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対中国強硬路線に転換するアメリカ

去年の中間選挙の影響だと思うが、アメリカの対中国政策が強硬路線に転換しつつあるようである。先週のポールソン米財務長官の発言をまとめてみるとこうなる。

「中国は人民元の変動幅拡大を。完全変動相場制が最終目標。人民元の柔軟性に対して積極的に働きかけている。中国の行動は遅すぎる。通貨改革への慎重姿勢は中国に悪影響、世界不均衡調整を減速させる。中国は通貨フローを制御するため資本市場を発展させることが必要。中国が改革を加速しなければ、世界はしびれを切らすだろう。外貨準備に関連した投資政策の多様化は中国にとって有益。」

親中派のポールソンですら、もう時間がないのであろう。

今週ではさらに米政府は中国が輸出品への不当な補助で世界貿易機関(WTO)協定に違反しているとして、WTOに提訴した。米通商代表部(USTR)によると、中国は鉄鋼や紙、木工品など幅広い分野で、自国の輸出企業に有利な税制などを適用して輸出を促進しているという。米国と中国はWTOの手続きに従い当事者間の協議に入る。60日以内に調整がつかないと、WTO紛争処理小委員会に持ち込まれることになる。

*アメリカは膨大な貿易赤字を削減するためかなり強硬な手段に出るのだろう。今年の両国の動きは見逃せないことになりそう。
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先週の金価格

2月  London   NY(COMEX)
29日  644.75   649.10
30日  645.20   650.20
31日  650.50   657.90
1日   660.20   663.00
2日   645.70   651.50

1月平均 (631.17)

*ゴールドはベースが上がったように見えるが今週はどちら側に振れるかが問題。レッド・カイトみたいなのはもうこりごりである。

先週の非鉄金属価格

レッド・カイト事件で右往左往した1週間でした。銅は再び下落、亜鉛もおかしいですね。この辺はこれからも要注意です。

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