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リチウムは復活できるのか?

電気自動車のバッテリーの製造に使用される重要な金属であるリチウムはEV需要の減速の中で価格が暴落している。リチウムの価格は2022年のピークから80%以上下落している。リチウムの最大の精製国であり消費国である中国の価格は公開されている。2022年の1トンあたり80000ドルを超える史上最高値から今月は14000ドル未満に急落。中国のEV車に対する補助金打ち切りから販売に急ブレーキがかかり、リチウムにも急ブレーキがかかる。坂を転げ落ちるようにリチウム価格は落ちていった。米国政府は2030年までに新車販売の50%を電気自動車にすることを目標としている。まだ、EV車シェア1%の米国はこれからが大きな山である。しばらくは供給過剰と思われるが、やがて需要がようやく供給の反応に追いつくだろう。問題があるとしたらそれはトランプである。これまでの政策をすべてひっくり返す可能性があるからだ。
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下がらないガソリン

原油価格はひと頃と比べればそこそこのレベルで安定してきている。その割に下がらないガソリン価格。これは言うまでもなく円安の影響が大きい。現在のレベルで下がって来ないとなると先行きが明るいとは言えない。やっぱりドル円の150円レベルは考えものだ。120円だったら普通に入れられるだろう。120円になるとは考えにくくなったが。

バブルは弾けないと分からない

米株のバリエーションは明らかに高い。高いけど、高い高いと言われながら数年上がるときもある。ドットコムバブルの時がそうだったように。当面は付き合った方がお得だと思うが、終わりがどこなのか想定が難しいのが難点である。同様なことが日本株にも言える。日本株バブルの時も同じような感じだったから。宴の終わりは突然やってくる。

先週の金価格

2月   London   NY(COMEX)
12日  2015.20   2019.79
13日  1996.10   1992.13
14日  1985.10   1992.39
15日  2004.05   2004.09
16日  1997.90   2013.10

*2000ドル割れしたが、回復してくれました。思ったより早いかも。金ETFは4.03減で減速が止まらない。現物の動きとのギャップが埋まらない。

*金ETF残高933.59トン(02/18現在)exchange-traded gold securities

注目されていない金属セクター

市場はベースメタル、貴金属ともに厳しい。銅は2024年に入って以来、ほぼ横ばいで取引されている。銅の代表格であるフリーポート・マクモランは今年7.46%下落している。金鉱株はさらに悪く、GDXは年間11%下落している。ここ最近の上昇相場はほぼハイテクセクターに集約されており、その他は横ばいに近い。市場は金属セクターが直面している供給制約を理解していない。一部のベースメタルが直面している実際の供給不足とセンチメントとの間には大きな乖離がある。2024年がいくつかの大きなM&Aで始まったのは良いことである。カナダ住友金属鉱山はFPXニッケルに1450万ドル、紫金鉱業はソラリス・リソーシズに1億3000万ドルの投資を行った。格安で買収できる時間はもうわずかである。やがて状況は一変し、上昇に転じるだろう。

GDP4位転落の日本

とうとうGDPが世界4位に転落した日本。その割に株価好調で気持ちが悪い。なんで上がってんの?ってことになる。株価はいずれは止まる。景気良いわけじゃないもんな。米国が減速してきたらちょっと怖いね。利下げの匙加減間違えると危ないからよく見ておきましょう。

高いCPIにたじろぐゴールド

米CPIは高かった。利下げ後退感で相場はややショックを受けたが、ゴールドも同様で2000ドルを割り込んだ。個人的にはもう2000ドル以下はないと思っていた。現在の水準は割安である。もちろん、ドル建て金価格のことではあるが。しかし、やっぱ金利上がると機械的な金売りが出るんだよね。ドル円も150円超えたしね。円高になるって言ってたやつ誰だ?

値が軽くなった日本株

日経の上昇はちょっと行き過ぎと言われるが、ついていかないわけにはいかなくなっている。新値をとったものはその上はないわけで損をしている人はいない。値が軽くなりやすい。乗っからない手はない。もちろん、高所恐怖症を克服しながら乗りこなすことになる。まあ、どこかで調整はあるんだろうけど・・・。

リタイヤ時代をどう生きる

米国は今、大引退時代を迎えている。米国の65歳以上の労働参加率は平均19.1%(2023年)で推移している。これを高いと見るか低いと見るかは難しい。しかし、コロナ時代よりは1ポイント下げている。日本の65歳以上の就労率は25.2%(2022年)である。男性だけで見ると34.2%とものすごく高い。日本人の方が老後も仕事をしている人は多いことになる。これは株式などの投資比率が低いことが原因である。米株高は米国の高齢者の懐を潤している。それがリタイヤを後押ししていることになる。日本がこの状況に到達することが出来るのかが大きな問題である。

先週の金価格

2月   London   NY(COMEX)
5日   2018.00   2024.67
6日   2030.80   2035.46
7日   2041.60   2034.22
8日   2028.65   2033.18
9日   2023.50   2024.16

*特に大きな動きはない。沈黙のゴールド。金ETFは10.74トンの大幅減少。何があった?

*金ETF残高937.62トン(02/11現在)exchange-traded gold securities