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やはり暖冬、更に下げる原油が見える

アルプス地方が「1300年ぶりの暖冬」(オーストリア気象庁)になり、深刻な雪不足になっている。スイスの200ヶ所のスキー場が11日現在で前面滑走できるスキー場が皆無であり、スイス市内では、栗の
花が季節はずれの開花期を迎えている。

フランス気象庁も58年ぶりの深刻な暖冬予想を発表してきている。

ブルガリアの動物園では、孔雀が5ヶ月早く産卵を始め、熊が冬眠に入らないという。例年なら、-3度が10日も続けば熊は冬眠するといわれる。今年の異常な暖冬が、動物の異常行動を招いている。

ドイツのフランクフルトでも、真冬に春の花が咲き始めており、4ヶ月早い花の開花に驚いており、今まで例が無いという。

米国のニューヨークが昨年の11月と12月で雪が全く降らなかった事は、126年ぶり。

*これは更に一段の原油の下落はあると考えたほうが良いと思う。すでに昨日サポートラインを下回っている。


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世界経済フォーラム

世界経済フォーラムでのコメント。

米ドルの貿易加重実質為替レートは、2002年以来23%下落しているが、大半の人はこれが続くと考えている。ドルのより大幅な下落は、主要な5つの経済リスクのうちの1つ。それ以外の世界の経済成長を混乱させ得る要因は、石油ショック、中国の景気減速、高齢化社会の進展に伴うG8国の財政赤字、資産価格の急落。この先の10年にドルが一段と速いペースで下落するのは5-10%の可能性。実際にそうなれば、世界経済に500-2500億ドル(約6兆-30兆円)の損失が生じる。

*今後の課題はドル下落と原油高、中国と高齢化社会による景気減速ということか。