非鉄金属相場は年末にかけて崩壊か?
米金融業界では、金属供給の拡大ペースが需要を上回るとの見方が強まっている。米ゴールドマン・サックス・グループや米JPモルガン・チェース、仏ソシエテ・ジェネラルなどは、商品相場の活況が終息の兆しを見せているとして警戒している。
銅取引会社、米リゾルブド(アリゾナ州)のデービッド・スレルケルド社長は「現在の商品相場はまさにバブル状態だ。膨大な量の銅在庫がある」と指摘する。
世界最大の銅消費国である中国の第1四半期(1-3月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比11.1%となったことを受け、同国が利上げや融資削減を通じて投資抑制を目指していることなどから、弱気筋は金属消費が後退する可能性が高いとみている。
モルガン・スタンレーのチーフエコノミスト、スティーブン・ローチ氏は、米景気の減速に加え、実需筋を中心に歴史的に割高な銅やニッケルから代替原料への切り替えが模索されていることも需要の後退につながっているとみている。
ブルームバーグがアナリスト12人を対象に実施した調査の中央値では、銅相場は現在の1トン当たり約8000ドルから30%下落し、第4四半期(10- 12月)には平均5650ドルになると予想されている。また、ニッケルと鉛相場は4日に付けた過去最高値から約50%下落するとみられている。
*銅にしてもニッケルにしても今や絶好調なのだが、実際これらの価格が、下落するかどうかはすべて需給に関わっている。確かにアメリカの需要は減少しているのだろうが、中国はどうなのだろうか?これは今の段階でははっきりとは分からない。今後は銅在庫を注意深くチェックしていく必要がある。
銅取引会社、米リゾルブド(アリゾナ州)のデービッド・スレルケルド社長は「現在の商品相場はまさにバブル状態だ。膨大な量の銅在庫がある」と指摘する。
世界最大の銅消費国である中国の第1四半期(1-3月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比11.1%となったことを受け、同国が利上げや融資削減を通じて投資抑制を目指していることなどから、弱気筋は金属消費が後退する可能性が高いとみている。
モルガン・スタンレーのチーフエコノミスト、スティーブン・ローチ氏は、米景気の減速に加え、実需筋を中心に歴史的に割高な銅やニッケルから代替原料への切り替えが模索されていることも需要の後退につながっているとみている。
ブルームバーグがアナリスト12人を対象に実施した調査の中央値では、銅相場は現在の1トン当たり約8000ドルから30%下落し、第4四半期(10- 12月)には平均5650ドルになると予想されている。また、ニッケルと鉛相場は4日に付けた過去最高値から約50%下落するとみられている。
*銅にしてもニッケルにしても今や絶好調なのだが、実際これらの価格が、下落するかどうかはすべて需給に関わっている。確かにアメリカの需要は減少しているのだろうが、中国はどうなのだろうか?これは今の段階でははっきりとは分からない。今後は銅在庫を注意深くチェックしていく必要がある。
スポンサーサイト