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中国株はバブル化していない

HSBCの資産運用部門、Halbisの株式投資ディレクター、リチャード・ウォン氏は、1月に中国株を過去最高値まで押し上げた上昇トレンドに変化はなく、中国株式市場がバブル化しているとの懸念には根拠がない、と指摘した。同氏は、消費関連株および航空株が最も有望だとみている。

同氏は、中国株のバリュエーションは1997年と2000年のピークを依然として大きく下回っていると指摘。また、過去3年間のパフォーマンスに基づけば、中国株式市場は今なおブラジル、ロシア、インド市場に比べ出遅れているとの認識を示した。

香港市場に上場している中国企業株(H株)の2007年の株価収益率(PER)は約15倍、中国本土株は約19倍となっている。同氏は、1997年のPERは、H株が30倍、中国本土株は60倍だったとしたうえで、「バリュエーションの面から見ると、中国株式市場がバブル化しているという見方には同意できない」と述べた。

さらに同氏は「政府の引き締め政策による影響は非常に限定的なものになるだろう。なぜなら、市場にダメージを与えることが目的なのではなく、安定的かつ持続的な成長を促すための政策だからだ」と語った。

ウォン氏はHSBCの中国株ファンド(運用資産は12月29日時点で51億3000万米ドル)を運用しており、中国石油、中国人寿保険、中国石油化工などに投資している。


ウォン氏は、セクター別に見れば、空港・港湾運営・航空・一部の機械関連を含むインフラ関連銘柄や消費関連銘柄が有望だと指摘、「これらは、大幅な成長が見込めるセクターだ。同時に、参入障壁が非常に高いため、市場シェアを守ることができるだろう」と述べた。 

一方、石油セクターについては、原油価格はバレル当たり60米ドル近辺の水準を維持するだろうとして、中立的なスタンスを取っている。

保険セクターについては、最近の株価上昇を受け、投資判断を「オーバーウエイト」から「ニュートラル」に引き下げた。

銀行株は、政府が銀行システムから過剰な流動性を吸収していることで、貸し出し能力が抑制される可能性があるとして、「アンダーウエート」としている。

*私も本土市場はともかく香港市場に関してはバブルだとは思っていない。それは企業収益が株価にしっかりついていけると思うからだ。しかも平均株価収益率はNYダウや日経平均より割安である。外部環境に問題が無ければ買われる展開である。しかしバブル懸念の記事で下げたのに上げ始めると今度はバブルではないという記事である。これではやってられませんな。実際はこの一ヶ月間なにも変わってはいないのだ。
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落ち着きを取り戻しつつある香港市場

香港市場も落ち着いて眺めていられるようになってきた。A株バブル騒動も沈静化され落ち着きを取り戻したように見える。外部環境も当面は持ちこたえそうなのでいよいよ香港市場も上昇ターンに入るのだろうか。H株指数が明日10000ポイントを越えて引けるようだと新たな上昇相場の幕開けを予感させるに十分と言える。私はラリーを心待ちにしている。一部の金属価格(銅価格など)の下落など先々の不安は拭いきれないのだが当面の春を謳歌したいと思う。

エネルギーや資源株に振れるカルパース

米最大の公的年金基金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)は、向こう5年でエネルギーや鉱山、金属などの企業への投資を増加する一方、ハイテク株の保有を減らす可能性がある。

カルパースの最高投資責任者、ラッセル・リード氏は7日のインタビューで、同基金が現在、資産の約13%をエネルギー・資源関連株で保有していると述べ、この比率は資産のシフトや企業価値の上昇などから、向こう5年で20%強に上昇するだろうと述べた。

リード氏はまた、資源株投資を増やす代わりに、ハイテク株投資を減らす可能性があると述べた。ハイテク株の株価収益率は低下し、ハイテク株は成長株というよりもバリュー(割安)株になるだろうと述べた。

同氏は、同基金の新興市場への投資が20年以内に現在の5%未満から4倍の20%超に増えるとの見方も示した。

*エネルギー・資源株に投資するべきだということと、新興市場への投資推奨は私の意見とも一致するところ。私にとってはうれしいニュースである。しかし、金鉱株は別にして鉱山・金属企業への投資のタイミングは今が良いということなのか?もしくはこれから底値になり反転するということか?今後一時的な下落はあるかもしれないが、確かに長期的には良いと思う。

*金ETF残高569.93トン+43.66トン(2/7現在)