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アリババ・ドット・コム ナスダックまたは香港取引所への上場を計画

北京(ウォール・ストリート・ジャーナル)中国の阿里巴巴(アリババ)グループが中核の企業間電子商取引(BtoB)部門のニューヨークまたは香港への上場を計画している、と事情に詳しい関係者が明らかにした。

米ネット検索大手ヤフー(Nasdaq:YHOO)が40%保有するアリババは、BtoB部門アリババ・ドット・コムのナスダックまたは香港取引所への上場を計画している、と同関係者は述べた。同グループにとって最大の収益源であるアリババ・ドット・コムは、インターネットを活用して中国や海外のメーカーとその製品の潜在的買い手との売買を仲介している。

アリババは4月に米ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)とモルガン・スタンレー(NYSE:MS)を株式公開の引受主幹事に起用した、と同関係者は明らかにした。公開計画の内容に詳しい関係者は、調達額は8億ドル前後、公開時期は7-9月期と想定していると明らかにした。

*昔、ナスダックで投資していたころヤフーを持っていたが、アリババが上場するようだったらぜひ買いたいと思っていたものである。そのアリババのIPOには非常に興味があるが、果たして上場するのはナスダックだろうか香港であろうか。
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ベネズエラ大統領 IMF、世界銀行脱退を表明

ベネズエラのチャベス大統領は4月30日、国際通貨基金(IMF)と世界銀行からの脱退を表明した。同国は石油収入を背景に反米左翼外交を強めている。脱退により主要国グループからの干渉を避け、経済の自主運営を目指す。大統領は、90年代に自由主義経済改革を中南米諸国に押しつけた結果、貧困層の生活がより苦しくなったとして、両機関と米国を敵視する発言を繰り返してきた。

*欧米の銀行家達は新興国に頻繁に融資を行ってきたが、もともと返せるめどはたっていないのだ。もともと不換紙幣だから金利さえ半永久的に払ってくれればよいわけである。これでは融資を受けるほうはたまったものではない。せっかく資源の取れる国なのに利益は金利でほとんど持っていかれてしまう。ナイジェリアが典型的な例で国内はまさに貧困に喘いでいる。このまま反米勢力が台頭してくるようだとドル売り圧力となる。

戻っていた金ETF

残高が600トンを割り込んでいたstreetTRACKS Gold Sharesであるが、どうやら戻しているようである。先週6トンほど売られていたのだが、昨日7トンほど買い戻されている。下げ止まりつつあると見ても良いのかな。そういえば日本でも金ETFが夏ごろには登場すると聞いていたがあの話はどうなったのかな?

*金ETF残高607.06トン+44.71トン(5/1現在)

ブレーキの壊れたダンプカー

中国アルミは30日、取引初日となった上海証券取引所で株価が公開価格の3倍になった。終値は18.51元と、公開価格の6.6元から上昇。香港上場株の2倍に相当する水準となり、時価総額ベースで中国7位の企業となった。

シティック・プルデンシャル・ファンド・マネジメントのファンドマネジャー、ルー・イーチェン氏は「チャルコの現在の株価は、過大評価されていることを示している」と指摘。「アルミ業界のファンダメンタルズはさほど良くない」と述べた。

チャルコの上海上場株はこの日一時、20.07元に上昇。香港上場株は前日比 0.4%安の9.29香港ドル(約9.15元)だった。過去1年間の上昇率は21%。中国本土の株式相場のPERは39倍と、香港の16倍、インドの25倍、日本の24倍を上回っている。

シェンイン・ワングオ・セキュリティーズのアナリスト、レン・ユンヘ氏は「中国株相場は理性を失いつつある」と指摘。「わたしは、自分の相場予想が非常に楽観的だと思っていたが、結果的にはそれをさらに上回って上昇している」と語った。

*ブレーキの壊れたダンプカーとは昔スタン・ハンセンのことを言っていたのだが、正に今のA株はこれに相当する。資源をやっている人なら分かると思うが非鉄金属の中ではアルミは需給が最もしっかりしていて価格高騰が最も緩やかである。したがっていきなり2倍、3倍になる業種ではない。この買われ方は異常である。