fc2ブログ

Zijin Miningの2022年は

すでに紫金の2022年決算発表がされている。純利益29憶ドル、前年比27.88%増。鉱山産金55.9トン(17.68%増)、鉱山産銅85万9000トン(47.09%増)、鉱山産亜鉛44万2000トン(1.84%増)。銅はコンゴのカモア・カクラ銅鉱山、セルビアのペジ銅鉱山、チベットジュロン銅鉱山の貢献度が大きい。昨年後半の銅価格の下落を生産量で補った。産金量は今年は去年以上に増える。スリナムの金鉱山の買収が完了し、今年は売り上げに貢献するからだ。年後半はリチウムの生産がスタートする。売り上げにどの程度貢献するのかは未知数。
スポンサーサイト



ニューモントの買収提案

ニューモントマイニングがニュークレストマイニングを17億ドルで買収提案を行っている。拒否するニュークレスト。安すぎると言っている。これでも現状株価にプレミアムはつけてるらしいが現在の株価は高くはないからもっとつけろってことだな。これ買えるんなら買いたいよね。紫金はなにやってんだろう。金あるだろ。早く入札しろよ。20億ドルぐらいでどうよ。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-02-15/newcrest-rejects-newmont-s-all-share-takeover-offer

今年はどうだったか?

今年はどうだったか?要するに成績のことである。今年のスタートから考えると現在の状況は30%増しぐらいである。ピークは4月の中盤ぐらいでそこから見ると20%下げている。この程度で済んだのは円安による緩和のお陰でもある。株価は想像以上にダメージを受けている。銅価格が最高値更新し、金価格も2000ドルを越えていたころが当然絶好調。その後、中国のロックダウンとFRBの強行的利上げで両方とも潰された形になる。最後はよくここまで戻してきたと思う。その中国のロックダウンがなくなり、FRBの強行的な利上げが止まる。それをひたすら我慢して待っていた。来年はやっと景色が変わると思っているが・・・。

出口戦略をどうする?

私も株式投資を始めて随分と経つ。投資にも始まりがあれば終わりがある。私も出口戦略を考えなければならない年齢に差し掛かる。定年まであと2年半。それまでのどこかで現在の株式を売却するタイミングを計らなければならない。要するにこのサイトにもやがて終わりが訪れると言うことである。この20年の間にゴールドの値段は徐々に上がってきたが、本相場を迎えていない。そこが残念である。株価もそれなりに上がってきていて、ある程度の資産を築くことができた。地味ではあるが手堅い投資だったと言える。一応、成功の部類には入るが、大成功とは言い難い。これからの2年半の間で最も高値と思われるポイントで売り払うことが出来るのか?そこが問われている。実に難しい。

ロシアの鉱山業

資源大国ロシアはこれからどうなっていくのか?原油や天然ガスの話題が多く聞かれるが、金属資源も問題である。ちょっとだけ探ってみた。ダイヤ、ウラン、ニッケル、ゴールド、シルバー、銅など多岐にわたる。注目は外資ではどこがかかわっているのか?トランス・シベリアン・ゴールド、バリック・ゴールド、キンロス・ゴールドなどがある。キンロス・ゴールドは撤退するとか言っていた。キンロスが撤退した後はどこかの企業が引き受ける可能性が高い。あとは聞いてない。紫金もロシアの鉱山を持っている。撤退はしないだろう。今後、ロシアで企業活動をしていることが問題視されるかどうかと言う懸念がある。継続か撤退か判断が難しい。個人的には残るべきとは思うが・・・。

今後、どうするか?

確定拠出年金の話だが、こいつを私は外国債100%で運用していた。それを本日すべて売却して現金化した。今後、金利が上がっていくという見込みでのことだが、株式が暴落していくようなら落ちたところを拾いに行く予定だ。変額保険は米株100%で運用しているが、3年後なら動かす必要はないだろうと思う。依然としてコアは金鉱株だが私の株は、ここ最近の金下落にはあまり影響されていない。金鉱株というよりは銅鉱株の色合いが強い。銅価格は高止まりしているが、チリの銅鉱山ストの影響が強くやや不透明だ。そんな中での米国での61兆円インフラ包括法案可決のニュースは大きい。巨大インフラ投資は銅消費にも大きな影響を与える。そのため鉱山株が買われだしている。そのため紫金のポジションは現状を維持することにした。なお、ナスダックが明確に崩れる時はCFDでショートする。

株バブルは何合目なのか?

さて、株バブルは今何合目辺りなのか?ゴールドは軟調なまま。金鉱株も横ばいのはずだが、なぜか私の銘柄だけは上昇が止まらない。高所恐怖症レベルである。いくら銅価格が暴走しているとは言え、いくら中国本土からの資金流入が大きいとは言え、ゴールドバブルが始まらないと正当化出来ないところまで来つつある。上手くスイッチ出来るかどうかで運命が決まる。勝負所だな。

14年は長かった

このブログは始まりが2007年1月になっているので14年が経過していることになる。実はその前身のブログがあったのだが、作り変えている。当初は中国株のブログだったが、途中から金鉱株のブログに切り替えた。よもやこんなに長く続けることになるとは思わなかった。過去に金鉱株はひと相場があり、急騰して儲かった時期があったが、その後の低迷期が長かった。まさか10年以上になるとは思っていなかった。その間に離れていった人は多かっただろう。ずっと持っていた人は一財産を稼ぐことができたんだがね。しかし、そういう人はほとんどいまい。それが投資の難しいところである。

金鉱株は未来を映すが

足踏みが続くゴールドだが、金鉱株も足踏みが続く。だが、なにとか持ちこたえてはいる。株価は常に先を見て動く。つまり、まだゴールドの先々の上昇を予測しているわけだが、あまり長期に停滞するとよろしくない。2899的に言うとかなり特殊でゴールドが上がっている夏まではあんまり動きは良くなく、調整し始めてから上がり始めた。去年の上げでは出来高がすこぶる大きく売りは出来高が少なかった。機関投資家が買って、個人が売っているような感じに見える。買い圧力が強いのは明らかだった。そのため上がった株価が下がりにくい。要するに次があると予測できる。さて、当たるかな?

先週の金価格

12月   London   NY(COMEX)
21日   1880.00   1876.70
22日   1877.10   1859.50
23日   1875.00   1872.80
24日   1872.55   
25日           1878.70

*今年ももう終わりですね。1900ドル越えて終わると形としては良いがこのままでも悪くはない。まあ、そんな感じでしょうか。

*金ETF残高1469.48トン(12/27現在)exchange-traded gold securities