為替レートでの不均衡解決は限界。」とコメントしている。しかし、G7での決定を無視することは出来ないと見ているので人民元の切り上げペースは速まるものと考える。そのため出遅れ金融株が物色される時が来るのではなかろうか?

色褪せ始めたNYの夕日

【為替】(東京時間からNY時間終了までのレンジ)
ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円
始値 115.63    1.4293    165.26
高値 115.72    1.4319    165.29
安値 114.51    1.4246     163.70
終値 114.51    1.4302    163.78

【NY株式・債券】
NY株式19日(終値)
ダウ平均   13522.02(-366.94 -2.71%)
S&P500    1500.63(-39.45 -2.63%)
ナスダック   2725.16(-74.15 -2.72%)
CME日経平均先物 16460(大証終比:-360 -2.14%)

米国債利回り(NY時間16:49)
2年債   3.771(-0.135)
10年債  4.382(-0.108)
30年債  4.684(-0.086)

【商品】
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=88.60(-0.87 -0.97%)
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=768.40(-0.30 -0.03%)

19日のニューヨーク株式市場は、原油高騰を契機に米経済の失速不安が広がり、ダウ平均株価は前日比366.94ドル安の1万3522.02ドルで取引を終えた。下げ幅は今年3番目。ハイテク銘柄が中心のナスダック店頭市場の総合指数の終値は、前日比74.15ポイント安の2725.16だった。

なんとなく危険な感じがしていたのだが、再び世界同時株安到来か?と言うかNYダウは今の状況から考えると買われていたこと自体が間違いであるからこれが正常ともいえる。ただ、為替の動きが激しいから動きは強烈だ。来週は一波乱あるだろうけれども戻すのも早いと思う。

原油高騰はヘッジファンドの逆襲

今週のエコノミストに面白い記事が出ていた。最近の原油高に関する記事であるが、サブプライム問題で痛手を受けたヘッジファンドの逆襲が今の原油の高騰であると。8月の市場大混乱ではヘッジファンドも無傷ではなかった。サブプライム問題をきっかけにリスクマネーは原油、金、小麦などの国際商品市場に向かった。

これはヘッジファンドが「信用市場全体に広がった問題が、世界経済に波及するのを食い止めるため日米欧の中央銀行は、足並みを揃えて金融緩和に乗り出す。」と予想したようだが、それは正しく的中した。それを見越した商品シフトだったのである。日銀は金融政策の現状維持を決め、ECBは利上げを見送っていたし、FRBは0.5%の利下げを行うなどして金融緩和が実現した。

ヘッジファンドの商品投資は当面続きそうな勢いである。ただ、ヘッジファンドだけではなく年金基金も同様の動きをしているようだ。金ETFなどの動きは大半が年金基金買いであると考えて良いようである。したがって調整したとしても下値は切りあがっており金などは700ドルを切ることはなさそうである。原油も下手をすると高止まりの危険すらある。

また、ヘッジファンドは香港などのアジア株式市場にもかなり流入してきているらしい。その後のボラテリィティの高さもなんとなく理解できる。高騰と同時にリスクを背負い込んでいるということを肝に銘じておこう。

危険な匂いがしてきた

米銀第2位のバンク・オブ・アメリカが18日発表した第3・四半期決算は、クレジット損失増加や市場混乱による投資銀行部門の業績悪化で32%の減益となった。減益決算を受け信用収縮による経済への影響に対する懸念が広がった。この日はハイテク株が好調であったが、相殺される形となった。相変わらずFRBは資金供給を続けていることも気になる要因。その流れからドル安が進行した。ドル円は再び115円台へ。

昨日のADRは・・・

どうもNYダウには陰りが見えてきたような気がするが、昨日のADRはぶっ飛んでるな。要するにマネーの行き場がないということだけど。いよいよNYダウが買えないとなった時は本当に凄いだろう。この動きが大規模になるのはもっと先のことだと思うけど、今日の香港がどうなるのか見ものである。今、ポジションを取ってない人はどこかで入らないといけないけど、なかなかチャンスがないな。

沈むNYダウ、進む商品シフト

昨日のNYダウはバーナンキFRB議長の発言を嫌気し大きく沈んだ。景気減速懸念が再び持ち上がった形だが、これが正常な状態である。しばらく下げて行き、更なる利下げの連続でなんとか踏みとどまるという読みなのだが。そのため商品シフトはしばらく続く。原油の動きが顕著であるが、ペトロチャイナなどはその動きをかなり先取りした動きを始めているから分かりやすいと思う。紫金もしかりである。この流れからするとゴールドは年内にもう一相場ありそうである。年内の800ドルはどうやら到達しそうな感じがしてきた。紫金ももう一段高があるということになるのだが。すでに相当高い水準なので危ない感じがするが、動く時は構わず動くだろう。

ブログを続ける理由

私がブログを書き始めてから1年半ちょっとが経つ。書き始めた理由は日記帳代わりということになっているが、他にも理由がある。私が中国株投資を始めて約5年ほどになるが、去年の3月までは売ったことがほとんどなかった。毎年新しい株を買ってはいたが、株価すらほとんど見ていなくて、まさに放置状態であった。

去年は年初から相場が好調で1月、2月、3月と知らないうちに含み益は増えていっていた。含み資産の上昇を横目で見ながらさすがにPFのメンテナンスぐらいはやらないといけないだろうということで3月に始めて銘柄の入れ替えを行ったのだ。その時にまじめに勉強をし直そうという事で自分自身のために記録をつけるという意味も込めて4月からブログをスタートしたのである。

もちろん大きな目標は心の中に秘めていたが、その当時は公表できるものではなかった。内心自分ならできるだろうという漠然とした思いのようなものはあったが、揺るぎないものとは言えなかった。しかし、今年の私はかなり変わっていた。自分の予測が次々と当たるにつれ漠然としていた自信がやがて確信へと変わっていったのだ。そして目標もはっきりと射程距離に入る所までやってきた。

この1年半は本当に長かったが、私自身にとっては非常に有意義なものであった。このブログは私自身の成長過程を過去から振り返って見ることが出来るようになっている。そのため、その時感じたこと考えていたことをそのまま記載するようにしている。また、どの時点でどの程度の成績であったかを振り返ることもできる仕組みになっている。

世の中には投資法はいろいろあるかもしれないが、私の投資手法が多くの人の参考になるのであればと思い私の投資の考え方から売買までほとんどすべてを記載しているつもりです。本当は大義を終えた後、本でも出そうと考えていて後から纏め易いように書いているということもあるのだが。ただ、1月に亜州IRの又井社長から「本は儲からないよ!」と言われてからはテンションがやや落ちている。

まあ、人それぞれブログを書き続ける理由は違うだろうが、いつも願っている事はより多くの人が中国株で幸せになって欲しいということである。

サブプライム基金設立?

アメリカの大手銀行が信用不安の広がりを防ぐため、サブプライム関連証券を買い取る基金の設立を検討していることが明らかになった。先月、ワシントンの財務省で米シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(BOA)、米JPモルガン・チェースなど大手銀行の関係者が集まり、基金の構想を協議した。構想ではシティなどが最大1,000億ドル、あまりを拠出し基金を設立する。そして銀行の傘下にあるヘッジファンドなどからサブプライム関連証券を買い取るということ。これはヘッジファンドが資金を手当てするため、価値が急落しているサブプライム関連証券を大量に放出して、再び金融市場が不安定になることを防ぐのが狙い。基金は資産運用に失敗した銀行救済の色が強く、構想に反対する銀行もあるものと見られている。

*簡単に言うとこれは巧妙な損失飛ばしだな。こんなことをやらないと駄目な状況ということになる。現場の住宅市場はかなり悲惨な状態なのだろう。この問題は引き続き注意深く見守る必要がある。

いよいよ党大会が始まる

党大会を前に中国人民銀行は13日、景気過熱抑制のため金融機関の預金準備率を0.5%ポイント引き上げると発表した。10月25日から実施する。預金準備率の引き上げは今年なんと8回目である。今回の引き上げにより大手銀行の預金準備率は13%になる。中国国内の過剰流動性をコントロールするため党大会を前に人民銀行も必死である。しかし、この程度ではマネーの伸びを抑制することは難しいであろう。インフレはかなり進行しており待ったなしの状況、なんとかすんなり終わって欲しいものである。

先週の金価格

10月  London   NY(COMEX)
8日   733.75  
9日   736.00   743.10
10日   741.25   746.00 
11日   749.00   756.70
12日   749.50   753.80

平均  (736.25)

*12月限は750ドルをキープしている。ネット買い越し残は更に増えているため、常に下落の可能性がある。一旦売りがかさんでくれたほうが安心感はあるのだが。