2008.04.23(Wed) | 江西 | CM (2) | TB (0)
江西銅業が発表した2008年1~3月決算は前年同期比46%増益となった。生産拡大と銅価格の上昇が寄与した。純利益は12億6000万元(1株当たり0.42元)に拡大した。売上高は119億元と前年同期の79億元を上回る。1~3月期のロンドン銅先物相場は平均7740.66ドルと前年同期の5975.09ドルから30%近く上昇している。
ここ最近業績の冴えなかった江西銅業であるが、久しぶりに元気を取り戻すだろうか。銅需給は今後逼迫するだろうという予想のもと銅価格は高止まりしそうであることから年間を通じて堅調な実績となりそうである。商品市況の好調により資源株は灯の当たる年になるのか?
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2007.09.22(Sat) | 江西 | CM (6) | TB (0)
最近気になりだした銅に関するニュースを拾ってみると以下のようになる。
■ 銅価格 08年末までに1万ドル ゴールドマン見通し 日刊産業 8 頁 9/21
■ 銅、アルミ相場の長期見通し 市場環境力強く、上方修正 英バークレイズ 鉄鋼新聞 6 頁 9/21
■ 32万8000トンの不足 1~7月の世界銅需給 鉄鋼新聞 6 頁 9/21
■ 国際銅相場 急速な上向き期待薄 三菱商事が予測 7000~7700ドル内で推移 鉄鋼新聞 6 頁 9/20
■ 7月の銅生産14%増10万トン ペルー 鉄鋼新聞 6 頁 9/20
*見通しにはややずれがあるようだが、現在銅在庫は減少傾向にあり、銅価格は高止まりの可能性が高いように思える。そこへさらに投機資金が流入してくると10000ドル前後にまで到達する可能性は十分に考えられる。最近顕著になってきた商品シフト、その波がもう一度銅に降り注ぐのか?
*これが事実であるのなら今の江西銅業の株価は現状でも割安と言える。しかもここは金鉱も保有している銘柄であることも忘れてはいけない。中間決算は振るわなかったが本決算では反転する可能性がある。
2007.07.15(Sun) | 江西 | CM (0) | TB (0)
8000ドルを越えていたLME銅価格も利益確定売りにより、8000ドルを割り込んでいる。今後の動きはどうであろうか?銅在庫は急速に減少しており、需給関係ではチリ鉱山ストの可能性などから、さらに供給が逼迫する可能性が出てきている。現状を考えると銅価格は高止まりの可能性が強く、江西銅業の株価に対してはポジティブに働くものと考えられる。また、AH株価差(1.70倍)の大きい江西は上値余地がかなり大きいものと考えられる。
しかし、気をつけるべき点はニッケルに見られるように、ここ最近急速に下落している金属もあるということである。ニッケルはベースメタルというよりもレアメタルに近い金属で需給関係は厳しい金属であるため価格高騰になりやすい。また、市場規模がそれほど大きくないため投機や価格操作に陥りやすい。銅価格にも同様のことは起こりうるので常に注意が必要である。
2007.05.07(Mon) | 江西 | CM (4) | TB (0)
米金融業界では、金属供給の拡大ペースが需要を上回るとの見方が強まっている。米ゴールドマン・サックス・グループや米JPモルガン・チェース、仏ソシエテ・ジェネラルなどは、商品相場の活況が終息の兆しを見せているとして警戒している。
銅取引会社、米リゾルブド(アリゾナ州)のデービッド・スレルケルド社長は「現在の商品相場はまさにバブル状態だ。膨大な量の銅在庫がある」と指摘する。
世界最大の銅消費国である中国の第1四半期(1-3月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比11.1%となったことを受け、同国が利上げや融資削減を通じて投資抑制を目指していることなどから、弱気筋は金属消費が後退する可能性が高いとみている。
モルガン・スタンレーのチーフエコノミスト、スティーブン・ローチ氏は、米景気の減速に加え、実需筋を中心に歴史的に割高な銅やニッケルから代替原料への切り替えが模索されていることも需要の後退につながっているとみている。
ブルームバーグがアナリスト12人を対象に実施した調査の中央値では、銅相場は現在の1トン当たり約8000ドルから30%下落し、第4四半期(10- 12月)には平均5650ドルになると予想されている。また、ニッケルと鉛相場は4日に付けた過去最高値から約50%下落するとみられている。
*銅にしてもニッケルにしても今や絶好調なのだが、実際これらの価格が、下落するかどうかはすべて需給に関わっている。確かにアメリカの需要は減少しているのだろうが、中国はどうなのだろうか?これは今の段階でははっきりとは分からない。今後は銅在庫を注意深くチェックしていく必要がある。
2007.04.15(Sun) | 江西 | CM (7) | TB (0)
何処まで下がるのか分からなかった銅価格だがよくここまで短期間で戻したものである。銅在庫の減少を見ると中国需要が旺盛なのが伺える。やはり中国自身は自国の在庫を消費して輸入を抑えていたことが見て取れる。そのときに価格が大きく下落していたと予想する。
最近好調の銅価格であったが、小休止といったところ、利益確定の売りに押され8000ドルを前に足踏みをしている。この相場が本物かどうかはここからもう一段上げるかどうかが問題。
江西銅業のほうも株価は好調であったが、利益確定の売りにあっている。急激に上昇していたので無理もないが、去年私がターゲット株価にしていた12.00~15.00HKDの下限辺りまで来ていたが、そこから売りが起こっている。個人的にはもう少し買われても良いと思うのだが。
2007.04.10(Tue) | 江西 | CM (2) | TB (0)
ロンドン金属取引所のスポット銅価格はロンドン時間午後 1時31分現在、1メトリック・トン当たり 447.00 ドル高の 7,839.00 で推移している。
これは何事であろうか。あっという間に8000ドル近い価格で取引されている。半端な買われ方ではない。これでは去年の今頃と変わりがない。資源相場(非鉄金属)復活なのか。江西の株価も元気が良いが私としては嬉しい限りだ。
2007.03.30(Fri) | 江西 | CM (0) | TB (0)
つい最近までは銅価格が何処まで下がるか分からないと回答していたが、もう7000ドルが目前に迫っている。米住宅市場は未だに方向感がつかめないまま迷走中である。そんなことはおかまいなしに銅価格は順調そのものである。中国の銅需要が旺盛であるというニュースにも助けられ、このまま行きそうである。資源は基本的に需給により左右されるが、その狭間で投機対象となるため強烈な上昇カーブを描く。今年の銅が描くカーブはどういったものになるのか?この動きを見る限りは堅調そうである。
2007.01.23(Tue) | 江西 | CM (8) | TB (0)
非鉄金属に投資する複数ヘッジファンドを運用するレッド・カイト・マネジメントのパートナー、デービッド・リリー氏は20日、銅相場が回復するとの見方を示した。中国と米国での工業・住宅向け銅需要の拡大を理由として挙げている。
昨年5月に過去最高値に達して以降下落している銅相場は「適正な水準」まで下げていると指摘。現時点での買いを推奨した。「銅相場は予想以上に下落している。今は買いの好機だ」との見方を示した。アルミニウムの買いも推奨している。
*非常に興味深いニュースだが、銅価格が底を打ったのかどうかまだ分からない。もし、底を打っていて反転するというのなら江西は極めて魅力的な投資対象となる。
2007.01.10(Wed) | 江西 | CM (2) | TB (0)
江西銅業は2006年の売上高がはじめて300億元を超え、税引き前利益が90億元を上回った。2006年に、江西銅業は銅地金443,000t、硫酸1,090,000t、金13t、銀353t及び銅加工製品260,000tを生産し、2001年の生産量と比較するとそれぞれ96%、32.9%、94%、206%及び153.7%増加した。また、2006年の売上高・税込利益は2001年と比較するとそれぞれ4倍及び20倍となった。
*凄いな。これ利益は前年の3倍以上ではないのかな。株価は反応してないようだが・・・。
2007.01.05(Fri) | 江西 | CM (6) | TB (0)
最近の銅価格の下落は物凄いと思うが、実際どういうレベルなのだろうか?ちょっと見てみたが、恐ろしいことに気が付いた。NY(COMEX)銅価格のチャートを見ていただきたいが、下落トレンドに入っているのはよく分かる。しかし怖いことにレジスタンスライン($3.00/lb前後)を突破しており何処まで下げるか分からない。これは何処まで下げるのだろうか。