FRB議長に真っ向から反対

バーナンキ議長は先月、インフレが悪化する可能性が高まっていると警告した。しかしゴールドマンなど3社のチーフエコノミストは、この10年で最悪の状況にある米住宅市場によって米経済はリセッションに陥る可能性があり、消費者物価を抑えると指摘した。金融当局は年内に少なくとも3回の利下げを実施すると予想する。

FRBが4月11日公開したFOMC議事録(3月20~21日開催)によると、FOMCメンバーは住宅市場が経済全般にわたって影響を与えている兆候はないとしている。これに対しゴールドマンのチーフエコノミスト、ジャン・ハッチウス氏はインタビューで、バーナンキ議長は「住宅投資と経済全般の連関」を見落としているとした上で「住宅市場の低迷は何にも増して重大だ」と語った。同氏は当局が今年3回の利下げを実施し、政策金利を現行の5.25%から4.5%に引き下げると予想した。

UBSのチーフエコノミスト、モーリー・ハリス氏は「住宅価格は最大10%下落する可能性がある」と述べる。だが金融当局の調査は同氏の見方とは異なる。FOMC議事録では「米国の大半の地域で住宅需要安定化の兆しが見られる」と説明した。議事録は利下げのヒントは全く示しておらず、「インフレを抑制するためには一層の利上げが必要になるかもしれない」としている。

*意見が真っ向から対立しているが、エコノミストの言っていることが正しいように思える。しかし当局者は利上げをしたいのではないだろうか。ECBも日銀も利上げを継続中であり、アメリカとの金利差が縮小しつつある現在、国際資金の今後の流れに懸念が出始めているのではなかろうか。ユーロに対してのドルの弱さは更に強まり基軸通貨としての機能そのものに影響し始めるとドルの暴落に繋がってしまう恐れも出てくる。アメリカはドル防衛を最優先し、利上げを行いリセッションには目をつむるのであろうか?
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人民元の切り上げは加速するのか?

人民元は年初来、対ドルでわずか1.3%の上昇となっているが、大方のアナリストは、巨額な貿易黒字や根強い資本流入を背景に人民元の上昇圧力が高まることから、相場の上昇ペースは加速するとみている。

JPモルガンのエコノミストは、人民元が2007年末までに1米ドル=7.0元に上昇すると予想しており、リサーチノートの中で「基本的に、人民元のより速いペースでの上昇は、全般的な金融引き締め措置の一環として不可欠であり、われわれは依然として相場の上昇ペースが加速するとみている」と述べた。

人民元は、中国人民銀行が30日の人民元の基準値を1米ドル=7.7055元に設定したのを受けて、1米ドル=7.7066元付近で小動きとなっている。基準値は切り上げ後の最高値である。

*この見方はかなり過激である。今のレベルから10%程度切り上がる計算になるが、これぐらいはやらないと抜本的に改善することは難しいだろう。ありえないことではない。金融セクターからは目が離せない。

5月相場はどうなる

さて4月も今日で終わりである。早いものだ。1年の3分の一が終わってしまった。今年はスタートからこけてしまって私はほとんど前に進んでいないのだ。5月相場はどうなるのであろうか。

まずNYダウであるが、米政府が発表した1-3月のGDPの実質成長率は前期比年率換算で1.3%と約4年ぶりの低水準であった。同時にインフレは上振れ傾向が強まった。景気の下振れリスクと物価上昇リスクが同時に拡大、金融政策の難しさが増してきた。5月4日発表の雇用統計は翌週のFOMCの判断を占う材料となる。市場の関心は業績から金融政策へと移る。

FF金利は現状維持だと思われるが、変更されるようだと大きな動きがあるかもしれない。5月はヘッジファンドの利確時期と重なるため一般に下落すると見られているが、FOMCの判断がネガティブに捉えられると輪をかけて大きく下落することも考えられる。また過剰流動性資金は行き場を失っており、収まる場所を探していると思われる。そのため予想に反して下げない可能性も考えられる。予想通りに動かないのが相場である。

中国本土市場はどうだろうか。中国は予想通り金融政策を打ち出してきた。中国人民銀行は5月15日から預金準備率0.5ポイントを引き上げると発表した。一番簡単な政策と言えるが、今回の引き上げで預金準備率は11%となる。中国国内は積みあがる外貨準備高により通貨が溢れかえっている。その資金は株高や不動産高を引き起こしている。当面この動きは止まりそうもないが、いづれ大きな問題になることは頭に入れておくべきことである。本土市場は今しばらく上昇か?

香港市場はどうだろうか。香港はNYダウと本土市場の影響で上下するだろうと思われる。例年通りであれば5月は下落するのが一般的と思うが、状況が相反する中、このまま通り過ぎていくのでは?と考えている。正直5月は上がる可能性、下がる可能性、5分5分と見ている。

A株の好調はどこまで続く

中国証券業関係者は、今のペースで行くと、 2008 年北京五輪の直前に、上海総合株価指数が 5000 ポイントに達する可能性が高いものの、北京五輪後 2008 年 9 月から 2010 年 8 月までの間に、中国の株式市場がかろうじて強気相場を維持しながら、熱い投機ムードの中で弱気市場に入ると見ている。(銀行員.com引用)

*根拠がどの辺にあるのかが問題だが、私にとってはこのシナリオは都合が良い。実際どうなるかは分からないが、じっくりと注視していきたい。

先週の金価格

4月  London  NY(COMEX)
23日  688.70  694.20
24日  688.40  687.70
25日  684.00  687.60
26日  673.00  678.20
27日  677.50  681.80

平均 (679.62)

*大方の予想とは裏腹に下落に転じたゴールドであるが、反転といってよいのだろうか。随分荒っぽい動きだったが・・・。

いよいよ、ゴールデンウィーク!

いよいよ今日から大型連休に入った。私も5月6日まではのんびりするつもりである。なお5月3日、4日は京都へ旅行のためブログは休止となります。今回は慌てて手配したのでホテルが取れないかと思いましたが、なんと一軒だけ空いてるホテルがあるじゃありませんか。どこだ?アパビィラホテル京都駅前?えっ?これってあの?まぁいいか!クリック、クリック。ということで無事ホテルも予約でき、新幹線のチケットも取れ、レンタサイクルも予約が終了し、あとは当日を待つのみ。久しぶりの京都です。

冴えないニューモントの決算

産金大手の米ニューモント・マイニングが26日発表した2007年1-3月(第1四半期)決算は、前年同期から67%の減益となった。操業を開始したばかりのネバダ鉱山での費用や廃石除去経費がかさんだことが利益を圧迫した。

同社の発表資料によると、純利益は6800万ドル(1株当たり15セント)と、前年同期の2億900万ドル(同47セント)から大幅に減少した。ブルームバーグがまとめた11人のアナリスト調査の1株当たり利益予想平均は24セントだった。売上高は前年同期比11%増の12億6000 万ドルだった。

同社はガーナとウズベキスタンでの産出量減少を受けて3回にわたり売上高見通しを下方修正したことから、株価は昨年15%下落した。

現金費用は前年同期比53%と急増し、オンス当たり421ドルだった。同社のウェイン・マーディ最高経営責任者(CEO)は2月22日に、新規の3鉱山での生産拡大を進めるにつれ、2007年上半期は恐らく引き続き「難しい」時期となる見込みだと明らかにしていた。同社は昨年、これらの鉱山での生産を開始した。

*こんな状況になっているとは知らなかった。これでは参考にならない。おもっきり下げるようなら買いかもしれないが、今のところは興味なし。

ここまで来たか!NYダウ

25日のNY株式市場は大幅続伸し、ダウ平均株価の終値は前日比135・95ドル高の1万3089・89ドルと、終値としての史上最高値を更新した。

終値が1万3000ドルを突破したのは初めてで、一時は、1万3107・45ドルまで上昇し、史上初の1万3100ドル台に乗せた。

専門家の見方(カンター・フィッツジェラルドの米市場ストラテジスト、マーク・パドゥ氏)
1万3000ドルの水準はメディア以外にはさほど意味がない。抵抗線の1万3141ドルが目標となってきており、1万3000ドルは節目に過ぎない。

これまで市場をけん引してきた企業決算の発表が終わりに差し掛かっていることは注目すべき点である。決算発表の終了を背景に5月には下落するだろう。また5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)をめぐる懸念も高まってくるだろう。強気な局面における上昇が最終段階にあるとみる。

*真っ当な意見である。ここまでよく上昇したものである。流石に頭打ちになると思うが・・・。

過熱感強まるA株市場

過熱感強まるA株市場であるが、ほとんど押し目が無いままに上昇を続けている。さすがに高値警戒感が出ているようだが、当然である。このまま行くとは思えないがどういう道筋を辿っていくのだろうか?調整は時間の問題であろうが、その程度は?期間は?いかほどであろう。溢れかえる資金の行き場がないのは分かるが、政府としても対策を急がなければ危ない。新規IPOで資金を吸収する作戦もまだ功を奏していない。今後もIPOは頻発していくであろうが、割り当てを多く頂戴できる人寿は棚ボタである。思わぬ恩恵を得られるかもしれない。

中国人寿保険のシティへの株式売却報道

中国最大の保険会社、中国人寿保険の株価は24日の取引で上昇した。同社が株式の一部を米銀最大手のシティグループに売却するとの一部報道や、23日発表した2007年1-3月(第1四半期)決算で、純利益が89億元(約1366億円)となったことが好感された。

上海証券取引所での同社の株価終値は前日比2%高の37.62元。一時、 8.4%高となった。香港証券取引所では、前日比1%高の25.30香港ドルで終了した。

24日付の香港紙、香港経済信報は、中国人寿保険が株式の最大19.9%をシティグループに売却する計画だと報じた。情報源は明らかにしていない。同社が23日発表した07年第1四半期決算は未監査のもので、前年同期の数字は明らかにしていない。

国泰基金管理で1億2700万ドル相当の運用に携わる張順泰氏は「株式売却の観測があるなかでも、人寿保険の株価上昇には、依然としてファンダメンタルズ(基礎的諸条件)が寄与している」と指摘。「堅調な株式相場や保険料収入の急速な拡大が同社を支えている」と述べた。

*シティグループのような勝ち組グループに株式を売却するということは株価は堅調に上昇するということだろう。しかし人寿のシティのレーティングって確か酷い評価してなかったか?人為的に株価を押さえるためのレーティングだったってことか。

高い中国の潜在成長力

バークレイズ・キャピタルが23日に発表した調査結果によると、アジアの資産運用市場では、向こう2年間、中国の潜在成長力が最も高くなる見通し。同調査は、資産運用会社73社に実施した。

また、同調査によると、資産運用会社は、向こう2年にヘッジファンドなどオルタナティブ(代替)投資を増やすよう顧客に推奨する方針。

回答者のおよそ81%は、中国圏で運用される資産の額が、向こう2年間に年16%以上のペースで増加すると予想した。昨年の調査では、こうした強気の見方を示したのは65%にとどまっていた。一方、インドの潜在成長力については、昨年ほど強気な見方ではなかったという。

バークレイズ・キャピタルで日本を除くアジアのインベスター・ソリューションを担当するピーター・フー氏は「中国への見方がインドより強い。両国とも見方は明るいが、中国のほうが強めだ」と話している。

また、資産運用会社の52%は向こう2年でヘッジファンド投資の割合を増やすと回答しており、代替投資への意欲が高いことが分かった。

*もちろん、私も中国の潜在成長率は計り知れないと考えている。だからこそポジションを取っている訳である。しかしこれだと今後の中国株式市場への資金流入は更に加速していくということになる。ここまでの上昇率もかなりのものであるが、ここから更に加速していくと考えられないレベルに到達するが・・・。

NY金、8週続伸か?

今週のニューヨーク金先物相場は、8週続伸の予想。アジアの経済成長によりインフレヘッジ手段としての金の需要が拡大しそうである。

ブルームバーグが19日と20日に世界のトレーダーや投資家、アナリストら 30人を対象に実施した調査によると、15人が金の買いを推奨した。ニューヨーク商業取引所COMEX部門の金先物相場は先週、0.9%上昇し、20 日の終値は1オンス当たり695.80ドルであった。金の売りを推奨したのは7人、中立姿勢を示したのは8人。

中国国家統計局が19日発表した同国の第1四半期(1-3月)の国内総生産(GDP)成長率は11%と、5四半期連続で10%を上回った。一部投資家はインフレ加速に対するヘッジ手段として金を購入する。

*今週のゴールドは続伸の予想である。700ドルは突破ということになりそうであるが、そう簡単にいくだろうか。

今週の米経済指標はどうなのか?

今週発表の米経済指標は、ほぼ30年ぶりの長期的な住宅不況の影響により、1-3月期の成長率が5四半期ぶりの低水準にとどまった様子を示す見通しである。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想(中央値)によると、商務省が27日発表する1-3月期の国内総生産(GDP)の速報値は、前期比年率1.8%増と、2005年10-12月期以来の低成長にとどまる見込み。昨年 10-12月期(確定値)は同2.5%増だった。

それでも1-3月期は、住宅建設や企業投資の落ち込みを個人消費の拡大が補った。今週発表される3月の新築住宅販売や耐久財受注も増加の勢いが増した様子を示す可能性がある。米国の四半期ベースの景気拡大は6年目に入っている。

ワコビアのシニアエコノミスト、マーク・ビトナー氏は「年央にかけては、住宅セクターが引き続き米経済の主な足かせになる」と指摘。その上で「4-6月期および下期には成長が若干加速した状況が見られる可能性が高い」と語った。

*GDP値は1~3月で底打ちして反転すると言っているのか。それで先を見越してNYダウは上昇を始めていると考えてよいのか?

先週の金価格

4月  London  NY(COMEX)
16日  686.50  694.50
17日  688.00  692.50
18日  688.75  693.30
19日  681.90  698.30
20日  691.40  695.80

平均 (677.33)

*690ドル台で落ちついてきたゴールドであるが、この間買われていた6トンの金ETFは売られていた。短期での売買も少しは行われているようである。さて今週はいよいよ700ドルの大台を突破と予想する。

突き抜けるNYダウ

【NY株式】
NY株式20日(NY時間17:00)
ダウ平均   12961.98(+153.35 +1.19%)
S&P500    1484.35(+13.62 +0.92%)
ナスダック   2526.39(+21.04 +0.83%)
CME日経平均先物 17625(大証終比:+215 +1.23%)

【商品】
NY原油先物5月限(WTI)(終値) *最終売買日
1バレル=63.38(+1.55 +2.51%)
     6月限(WTI)(終値)
1バレル=64.11(+0.79 +1.24%)

NY金先物6月限(COMEX)
1オンス=695.80(+7.50 +1.09%)

*ポールソン米財務長官は20日、サブプライム住宅ローンの不履行増加問題や住宅市場、米経済について以下のように発言した。

◎サブプライム問題について:「経済リスク、マクロ経済リスクの面で見て、深刻な問題になっているとは思わない。サブプライム市場だけの問題として封じ込まれると思う」

◎住宅市場の低迷について:「確信するには時期尚早だが、すべての兆候は住宅市場が底入れか底に近いことを示唆している」

◎米経済について:「米経済はより持続可能な成長率に移行することに成功したと思う。米経済は非常に健全で、バランスが取れている」

*明らかに株高に導いているように思える。これは更に買われていくのかもしれない。当面は素直に乗るべきと判断。もちろん香港市場も同様である。

NYダウの連騰は正常と言えるか?

■金融データ 4/19(木曜日)

【為替】(東京時間からNY時間終了までのレンジ)
   ドル/円    ユーロ/ドル   ユーロ/円
始値 118.68     1.3609     161.51
高値 118.68     1.3621     161.51
安値 117.61     1.3561     159.62
終値 118.48     1.3612     161.29

【NY株式・債券】
NY株式19日(NY時間17:31)
ダウ平均   12808.63(+4.79 +0.04%)
S&P500    1470.73(-1.77 -0.12%)
ナスダック   2505.35(-5.15 -0.21%)
CME日経平均先物 17450(大証終比:+60 +0.35%)

米国債利回り(NY時間17:45)
2年債   4.635(+0.000)
10年債  4.664(+0.014)
30年債  4.833(+0.018)

【商品】
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=61.83(-1.30 -2.06%)
NY金先物6月限(COMEX)
1オンス=698.30(-5.00 -0.72%)

*どんどん上昇していくNYダウは正常と言えるのか?さして買われる理由も無いように見えるのだが。最近では上昇に慣れてきてしまった。私はNYダウ対しては弱気なのだが、何処吹く風でものともせず上昇している。高所恐怖症になりそうだ。金価格のほうは気がついてみれば700ドル間近まで来ているではないか。今晩はどうなるかな。

中国株式市場、高いGDP成長率に大きく下落

香港株式市場では、ハンセン指数が下落、5週間ぶりの大幅安となった。中国は景気過熱を抑えるために利上げを実施するとの観測が浮上した。

中国国家統計局が19日発表した同国の第1四半期(1-3月)の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比11.1%と、予想を上回った。これを受けて、利上げ観測が強まった。

大和証券投資信託委託(香港)で9億5000万ドル相当の運用に携わるジョン・コー氏は、投資家らの間で力強いGDPが追加利上げにつながると懸念されていると述べ、「最大の懸念材料は、政府が景気を沈静化するためにどのような方法をとるかで、それは誰にもわからない」と語った。

中国株式市場では、CSI300指数が7週間ぶりの大幅安となった。この日の取引終了後に発表される中国の1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP)統計で、GDPは予想以上に強く、利上げにつながるのではないかとの懸念が広がった。

ICBCクレディ・スイス・アセット・マネジメントで11億ドル相当の資産運用に携わるチャン・リン氏(北京在勤)は「市場は、GDPなどの経済指標が予想を上回り、当局に利上げを促すのではないかと懸念している」と指摘。「相場が大きく上昇してきたことから、それが絶好の売り口実となっている」と説明した。

*確かに高すぎるGDPであるが、それは分かっていたことだとも言える。これが理由でさらに下げていくとは思えないのだが。

売りに押されるゴールド

ニューヨーク金先物相場は反落。6週間続いた上昇局面で上値警戒感が強まり、11カ月ぶり高値から押し下げられた。

金は3月2日から前日にかけて7.8%上昇。前日は昨年5月12日以来の高値に相当する1オンス当たり694.50ドルで引けていた。相対力指数(RSI、7営業日ベース)は前日の段階で70に達し、市場では価格下落が近い兆候と受け止められた。

ハドソン・リバー・フューチャーズ(ニューヨーク)のカルロス・ペレスサンタラ社長は、「金は11カ月ぶりの高水準にあるため、警戒されている」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相場6月限は前日比2ドル(0.3%)安のオンス当たり692.50ドル。

*当然売り圧力は強いものと見ているが、この価格帯で金ETFの追撃買いが入っていることに注目。

*金ETF残高612.30トン+44.71トン(4/18現在)

NYダウの復活

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値       12720.46(+108.33)

前営業日終値    12612.13(+ 59.17)

ナスダック総合<.IXIC>

終値        2518.33(+26.39)

前営業日終値    2491.94(+11.62)

S&P総合500種指数<.GSPC><.SPX>

終値        1468.47(+15.62)

前営業日終値    1452.85(+ 5.05)

*米国株式市場は続伸し、2月下旬に始まった世界的株安局面での大幅な下げを完全に回復した。S&P500は6年半ぶり高値を付け、ダウは2月20日に付けた過去最高値まであと75.5ドルまで迫った。3月の小売売上高がエコノミスト予想を小幅ながら上回ったことも、株式市場の支援材料となった。プリンストン・フィナンシャル・グループのプレジデント、アンドレ・バコス氏は「市場は、モーゲージの問題で消費者関連でバブルがはじけると予想してきているが、そうはならないだろう」と述べた。NYダウがここまで回復することを予想できた人がいるだろうか。余程お金の行き場がないと見える。当面はこのまま行くと予想する。

ゴールドは7週続伸か?

今週のニューヨーク金先物相場は、7週続伸しそうだ。ドル相場の下落で代替投資先としての金の投資妙味が高まるとの観測が広がっている

ブルームバーグが12日と13日に世界のトレーダーや投資家、アナリストら 35人を対象に実施した調査によると、24人が金の買いを推奨した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相場は先週、1.5%上昇し、13 日の終値は1オンス当たり689.90ドルだった。金の売りを推奨したのは3人、中立姿勢を示したのは8人だった。

*高値警戒感が出てきて良いころだが、ばかに強気な人が多いな。売り圧力が強いと思うが、それをこなして700ドルの大台に到達して欲しいもの。700ドル越えは精神的節目として大きい。また紫金などの金鉱株上昇のきっかけとしては重要。

先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
09日          676.90
10日   677.40   681.50
11日   678.20   681.70
12日   677.25   679.70
13日   681.75   689.90

平均  (671.59)

*ゴールドは670~680ドル前後の値固めかできたのではないだろうか。そろそろ700ドル突破といきたいところ。今月突破と考えているのだが、最近の相場はばかに落ち着いていて気味が悪い。

8000ドルを目前に足踏みの銅価格

何処まで下がるのか分からなかった銅価格だがよくここまで短期間で戻したものである。銅在庫の減少を見ると中国需要が旺盛なのが伺える。やはり中国自身は自国の在庫を消費して輸入を抑えていたことが見て取れる。そのときに価格が大きく下落していたと予想する。

最近好調の銅価格であったが、小休止といったところ、利益確定の売りに押され8000ドルを前に足踏みをしている。この相場が本物かどうかはここからもう一段上げるかどうかが問題。

江西銅業のほうも株価は好調であったが、利益確定の売りにあっている。急激に上昇していたので無理もないが、去年私がターゲット株価にしていた12.00~15.00HKDの下限辺りまで来ていたが、そこから売りが起こっている。個人的にはもう少し買われても良いと思うのだが。

G7共同声明

共同声明は世界経済について「過去30年超で最も力強い持続的拡大を経験している」との認識を示し、経済成長に強い自信を示した。懸念される米経済の動向も堅調との見方を示した。

為替相場については過度の変動が好ましくないとした前回の表現を踏襲し、円安・ユーロ高となっている現状の為替相場を事実上追認した。

声明は、米国経済について、「内需は緩やかになる一方で、引き続き堅調」とした。ユーロ圏経済については「健全に上昇」、日本経済についても「景気回復は軌道に乗り、継続が見込まれる」と、そろって好調だと評価した。

*どうも当たり障りの無い共同声明で面白みにかける。米経済動向に関してはこのまま受け取ってよいかは考えものである。

テイクオフしていく人寿

「再び保険株バブルが来るか?」という記事を書いてから人寿などの保険株が値を飛ばし始めたが、実にタイミングよく書いたものである。最近の上昇でやっと私のPFも最高値付近まで近づいてきた。今後もA株市場の動向に左右されそうであるが、今しばらくは持ちこたえるかなと思っている。やれやれだ。しかしこの一年はボラティリティが大きかった言える。ヘッジファンドの影響力が日に日に増していることも要因だと思われる。これからは世界同時株安的なことが頻繁に繰り返されることになるのだろう。あまり目先の動きには惑わされずに長い目で見ていくことも必要だと思う。しかしいつまでも同じ列車に乗っていて良いのかどうかは分からない。常に自分の置かれている状況を確認する必要がある。

FOMC議事録要旨

FRB(米連邦準備制度理事会)が公表した3月20-21日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録要旨では、「インフレ低下を促す為に、一層の引き締め策が必要になる可能性がある」との認識が示されていた。

FOMCでの議論からは、当局が「インフレリスク」と「経済成長の鈍化リスク」の間で、板挟み状態となっている事が窺える。純粋にインフレ環境を見れば利上げ再開の必要性が指摘される一方、マクロ経済環境からは逆に利下げの必要性が指摘されている。

こうした金融・経済環境は、景気後退とインフレ率上昇が同時進行する「スタグフレーション」発生のリスクを示唆している。年末に向けて景気減速リスクが高まる一方で、原油を中心とした素材価格は上昇傾向を強めており、景気減速・インフレ期待上昇・金利上昇が同時に発生して、株・債券・商品市況が全面安の展開となるリスクも否定できない。今日NYダウが大きく下落したのはこのためである。そう考えると香港市場はよく持ちこたえたと言える。

人民元は今後20年で5倍に

米有力投資家のジム・ロジャーズ氏は10日、ロイターサミット「ヘッジファンド・アンド・プライベート・エクイティ」で、中国人民元の対ドル相場は上昇余地があり、今後20年で最大500%上昇する可能性があるとの見解を示した。

同氏は投資家に人民元保有を推奨する一方、ドルについては「極めて弱気だ」と指摘した。

年内の人民元相場の予想は控えたが、今後20年間で300─500%上昇するとの見通しを示した。

ロジャーズ氏によると、米国が債権国から債務国に転じ、米政府の間では、関税など自由貿易に反する政策を容認する傾向が強まっており、これにより、米資産への投資資金の流入が減るとみられている。

*相変わらず、大きな事を言う。人民元の上昇には異論を唱える人は少ないと思うが、いろいろな問題を解決しながら徐々に進行することだろう。

中国経済はまだ走り続けることができるか

中国中央銀行の最新調査は、中国の住民が株かファンドを購入する意欲が歴史的に高いことを示した。その調査は加えて、①調査し有効回答のうち、58.4 %の住民が当面、預金利子がまだ低いと感じている、②16.5 %の住民がこれからの 3 ヶ月以内に住宅を購入する意思があることを示し、この比率が前の四半期の調査結果より 1 %ポイント減少、③ 11.4 %の住民が、これからの 3 ヶ月以内に自動車を購入する意思がある、ことを示した。

*まだ、消費動向は活発と言って良いのかな。A株バブルはもう少し続くと判断して良いのかな。判断は慎重に行動は大胆に行きたいものだが、なかなかうまくいかないのが世界である。

G7では大きなサプライズはない?

*独財務省筋
G7では為替政策について協議、大きなサプライズはない見通し。
IMF、インフレ圧力と金融市場のボラティリティー拡大を潜在的リスクと認識。
IMF、保護主義の拡大と予想以上の米景気減速をリスクと認識。
IMF、無秩序な世界不均衡の解消も潜在的リスクと認識。
IMFは中国が為替柔軟化で前進したと認識、一段の措置が必要。
IMF、世界経済は2007年にソフトランディングすると予想。
IMF、ドイツの07年成長率は1.8%、08年は1.9%。
IMF、07年の世界経済成長率見通し4.9%。
IMF、07年の世界経済成長率見通し4.9%。
中国はG7会合の経済と為替協議には出席しない。

*特に目に付く内容はないですかね。G7後の大きな動きはないかもしれませんね。

尋常ではない銅価格の動き

ロンドン金属取引所のスポット銅価格はロンドン時間午後 1時31分現在、1メトリック・トン当たり 447.00 ドル高の 7,839.00 で推移している。

これは何事であろうか。あっという間に8000ドル近い価格で取引されている。半端な買われ方ではない。これでは去年の今頃と変わりがない。資源相場(非鉄金属)復活なのか。江西の株価も元気が良いが私としては嬉しい限りだ。

G7後の動きに要注目

■金融データ 4/9(月曜日)

【為替】(東京時間からNY時間終了までのレンジ)
  ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円
始値 119.24    1.3376    159.54
高値 119.40    1.3379    159.61
安値 119.19    1.3340    159.26
終値 119.32    1.3356    159.34

【NY株式・債券】
NY株式9日(NY時間16:57)
ダウ平均   12569.14(+8.94 +0.07%)
S&P500    1444.61(+0.85 +0.06%)
ナスダック   2469.18(-2.16 -0.09%)
CME日経平均先物 17740(大証終比:-20 -0.11%)

米国債利回り(NY時間16:59)
2年債   4.734(+0.000)
10年債  4.743(-0.006)
30年債  4.918(-0.002)

【商品】
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=61.51(-2.77 -4.30%)
NY金先物6月限(COMEX)
1オンス=676.90(-2.50 -0.36%)

*為替はこの辺が居心地が良さそうだが、G7でどうなるか分からない。NYダウも様子見の感じがする。G7で為替が大きく動くようだと変化が起こるかも。