HSBCの半期決算

世界4位の銀行、英HSBCホールディングスが30日発表した2007年1-6月(上期)決算は、純利益が前年同期比 25%増となった。アジアでの収入が伸び、アナリスト予想を上回る増益を記録した一方で、貸倒引当金が予想以上に拡大した。

HSBCの資料によれば、純利益は109億ドル(1株当たり94セント)と、前年同期の87億3000万ドル(同77セント)から増加。

北米部門の利益は35%減の24億4000万ドル。アナリスト5人による予想中央値(24億9000万ドル)を下回った。北米の不良債権は76%増の38億 2000万ドル。

*北米部門の不良債権はサブプライム問題による損失である。かなりの痛手ではあるが、どうやら深刻化せずにすんだようである。ただ、これで終わりというわけではないので安心してはいけない。
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走りたがる香港市場

香港市場の昨日の終値を見て驚いた。プラスで引けるかもしれないとは思っていたが、予想以上の結果である。昨夜のNYダウも反発したようだが、もう少し様子を見る必要はある。為替のほうが反転の兆しを見せ始めているためこのまま落ち着く公算が強いと思っているのだが。香港市場は決算に本格的に突入する。好決算銘柄は飛び出す可能性が強く、今の状態はまさに先走り状態と言える。各自の成功を祈る。

麻痺した金銭感覚

もう7月も終わりを告げようとしている。年初に書いたのだが、今年は追加投資はしないと。これにはもう一つ理由がある。始めて中国株を買ったときは確か浙江高速道路と大唐国際発電をそれぞれ50万円ぐらいずつ買った。よく分からない市場の株だから思い切って買えないのだが、慣れてくると投資金額も増えてくる。去年は思い切って集中化を図った。それが功を奏して一銘柄あたりの金額は信じられないぐらい大きくなってしまった。サラリーマンにとって追加投資資金である50~100万円という金額は大きなお金である。しかし私にとっての一日のボラティリティは今や200万前後にまで到達する。つまり追加投資するには資金が小さすぎるのである。まさか50~100万円のお金を内心「ハシタ金」と思い始めている自分がここにいる。金銭感覚が麻痺し始めているのだろうか?

珍しくiSharesが買われている

今回の金価格の大幅下落で若干Streettracksは売られているものの現状維持といってよいと思う。しかし、意外なことにiSharesが少しだけ買われている。ほとんど買われずに放置されていた金ETFであるiSharesが動くのは本当に久しぶりのことである。

*金ETF残高617.93トン+46.51トン(7/28現在)

先週の金価格

7月  London  NY(COMEX)
23日  682.00  681.50
24日  684.30  684.80
25日  674.75  673.80
26日  670.00  675.10
27日  660.50  672.30

平均 (665.74)

*原油の動きとは裏腹に下落を始めたゴールドであるが、ドル高が原因なのだろうか?今週は出来高が非常に大きかった。特にロンドン時間からNY時間の狭間で大きく下落しているので、なにやらまた公的機関の大幅な売却が起こっているのかと連想させる。私は今回の下落はやや意図的な下落であると判断しているが、もう一段下げることもあるやもしれない。しかし底値は底堅いと見ているので心配は要らないだろう。

注:27日のNY(COMEX)は12月限になってますね。分かり難いかと思いますが、すいません。

推薦図書のご紹介

でっかく儲かる!資源株のすべて 泉雅浩/緒方史法著 アルケミックス 1500円

この本はこれから資源株を勉強しようという初心者でも分かりやすいと思います。ただ日本株についてまとめられている本なので中国株の参考にはならないかもしれません。私は日本株をまったくやったことがないので参考になりましたけど。分野は石油、石炭、鉄鋼、非鉄金属、電力、代替エネルギーとすべて網羅されています。是非ご一読を。

下げ止まらないNYダウだが・・・

■金融データ 7/27(金曜日)

【為替】(東京時間からNY時間終了までのレンジ)
ドル/円  ユーロ/ドル ユーロ/円
始値 118.68    1.3747    163.16
高値 119.29    1.3754    163.94
安値 118.03    1.3628    161.52
終値 118.63    1.3634    161.70

【NY株式・債券】
NY株式27日(終値)
ダウ平均   13265.47(-208.10 -1.54%)
S&P500    1458.95(-23.71 -1.60%)
ナスダック   2562.24(-37.10 -1.43%)
CME日経平均先物 17020(大証終比:-270 -1.56%)

米国債利回り(NY時間17:17)
2年債   4.493(-0.066)
10年債  4.757(-0.028)
30年債  4.932(-0.022)

【商品】
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=77.02(+2.07 +2.76%)
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=672.30(-2.80 -0.41%)

【経済指標結果】
*米実質GDP・速報値(第2四半期)21:30
結果 3.4%
予想 3.2% 前回 0.6%(0.7%から修正)(前期比年率)

*米GDPデフレータ・速報値(第2四半期)21:30
結果 2.7%
予想 3.4% 前回 4.2%(前期比年率)

*米個人消費・速報値(第2四半期)21:30
結果 1.3%
予想 1.5% 前回 3.7%(4.2%から修正)(前期比年率)

*ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(7月)23:00
結果 90.4
予想 91.2 前回 92.4

*下げ止まらないNYダウであるが、ややパニック売りの様相である。第2四半期のGDP(季節調整済み、年率)速報値は前期比年率3.4%増加と、昨年第1四半期以来の高い伸びを示したが、パニックは収まらない。これは売られすぎなのかもしれない。また、ロイター/ミシガン大学が調査した消費者信頼感指数確報値は90.4となり、速報値の92.4から若干下方修正されたもの、雇用および所得に対する楽観的な見通しを背景に、91.3を記録した2月以来の高水準となった。景気は反転し始めている傾向を示しているため株式市場は来週にかけて落ち着きを取り戻すだろう。

*同時に、住宅市場低迷が一段と深刻になっていることやサブプライムモーゲージの遅延問題は、消費者の明るい見通しに対して「非常に大きな」リスク要因である。また、住宅ローン金利の再設定が2007年末から08年初めにかけて増加することが予想されており住宅市場の問題は始まったばかりである。

*問題のドル円であるが、来週は反転すると予想する。ポールソン米財務長官の発言に見られるように「強いドルを支持する」ということはアメリカにとってドル高にメリットがあるのである。本当にドル安(急落)に振れる時は崩壊する時である。

この辺が勝負の分かれ道か

今日の香港市場は私が思っているよりも下げたが、来週はどうなるのだろうか。絶好の買い場とも言えるが、来週さらに売り込まれる展開となるのか、反転上昇するのか。この辺が勝負の分かれ道である。

私は今のところ、このまま大きく崩れるとは考えていない。過剰流動性は今までにないほど多い。そこへきてNYダウが買えないとなると資金の行き場は何処なのか、もう一度よく考えてみよう。さあ、何処で勝負をするのか決めるときなのだ。

NYダウ、暴落!

26日の米株式相場は、米国の住宅市場の冷え込みに伴うローン返済の焦げ付き増加で、金融機関の経営不安など信用に対する懸念が強まったために売りが加速し、急落した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は今年2番目の下げ幅となる311.50ドル(2.3%)安の1万3473.57ドルで終了、ハイテク株中心のナスダック総合指数も48.83ポイント(1.8%)安の2599.34で引けた。ダウ、ナスダックともに約1カ月ぶりの安値。

*住宅ローンの焦げ付き急増を受けた信用懸念の高まりから金融株が売られ、NYダウは大きく下落した。また、株式だけではなく商品も大きく売られリスク資産からの逃避が出ており、債権が買われている。為替も大きく円高ドル安に動いており円キャリの巻き戻しを連想させる。為替が落ち着かないと止まらないのかもしれない。ADRはかなり下げているのだが、今日の香港市場の下落は先日と同様限定的と見ている。冷静に状況を注視し行動するべきである。

株式投資とは未来を予測するゲーム

株式投資とは未来を予測するゲームである。もちろん、すべてを正確に予測することなどできることではないのだが。将来起こりうるビジョンをある程度想定できなければ投資することはできない。分からないのに投資を行うのは投資ではなく投機に近い。これでは計算することはできないし、不安でしかたがないはずである。

また、自分なりのターゲット株価を設定していない人も多いように思うが、これがないということは何処で降りるのかを決めていないことになる。これは状況に応じて伸びていく可能性もあるし、早まる可能性もあるのだが。非常に大事なことである。

では株式投資の醍醐味とは何か?それは自分の推理が見事に当たった瞬間にこそあると思う。投資とはこんなに楽しいものであったとは驚きである。

NY金、反落

ニューヨーク金先物相場は反落。ドルが対ユーロで過去1年間で最大の上げとなったことから、代替投資先としての金の魅力が損なわれ、金相場は前日に付けた11週ぶりの高値から下げに転じた。

*利益確定売りと考えられるが、荒れそうな感じはしない。それは急落する時は金ETFも同時に売られている場合が多いが、今回は逆に買われる展開であるため。正常な反応である。

*金ETF残高618.19トン+45.90トン(7/26現在)

急落したNYダウ

米国株式市場は大幅反落。デュポンをはじめとした企業決算が予想より弱い内容となったことを受け、住宅市場をめぐる懸念が一段と高まった。ダウ、ナスダック、S&Pは3月13日以来の大幅な下げ率となった。

S&P500種が前日比30.53ポイント(2%)安の1511.04で終了した。ダウ工業株30種平均は226.47ドル(1.6%)安の13716.95ドル。ナスダック総合指数は50.72ポイント(1.9%)下げて2639.86で終えた。

今日の香港市場は売られる展開となるだろう。今、キャッシュポジションの人は大きなチャンスである。ダウ銘柄も好決算の良いものは買われているようなので調整は短期間と見られる。さあ、どう動くか?

現在のポジション

今日は私にとっては一つの節目となる日であった。それはトータルの損益率が400%を越えた日であるからである。

2007年7月24日のポジション TTB 15.38
2628中国人寿保険 50000株 32.45HKD 62.08%
2899紫金鉱業   154500株  6.16HKD 36.41%
8035ワーサンガス 56000株  0.64HKD  1.37%
CP                        0.13%
  
トータル損益率404.28%
2007年損益率  29.63%

この一ヶ月半の間に随分と状況が変わった。それまでほとんど動きの無かったPFであるが、一気に息を吹き返してきた。動き出すと早いだろうと思っていたが、想像以上である。これからどういった道筋をたどっていくのだろうか。

カルパースの狙いは

米最大の公的年金である米カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)の2007年6月期のリターンは19.1%と、この9年で最高となった。外国株式とプライベートエクイティ(未公開株、PE)投資が好成績を上げた。

カルパースの発表によると、同ファンドの保有資産の評価額は約2500億ドル(約30兆2600億円)と、前年度末の2080億ドルから増えた。すべての資産クラスで、運用成績はベンチマークを上回った。

カルパースは過去1年間に商品投資や空売りを解禁し、中国やインドなど新興市場株への投資やPE投資拡大などでリターン向上を図っている。

*今後もカルパースの動きからは目が離せない。商品や新興国株投資のウエイトは次第に増えていくものと考えられる。

資源税について

昨日は資源税について質問があったので答えたいが、私はあまり気にしていない。国のこういった対策は短期的には株価に影響を与える可能性があるが、もし押し目がくるようなら買い向かうべきである。それだけ今後このセクターに利益が入ってくることを国が予想しているからこそ税金を科すわけである。企業に重大な影響を及ぼすほどの税金はかけない。なぜなら資源確保は国にとっても重大問題だからである。目先のことだけで状況を判断してはいけない。

もし銘柄を増やすとしたら

随分PFをいじっていないが、もし銘柄を増やすとしたらどうしようか。1月にこれから買う人は中国交通建設を中心に買うべきであると書いたが、私の想像以上に上げてしまった。正直、驚いている。

やはり銘柄増の筆頭は交通建設か?あとは不動産かな?筆頭は万科企業だが、私の場合は取引がUWだけなので買えないため富力地産か中国海外発展になる。

資源株でいくと江西銅業と湖南有色金属。そして忘れてはいけないのが石炭である。中煤能源と神華能源である。石炭は資源としてはあまり好きではないが、中国はとうとう石炭の輸入国となってしまった。今後の石炭価格の高騰は目に見えている。タイミング良く購入したいものである。

以上まとめてみたが私は実際は購入はしないのであしからず。

もし本当に強い相場であったとすると

NYダウ、香港市場、そしてA株市場もであるが、危ない危ないと言われながら上昇していく相場は本当に強いものである。フジマキジャパンの藤巻氏がそう言っていたが、正に実感している。私はNYダウを常に危ないと言い続けてきたが、一向に下げる気配を見せない。サブプライム問題が取りざたされようが、すぐに切り返して上昇に転じてきた。ひょっとしたらNYダウは本当に強いのではないだろうか。そう思い始めてきた。

A株市場も同様で回りが常に危険だと言いながら、物ともせずここまで来た。ようやく調整らしきものを経験したが、本番はこれからなのだろう。注目の香港であるが、やはり強さを感じる。一向に調整らしい調整がない。今月をこのまま乗り切ってしまうと息の長いテイクオフを始めるのかもしれない。もはや私が予想している年末H株指数13500ポイントは当たる気配はまったくない。15000ポイントをはるかに越えていくのかもしれない。恐ろしい相場になったものだ。

推薦図書のご紹介

世界新資源戦争 宮崎正弘著 阪急コミュニケーションズ 1600円

ロシアや中国の資源囲い込み戦略や反米イラン、ベネズエラなどの台頭による新資源戦争勃発。その行方はどうなるのだろうか。また、取り残される日本の将来は?今、置かれている現状を把握するのには最適の一冊と言える。

先週の金価格

7月  London  NY(COMEX)
16日  666.00  666.30
17日  666.50  665.90
18日  666.75  673.70
19日  674.50  678.10
20日  681.60  684.70

平均  (661.17)

*今週は金ETFの買い込みと同時に金価格は急進。紫金も引きずられるように急上昇している。そろそろ利益確定の売りに押されるころであるが、下値余地は限られると思われる。下げたところで金ETFの押し目買いが再度見られるようなら理想的といえる。

ニュースに翻弄される個人投資家

昨日のNYダウは再び大きく下落した。今回はサブプライム問題に終始したようである。しかし、上げたり下げたり荒っぽい動きだ。実際どちらに動こうとしているのか分かり難い。常識的に考えればNYダウの上値はあったとしても限られる。サブプライム問題の存在を考えれば一旦売っておくのが自然な流れと言える。そう言いながら最高値を更新していくから株というのは分からない。

リスク資産からの回避に伴い債券は買われ利回りは低下した。また、ドル売り円買いが加速し、いくつかの節目をブレイクしてしまったようだ。為替の動きはやや注意が必要。さらに、ドルの動きに連動するように金価格も上昇を続ける。少しずつであるが、資金の流れが商品に傾きつつあると思われる。

今後はどうであろうか?やはりNYダウは厳しいのではないだろうか?とはいってもまだ急激に下げるとは思ってはいないが、ボックスに入るかやや下げ基調といったところか。商品のほうにシフトする傾向が強くなると予想する。

あとはNYダウと香港市場との連動性であるが、これから年末にかけてはやや薄らいでいく傾向を示すと予想している。最近そう感じる時が時折あるのだが、この傾向は気のせいではないと思っている。

旧ブログのカウンターが・・・

最近気がついたのだが、旧ブログである中国株で資産形成(覚醒篇)のカウンターが結構回っていることに気がついた。意外と古いほうにもアクセスする人がいることに驚いた。後から振り返るための日記帳代わりだから消す予定はないが、わりとくだらないことも書いていることに気がつく。これから中国株を始めようという人には今後の参考にはなるのかもしれない。時には過去を振り返ることも重要だと感じる今日この頃である。

金ETFのロケットスタート

昨日書き忘れたのだが、昨日も金ETFは順調に買われている。今朝見てみたら更に大幅に買われだしている。680ドルに近づこうかというレベルにも関わらず追撃買いが止まらない。これは本物か?問題はこの買いが年金基金によるものなのか?それともヘッジファンドによるものなのか?それが問題であるのだが・・・。

*金ETF残高616.19トン+45.90トン(7/20現在)

金価格の底は640ドルだったのか?

先月の640ドルを指してから反転してきたゴールドであるが、あれが底だったのだろうか。その後金価格は上昇を続けているが、その間にニューモント・マイニングのヘッジ外しのニュースなどもあり話題を集めた。また、金ETFの継続的な買いが入っていることもあり、底であったという意見は現実味を帯びてきた。

そうなると気になるのは世界の金売りヘッジポジションはどれぐらいあるのかということであるが、1241トンあるらしい。これが急速に買い戻されると物凄いことになるが、いつかは現実となるわけである。今はそれが公的機関の金売却などによってある程度止められている状態である。

バーナンキFRB議長発言

・インフレ上振れリスクが政策運営上最大の懸念。
・コアインフレは物価基調の掌握に適切な指標。
・07年コアインフレは2.00-2.25%の見通し。
・08年コアインフレは1.75-2%の見通し。
・米経済、07年下半期は緩やかなペースで拡大。
・08年の成長は基調ペースに近づく。
・07年の成長率2.25-2.50%に下方修正。
・08年の成長率2.50-2.75%に下方修正。
・サブプライム住宅ローン問題は深刻化。
・07年の失業率4.50-4.75%の見込み。
・08年の失業率は4.75%程度を予想。
・商品先物市場は原油の更なる上昇を見込んでいる。しかし、この先数年で落ち着く。
・中国にはインフレの問題があり、為替の固定は金融政策運営を困難にする。
・住宅需要が安定しても依然として過剰在庫の問題が残る。見た限り、住宅市場の個人消費への影響は見られていない。しかし、注意は必要。
・第1四半期GDPは一時要因が押し下げ、第2四半期は3%近くになる。
・米経常赤字は当面持ちこたえられる、米市場は厚く流動性ある。
・全体のインフレも懸念。
・エネルギー価格急騰続く見込み少ない。

*インフレ上振れリスクが政策運営上最大の懸念とコメントしているように最大の問題である。また、「サブプライム住宅ローン問題は深刻化」と述べたことから、ドル売りが強まった。この問題が経済全体に波及するかどうかが争点になる。

Newmont Miningの金鉱山再開発計画

Newmont Miningは、7月10日、総額10億US$(11.6億A$)の転換社債を発行し、Boddington金鉱山(西オーストラリア州、Newmont社権益66.67%、Anglogold Ashanti社33.33%)、Yanacocha金鉱山(ペルー)等の開発に充てることを明らかにした。

Boddington金鉱山は、オーストラリア国内では、Super Pit金鉱山(Newmont社-Barrick Gold社JV)、Telfer金鉱山(Newcrest社)に匹敵する大規模金鉱山と言われる。1987~2001年の間に露天採掘によって5百万ozの金が酸化鉱から回収されていた。今回の再開発は、低品位の硫化鉱を坑内採掘するもので、開発費用は20億A$と見積もられている。

*一昔前の金価格が低迷していたころではこういった開発は絶対にできない。採算が合わないからであるが、一頃は金価格低迷のため多くの鉱山が閉山に追い込まれていった。しかし現在の金価格であればコストのかかる低品位鉱の開発もできるようになってきている。しかし今後も金価格が上昇していくという前程でなければ大きな投資を行うことはできない。Newmont Miningのような大手がこういった投資を行うということは非常に大きな意味を持つ。

*今日は紫金鉱業が大きく下げているが、下げたところは丁寧に拾っていきたいところである。

金ETFは8月10日に

大阪証券取引所は17日、金価格に連動するETF(上場投資信託)を来月10日に上場すると発表した。株価指数以外に連動するETFが上場するのは国内初。大証は取り扱い商品の多様化で個人や海外の投資家などの利用拡大を図る考えのようだ。上場するのは野村アセットマネジメントが設定・運営する「金連動ETF」。

*先日、金ETFの日本登場は今秋と書いたが、8月10日であった。訂正いたします。今日の日経新聞の夕刊にも載っていたが、ニュースとしてもそれなりのインパクトがあったようである。

*どうも継続的に金ETFに買いが入り始めているようである。606.71トン+45.90トン(7/17現在)

ロンドン原油1バレル、78ドル突破!

16日午前のロンドン市場の原油先物相場は、昨年8月9日以来初めて1バレル、78ドルを突破した。製油所が補修のため操業を停止することで北海からの供給が限定されたことに加え、ナイジェリアでの暴動により原油輸出が減少したことが背景にある。まさかここまで来るとは予想外の出来事である。今晩のWTIはどうなるのだろうか?商品の動きが活発になってきた感がある。

それに対してNYダウのほうは決算発表が本格化するなか、好決算を受けて株価が一段高になる、との強気の見方が出ている。依然としてイケイケドンドン的流れは続くのか?香港市場にとっては良い状況が続くことになりそうである。また、今日はいたって冷静な相場であったと思われる。しばらくはこのままのほうが理想的と言えるのではないだろうか。

推薦図書のご紹介

「中国株式市場の真実」 著者 張志雄/高田勝巳 ダイヤモンド社 2400円
中国株式市場の実態を書き下ろした問題作。特に本土市場の実態と政府との関わり、不正会計の問題など、ユーロアジアの不正会計の例も出ている。まだ読み始めたばかりであるが、中国株投資家には必見の一冊であろう。

今週の香港は・・・

HSCE.png


う~ん。これで安心して上げていくとは言わないよな。調整は必至と言えるが、明日は買われると思う。なんらかのきっかけで調整が始まるのかもしれないが、NYダウのように予想に反して買われ続けることも否定はできない。

H株指数RSIは77.75、一時期よりはましだが、今週上げ続けると80をはるかに越えていくだろう。危険水域であることは確かである。年初来騰落率は27.78%、これは私の今年の成績に近い。金融セクターに対する連動性の高さがよく分かる。

今後の非鉄金属価格は?

8000ドルを越えていたLME銅価格も利益確定売りにより、8000ドルを割り込んでいる。今後の動きはどうであろうか?銅在庫は急速に減少しており、需給関係ではチリ鉱山ストの可能性などから、さらに供給が逼迫する可能性が出てきている。現状を考えると銅価格は高止まりの可能性が強く、江西銅業の株価に対してはポジティブに働くものと考えられる。また、AH株価差(1.70倍)の大きい江西は上値余地がかなり大きいものと考えられる。

しかし、気をつけるべき点はニッケルに見られるように、ここ最近急速に下落している金属もあるということである。ニッケルはベースメタルというよりもレアメタルに近い金属で需給関係は厳しい金属であるため価格高騰になりやすい。また、市場規模がそれほど大きくないため投機や価格操作に陥りやすい。銅価格にも同様のことは起こりうるので常に注意が必要である。