FC2ブログ

原油高騰、暖冬から寒波に急変

ニューヨーク市場の原油先物相場が再び高騰している。8日の取引で約1カ月ぶりに1バレル=60ドルを突破したが、米国の天候が暖冬から厳しい寒波へと急変し、これまで流出していた投機資金が原油市場に戻ってきている。

また、産油国イランの最高指導者ハメネイ師が8日、「米国がイランを軍事攻撃すれば、イランは世界中の米国の権益を標的に反撃する」と警告したことも市場を神経質にさせた。イランの核問題は暖冬の陰に隠れていたが、最近はイラン首脳の強硬な発言が相次いでいる。米・イランの緊張が高まると、原油相場の高騰を招きかねない。

ゴールドマン・サックス・グループのグローバル投資リサーチ部門のシニアエコノミスト、ジェームズ・ガットマン氏(ロンドン在勤)は8日、香港での会議に出席し、原油先物相場が今年1バレル=71.50ドルまで上昇する可能性があると述べた。生産増に向けた石油企業の設備投資が需要に対して後れを取っていることが理由とした。

*知らないうちに原油はするすると60ドルまで来てしまった。回りの環境もなにやらきな臭い様相と化してきた。戦争が始まったら71.50ドルどころではないだろう。原油の動きは再び目が離せなくなってきた。
スポンサーサイト



ハンセン指数に中国人寿保険と中国工商銀行を採用

香港の株価指数を算出しているHSIサービシズは9日、ハンセン指数に新たに中国工商銀行と中国人寿保険の2銘柄を採用することを明らかにした。株式市場の取引終了後に四半期ごとの構成銘柄見直しを発表した。

HSIサービスの資料によると、除外される銘柄はないため、ハンセン指数の構成銘柄数は現在の36から38に増える。実施は3月9日。

*予想通り中国人寿保険と中国工商銀行で決まったようである。これで人寿は大きく下げるような動きにはなりにくくなるな。買われやすく下げ難い、悪くないね。

米住宅市場は依然不透明

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場が示唆するサブプライム住宅ローン担保証券(MBS)の保有リスクが8日、急上昇した。米国の住宅金融大手2社は8日までに、融資回収の困難が増していることを明らかにした。

ドイツ銀行によると、2006年7-12月(下期)に販売された格付け「BBB-」のサブプライムMBS20銘柄に基づいたABX指数は8日、2.3%低下し約88.5と今年1月18日に算出が開始されて以来で最低となった。ABX指数は7日までで10%下落していた。

英銀HSBCホールディングスは7日遅く、米住宅ローンの不良債権が予想を上回るペースで増えていることを明らかにした。米住宅金融会社のニュー・センチュリー・ファイナンシャル(カリフォルニア州アーバイン)は、06 年10-12月(第4四半期)が赤字となったことや06年の決算を修正することを明らかにするとともに、07年の融資額は従来見込みよりも小さくなるとの見通しを示した。

米証券大手、ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ビニアー最高財務責任者(CFO)は8日、クレディ・スイス・グループが主催した投資家会議で、米国のサブプライム住宅ローン市場の見通しについて、以下のようにコメントした。

「これについては、すべての事業部門やすべての企業が現在、若干の問題を抱えている」 「事態は改善する前に、さらに悪化すると思う」

*香港市場は反転するかもしれないが、今後の憂いが完全に消えるわけではないことを肝に銘じるべきである。米住宅市場の破綻はいずれ現実のものとなるかもしれない。